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サンタさんにお願い。クリスマスにおかあさんを届けて。高校3年の夏、携帯電話に残された過去からの留守メッセージに導かれて、佐倉有海は学校一の問題児・春川と出会った。心に同じ欠落を抱えた2人は互いの傷を埋めるように惹かれあうが、それはあまりにも拙く刹那的な恋だった。時を超えた留守電の真相が明かされる時、有海の衝撃の過去が浮かび上がる……。痛々しくて、たまらなく愛おしい、涙のラブ・ストーリー!
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Posted by ブクログ
ヒリヒリするような恋物語と謳われている 読み出していくと、過去と繋がっている携帯電話。ああ、今流行りの展開?と思っていると いやいや、目の前を違う風がびゅっーと通り過ぎていく。 17歳の有海と19歳の春川。過去が繋がっているとても似ている二人。 危うくて美しくて破壊的で、でもとてもピュアな二人の姿に...続きを読む終盤は泣いてしまった。 きっと一緒にいると不幸になってしまう二人だったんだろうな。でも本当に理解しあえる唯一の存在だった。 ラストを思い出すとまた、泣けてくる。 でも高校生だったからこその純愛だったと思う。 二人の会話やお出かけがとても愛おしい。 高校生時代の忘れていたいろんな感情が一気に目の前に溢れ出てきた読書体験だった。
切なくて、愛しくて、私の中でいつまでもきらきら輝いている存在。 はじめて読んだ時から何度となく読み返してるけど、何度読んでも泣いてしまう。でも、泣きながらも、なぜか微笑んでる。切ないのに、幸せな気持ちにあふれる。
夏ですし、と再読。 やっぱり切ない。お互いがお互いしか見えてなくて二人ともどうしようもなく子供なんだけど、なんとなく共感できる部分もある。 ラストは久しぶりに読んだけど、ちょっと泣きそうになった…
「心が擦り切れそうな恋をした――。」まさにこの言葉の通り。 ふわふわしていてどこか危うい二人にどんどん惹きつけられて、読後には胸が苦しくなってしまったくらい。 擦り切れた心は痛むけど。全部ひっくるめて「良かった」と思える作品です。
読み終わった日:2009.08.12 「心が擦り切れそうな恋をした。。。」 の帯に引かれて読む。 心に同じ傷を抱える佐倉有海と春川真洋の「拙く刹那的な恋」。 二人の過去と、現在をつなぐ時を越えた留守電。 学生時代の夏休みのだらだらした感じとか、子ども扱いされる苛立ちとか、大人と心理的距離感とか。...続きを読む 非現実的なアクセントが入りながらも、リアルで感情移入してしまう感じ。 最後はとっても泣けた。純粋で切なくて、悲しいけど、後味が悪くない。 この作者の本を他にも読んでみたくなった。
ほんとになく なんとなく二人と似てるから 余計に あの適当な感じがね あと頭のよわい感じがね いいです
高校3年生の佐倉有海(さくら・うみ)の携帯の留守番電話に、「はるかわまひろ」という男の子からのメッセージが届けられます。男の子は、サンタクロースに当てて、「おかあさん」をうちに届けてほしいという願い事を送っていました。不審に思った従兄の佐倉航佑(さくら・こうすけ)は、メッセージの発信先をたどろうとし...続きを読むますが、男の子のの電話番号は現在使われていないとのこと。 そんなある日、有海は航佑と同級生で、留年したため2度目の高校3年生となっている春川真洋(はるかわ・まひろ)と出会います。過去にトラウマを抱えた有海と春川は、お互いの欠落部分に惹かれるようになります。 やがて有海は、携帯電話メッセージを送ってきた男の子が、過去の春川だということに気づきます。彼女は、幼い頃の記憶の中から自分の電話番号を思い起こし、電話をかけてみたところ、「中浦有海」という少女が出て、「サンタクロースの助手」を名乗る有海に、過去の彼女は、「おとうさん」を殺したいという願い事を告げます。そのことがきっかけで有海は、かつて電話からもたらされたサンタクロースの助手の言葉に従って、父親を殺害した記憶がよみがえります。 ところが、有海が春川と付き合っているのを目撃した日野ちゃんが、春川の喫煙を先生に告げ口したことから、2人の生活は一変しまいます。春川は担任の依田先生をナイフで切りつけ、逃走します。有海は、容疑者として警察に追われる身となった春川と一緒に逃げ出しますが、やがて2人の行方は警察に知られることになり、有海と春川の関係に終止符が打たれます。 切なさに思いっきり身を浸すというより、どちらかと言えば構成の上手さに感心させられました。冒頭のサンタクロースのふりをするホームレスのエピソードと、ラストの春川からの電話のエピソードが、上手いな、と思います。
サンタさんにお願い。 クリスマスにおかあさんを届けて。 今を大事にする2人の、心が痛くなるようなおはなし。 ハッピーエンドになってほしかった。
なんだこの痛々しいほどの瑞々しさは。 作品全体まんべんなく、キラキラと生きている。 しかし浮かれたものではなく、ふらりと危うく、且つまさに“切ない”という感覚がピンと張りつめている。 バカで、刹那的で、一直線。 決して頭の良い生活とは言えないが、だからこそこんな恋愛してみたいと思えてしまう。 ファン...続きを読むタジー要素に何かしらの答えを出すのかと思ったがそれはそのままで、どことなく不完全燃焼だと思う方もいるかもしれないが(実際私も少しだけそう思った)最後は心震えること間違いない。 切ない、まさにこの言葉がぴったりだ。 壁井さんの書く文章や情景描写好きだなあ。他のも読もう。 最後に……案の定、春川の危うさがツボ。
『キーリ』でメロメロになった壁井さんの作品。文章は読みやすく日常的な非日常を見事に描き出している。物語はリアリティの中にファンタジックな部分が見え隠れしている。そのリアリティでさえも、実際に親のお金で一人暮らししている金髪の高校生は中々いないし、従兄弟と二人暮らししてる女子高校生なんかもあまりいない...続きを読むと思うが違和感なく演出されている。また、終始お花がとんでるストーリーでもなく、意外にダークで破綻的な一面も持ち合わせてる。キュウと胸が締め付けられるのは間違いない。もどかしさと幸福と不安と悲しみが詰まった読み物。
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壁井ユカコ
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