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  • メディアはなぜ左傾化するのか―産経記者受難記―(新潮新書)
    NEW
    -
    事件記者になりたい一心で産経新聞に入社した著者は、現場での同業者たちに違和感を抱くようになる。なぜ彼らは特定の勢力や団体に甘いのか。左派メディアは、事実よりもイデオロギーを優先していないか。ある時は警察と大喧嘩をし、ある時は誤報に冷や汗をかき、ある時は記者クラブで顰蹙を買い、そしてある時は「産経は右翼」という偏見と闘い……現場を這いずり回った一人の記者の可笑しくも生々しい受難の記録。
  • 命がけの証言
    4.6
    習近平によるウイグル人弾圧の実態をマンガで告発。ナチスに匹敵する野蛮行為を許すな。命がけの証言をするウイグル人の魂の訴え。楊海英氏との告発対談も収録。
  • ボマーマフィアと東京大空襲~精密爆撃の理想はなぜ潰えたか~
    3.7
    一晩で10万人以上の命を奪った東京大空襲は、いかにして現実のものとなったのか。精密爆撃のための照準器を発明した天才オランダ人、市街地爆撃に罪悪感を感じないイギリスの司令官。ナパームを生み出したハーバード大の化学者。そして航空機に戦争の未来を夢想した「ボマー(爆撃機)マフィア」こと米陸軍航空隊戦術学校のリーダーたち――それぞれの思惑を通して空前の殺戮の裏側を描くノンフィクション。
  • 飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ
    4.3
    「死にたくない。生まれてくる子の顔を見たい…」不治の病に冒された青年医師が、最後まで生きる勇気と優しさを失わず、わが子と妻、両親たちに向けて綴った感動の遺稿集。初版の刊行以来25年の時を経ても、その真摯な思いは、いまだ変わらず読む者の胸を打つ。今回、「まだ見ぬ子」清子さんの結婚を機に、夫人による新原稿を加え、装いを新たに刊行。

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  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち
    3.9
    「同級生と話が合わない。なじめたことは一度もない。授業はクソつまらない」……IQ130以上がひとつの基準ともされるギフテッド。強い個性ゆえに周囲になじめない現実を描く。朝日新聞の人気連載「ギフテッド 才能の光と影」を加筆。
  • 去り際の美学
    -
    一触即発、本音激論対談!  元明石市長・泉房穂×90歳ジャーナリスト田原総一朗 「田原さん、そろそろ辞め時では?」 === 「えっ、田原さんってこんな人やったん!?」 それが深夜『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)に 出演した率直な感想です。 === 元明石市長の泉房穂氏は、 20代半ばの若かりし頃、 スタートしたばかりの 「朝まで生テレビ!」の 制作スタッフの一人だった。 30数年の時を経て、 明石市長時代に 同士の少子化を食い止めた実績から 番組にパネリストとして出演した際、 89歳になった田原総一朗氏の 変貌ぶりに愕然としたという。 そして……。 === 田原さんは元気のあるころの テレビの象徴やったが、さすがに89歳。 今でも敬意は持っていますが、 「去り際の美学」という言葉もあるように思う。 === 月に1度、 「朝まで生テレビ!」が放映されるたび 田原氏の進行役としての是非を問う声、 そして進退を問う声がネット上を駆け巡る。 今回、泉氏が真正面から苦言を呈し、 突き付けた“引退勧告”に 田原氏が応戦する形で始まった対談では、 一触即発の激論ありつつも、 政治ジャーナリスト・田原氏が 泉氏の政治家としての今後の展望や 国政へのビジョンを引き出し、 それぞれの攻め際と去り際について 深く語り合った。 泉氏はいつ国政へ向かうのか。 どんな国づくりを考えているのか。 そして90歳を迎える田原氏は 勇退するのか、しないのか。 その答は本書に――。 【内容紹介】 序章 田原総一朗への引退勧告 第一部 わが人生の美学 第1章 それぞれの原点 第2章 挫折――そして転機 第3章 紆余曲折――人生はローリングストーン 第二部 政治の美学 第4章 闘争――仕事はケンカだ 第5章 このままでいいのか、日本の大メディア! 第6章 未来へのロードマップーー令和・泉版『国盗り物語』 終章 去り際の美学
  • 【電子特別版】スタジオジブリ物語
    4.1
    「宮さんに『大事なことは、鈴木さんが覚えておいて!』と言われた記憶をたどるとしたら、今しかない!」 (「あとがき」より) 【おもな内容】 『風の谷のナウシカ』がきっかけで誕生したスタジオジブリ。 長編アニメーション作品を作り続けてきたその軌跡は、波瀾万丈の連続だった――。 試行錯誤の上に生まれる企画から、スケジュールと闘う制作現場、時代を捉えた宣伝戦略、独自の経営法まで、その過程のすべてを、最新作までの27作品ごとに余すことなく網羅した。 鈴木敏夫責任編集で、今明かされる40年の物語。 電子版はポスターをカラーで特別収録! 【目次】 第1章 マンガ連載から映画へ。『風の谷のナウシカ』 第2章 スタジオ設立と『天空の城ラピュタ』 第3章 前代未聞の2本立て。『となりのトトロ』と『火垂るの墓』 第4章 『魔女の宅急便』のヒットと社員化 第5章 新生ジブリと『おもひでぽろぽろ』 第6章 『紅の豚』『海がきこえる』と新スタジオ建設 第7章 『平成狸合戦ぽんぽこ』と撮影部の発足 第8章 近藤喜文初監督作『耳をすませば』とジブリ実験劇場『On Your Mark』 第9章 未曽有の大作『もののけ姫』 第10章 実験作『ホーホケキョ となりの山田くん』への挑戦 第11章 空前のヒット作『千と千尋の神隠し』 第12章 三鷹の森ジブリ美術館の建設と徳間康快の死 第13章 新人監督による2本立て。『猫の恩返し』と『ギブリーズ episode2』 第14章 時代を反映した『ハウルの動く城』とジブリの独立 第15章 新人監督宮崎吾朗の『ゲド戦記』 第16章 人間が手で描いた驚きに満ちた『崖の上のポニョ』 第17章 米林宏昌を起用した『借りぐらしのアリエッティ』 第18章 時代の変わり目の渦中に作った『コクリコ坂から』 第19章 力を尽くした『風立ちぬ』。その後の引退と再始動 第20章 8年の歳月を費やした『かぐや姫の物語』 第21章 若手監督を中心にした新制作体制の編成『思い出のマーニー』 第22章 高畑勲が支え、導いた『レッドタートル ある島の物語』 第23章 ジブリ初の3DCG作品『アーヤと魔女』 第24章 宮崎駿82歳の新たな挑戦『君たちはどう生きるか』 あとがき
  • 天、共に在り アフガニスタン三十年の闘い
    4.5
    困っている人がいたら手を差し伸べる ――それは普通のことです。 1984年よりパキスタン、アフガニスタンで支援活動を続ける医師・中村哲。治療のために現地へ赴いた日本人の医者が、なぜ1600本もの井戸を掘り、25.5キロにもおよぶ用水路を拓くに至ったのか?「天」(自然)と「縁」(人間)をキーワードに、その数奇な半生をつづった著者初の自伝。 〈目次〉 はじめに――「縁」という共通の恵み 序章 アフガニスタン2009年 ◆第1部 出会いの記憶1946~1985 第1章 天、共に在り 第2章 ペシャワールへの道 ◆第2部 命の水を求めて1986~2001 第3章 内戦下の診療所開設 第4章 大旱魃と空爆のはざまで ◆第3部 緑の大地をつくる2002~2008 第5章 農村の復活を目指して 第6章 真珠の水―用水路の建設 第7章 基地病院撤収と邦人引き揚げ 第8章 ガンベリ沙漠を目指せ ◆第4部 沙漠に訪れた奇跡2009~ 第9章 大地の恵み――用水路の開通 第10章 天、一切を流す――大洪水の教訓 終章 日本の人々へ アフガニスタン・中村哲 関連年表
  • DJふぉい フォトエッセイ 「#チラ裏」
    -
    日々、SNSやメディアを賑わせているYouTuber・DJ社長率いる5人組グループ「Repezen Foxx」。同グループの中でナンバー1のビジュアルを誇り、男性女性問わず人気を集めているのがDJふぉいだ。YouTubeでは自身の恋愛観や価値観に沿ったストレートな物言いで多くの支持を集め、普通なら彼を避けてしまうような「陰キャ男子」までもが恋愛を相談する不思議な関係性が出来上がっている。カッコイイけど嫌味じゃない、男も憧れるセクシーさは、ふぉいのどんなバックグラウンドや経験によるものなのか。NG一切なしのロングインタビューで、女性観、セックス観まで赤裸々に語り尽くす初のフォトエッセイ。撮り下ろしフォトパートでは、DJふぉいの危険な魅力を存分にパッケージしたスタジオ撮影、「もしふぉいとデートをしたら?」を女性目線で撮り下ろしたifデートロケグラビアも収録。
  • 何者でもない 【電子書籍版限定特典あり】
    4.0
    【電子書籍版限定特典あり】 「バイトじゃねえ 俺はヒップホップに就職!」 最ッ低のMC、孤高のラッパー、ラスボス。 異名の変化は、彼が全力で走り続けた証だった――。 内気だった少年は、いかにして「般若」になったのか。 ヒップホップ界随一の異端児・般若、入魂の自叙伝。 前にだれもいない自分だけの獣道を、 今以上にカッコよく突っ走って!  吉本ばなな(小説家) ニヒルなのに真っ直ぐで、 シャイなのに誰よりも熱い、 般若の全ての言葉に共感する! 藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長) 俺が狂ったのはアンタのせいだ…… 最大級の愛と尊敬を込めて。 「般若最ッ低!!」 R-指定(Creepy Nuts) さらに、電子版限定特典として、 ・般若入魂のライブの様子を収めたフォトギャラリー(35枚) ・紙版には収録しきれなかった、ラスボスの視点から、初代、2代目モンスターたちへの思いを語った渾身の書き下ろし原稿を、お楽しみいただけます。 【内容紹介】 母子家庭で育ち、いじめられっ子だった少年時代。暴走族を結成した仲間達に囲まれながらヒップホップに夢中になった10代後半。 名前を売りたい一心で、人気アーティスト達のライブにカチ込んだ20代前半。 長渕剛に見出され、武道館ライブで前座を務めた20代中盤。 自主レーベルを立ち上げ、孤高のラッパーと呼ばれ始めた30代前半。 そしてテレビ番組「フリースタイルダンジョン」への出演。 般若はいつだって熱かった。自分の存在を証明するために、敵も味方も巻き込む熱量で限界突破を繰り返してきた。そしてついに、武道館での単独ライブにまでこぎつけた。 疾走の先に見えた景色とは一体何なのか。ヒップホップの枠を超えて走り続けるラッパー般若、初の自叙伝。 【目次】 プロローグ 気がついたら、そこにいた #1 vs生い立ち #2 vs未知 #3 vs無名 #4 vs金 #5 vs夢と現実 #6 vs孤独 #7 with エピローグ 気がついたら、ここにいた 電子版特典(1) ライブフォトギャラリー(34枚) 電子版特典(2) 「フリースタイルダンジョン」モンスター達のすごさとは?(書き下ろし)
  • 月夜の森の梟
    4.5
    作家夫婦は病と死に向き合い、どのように過ごしたのか。残された著者は過去の記憶に苦しみ、その後を生き抜く。大反響を呼んだ朝日新聞連載のエッセイ。文庫化に際し、夫の藤田さんが亡くなってから3年10カ月、現在の心境を加筆。解説は林真理子氏。
  • 最強の経営者 アサヒビールを再生させた男
    3.7
    住友銀行から夕日ビールと蔑まれたアサヒビール。その銀行から乗り込んだ樋口廣太郎は、次々と業界のタブーに挑む。本当の決断力を学ぶ、全ビジネスマン必読の一冊!
  • 福島第一原発事故の「真実」 検証編
    -
    東日本壊滅はなぜ免れたのか? 取材期間10年、1500人以上の関係者取材で浮かび上がった衝撃的な事故の真相。 他の追随を許さない圧倒的な情報量と貴重な写真資料を収録した、第一級のノンフィクションがついに文庫化。ドキュメント編は、事故発生の経過を緊張感溢れる迫真の筆致で描く 思いも寄らない真相が次々明らかに 真相1 吉田所長の英断「海水注入」はほとんど原子炉に届かなかった 真相2 1号機で唯一残された冷却装置は40年間にわたり「封印」されてきた 真相3 原子炉を救う減圧装置には、高温高圧になると動作しにくくなる弱点があった 真相4 2号機の消防注水の失敗が皮肉にもメルトダウンの進行を遅らさせて「最悪の事態」を防いだ 真相5 巨大な津波に備えて、津波対策に着手していた原発があった 東日本壊滅が避けられたのは偶然の産物だった!? 極限の危機。核の暴走を食い止めようと、吉田所長らは、爆発や被ばくの恐怖と闘いながら決死の覚悟で現場にとどまり、知恵を絞り出して、原子炉に水を入れ続けた。幸いにして、格納容器の爆発は免れた。当時の政府のシミュレーションでは、最悪の場合、福島第一原発の半径170キロ圏内がチェルノブイリ事故の強制移住基準に達し、半径250キロ圏内が、住民が移住を希望した場合には認めるべき汚染地域になるとされた。半径250キロとは、北は岩手県盛岡市、南は横浜市に至る。東京を含む東日本3000万人が退避を強いられ、これらの地域が自然放射線レベルに戻るには、数十年かかると予測されていた。 10年にわたる取材で、この最悪シナリオが回避されたのは、消防注水の失敗や格納容器のつなぎ目の隙間から圧が抜けたりといった幾つかの偶然が重なった公算が強い。この事故では、当初考えられていた事故像が新たに発見された事実や知見によって、どんでん返しのように変わった例は枚挙に暇がない。この極限の危機において、人間は核を制御できていなかった。それが「真実」である
  • 新潟少女監禁事件 密室の3364日
    3.3
    男はなぜ少女を拉致したのか?9年2か月にわたる監禁の全貌とその後の新事実を明かす衝撃のノンフィクション。新潟地裁から最高裁まで取材し続けた著者が、事件の経緯と男の心理を丹念に追い、監禁事件の真実を炙りだす。文庫化にあたり再取材を重ねて、大幅加筆。 《解説・大谷昭宏》

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  • 完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件
    4.5
    福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、 2002年3月のことだった。逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。 2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、 20年間にわたってこの“最凶事件”を追い続けてきた事件ノンフィクションの 第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。 【著者略歴】 小野一光(おの・いっこう) 1966年、福岡県北九州市生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーに。 「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、 風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う。 著書に『風俗ライター、戦場へ行く』『連続殺人犯』『震災風俗嬢』 『新版 家族喰いーー尼崎連続変死事件の真相』『冷酷 座間9人殺害事件』 『昭和の凶悪殺人事件』など。
  • 相模原事件・裁判傍聴記 「役に立ちたい」と「障害者ヘイト」のあいだ
    3.8
    「社会の役に立ちたいと思いました」 2016年7月、19人の障害者を殺した植松聖。 全16回の公判の果てに2020年3月、死刑が確定―――。 彼の目から見えていたこの「世界」とは? 残酷な「本音」が「建前」を打ち破り、 「命は大切だ」というような「正論」を口にする者が 「現実を何もわかっていない」と嘲笑される光景があちこちにある。 そんなこの国に溢れる「生産性」「迷惑」「1人で死ね」という言葉。(中略) 彼の悪意はどのように熟成されていったのだろう。 「死刑になりたかった」のではない。「誰でもよかった」のでもない。 彼は衆院議長への手紙で「日本国と世界平和のために」とまで書いている。 ――「はじめに」より
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)
    4.4
    世界各地での取材の前に「ネイティヴから学ぶ」「教材を自作する」など、独自の学習法で25以上の言語を学んできた著者。本書ではその学習法と実践の記録を、コンゴでの怪獣探し、ミャンマーのアヘン王国潜入など超ド級のエピソードとともに披露している。
  • 創造力の育て方・鍛え方
    3.0
    ノーベル賞物理学者・筑波大学学長が明かす創造力獲得の秘密とは――変革の時代は創造力が決定的な役割を演じる! 【本書の内容】 第1話 テイストを磨く 第2話 英知は自らつかみとれ 第3話 パラダイムを変える 第4話 直感を大切にする 第5話 鋭いマインドと豊かなハートを 第6話 自己発見の旅へ出よ 第7話 人類の「創造の歩み」を知る 第8話 ノーベル賞に導いた5ヵ条
  • やっぱり熟女がいちばんでした。【電子特典つき】
    4.0
    しみけんによる熟女の魅力分析と、北条麻妃、川上ゆう、一条綺美香、白木優子、井上綾子、京野美麗、宝田さゆりら女優たちへの対談を一冊に。 ありそうでなかった、熟女好きによる熟女好きのためのバイブル! 各章にマンガも描ける熟女女優・井上綾子による「熟女あるあるマンガ」も収録。 また電子書籍版には特典として「宝田さゆりの場合」の未収録エピソードを追加。 目次 プロローグ――僕が熟女を大好きな理由 しみけんによる熟女の魅力分析・全10のポイント解説。 第1章 北条麻妃の場合 チャリンコで行ったラブホテルで初体験/セックスってこんなに気持ちがいいものなんだ/親には二度バレた 第2章 川上ゆうの場合 アーク溶接とガス溶接の資格を取得/血液型によるセックスの違いの考察/SMの世界、変態の世界、押入れの世界 第3章 一条綺美香の場合 結婚を考えたことは三度ある/エロの追求とその後のマグロ生活/人前での放尿はプレッシャーだった 第4章 白木優子の場合 家族3人でラブホテルで暮らしてました/トラックの運転手をしていた頃に死にかけました/脱いでダメだったらあきらめよう 第5章 井上綾子の場合 漫画、BL、エロの世界/一生独身で、ゆくゆくは尼寺に入ると思ってた/AVからは幸せをもらっている 第6章 京野美麗の場合 「お前、死ね」と姉に言われた/母は余命宣告を受け、義兄は逮捕された/人生と向き合うのは疲れるけれど…… 第7章 宝田さゆりの場合 お嬢様として育ち、50歳でAVデビュー/自分を解放したい。ベロベロキスもしたかった!/しみけんさんは素晴らしかった! 【電子書籍特典】第8章 宝田さゆり 衝撃の事件簿 3年続いた取り調べとゼロからの出直し/ほか
  • 「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか
    3.2
    巨大な成功を収めた本邦初の宇宙アニメ『宇宙戦艦ヤマト』。それは、ささやかなプロジェクトから始まった。クリエーターとして舞台設定を担当した著者は、新分野の開拓に賭ける熱気を回想しながら、作品創成の真実に迫っていきます。不評だった最初のテレビ放映が、なぜ甦ったのか。ストーリーはどう拡大し、変容していったのか……貴重な記録と証言で明かされる、大ヒット作誕生秘話!
  • 池上彰の日本現代史集中講義
    -
    日本に民主主義はあるのか? 戦後史から何を学ぶのか? 政治、経済、外交、安全保障、エネルギー…学校では教えてくれない現代史を池上さんと一気に振り返る集中講義。・自民党はなぜ強い?・「安倍一強」がもたらした忖度政治・日本と韓国はなぜ揉めている?・金融緩和の出口とは? 安倍政権の振り返り、戦後の日米関係、旧統一教会と自民党の関わり、政治とメディアの関係など、戦後、現代の日本をつくってきた様々な事象を池上さんが徹底解説。
  • 大谷翔平とホームラン
    -
    年間150試合を解説するMLBジャーナリスト・AKI猪瀬が圧倒的知識と情報量で 「メジャーリーグ×本塁打王」の価値を解き明かす! 日本人、アジア人で初めてMLBでホームラン王を獲得した大谷翔平。偉大なる快挙に世界中が沸いた。 ロサンゼルス・ドジャースに移籍し、打者専任が決まっている2024年シーズンに2年連続戴冠の期待が高まる。 野球の花形であり、ファンをもっとも魅了するホームラン。日本屈指のMLBジャーナリストがその魅力を紐解く。 大谷翔平が2023年に放った全44本はもちろん、歴代名選手も本塁打も徹底解説。 永久保存版の「ホームラン大全」 【目次】 はじめに 日本人初のMLBホームラン王 第1章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 1~22号 第2章 2023年シーズン 大谷翔平ホームラン解説 23~44号 第3章 ホームランの歴史と価値 第4章 ホームランで魅了した男たち 第5章 ホームランに憑りつかれた男たち 第6章 ホームランと年俸の関係性 おわりに 大谷翔平「MLB第2章」の幕開け
  • 画像が語る診えない真実
    5.0
    溺死が先か病死が先か?  CT、MRI、PETの画像から、 目の前にいない患者の真実、事件の真相を見つけ出す、 緊迫の医療ノンフィクション。 完治を可能にする治療には、前もっての正しい画像診断が欠かせない、 犯罪を立件するためにも、冤罪を防ぐためにも、画像診断は重要な意味を持つ。 そこに関わる放射線科専門医を、もっと増やさねばならない。 本書では、画像読影の意義を理解してもらうべく、私が取り扱った事例を、 ごく一部ではあるが画像付きで紹介していく。 (本書「はじめに」より) 放射線診断医がCTやMRIなどの画像を読み解く「読影」をテーマにしたノンフィクション短編集です。 診療科の専門化が進む中、放射線診断医は主治医とは別の広い視野で 全身を診る重要な役割を担っています。 米国では「ドクターズドクター」と呼ばれ、地位も報酬も高い。 しかし日本では、患者と接する機会が少ないためか、一般への認知度は低くとどまっています。  「主治医が判断できない画像から答えを導き出す」 「主治医の見立てに対して幅広い知識と読影の技術で間違いを指摘する」。 人の生死に直結する判断だけに、責任は重いがやりがいのある仕事です。 また、画像となった患者の背景には、病気や怪我に至る人間ドラマがあります。 放射線診断医が画像やデータを駆使して、 目の前にいない患者の真実を推理していく過程は大変興味深いものです。  それぞれのストーリーの冒頭にCTやMRIなどの画像を掲載し、 画像の解説から背景となる患者を取り巻く人間模様へと展開していきます。
  • 権力は腐敗する
    4.5
    権威を疑え。自分の頭で考えろ。さもなくば、民主主義は終わる。 政権の「嘘」を暴き、糾弾し続ける元文部科学事務次官、待望の最新書き下ろし! 『面従腹背』から新たな闘争へ 。 学ばない国民は政府によって騙される。 愚かな国民は愚かな政府しか持つことができない。 愚かな政府は腐敗し、暴走する。 安倍政権から菅政権へと、露骨な国政私物化が続いている。菅政権になっても、「官邸官僚」主導の政治体制は変わらない。 しかし、官邸官僚が「一本化」されたことで、安倍政権よりも支配構造がさらに強くなってしまった。 愚かな国民は、愚かな政府しか持つことができない。賢い国民が育つために決定的な役割を果たすのは、メディアと教育だ。 メディア関係者と教育関係者が権威主義や事大主義に毒され、同調圧力に加担し付和雷同に走るなら、日本国民はますます蒙昧の淵に沈んで行くだろう。 安倍政権下で加計学園問題の疑惑を追及した自らの体験を交え、腐敗した日本の政治を問い質し、打開策を提示する。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
    3.8
    マルチタッチシステムSmartSkin(スマホの画面を指2本で広げたり狭めたりする技術)や世界初のモバイルARシステムNaviCamなどの発明をはじめとする、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション研究の第一人者、暦本さんによる、アイデア発想法の決定版です。一般のビジネスパーソン、プランナー…新しいことを生み出したい方すべてにおすすめしたい1冊です。
  • 奥東京人に会いに行く
    4.0
    東京最高峰の集落「奥多摩・峰」 絶海の孤島「青ヶ島」 神唄集団が存在した「新島」 水神信仰の厚い「東小松川」 東京最古の盆踊り「佃島」 ほか... えっ、ここが東京? 高層ビルが立ち並ぶ姿だけが「TOKYO」ではない。 政治・経済の中心地である都心を尻目に、自然と共に生き、昔ながらの暮らしを淡々と続ける周縁部の住人たち。 そんな奥東京人たちのポートレイトから、東京の知られざる一面を描き出したディープ体験記。
  • 黒い海 船は突然、深海へ消えた
    4.3
    その船は突然、深海へ消えた。 沈みようがない状況で――。 本書は実話であり、同時にミステリーでもある。 2008年、太平洋上で碇泊中の中型漁船が突如として沈没、17名もの犠牲者を出した。 波は高かったものの、さほど荒れていたわけでもなく、 碇泊にもっとも適したパラアンカーを使っていた。 なにより、事故の寸前まで漁船員たちに危機感はなく、彼らは束の間の休息を楽しんでいた。 周辺には僚船が複数いたにもかかわらず、この船――第58寿和丸――だけが転覆し、沈んだのだった。 生存者の証言によれば、 船から投げ出された彼らは、船から流出したと思われる油まみれの海を無我夢中で泳ぎ、九死に一生を得た。 ところが、事故から3年もたって公表された調査報告書では、船から漏れ出たとされる油はごく少量とされ、 船員の杜撰な管理と当日偶然に発生した「大波」とによって船は転覆・沈没したと決めつけられたのだった。 「二度の衝撃を感じた」という生存者たちの証言も考慮されることはなく、 5000メートル以上の深海に沈んだ船の調査も早々に実現への道が閉ざされた。 こうして、真相究明を求める残された関係者の期待も空しく、事件は「未解決」のまま時が流れた。 なぜ、沈みようがない状況下で悲劇は起こったのか。 調査報告書はなぜ、生存者の声を無視した形で公表されたのか。 ふとしたことから、この忘れ去られた事件について知った、 一人のジャーナリストが、ゆっくり時間をかけて調べていくうちに、 「点」と「点」が、少しずつつながっていく。 そして、事件の全体像が少しずつ明らかになっていく。 彼女が描く「驚愕の真相」とは、はたして・・・・・・。
  • 時給7000円のデリヘル嬢は80万円の借金が返せない。
    -
    私にお金を払った客はこう言う。「こんなこと早く辞めた方がいい」って。 産婦人科の医者にはこう言われた。「あんた、バカ?」と。 ただ、キレイになりたかっただけなのにーー高額エステにはまった24歳のつばきとフーゾクの世界! 「フーゾクしかない」と思いこんだ”あの時のつばき”に伝えたいことを漫画とエッセイで描きだす。 ありそうでなかった、女性の性売買当事者による漫画+エッセイ集!

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  • 誰もボクを見ていない なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか
    4.2
    「殺してでも金を借りてこい」。母親からの執拗な脅迫により、実の祖父母を殺害。金品を奪ったとして逮捕された当時17歳の少年。取調べで明らかになったのは、少年が過ごしてきたあまりにも過酷な環境だった。「判決はどうでもいい。自分のような子がいたら救ってあげてほしい。」。逮捕当初から取材にかかわる記者が、少年の犯した罪の実相に迫り、少年犯罪の背景にある闇を暴く渾身のノンフィクション。
  • 僕の魅力の醸し方 仕事はしっかり、好きなことも全力で
    5.0
    X(Twitter)、Instagram、TikTok、あらゆるSNSで累計5000万バズ! ネット中を魅了した浪速の実業家インフルエンサー森下直哉初のエッセイ。 2023年6月。1本のストリートスナップ動画がSNS上で大拡散され、一躍時の人となった森下直哉。 端正なルックスだけでなく、その見た目とは裏腹な“柔らかすぎる人柄”が、多くの若者を虜にした。 そんな彼は、飲食店経営やデザイナー、家具の輸入販売、アパレルなど 趣味を生かした多彩なビジネスを展開し、やり手実業家としての一面も持つ。 なぜ彼の周りにはたくさんの人が集まるのか―。 その魅力の根源と何なのか。森下直哉とは何者なのか。 稀代の“人たらし”が綴る人生哲学! 読めば、あなたが今より少し魅力的で自分らしくなれる一冊です。 彼のルーツである大阪、滋賀、京都で撮り下ろしたグラビアも収録! ■出版社からのコメント 森下直哉と担当編集である私は、偶然にも同い年だった。忘れもしない、初対面の日。打ち合わせもそこそこに、青春時代の思い出話が止まらない。別れるころには、彼とはすっかり友人のような関係になっていた。本作りの過程での取材や撮影。そのどれもが“地元のツレ”と遊んでいるような感覚で、これほどまでリラックスしながら制作した本も珍しかった。世代関係なく、誰にでも「また会いたくなる」「一緒に何かしたくなる」、そう思わせる魅力が森下直哉にはある。そんな彼の悪魔的な魅力を紐解きました。
  • 負け組のメディア史 天下無敵 野依秀市伝
    -
    明治末期から戦後にかけて,数々の雑誌・新聞を率い「言論界の暴れん坊」の異名をとった男,野依秀市.同時代では右翼ジャーナリストとして知られた彼ほど,大衆の感情,「世論」を体現した者はいなかった.今や忘れられた桁外れの鬼才の生き様と,大手メディアとは異なる「負け組」の視点でのメディア史を描く.

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  • 神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史
    値引きあり
    3.5
    「ヒグマの聖地」である北海道に流入していった人間たちとヒグマとの凄絶な死闘をもとに、近代化の歪み、そして現代社会の矛盾を炙り出す。 膨大な資料から歴史に埋もれた戦前のおびただしい北海道の人喰いヒグマ事件の数々を発掘し、なぜヒグマは人を殺すのか、人間はヒグマや自然に何をしてきたのか、という問いを多角的に検証する労作! 北海道で幕末以来に発生した人喰いヒグマ事件をデータ化し、マッピングした「人食い熊マップ」も掲載! (目次 序 章  歴史に埋もれた人食い熊~上川ヒグマ大量出没事件 第一章  明治初期の人喰い熊事件~石狩平野への人間の進出 第二章  鉄道の発展と人喰い熊事件~資本主義的開発とヒグマへの影響 第三章  「枝幸砂金」と人喰い熊事件~ゴールドラッシュの欲望と餌食 第四章  凶悪な人喰い熊事件が続発した大正時代~三毛別事件余話と最恐ヒグマの仮設 第五章  軍事演習とストレスレベルの関連性~大正美瑛村連続人喰い熊事件 第六章  受け継がれる人喰い熊の「DNA」~北見連続人喰い事件 第七章  十勝岳大噴火~天変地異とヒグマの生態系との関連 第八章  炭鉱開発と戦中戦後の人喰い熊事件~封じ込められたヒグマの逆襲 第九章  樺太~パルプ事業の拡大と戦慄の「伊皿山事件」 おわりに 現代社会にヒグマが牙を剥きはじめた
  • たった一人の熱狂
    4.2
    すべての新しい達成には初めに熱狂が、それも人知れない孤独な熱狂が必ずある。「癒着に染まれ」「野心なんか豚に食われろ」「一撃必殺のキラーカードをつかめ」「人たらしになるな。『人さらい』になれ」「結果が出ない努力に意味はない」など、出版界の革命児・見城徹による、仕事に熱狂し圧倒的結果を出すための55の言葉を収録。文庫完全版!
  • 富の王国 ロスチャイルド―ロスチャイルド一族の歴史から学ぶ上手なお金の生かし方
    4.0
    ヨーロッパの片隅、フランクフルトのゲットーに始まって500年。 世界を制したロスチャイルド閥の手の内と素顔が明らかに!  世界金融、経済、文化、芸術に絶大な影響力を持ちながら、その素顔はほとんど知られていない「ロスチャイルド家」の面々。だからこそ憶測や噂話にもとづいたユダヤ陰謀史観に彩られ、根拠なき金満家一族のレッテルで語られることが多いのだが……。 本当のお金持ちとは、なんと愉快な面々なのか。本書は、構想から足掛け十余年をかけ、池内紀がその一族の素顔に迫ったものであり、ドイツはじめ現地取材を重ねてきた成果のひとつである。世界の歴史を動かし歴史に翻弄されてきたロスチャイルド家は、なぜ500年もの間、絶えることのない繁栄を続けてきたのか。 従来のイメージと異なり、富の稼ぎ方ではなく、社会資本や文化芸術への影の大スポンサーとしての貢献やネットワークによる“富の使い方”こそが、一族を繁栄させ王国を築いてきた秘訣だということが徐々に明らかにされていく。
  • マンガ ユング深層心理学入門
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 相手のこころが知りたい。自分のこころがわからない。――「こころ」の森に踏み込み、格闘しつづけたユングの「分析心理学」は、難解なことで知られている。5ヶ国語に通じ、医学から神話、錬金術、東洋哲学などの広く深い知識と特異な個性で無意識の世界を追究したユングの、生涯と思想をマンガでコンパクトに知る一冊。 「こころの医者」の生涯と「こころの奥底」の不思議!!――こころの病には、自分でも気づかない原因がひそんでいる。自分らしく生きること、夢の世界、無意識の領域を追究したユングとその深層心理学の全て!!
  • サンウルブズの挑戦 スーパーラグビー ―闘う狼たちの記録
    3.0
    前に進むしかなかった、闘い続けるしかなかった――。世界最高峰のラグビーリーグ、スーパーラグビーに挑んだサンウルブズの選手、スタッフたちを追ったスポーツドキュメンタリー。チームの結成から2018年シーズンを迎えるまでの軌跡、さらに2019年ラグビーワールドカップへの道筋までをレポート。
  • 3歳からの子育て歳時記
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 フリーアナウンサーで、2人の男の子を育てる青木裕子さんの FRaUwebの人気連載『子育て歳時記』を書籍化! 親子「共育」として、3歳から一緒に楽しめる 12カ月のさまざまな体験の実例をお届けするほか、 青木さん自身の子どもの小学校受験の振り返りや、 帯状疱疹ができたエピソードなど、 連載公開時に大きな話題を呼んだ、子育てお悩みエッセイも収録。 教育の選択肢が増えた時代に 偏差値だけではない、長い目で見た「自ら学ぶ力」 「勉強が好きになる力」を、未就学児の期間にどのように 身に着ければよいか… 小学校受験、中学受験、探究学習のプロによるアドバイスも! 【ポイント1】 自宅で取り組める「知育」のアイディア、12ヵ月分を 東大卒で、小学校受験専門『コノユメSCHOOL』主催の 大原英子先生が提案。 【ポイント2】 学びたい気持ちに火をつけるには? 幼少期にどのように好奇心を 伸ばしたらいいのか?  『探究学舎』代表・宝槻泰伸先生と青木裕子さんの対談を掲載。 【ポイント3】 ヒット作『令和の中学受験』シリーズの著者である矢野耕平先生による、 幼少期の知育が中学受験にどう役立つかなどを綴ったコラムも収録。 ーーーーーーーーーーー 小学校受験を意識するようになって、 “体験からの学び”ということをより強く考えるように なりました。塾の先生などの話から、 「一口に体験といってもその意味や取り組み方を考えると、 こんなに楽しみが増えるんだ!」と気づき、 目からうろこの思いだったことを覚えています。 それまでは体験というと何か特別なことをしなければ と思っていたけれど、家で簡単に出来ることも意識すれば それは立派な体験教育になるのだということも知りました。 (本文より/一部省略) ーーーーーーーーーーーー 親子で楽しめる体験を通して、学びが好きになり そして受験にも役立つ力を身に着ける方法が分かる1冊です。 【目次例】 ・エッセイ漫画『悩み考える育児』 ・小学校受験のプロ・大原英子先生が考える『小学校受験から見た、体験教育の意義』 ・4月/前半・家庭菜園 ・4月/後半・潮干狩り ・5月/前半・こどもの日 ・5月/後半・昆虫飼育 ・中学受験のプロ・矢野耕平先生が解説!『体験教育って、中学受験にもつながります』 ・スペシャル対談 青木裕子×『探究学舎』代表・宝槻泰伸先生『放任のプロになれ!「自ら学ぶ子」の育て方』 ほか ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 田中角栄と越山会の女王
    -
    「越山会の女王」として、ロッキード事件後も田中角栄元総理の金庫番として、さらに6名の総理を輩出する自由民主党最大派閥「田中派」の中枢を陰に日向に支えた佐藤昭は、まさに昭和を代表する“ゴッドマザー”であり、「田中角栄の運命の女」であった。 新潟県柏崎出身の昭は、身内がみな病死し天涯孤独の身となる。同郷出身の若き代議士・田中角栄と出逢うことで、巨像蠢く永田町において、のちに田中総理の片腕となる「女王」として君臨するまでの物語は昭和の政治裏面史であり、田中角栄という戦後日本を体現した男の、強烈な情愛に敢然と応えた女王の喜びと悲しみのラブストーリーである。 角栄没後も梶山静六、橋本龍太郎、小沢一郎ら平成期の政治の表舞台に立つ主要政治家から「ママ」と呼ばれ政界に影響力を持ち続けた「影のファーストレディー」。昭和を代表する男と女の生涯は、吹雪が突き刺す冬の日本海と雪水が溶けだし豊穣な新潟の米を生む土壌との二重奏であり、動的・静的「情念と絶対権力」の息づかいが今にも甦る。 知られざる「田中角栄の秘中の女」の般若像を関係者の生の証言、総力取材から描く巨艦ノンフィクション!
  • 突撃!~新宿109 詐欺・悪徳マルチ撲滅活動日記~
    -
    令和のダークヒーロー、見参! いま詐欺師から「宇宙で一番嫌われている男」! YouTubeチャンネル登録者数、約80万人、 「新宿109」KENZO、初の著書! これ詐欺だから! 絶対やるなよ!――その叫び声とともに悪徳マルチ商法のセミナーをぶち壊す……いま詐欺師がもっとも恐れているのが、大人気YouTuber「新宿109」のKENZOである。 悪徳マルチ集団「マーケットピーク」への突撃動画など、数々の大バズリ動画を生み出してきたKENZOは、なぜ詐欺師を追うのか? 児童養護施設で育った幼少期、マルチにハマった過去、YouTubeとの出会い、死を覚悟した拉致・監禁事件、そして悪徳マルチ組織との闘い……。 「肉を切らせて骨を断つ」の精神で詐欺撲滅のために巨大な詐欺集団に闘いを挑む令和のダークヒーロー「新宿109」KENZO、初の著書!
  • 羽仁もと子著作集 第1巻 人間編
    -
    羽仁もと子著作集 第1巻 人生を深く生きるために、まず人間そのものを知ろうと文豪の描く名作中の人物の生き方を探る。

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  • 陛下、今日は何を話しましょう
    5.0
    私がこの本を書きたいと思ったのは、オーストラリアから学習院高等科初の留学生として日本にやって来て、幸運にも皇太子殿下(当時)という、誰でも機会があることのないお人とご親交を持ったこと、そして、皇室の方々とお知り合いになれたことにあります。ついに陛下がご即位されるにあたり、長年親しくさせて頂いてきた中で見た陛下や皇室の方々の素顔や優しさについて、外国人の目を通して日本の皆さまにお伝えしたいのです。(「はじめに」より)
  • 宮本武蔵は、なぜ強かったのか? 『五輪書』に隠された究極の奥義「水」
    4.0
    吉川英治も司馬遼太郎も到達できなかった、画期的な「宮本武蔵」論! 本人が残した『五輪書』を手がかりに、武蔵の構え方、身のこなし、実戦におけるセオリーを再構築する。武蔵はどのように太刀を、そして自らの身体を使っていたのか? 「身体を水に」「実戦の場では穏やかな表情で」「よい姿勢をとってはダメ」「巌流島は武蔵にとって"最悪の勝負"だった」など驚きのトピックが満載。本書を読めば武蔵の実像が見えてくる。
  • ラストアイヌ 反骨のアイヌ歌人森竹竹市の肖像
    -
    アイヌ民族の復興を目指し、その怒りを文学に込めて闘い続けた歌人の叫び。 自らを“最後のアイヌ”と呼ぶ、誇り高き反骨のアイヌ歌人、森竹竹市。その鋭い眼差しの先には、つねに未来があった。激動の時代にアイヌを生きたその生涯を、彼の詩と、掛川源一郎氏の写真から紐解くノンフィクション。
  • ノイマン・ゲーデル・チューリング
    4.0
    今日のコンピュータの礎を築いたジョン・フォン・ノイマン、不完全性定理で数学・論理学の歴史を根底から変えたクルト・ゲーデル、思考する機械への道を拓いたアラン・チューリング。いずれも今日の科学と哲学に多大な影響をもたらした天才たちである。同時代に生きた彼らは、互いに触発され、時に議論し、相互に意識しながら実に多くの業績を残した。比類なき頭脳と個性をもった三人は、いかに関わり、何を考え、どう生きたか。それは今日の世界にいかなる意味を持つのか。彼ら自身の言葉からその思想の本質に迫る。
  • 武器は走りながら拾え!
    3.6
    今、ニューヨークでもっとも注目されている日本人初の著書! 一度きりの人生に後悔しないための、リアル行動術とは? 大学中退、英語力ゼロ、海外旅行の経験もなし。27歳で仕事を辞め鞄ひとつで無謀にも渡米。 その時、著者が持っていたものはただ一つ「行動力」だけだった・・・。そんな著者が、N.Y.に邦人向けの新聞社を作り、世界的著名人1000人にインタビューするまでの軌跡。NYで活躍している日本人が伝える、人生に後悔しないためのリアル行動術! ニューヨークは、夢を追って世界各国から来た人間、あるいは命がけで母国の内戦や差別、貧困から逃てきた人間が新しい人生を作るため、競争し合っています。 言葉もままならないまま、「行動力」だけを武器にして。その極意を一言で言うなら、見る前に飛んじゃえ!(leap on faith!)…僕はそれを実践しただけに過ぎない。言葉やスキル、資格は、走りながら身につけていきました。 この本を買ってくれる誰よりも、落ちこぼれであったと自信をもって言える僕は「行動したこと」だけで、人生をすべてひっくり返しました。 さあ、次はあなたの番です。この本を読んだ後、行動力は10倍になります。
  • 毒婦。 木嶋佳苗 100日裁判傍聴記
    3.8
    2009年に首都圏で起きた連続不審死などに関わったとして、10件の罪で起訴された木嶋佳苗被告。その裁判は100日間と異例のものとなった。マスコミは彼女を「毒婦」と呼んだが、木嶋佳苗とはいったい何なのか。裁判を通して実像に迫っていく。

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  • 桶川ストーカー殺人事件―遺言―
    4.8
    ひとりの週刊誌記者が、殺人犯を捜し当て、警察の腐敗を暴いた……。埼玉県の桶川駅前で白昼起こった女子大生猪野詩織さんの殺人事件。彼女の悲痛な「遺言」は、迷宮入りが囁かれる中、警察とマスコミにより歪められるかに見えた。だがその遺言を信じ、執念の取材を続けた記者が辿り着いた意外な事件の真相、警察の闇とは。「記者の教科書」と絶賛された、事件ノンフィクションの金字塔!

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  • 権力にゆがむ専門知 専門家はどう統制されてきたのか
    4.0
    新型コロナ対策をめぐる政治と専門家の関係が注目されている。専門知はいかなる思考と根拠のもとで政治に助言するのか? コロナ専門家会議をはじめ日本学術会議問題を契機に、占領期から現在までの特徴的な6ジャンルで考える。
  • 私という病
    4.3
    「どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか」――男に負けないよう必死で手に入れた「勝ち組」の称号が、恋愛マーケットでは惨めな「負け組」と見なされる。愛されたい、だけど見返してやりたい……相反した女の欲情を抱いた作家が叩いた扉は、新宿歌舞伎町・熟女ヘルス。過激な〈実体験主義〉に潜む、普遍的な「女」の苦しみに肉体ごと挑んだ、戦いと絶望の全記録!
  • 犬のうんちを踏んでも感動できる人の考え方 ものの見方クイズ
    4.4
    人生を退屈にするか、面白くするか。決めるのは「考え方」です。ひすいこたろうが30冊の執筆を通して追求し続けた「明るく生きるためのものの見方」を、クイズ形式で楽しく解説します。〔「ものの見方検定」(2014年刊)の改題,加筆修正〕
  • なぜ、私は誰とでも寝てしまうのか ~令和女性10人のセックス黙示録
    NEW
    -
    「どうやって会話したらいいかわからないから、セックスをした」 「正直、お金もらえてセックスできるって最高じゃないですか?」  奔放かつ自由に、様々な男性とセックスをしてしまう女性たち。そんな「ヤリマン」といわれる女性を長きにわたり取材し、トークイベントなどを開催してきた筆者による、現代女性の《セックス黙示録》。  取材の過程で、出会った10人の驚くべき性体験をしてきた女性のインタビューと、「なぜ彼女たちは誰とでもセックスしてしまうのか」という疑問への答えに迫る、男性だけではなく女性においても必読の衝撃的ルポルタージュ。  一般的に「ヤリマン」と言われる女性たちは、「セックス中毒」、「性欲の強い変態」、「男好き」などと偏見を持たれがちで、同性であるフェミニストたちからも〝男性に阿り女性という性を軽んじている〟と強く非難されることも少なくありません。しかし、本書に登場する女性は、そんなイメージとは真逆であり、積極的に性へと向き合い、自分の意志で「ヤリマン」でいるケースがほとんど。彼女たちは、それぞれ様々な道のりを歩んできて、そこへと至っています。この本ではインタビューにより彼女たちの数奇な人生を紐解き、「女らしさ」や「性への向き合い方」などジェンダー規範にとらわれない女性の在り方を提示。さらには、昨今では「若者のセックス離れ」などという言葉もメディアに大きく取りあげられていますが、セックスの意味や価値を改めて読者に問いかける一冊にしたいと考えています。
  • 上野アンダーグラウンド
    -
    横丁、路地裏、色街跡、昭和の怪しさを訪ね歩く。話題作『東京最後の異界 鶯谷』著者の最新作! アメ横、パチンコ村、キムチ横丁、宝石街とスラム街、男色の歴史、昭和テイストな謎の風俗ビル、不忍池にたたずむ闇の女たち――数奇な歴史と大地の高低差が生んだ、日本一カオスな街。人はなぜこの街に引き寄せられるのか。潜入取材で描く上野の裏側と不思議な魅力、そこに生きる男と女を活写する。
  • 冤罪 田中角栄とロッキード事件の真相
    3.8
    「キッシンジャーにやられた」 オヤジは言った。 そして 日本は「田中角栄」を失った。 逮捕から40年! 側近中の側近がはじめて明かす! 「田中軍団の青年将校」としてロッキード裁判に深くかかわり、 米国の敏腕弁護士招致のため、 また、フォード元大統領やロッキード社のコーチャン、クラッターを追って、 アメリカをも走り回った著者。 アメリカの真意、事件の真相、間近で見た角栄という人物。 自らも「郵便不正事件」で特捜部による「冤罪」を 目の当たりにした著者が、あの事件の司法、 マスコミに改めて問う角栄の無実。 【主な内容】 はじめに――あれから四十年 第一章 オヤジの側近として事件の渦中に 第二章 ロッキード裁判は間違っていた 第三章 真相を求め米国へ 第四章 米国の「陰謀」――その構図 第五章 何がオヤジを「闇将軍」にしたか 第六章 苦悩のゴルフとオールドパー 第七章 オヤジが枕元に置いた小冊子 33年前、「オヤジ」が枕元から離さなかった 著者作成の「極秘資料」全文を初公開! 《冤罪事件には、共通する構造があります。……私が故なく巻き込まれた郵便不正事件を改めて考えた時、それがロッキード事件の捜査と裁判に酷似していることに、私は気がついたのです。事件の底流には何者かによる政治的意図が働いている。……一貫して無罪を主張した田中角栄と、やはり無実の訴えを貫いた村木厚子。裁判の結果は全く逆になりましたが、私には二つの事件がダブって見えるのです。》(「はじめに」より)
  • ゼロの肖像 「トキワ荘」から生まれたアニメ会社の物語
    3.0
    「やろうよ、漫画映画を」――トキワ荘から飛び出した才能たちが、会社に集ってマンガをアニメを創った! 藤子・F・不二雄『パーマン』、石ノ森章太郎『佐武と市捕物控』、藤子不二雄A『怪物くん』、赤塚不二夫『おそ松くん』。テレビアニメ草創期に東映動画、TCJ、タツノコプロと競い、15分1本というスタイルに日本で初めて挑んで『オバケのQ太郎』を生んだ「スタジオゼロ」。その濃密な7年間の歴史、ここに初めて再現! 「第二のトキワ荘」となった幻のアニメ・マンガ制作会社「スタジオゼロ」初の評伝! 東映動画、TCJ、タツノコプロなどアニメ産業の草創期も活写! ●「やろうよ、漫画映画を」  ふだんはもの静かな藤本弘が口火を切った。 「雑誌漫画とちがって、音や動きが加わるんだもんね」  藤本の横顔を安孫子素雄がうなずきながら見た。 「でも大変なんだろ、漫画映画って」  つのだじろうが他の四人の顔を心配そうに窺っている。 「個人じゃムリだ、会社を作らなきゃ」  石森章太郎が決めつけるようにいった。  鈴木伸一は彼らの提案をなかばうれしく思い、なかばとまどいながら聞いていた。 (本文より) ●「テレビアニメ黎明期の中に生まれ、 てんやわんやで作品を作りながら、 その時代の主役にはなりきれず使命を終えた『スタジオゼロ』。 私はこの会社が限りなく愛おしい」 (鈴木伸一)
  • べしゃる漫画家
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ろくでなしBLUES』『ROOKIES』『べしゃり暮らし』の人気漫画家が「漫画」と「笑い」をしゃべりつくす! 累計発行部数7,500万部超のベストセラー漫画家である森田まさのり氏が初めて自身について語る。<約100の図版も掲載! 自身の「人生」と「漫画」に関して語りつくした35,000字インタビュー><「M-1グランプリ2018」に挑む著者を写真家・タカハシアキラ氏が密着撮影したドキュメント><神と崇める伊集院光氏との豪華対談><漫画家として影響を受けた『1・2の三四郎』の小林まこと氏のインタビュー><注目のお笑いコンビ3組(見取り図、コウテイ、金属バット)のインタビュー>など、漫画ファン、お笑いファン両方にとって読み応えのある企画が盛りだくさん。人気漫画家でありながら、昨年の「M-1グランプリ2018」の準々決勝に進出し、すべての予選を通して最も上位に進出したアマチュアコンビに贈られる「ベストアマチュア賞」の受賞を果たした著者だからこその「漫画」と「笑い」への愛が溢れる1冊。
  • ヴィオラ母さん 私を育てた破天荒な母・リョウコ
    4.0
    「生きることって結局は楽しいんだよ」 音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する規格外な母リョウコの まるで朝ドラのような人生! ****** 「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。 昭和35年、リョウコが27歳の時、勝手に仕事を辞め、新設された札幌交響楽団で 音楽をやるため、半ば勘当状態で家を飛び出した。 新天地・北海道で理解者となる男性と出会い結婚するものの早逝され、 シングルマザーとしてふたりの幼い娘を抱えることとなる。 戦後、まだまだ女性が仕事を持つのが難しかった時代。 ヴィオラの演奏家という職業を選び、家族を守るために、大好きな音楽を演奏するために、 リョウコが選んだ道は平坦ではなかった。鼻息粗く自分の選んだ道を邁進し、 ボーダレスな家庭の中で子供を育てあげた破天荒・母リョウコの人生を、娘マリが語る。 見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、 音楽と家族を愛し、自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから 娘マリが学んだ、人生において大切なこととは? 昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!
  • 武満徹・音楽創造への旅
    4.8
    世界的な名声を得た現代音楽の巨星、武満徹。 その生い立ち、青春、恋愛から創作の秘密まで、 「知の巨人」立花隆が迫った傑作ノンフィクション。 「ぼくはあの人にだったら、全部しゃべってしまおうと思っているんです」(武満徹) 6年間にわたって雑誌「文學界」に連載された伝説の超ロングインタビューが、 完結から18年のときを経て、没後20年目、ついに書籍化。 【おもな目次】 <第1部> 食糧基地で聞いたシャンソン/敗戦とヤミ屋と貸しピアノ/早坂文雄の棺 瀧口修造と「実験工房」/浅香夫人との結婚/結核と貧困の時代 黛敏郎からピアノを贈られる/ミュージック・コンクレートの夢/「ソン・カリグラフィ」と村上華岳 武満と安保闘争/ジョン・ケージ・ショック/六十年代の草月アートセンター 尺八奏者・横山勝也と琵琶奏者・鶴田錦史/海童道祖と「すき焼きの音」 調性の彼方へ/天才指揮者、小澤征爾/「ノヴェンバー・ステップス」初日 ほか <第2部> 突然の訃報に接し/「時間の園丁」/ブラームスを再評価する/F#の神秘 追悼演奏会と「秋」/宮内庁楽部の高い評価/雅楽の影響/ぼくの音楽の作り方 名門オーケストラの反応/音に個性を取り戻せるか/クセナキスと、バリ島で 巨匠メシアン/日本的引き算のアプローチ/ジャスパー・ジョーンズのこと いい演奏、悪い演奏  ほか
  • 天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話
    4.1
    日本を代表するトップアスリートは、家庭でどのような教育を受けたのか。 親がしたこと、しなかったこと。12家族から見えるそのルール。 世の中には「天才」と称されるスポーツ選手が何人もいる。天才って何? 大量の汗とともに磨かれる技、そして肉体と精神、その上に成り立っている競技スポーツに生きる選手に対して、「天才」という曖昧模糊とした言葉には違和感がある。その疑問から始まった、トップアスリートの親へのインタビュー集。多くの読者に好評を博した2003年刊の同テーマ書籍に続く第二弾。今回は、萩野公介(水泳)、白井健三(体操)、桐生祥秀(陸上)、永井花奈(ゴルフ)、石川佳純(卓球)、木村沙織(バレー)、井上尚弥(ボクシング)、竹内智香(スノーボード)、藤浪晋太郎(野球)、宇佐美貴史(サッカー)、宮原知子(フィギュアスケート)、大谷翔平(野球)の親へ取材。それぞれ育て方には個性がありながら、数え切れないほどの共通項もあった。筆者がそこで導き出す、天才の作り方とは。
  • 日本エロ本全史
    -
    学校やTVが教えてくれない大切なことは大体エロ本から教わった。石野卓球とうとうエロ本の歴史は終わってしまった。僕たちの体と心を作ってくれたその素晴らしき世界に愛を込めて、1946年から2018年までの創刊号で見る日本エロ本全史。こうして集めてきたエロ雑誌創刊号コレクションから、エポックメイキングな存在となった雑誌100冊をまとめて紹介させてもらうことになった。それは当然、70年以上に渡る戦後エロ雑誌の歴史を追いかける旅となる。2010年代に入って、エロ雑誌は壊滅的な状況を迎えた。今はもうその命は風前の灯火、というよりも、もう寿命を迎えてしまったという気がする。戦後から21世紀にかけてのエロ本の通史をまとめるという試みは、おそらくこれが初めてということになるだろう。本書は、自分という存在を育んでくれたエロ本文化へのラブレターでもあり、追悼の辞でもあるのだ。(「はじめに」より)・創刊号100冊をオールカラーで紹介・現在、入手困難な雑誌多数収録・対談 都築響一×安田理央「雑誌の魅力は『出会い頭の事故』だ」収録
  • 暗号解読(上下)合本版(新潮文庫)
    -
    文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……。カエサル暗号から未来の量子暗号に到る暗号の進化史を、『フェルマーの最終定理』の著者が豊富なエピソードとともに描き出す。知的興奮に満ちた、天才たちのドラマ! ※当電子版は新潮文庫版『暗号解読』上下巻をまとめた合本版です。
  • 香薬師像の右手 失われたみほとけの行方
    -
    奈良・新薬師寺の香薬師像は、旧国宝に指定され、白鳳の最高傑作といわれた美仏。しかし、昭和18年に盗難に遭い、未だに行方が分かっていない。この香薬師像を見つけ出そうと、元産経新聞の記者である著者が取材を開始。新薬師寺住職の全面的な協力を得た調査の結果、衝撃の新事実が発覚。ついに、像の一部である「右手」を発見する……。美術史的にも非常に意義のある大発見までの経緯をまとめた、渾身のノンフィクション。
  • 実録 レイプ裁判 法廷で暴かれた犯行現場
    3.5
    週刊大衆で15年にも及び掲載されているロングラン連載「実録 レイプ裁判」の初単行本化。本連載は、著者が各地の裁判所で傍聴を行い、関係各所に取材してまとめた性犯罪ドキュメントである。連載回数700本以上の中から、30話を厳選した。テレビや新聞の多くは性犯罪事件を「暴行事件」の一語で報じ、その実態を忌避しがちだが、本書はその実態に光を当てた。決して知ることができない性犯罪者たちの動機から、凶悪な手口、犯行の模様までを描いたクライムノンフィクション。

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  • 釣って 食べて 調べる 深海魚
    NEW
    -
    深海魚は脂がのっておいしいものが多いことを知っていますか。有名なのはキンメダイやノドグロ、アンコウ。ツノザメの仲間やクロシビカマスなどもおいしい魚です。深海魚の味がよいのには理由があります。味や色や形に、深海魚ならではの生き方があらわれているのです。釣って食べることで、そんな深海魚の秘密がわかってきます。そして、深海は未知なことばかりです。釣って調べると、なんと新種の深海魚が発見されることも!?

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  • 起業家
    3.9
    二〇〇〇年ネットバブル崩壊後、会社買収の危機だけでなく、業界の低迷で社内外から批判を浴びた日々。再びのネットバブルで親友・堀江氏に抱いた嫉妬心。そして発生したライブドア事件。株価大暴落の中、進退をかけて挑んだ新事業の行方は? 起業家の重圧と孤独、仕事の手腕と熱意すべてを赤裸々に綴り、働く意欲を掻き立てるノンフィクション。
  • 刑務官へのエール 法務省“刑務官”局長のひとりごと
    3.5
    ノンキャリの元刑務看守が矯正局長に就任するのは法務省始まって以来のこと。しかも父親も刑務官だったという西田博氏は、親子2代の刑務所勤めだ。刑務所における自らの若かりし日々を振り返りつつ、現場で受刑者や死刑囚らと向き合う刑務官の苦闘ぶりと、そして全国300カ所の行刑施設の頂点に立つ矯正局長としていま刑務所をどのように変えようとしているのかを記す。 ≪本書の内容≫ ・北海道「囚人道路」 ・謎につつまれた刑務所文化 ・刑務所の俗語/隠語 ・最後の殉職事故 ・死刑執行という究極の職務 ・新しい企画には面白い名前を! ・堀の中の中学校 ・工夫を凝らす刑務所メシ ・「PFI刑務所を作ろう!」 ・組織改編で「裏切り者」の私 ・職員を救え! ・「矯正陸援隊」 ・治安の最後の砦

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  • 全身ジャーナリスト
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    90歳の〈モンスター〉が「遺言」として語り下ろす。 「朝生」で死にたい! なぜ僕は暴走するのか? 最高齢にして最前線にいる稀代のジャーナリスト、田原総一朗。 長寿番組『朝まで生テレビ!』での言動は毎度注目され、世代を問わずバズることもしばしば。 「モンスター」と呼ばれながらも、毎日のように政治家を直撃し、若者と議論する。 そんな舌鋒の衰えないスーパー老人が世に問う遺言的オーラルヒストリー。 その貪欲すぎる「知りたい、聞きたい、伝えたい」魂はどこからくるのか。 いまだから明かせる、あの政治事件の真相、重要人物の素顔、社会問題の裏側、マスコミの課題を、自身の激動の半生とともに語り尽くす。 これからの日本のあり方を見据えるうえでも欠かせない一冊! 原一男、佐高信、猪瀬直樹、高野孟、辻元清美、長野智子らが、田原の知られざる横顔を証言するコラムも収録。 【目次】 序 章 僕はなぜジャーナリズムを疾走するのか 第1章 非戦の流儀 第2章 ジャーナリストの心得 第3章 反骨の証明 第4章 不条理の世界に対峙する 第5章 映像の過激派 第6章 テレビと民主主義 第7章 原発と電通 第8章 田中角栄が踏んだ「虎の尾」 第9章 「モンスター」の誕生と転落 第10章 首相への直言秘話 終 章 混沌を生きる方法
  • 組織不正はいつも正しい~ソーシャル・アバランチを防ぐには~
    NEW
    4.0
    組織不正は、いつでも、どこでも、どの組織でも、誰にでも起こりうる。なぜなら、組織不正とは、その組織においていつも「正しい」という判断において行われるものだからだ。組織不正を行わない方が得策と言えるにもかかわらず、組織不正に手を染めてしまう企業が少なくないのはなぜか。燃費不正、不正会計、品質不正、軍事転用不正の例を中心に、気鋭の経営学者が組織をめぐる「正しさ」に着目し、最新の研究成果を踏まえて考察。
  • 岡田タイガース最強の秘密
    5.0
    2023年11月5日、38年ぶりに2度目の日本一に輝いた阪神タイガース。 65歳での日本一監督としては歴代1位タイの記録である。 9月14日の128試合目でのVも球団史上最速で記録づくめのシーズンだった。 前回2005年の優勝も岡田彰布監督の下だが、岡田タイガースはなぜこんなにも強いのか。 「勝つための采配」の要諦とは何か。 本書は岡田監督をよく知る虎のレジェンドOBや元トラ番記者が岡田采配を徹底分析。 また連覇を達成し、タイガースの黄金時代を築くのに必要な条件についてもさまざまな角度から提示する。
  • 新型コロナワクチン 影の輪郭 誰も報じなかった3年の記録
    NEW
    -
    「出どころのはっきりしているデータと、私の取材を交えて真摯にお伝えする大石解説です」 で始まる、名古屋CBCテレビの「チャント!」内の大石解説コーナーは、「新型コロナに対するワクチン接種を起因とした死亡事例、重篤な後遺症事例の存在」という事実から唯一逃げずに向き合い、日本の地上波テレビ局で、正確な事実を報道してきた番組だ。 その番組制作に当たっての取材ノートや番組に収録しきれなかった真実の記録を書き留めたものが本書である。 ベストセラーとなった前著『新型コロナワクチンの光と影』に続く待望の第2弾だ。 2022年に、世界でも先行していたイスラエルを始め、ほぼすべての国で新型コロナワクチン接種は行われなくなった。mRNAワクチンの危険性を理解した各国政府が、ワクチン接種を実質的に止めたからだ。 しかし、この間、世界で最も頻回に国民に接種を受けさせた来たのがわが国で、全国民のおよそ8割以上が最大7回以上の頻回接種をしてきた。 その結果、日本は世界最多の接種回数、感染者数、死亡者数を示すに至った。完全なる一人負けである。 その間、日本社会は経済活動の停滞だけでなく、深い分断に見舞われた。 友人はおろか、家族とも会えない日々の日常化。帰郷が許されず、親の死に目にも会えない残酷。 東京オリンピックは無観客となり。感染拡大のたびに繰り返し政府から出された緊急事態宣言。非論理的な飲食店の夜間営業禁止。さらに、国家の年度予算に匹敵する規模の、あまりにも巨額なコロナ対策の使途不明金。 こうした矛盾が、全てワクチン接種による突然死の激増や重篤な後遺症の発生という、抗いがたい事実とともに現れた。 2021年のワクチン接種開始以降の超過死亡者数の激増は、公表されているコロナによる死者数を加算しても、とうてい説明できないものである。明らかに、ワクチン接種に比例して日本人の死者数は戦争を除いて過去に例がないほど激増している。それは、厚労省自らが発表している人口動態統計を見れば誰の目にも明らかだが、政府もマスコミも、その事実を報じることはない。 こうした状況の中、SNS上でのみ盛んに語られていた「ワクチン接種後の急死や後遺症」について、「大石解説!」は唯一、勇気をもって取材・報道を続け、地上波放送で事実を伝えてきた。 取材対象は、後遺症に悩む患者や、突然家族の命を奪われて心に深い傷を負った人々など多岐にわたる。いずれも真実の記録だ。 医療現場や医師たちが直面してきた「ワクチン禍」は、それぞれ個別事例としてしか理解されてこなかったが、生活者としての視点、一人の日本人としての視点で、この膨大な事例を取材し、記録し、それぞれの当事者の傷ついた内面や痛憤を歴史に留め続けてきたのは、唯一、この「大石解説!」だけだった。 視点は、国民を守らない行政、利害関係によって真実を語らない専門家たちへの怒りと告発に強く向かっている。 ワクチン被害者の会による集団訴訟が開始されたのもその一端だ。明確に流れは変わった。そして、その大きな契機を作ったのが「大石解説!」だったと言えよう。 現実からスタートし、本当の救済へ向かうための唯一の足掛かりが、ここに深く記されている。 著者の大石 邦彦(おおいし・くにひこ)は、CBCテレビ(本社・名古屋市)アナウンサー、専任部長。1970年山形県生まれ。慶応義塾大学を卒業後、1994年に入社。新型コロナウイルス関連の取材過程でワクチン接種後の後遺症に悩む人々や、接種後の死亡事例に直面し、全国の地上波放送局として初めて、自らがアンカーマンを務める番組「チャント!」内で、長期にわたり取材・報道を行ってきた。番組は高い評価を受け、 ・「第60回ギャラクシー賞 報道活動部門 選奨」 ・「地方の時代」映像祭2023 優秀賞 ドキュメンタリー「評価不能 新型コロナワクチンの光と影」 ・第23回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」公共奉仕部門 奨励賞 などを受賞。地上波放送だけでなくYouTubeなど動画配信も大きな反響を呼び、全国でワクチン問題に関心のある 人たちからも大きな注目を集めている。
  • 東芝はなぜ原発で失敗したのか
    3.0
    副島隆彦氏 激賞! アメリカに東芝は食いつぶされた。 真犯人はGEだ!! 国内原発メーカーの現役技術者が、 日本を代表する名門企業の存続を揺るがすまでに広がった 東芝―ウェスティングハウス事件の真相を告発する。 第1章 東芝が原発事業で失敗した本当の理由 第2章 ハゲタカたちの饗宴とその終結 第3章 今後の世界「原発」事業の行方 第4章 歪められた原子力の導入 ― 原子力反対派よ、一度でよい、菊池正士に詫びよ ― 第5章 日本初の原発はテロの標的とされた ― 原子力反対派に正義などない ― 第6章 原発止めれば日本は滅ぶ おわりに 「破滅へと宿命づけられた東芝と日本の原子力開発」
  • 竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像
    値引きあり
    4.3
    日本でもっとも危険な男の物語。 この国を“超格差社会”に変えてしまった中心人物はこの男だった! 「改革」の名のもと、法律を駆使しながら、社会を次々と大胆に改造してしまう。まるで政商のように利にさとく、革新官僚のごとく政治家を操る経済学者――。「フェイク(偽物)の時代」に先駆けた“革命家”の等身大の姿とは。 経済学者、国会議員、企業経営者の顔を巧みに使い分け、「日本の構造改革」を20年にわたり推し進めてきた“剛腕”竹中平蔵。猛烈な野心と虚実相半ばする人生を、徹底した取材で描き切る、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞ダブル受賞の傑作評伝。 はじめに 「改革」のメンター 1章    和歌山から東京へ 2章    不意の転機 3章    アメリカに学ぶ 4章    仮面の野望 5章    アメリカの友人 6章    スケープゴート 7章   郵政民営化 8章   インサイド・ジョブ おわりに ホモ・エコノミカスたちの革命
  • 西洋哲学史
    3.8
    哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より)
  • 超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか
    4.1
    よく当たる占い師、奇跡の導師、スプーン曲げ、予知夢、前世……摩訶不思議な現象に惹かれる人は後を絶ちません。しかし、人間心理にひそむ陥穽を研究してきたワイズマン博士は、これら超常現象がすべてインチキであることを実験で鮮やかに示してみせます。怪しげなオカルトが看破される痛快な1冊。
  • 毎日を好きなことだけで埋めていく
    3.9
    いまが、楽しくなかったら、ちょっと試してみてほしい。自分の心に問いかけてみることを。「どうして、誰かに強制されたわけじゃないのに、楽しくないことに毎日の時間を使っているんだろう」って――。『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』他、ベストセラー著者が満を持して贈る“人生を好きなことだらけにしていく極意"!
  • 量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―(新潮文庫)
    4.6
    1900年、放射線の不可思議な現象を説明するため、M・プランクは「量子」という概念を考案した。その後、天才たちはこれを武器にニュートン力学を覆して、新しい世界像を提示し続ける。量子力学の解釈をめぐるアインシュタインとボーアの論争を軸に、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーなどの人間ドラマも交え、物理学百年の流れを追った白熱の科学ノンフィクション。(解説・竹内薫)
  • コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―
    3.8
    これが「脱北」だ! 豆満江を渡って平然と南北を行き来する、飢えた子供たち。ハンディカム片手に北へ潜入する不思議な男――「母国」北朝鮮から指名手配を受けながらも取材活動を続ける在日ジャーナリストが、「脱北の町」で見た真実とは? どこか緩くて滑稽な、それでいてリアルで哀しい、初めて登場した等身大の北朝鮮・脱北ルポ!

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  • 暗殺までの15328日 五代目山口組 宅見勝若頭の生涯
    4.0
    武闘派ヤクザとは一線を画す経済ヤクザの象徴として、今もなおカリスマとして語り継がれている宅見勝。 小柄で華奢な体格、気弱な少年時代に遭ったイジメ、有名進学校への入学など、 およそヤクザ社会とは無縁の堅気生活を送っていた男が、いかにして日本最大のヤクザ組織である山口組ナンバー2の地位にまで昇りつめたのか? 巨大抗争、内部争い、経済界への進出など、その波瀾万丈な極道人生を時代を読む先見の明と天才的なシノギの閃き、知略家としての人身掌握術で裏社会を席巻していった。 極道に人生を捧げ、暗殺という衝撃事件で人生の結末を迎えることになった激動の生涯が明らかになる!!

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  • 殺しの軍団 柳川組 山口組全国制覇の先兵たち
    5.0
    全国各地で過激抗争を繰り広げ、その猛攻撃から「殺しの軍団」と他団体から恐れられた柳川組。 全盛期には山口組の直参組織でありながら、その組織の強大さゆえに警察から「広域10大暴力団」に指定されたほどであった。 初代柳川組・柳川次郎組長の幼少期から愚連隊時代の数々の伝説、後の二代目組長となる谷川康太郎との出会い、 日本全国の極道世界に衝撃をもたらす「8人対200人」の死闘、 山口組田岡三代目の野望である全国制覇の先兵役として進攻した全国各地での激しき抗争など、 日本極道史上、群を抜いて「喧嘩・抗争」に強く、最も凶悪にして凶暴だった柳川組の真実に迫る!!

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  • 起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡
    4.3
    堀江貴文、藤田晋ら“ヒルズ族の兄貴分”と呼ばれた男。 ネットベンチャーが続々花開いた時代に、USENの宇野康秀社長は、フジテレビからホリエモンのライブドア株を購入したり、プロ野球の新規参入問題などで、メディアの脚光を浴びました。2001年には、平井堅、米倉涼子らとともにベストドレッサー賞も受賞しています。 しかし華やかに見えるその半生は、挫折と試練の連続でした。 父親の元忠は大阪ミナミで有線放送の会社を興し、裸一貫、全国を制覇した立志伝中の人物です。ところが無断で電柱に有線のケーブルを引いたり、ライバル会社のケーブルを切ったりという悪どいやり方は、息子である康秀に巨大な負債となってのしかかります。 やっとのことで有線放送の会社をブロードバンド事業へと導いた宇野の手腕。しかしこれからという時に、リーマンショックによって経営は暗転し、融資を受けた銀行団との壮絶なバトルが始まるのでした。 起業家の資質とは何か、起業精神の本質はどこにあるのか。 壮大な事業に挑んだ宇野元忠、康秀父子の生き方を軸に、若き日の孫正義、三木谷浩史、藤田晋、村上世彰ら、錚々たるベンチャー創業者たちの興亡の歴史を鮮やかに描きます。
  • ビリー・ミリガンと23の棺 上
    3.6
    ビリー・ミリガンは起訴されたのち、精神異常を理由に無罪となった。しかしその後、彼が送られたオハイオ州立ライマ病院は、体罰に電気ショック療法を用い薬物で患者を廃人にする恐るべき場所だった……『24人のビリー・ミリガン』では書けなかった、精神病棟内でのビリーの孤独な闘いを明らかにする驚異の続篇。
  • アンダーグラウンド
    4.4
    「それらを通過する前とあととでは、日本人の意識のあり方が大きく違ってしまった」1995年に起きた阪神淡路大震災、そして地下鉄サリン事件。日本の戦後史の転換期を狙い澄ましたかのようなこの二つの悲劇は、地下--「アンダーグラウンド」から突如噴き出した、圧倒的な暴力の裏と表だった。魂の最奥部を見つめ続けてきた作家が、62人の関係者への丹念なインタビューを通じて浮かび上がらせる現代日本の、そして人間の底深い闇。強い祈りをこめた、渾身の書き下ろしノンフィクション。
  • イブン・バットゥータの世界大旅行
    4.0
    広大なイスラーム世界を生涯かけて遍歴した男がいた。波瀾万丈の旅と14世紀世界のダイナミズムを『大旅行記』完訳者が描き出す。
  • カレーライスを一から作る
    4.4
    ★厚生労働省社会保障審議会推薦 「グレイトジャーニー」で知られる探検家、関野吉晴がおこなった、 武蔵野美術大学のゼミを追った映画「カレーライスを一から作る」を書籍化。 お米、野菜、スパイスを育て、塩を採り、器とスプーンも作り、 最後にヒナから育てた鳥を絞め、肉にする。 はたして、おいしいカレーはできたのか? 学生たちにどんな変化がおきるのか? チャレンジを追ったノンフィクションです。
  • 完全自白 愛の地獄
    -
    「あの男と私はやっと訣別できた」――八木茂・本庄保険金殺人事件。無期懲役の女囚が自筆で綴った事件の全貌! この手記が裁判の行方を決める! ● 私は斎藤さんにトリカブト入りお菓子と、トリカブトの葉っぱ煮出しコーヒーを毎日与えていたわけですが、その中で、斎藤さんが死にそうになるというハプニングが二回ありました。二回とも、トリカブトが原因で、私がトリカブトの根っこの量の加減を間違ったためでした。その一回目のハプニングのときのことですが、私は本当に斎藤さんが死んでしまうのかと思って、自分が殺人犯になってしまうと思って心底怖くなりました。私は、自分がとんでもない猛毒を使っていること、そしてそのときの八木のうろたえぶりや焦りの言葉から、トリカブトがちょっとの量でも間違ったら、簡単に人が死んでしまうほどの物凄い毒であることを実感したのです。八木のそのときのうろたえぶりは半端じゃなかったし、そんな八木の物凄い形相も見たことがなかった私は、本当にびっくりしてさらに固まってしまったのです。そのときに八木が、異常なくらいに焦ってうろたえていたのは、「どうすんだよ。今死なれちゃ困るんだ。まだ早い、これじゃ保険が下りない。トリカブトが出たらどうすんだよ、トリカブトが出たら困る、これで死なれたら困るんだ。俺の計画なんだから、ちゃんと俺の言うとおりにやれ!」と私に物凄く怒ったことで、わかりました。八木と私は、“びびっているところ”が違う、と感じました。そのときの斎藤さんは、水をかぶったように汗びっしょりで、唇がたらこのように腫れて紫色になって、唇の上下が左右にずれていて、まるで一〇〇メートルを全力疾走したかのようにハァハァして、息切れしていました。それでも、そのときは何とか助かって斎藤さんは死なずにすみました。――(本文より)
  • THE FOOL 愚者の魂
    4.0
    2006年にEXILE加入、いまやパフォーマーの司令塔的役割を果たすEXILE AKIRAだが、その過去が語られることはこれまでほぼなかった。本書では、サッカー選手という夢の挫折、ダンスへの目覚め、辛酸を味わった最初の上京、生死をさまよった事故、そしてEXILEメンバーと出会ってからの下積みの毎日……など、「何者でもなかった」苦節時代の焦燥や葛藤が、包み隠さず明かされる。また、「EXILE AKIRA」としての激動の12年についても、日本武道館での初ステージから、俳優業の開始、EXILE HIRO、MATSU、USA、MAKIDAIら偉大な先輩たちのパフォーマー勇退、覚悟とともに志願したEXILE THE SECONDへの加入、そして2018年のEXILE再始動……まで、その胸の内をあますことなく綴る。気鋭のポーランド人写真家、マチェイ・クーチャによる撮り下ろしフォトも30点以上収録。現在のAKIRAを形成したすべてがここに。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史
    4.0
    マッドサイエンティストの世界へ、ようこそ 性病、コレラ、放射線、毒ガス……。人類の危機を救った偉大な科学者たちは、己の身を犠牲にして、果敢すぎる人体実験に挑んでいた! 自身も科学者である著者は、自らの理論を信じて自分の肉体で危険な実験を行い、今日の安全な医療や便利な乗り物の礎を築いた科学者たちのエピソードを、ユーモアたっぷりに紹介します。 解剖学の祖である十八世紀の医師ジョン・ハンターは、淋病患者の膿を自分の性器に塗りつけて淋病と梅毒の感染経路を検証しました。十九世紀の医師ウィリアム・マレルは、ニトログリセリンを舐めて昏倒しそうになりますが、血管拡張剤に似た効果があると直感。自己投与を続けて、狭心症の治療薬として確立するもとになりました。二十世紀、ジャック・ホールデンは潜水方法を確立するために自ら加圧室で急激な加圧・減圧の実験を繰り返し、鼓膜は破れ、歯の詰め物が爆発したといいます。 その他にも放射能、麻酔薬、コレラ、ペストなどの危険性の解明に、自らの肉体で挑んだマッド・サイエンティストたちの奇想天外な物語が満載。その勇気と無茶さに抱腹絶倒するうち、彼らの真の科学精神に目を開かされる好著です。 解説・仲野徹
  • 「仮面」に魅せられた男たち
    値引きあり
    3.5
    「シン・仮面ライダー」に受け継がれた50年前の規格外の男たちの魂と夢。 正史では語られてこなかった仮面ライダー誕生の聖地「50年目の真実」――。 日本中の子供たちが熱狂したヒーロー誕生に秘められた執念と熱狂のドラマ! (本書の主なエピソード) 衝撃の千葉真一ビンタ事件/なぜ改造人間は消えたのか/ロケ隊驚愕の「アイドル御一行様」騒動/車椅子の子供が仮面ライダーショーを見て歩けるように/実演ショーの地方興行でヤクザと対決、決闘の連続/低予算ゆえに発案された「ライダーキック」/放映開始前日、藤岡弘の大怪我、一夜漬けのシナリオから生まれた「変身ポーズ」、そしてまたたく間に変身ブームが日本中を席巻していく……。 庵野秀明氏 「あんなにスピーディでかっこいいものはなかった。おカネがないことを逆手にとって」 「(東映生田スタジオの)魂は引き継ぎたいと思っています」 仮面ライダー誕生の地「東映生田スタジオ」とは…… 「アジト=秘密基地」 そこには実際に指を詰めたヤクザ、刺青を彫り込んだ元自衛官、前科者、使い込みがばれて逃亡中のノミ屋ら、ショッカーなみにふてぶてしいスタッフが寄り集まった。 孤高の越境者たちが「どん底」からつかんだ革命的成功。 昭和から令和にまたがるエンターテインメント・ヒストリー!
  • 日本語の焦点 日本語「標準形」の歴史 話し言葉・書き言葉・表記
    値引きあり
    -
    「スタンダード」とは本来は標準語のことである。しかし、「標準語」というと、たいていは、明治以降の「標準語」を思い浮かべるだろう。現在、アナウンサーがしゃべっている言葉、東京山の手の言葉などと言われるあの言葉だ。ところが、本書では、江戸期以来、一貫して「話し言葉の標準形態」つまり「標準語」があったと考えている。これを、一般にイメージされる「標準語」と区別して「標準形(スタンダード)」と呼ぼう。書き言葉にも、標準形があった。これも、歴史をたどれば、室町時代までさかのぼる。書き言葉を書く際の表記にも、標準形はあった。これも、明治維新と供に成立したものではない。いわゆる、仮名遣いの問題である。時折言われるように、歴史的仮名遣いは正しいのだろうか。いや、江戸期には、もっと多様で柔軟な表記を許すスタンダードがあった。このようにして、「スタンダード」と言うことを軸として、本書は話し言葉、書き言葉、仮名遣いの歴史に分け入っていく。豊饒な言葉の世界を堪能してください。
  • オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略
    5.0
    超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関連を指摘し、日本の安全保障政策はどうあるべきか提言する。
  • 聖トマス・アクィナス
    -
    「カトリック哲学の第一義的にして基本的な部分が、実は生の賛美、存在の賛美、世界の創造主としての神の賛美であるということを理解しない人は、誰も最初からトマス哲学、言いかえれば、カトリック哲学を理解することはできない」。文学者一流の機知とともに描かれるトマス・アクィナスの肖像。聖人の歩みをたどりながら、哲学は神学に、神学は聖性に依存することをチェスタトンは説く。鋭敏な感覚を通して築き上げられたトマスの理論体系。それは、実際的なものと不可分であるがゆえに、われわれの精神に今も近しい。専門家から無条件の賞賛を勝ち得たトマス入門の古典。
  • ソース焼きそばの謎
    3.8
    なぜ醤油ではなくソースだったのか? 発祥はいつどこで? 謎を解くカギは「関税自主権」と「東武鉄道」にあった! 全国1000軒以上の焼きそばを食べ歩いてきた男が、多数の史料・取材と無限の焼きそば愛でソース焼きそばのルーツに迫る興奮の歴史ミステリー。
  • バカの壁
    3.9
    あの大ベストセラーがついに電子化! 「話せばわかる」なんて大ウソ! イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人。互いに話が通じないのは、そこに「バカの壁」が立ちはだかっているからである。その「バカの壁」とは何か……? いつの間にか私たちを囲む様々な「壁」。それを知ることで世の中が見えてくる!
  • 日航123便墜落 疑惑のはじまり 天空の星たちへ
    4.5
    関係者への徹底した取材から墜落の事件性が浮上する!ベストセラー 『日航123便墜落の新事実』の原点にして渾身のヒューマンドラマ。
  • ヤクザと過激派が棲む街
    値引きあり
    3.2
    かわぐちかいじ氏激賞! 「浅間山荘事件以後、新左翼過激派はどうなったのか、 何と山谷でヤクザと激突していた。 革命か抗争か、これは共に暴力を肯定したもの同士が 存在を懸けて渡り合った血の記録だ。 読まずにはいられない」 戦後復興にまい進する東京の片隅で、高度成長を支えた日雇い労働者たちが集まった山谷のドヤ街。一億総中流化社会からふるい落とされた、消したい過去を持つ無宿人たちがやけっぱちの賑わいに片時の安息を観抱いていたこの街は、およそ40年前、いまやともに絶滅危惧種となった「ヤクザ」と「過激派」の抗争による殺戮の場と化した。 なぜヤクザと過激派はこの街で全面衝突を余儀なくされたのか? 日雇い労働者たちのオアシスはなぜ衰退したのか? ヤクザに存在意義はあるのか? 左翼活動家に大義はあったのか? 繁栄から取り残された労働者たちと、時代から見捨てられた過激派、欲望に取り憑かれた暴力団、さらには警察権力を交えたヤケクソの暴力がほとばしる、戦後史に埋もれた「日本社会の歪」が激しく暴発するピカレスク・ノンフィクション! 序章 革命か抗争か 第一章 現場闘争 第二章 暴力手配師を撃て 第三章 ドヤ主と活動家 第四章 過激なる者たち 第五章 いいかげんな男 第六章 左翼・右翼・ヤクザ 第七章 金町戦 皇誠会登場 第八章 金町戦 互助組合の策謀 第九章 金町戦 撮影現場の悲劇 第十章 金町戦 襲い来る銃弾 第十一章 戦線離脱 第十二章 映画と民間権力 第十三章 山口組國粋会 第十四章 それぞれの戦後 終章 北帰
  • マネー・ボール〔完全版〕
    4.1
    1990年代末、オークランド・アスレチックスは資金不足から戦力が低下し、成績も沈滞していた。新任ゼネラルマネジャーのビリー・ビーンは、かつて将来を嘱望されながら夢破れてグラウンドを去った元選手。彼は統計データを用いた野球界の常識を覆す手法で球団改革を実行。チームを強豪へと変えていく――
  • 人間の未来 AIの未来
    4.1
    10年後、100年後の世界と日本の未来を、ノーベル賞学者と国民栄誉賞棋士、最高の知性を持つ二人がとことん語り合う!iPS細胞、将棋界とAIといった二人の専門分野に加えて、「ひらめき」「勘」の正体、世界で通用する人材をつくるにはどうするか、人間は不老不死になれるかといった、人類の普遍的なテーマについても熱く討論する。
  • 大阪ヤクザ戦争 -30年目の真実-
    -
    昭和50年7月から昭和53年11月までの長きに渡って繰り広げられた山口組と松田組との大阪戦争。 この抗争では、山口組田岡三代目がヒットマンにより銃撃されるという衝撃事件まで発生し、その後の第三次抗争までに発展したヤクザ史に残る大抗争であった。 そしてこの抗争は、単なる組織同士の“争い”だけではなく、多くのヤクザたちの極道人生の転機ともなった。 大阪戦争の中心人物として戦った6人の男たちが歩んだ栄光と破滅、勝者となった山口組、敗者となって身を滅ぼしていった男たちが選んだヤクザとしての生きざま。 今まで語られなかった大阪戦争の真実を暴く衝撃のノンフィクション!!

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  • 死からの生還
    3.9
    民よ、女王様は死の淵から蘇った! 週刊文春連載作品。単行本からの電子化作品です 死ぬまでに、めくるめくセックスをしたい! とジタバタしていた女王様を襲った突然の体調不良。まず食欲がなくなり、歩行困難となって病院に行ったら、まさかの入院、検査漬けの毎日に。原因がわからないまま、呼吸が止まり、心肺停止となって万事休す! しかし、神は女王様を見捨てはしなかった。全国のうさぎファンの祈りが天に通じ、死の淵から見事、生還し、週刊文春連載も再開の運びに。女王様、ドラマより劇的な復活の記。
  • ギャンブル依存症
    4.0
    ギャンブル依存症は意志や根性ではどうにもならない、「治療すべき病気」である。この病気が引き金となった事件を知り、私たち日本人は学ばなくてはならない。この国が依存症大国から依存症対策国へと変わるために。
  • 遺書  -関東連合崩壊の真実と、ある兄弟の絆-
    4.3
    初めて明かされる真実。 関東連合が唯一敗北した、「伝説の兄弟たち」の物語。

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