塩崎省吾の作品一覧
「塩崎省吾」の「カップ焼きそばの謎」「あんかけ焼きそばの謎」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「塩崎省吾」の「カップ焼きそばの謎」「あんかけ焼きそばの謎」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
さて、私はカップ焼きそばが大好きである。身体に悪いだとか、味に飽きるとかどうでも良い。ただカップ焼きそばが大好きなのである。思えば小学校の頃、父に連れられて行ったスキー場。母がいないのを良いことに父は、UFOを昼飯に与えてくれた。今でもその衝撃は忘れらない。最初の一口で革命が起こった。悴んだ鼻に臭いを判別する機能はなく、その強烈なソースは口の中で爆発した。緊急事態に興奮し、遅れて機能を思い出した鼻は、強烈なまでに香ばしい臭いを感じ取る。本来であれば、外から中へ駆け抜けるものが内側から全身を駆け抜けた。以来、私はカップ焼きそばが大好きなのである。本書はその情熱に火を焼べる。
Posted by ブクログ
前作「ソース焼きそばの謎」ほどは面白くないだろうと期待せずに読んだが、あとがきに書かれている通り前作の3倍面白かった。前作のソース焼きそばは経済や物流、本作はアヘン戦争や日清戦争といった国際関係や文化を背景に語られており、日本・中国・アメリカにあんかけ焼きそばのルーツを求めるなど、食べ物を巡る話とは思えないほどスケールが大きく読み応えがあった。
あんかけ焼きそばの来歴を探るため、あんかけ焼きそばと似た皿うどん、更にその元となるチャンポンのルーツ、カタ焼きそばのルーツでは19世紀のアメリカまで調査。作者の調査能力と熱意には脱帽。アメリカ人のカリカリ嗜好の実例としてではあるが、「焼きそば」のルーツ
Posted by ブクログ
戦後に生まれたと言われている「焼きそば」の話です。
「果たしてその説は本当なのだろうか」という疑問を持ち、今日の焼きそばの誕生に
至る過程を解き明かした一冊です。
鍵はお好み焼きですね。
お好み焼きは、明治の終わり頃に天ぷらや西洋料理を模して、天かすや餅を小麦粉に
溶いて焼いた代用食というか、パロディ的な食べ物だったそうです。
調理は鉄板で行われていたわけですから、あとはここに麺があれば「焼きそば」の
出来上がりですが、そうは簡単に行かなかったそうです。
なぜか。
麺が高級であったそうですが、つまり小麦粉が高かったのでしょう。
しかし東武鉄道の玄関口である浅草には、北関東の小麦の
Posted by ブクログ
膨大な資料のリサーチやインタビューを重ね、ソース焼きそば発祥について探る、良くできたミステリーのような一冊。「焼きそばかお好み焼き食べたい!いや、それよりもソバ入りのお好み焼き食べたい!!」と思いながら一気読み。漫然と思い込んでいた「お好み焼き&焼きそば大阪発祥説」は見事に覆させられ、皆んな大好き粉もん&ソースの歴史が良くわかった。続きの「あんかけ焼きそばの謎」も読んでみたい。
・明治30年代にお好み焼きが東京下町で、大正初期にはソース焼きそばが浅草で誕生。戦前までにお好み焼きと焼きそばは全国に伝播したが、焼きそばは東京のように中華麺を安価に入手できなかったため、本格的に提供