塩崎省吾の作品一覧
「塩崎省吾」の「あんかけ焼きそばの謎」「カップ焼きそばの謎」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「塩崎省吾」の「あんかけ焼きそばの謎」「カップ焼きそばの謎」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
現代で言うソースに絡めた「ヤキソバ」は、
元々は中華料理のあんかけ焼きそばを
パロディとしてアレンジしたものです。
つまり日本独自の料理ということですね。
では、そのあんかけ焼きそばは、どのように
考案されたのかの起源に迫るのが本書です。
一言で「あんかけ」というとカタ焼きそばの上に
あんをかけた、いわゆる「皿うどん」を思い浮か
べる人が多いと思います。
実はこれは場所によって異なり、「カタ焼きそば」
と呼ばれている地方もあるのです。
こちらはどうやらアメリカから入ってきた料理
らしいです。もちろん起源に遡ると中国に行き
着くと思われますが、日本へは米国経由という
イギリス系経由で入って
きたカレーライスのようなものでしょうか。
「焼きそば」と言っても中身は色々と異なるのです。
そんなあんかけ焼きそばのバリエーションの種類とルーツを学べる一冊です。
Posted by ブクログ
著者の塩崎 省吾(しおざき しょうご)さんは、焼きそば研究家。1970年生まれの静岡県出身です。本業はITエンジニアさんとのことですが、ブログを持ち著書も多いスゴイ方です♡
夏は焼きそばですよね?
冷やし中華も良いけど、焼きそば♪ ですよね♡
買い置きしておけば、家でいつでも食べられるのがカップ焼きそばです♡
尊いです♡ カップ焼きそば♪
ですが、誰しもが疑問に思うことがありますよね。。。
そうです、あれです、あれ。
奇しくも、本書(しかも「まえがき」の冒頭)で、塩崎さんはストレートにその疑問をぶつけてくれています。
その問いこそ、
「カップ焼きそばは焼きそばか?」
です。
すると、塩崎さんは、すぐにはその問いに答えることをせず、まず軽くカップ焼きそばの沿革を概説し、カップ焼きそばには謎が多いことを指摘し、謎の解明と業界の裏話の数々を楽しんで欲しいと宣言するのです。
そして、「まえがき」の最後になって、ようやく「その問いには、迷わず「イエス」(カップ焼きそばは焼きそばである)と答えている」と教えてくれました。
でも、「その理由は本書の最後に明かす」のだそうです。どこまでもミステリアスですw
気になりますよね?
けど、本書、厚いです! 316ページあります。
そして、熱いです!
熾烈を極める各社の開発競争。さらに市場競争。マーケティングに広報活動・CM。
たかがカップ焼きそば、ではありません。
されどカップ焼きそば、さらにカップ焼きそばです!
解説は微に入り細を穿ち、豊富な商品写真、そして興味深いコラム。
絶対的にオススメいたします。
夏休みの自由研究にもなりそうな本です。
焼きそばソースのような濃厚な一冊、ぜひご味読ください♡
〔作品紹介・あらすじ〕
焼きそば史上、最大の謎に挑む。
カップ麺市場で醤油ラーメン以上の人気を誇るカップ焼きそば。食べ比べるとそれぞれに特徴的な味だが、そこには各社の熱意と創意、熾烈なシェア争いの軌跡が刻まれていた! 高度経済成長の終焉とともに埼玉県のとある中堅メーカーの起死回生の一手として誕生したカップ焼きそばは、その後半世紀にわたり日本人の食文化を形作っていく。U.F.O.、ペヤング、ごつ盛り……もうひとつの「国民食」の歴史に迫る無二の書。『ソース焼きそばの謎』『あんかけ焼きそばの謎』と続いた三部作、ここに完結!
〈本書の内容の一部〉
●世界初のカップ焼きそば「エビスカップ焼きそば」とはどんな商品だったのか
●「ペヤング顔」に「ペヤング算」、『東京卍リベンジャーズ』に『僕ヤバ』…… ペヤングが「文化」になったわけ
●「カップヌードルをぶっつぶせ!」父・百福から受け継いだ‟破壊の遺伝子”がU.F.O.を生んだ
●朝食・間食から主食へ。「市場の限界」を突破した大盛りいか焼そば
●サッポロ一番 おたふくソース焼そばに見る「地域性」戦略
●一平ちゃんって誰?
●ときに全カップ焼きそばどころか全カップ麺で売上第1位のマルちゃん ごつ盛り、なぜ無名?
●「湯切りいらず」から「ホントに焼いた」まで、幻の逸品も数々紹介
Posted by ブクログ
すでに焼きそば史専門家として不動の地位を確立していると言ってもなんの誇張もないノンフィクション作家・塩崎省吾による、焼きそばの謎シリーズ三部作の第三部。これまでの二部作(ソース焼きそば & あんかけ焼きそば)は日本と世界の近代食文化史として優れた貢献があったが、この『カップ焼きそばの謎』は戦後日本の即席麺産業のうちカップ焼きそばのシェアに関わるトップ6社(まるか、日清、明星、サンヨー、エースコック、東洋水産)のあゆみと、その中でのカップ焼きそば商品のヒットについてそれぞれ記述することで、国内即席麺業界の気風を伝えている。特に東洋水産は(読んでいる私が元々道民だったため『やきそば弁当』でも世話になっていることもあるが)社史や経営戦略を読んで改めてファンになってしまったし、日清と明星、サンヨーとエースコックの関係も、この本を通じて学ぶとなかなかに愛おしく感じられた。
とはいえ、自分は正直に告白すると、「カップ焼きそばはやきそば弁当しか食べない」という生活を送ってきた為、本書に出てきた製品の大半をちゃんと味わっていなかった。正直に言うと、やきそば弁当以外のメジャーなカップ焼きそばではほぼペヤングとUFOしか食べたことがなく、しかも人生でそれぞれ10食も食べたことがないのではないかというくらい(今まで食べてきた数百食のほとんどが焼きそば弁当だった、ということになる)。せめて『一平ちゃん 夜店の焼きそば』(明星)、『サッポロ一番 おたふくソース焼きそば』(サンヨー)、『スーパーカップ 大盛りいか焼きそば』(エースコック)、『ごつ盛り ソース焼きそば』(東洋水産)の4種くらいはどんな味か、今後確かめておきたい。