オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略

オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略

1,100円 (税込)

5pt

3.9

超人気軍事研究家が、ロシアによる北方領土を含めたオホーツク海における軍事戦略を述べる。この地で進む原子力潜水艦配備の脅威を明らかにし、終わりの見えないウクライナ戦争との関連を指摘し、日本の安全保障政策はどうあるべきか提言する。

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オホーツク核要塞 歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イズムィコ同志の新刊は原点回帰のロシア軍事について。原子力潜水艦の配置や戦略の歴史を説明するとともに、オホーツク海の原子力潜水艦の現状については一人OSINTで長期間衛星画像を分析して記述しています。
    なるほど、永久凍土の上に基地を作って丸見えになることを考えると海底に潜水艦でミサイル基地を作ってし

    0
    2024年07月04日

    Posted by ブクログ

    オホーツク核要塞
    歴史と衛星画像で読み解くロシアの極東軍事戦略
    著:小泉悠
    朝日新書943

    潜水艦とその探知技術の革新史と理解しました

    イノベーションの流れは、以下のようなものではないか。

    ■第2次世界大戦終了 ⇒ 冷戦の軍拡競争がはじまる

    通常潜水艦 ⇒ 原子力潜水艦 乗員の体調が許すかぎ

    0
    2024年04月18日

    Posted by ブクログ

    著者は特段触れていなかったが、これはインテリジェンスの意味でのOSINT(正確にはIMINTとのハイブリッド)の民主化が進んでいることを示す一冊だと捉えた。

    ロシア軍(ソ連時代含む)関係の過去の公開文書に基づき過去の核戦略や潜水艦部隊の変遷を整理し、直近の核要塞については民間の衛星の画像情報に基づ

    0
    2025年07月12日

    Posted by ブクログ

    ウクライナ戦争はロシアが核大国であることを思い出させた。オホーツク海は、バレンツ海と並んでロシアの弾道ミサイル原潜の「要塞」(むしろ隠れ家?)になっている。それを冷戦〜ソ連崩壊〜現代の歴史とともに紹介してくれる。ディテールがいっぱいで興味深く読んだ

    1980年代には60隻以上いたロシアのSSBNも

    0
    2024年06月08日

    Posted by ブクログ

    ロシア海軍がオホーツク海を核戦略の要塞化させている歴史を解説する。

    第二次世界大戦後の冷戦、核抑止力の最終兵器は原潜の戦略核ミサイルだった。(現在もそうである)

    ソ連海軍の原潜運用の歴史から、ソ連崩壊で海軍崩壊、ロシア海軍となり復活の模様を解説。

    終盤では衛星写真から紐解く今の運用形態を説明す

    0
    2025年02月10日

    Posted by ブクログ

    オホーツク海沿岸での軍事的存在感を示すためにソ連、ロシアがどのような戦略を持ち構築してきたかを知るのによくまとまっている一冊だといえる。
    そして、ソ連崩壊、更に今日のウクライナ戦争に到るまでの間に、この地域での核戦略とその実態がどのように変化、或いは崩壊してきたかをも知ることが出来る。
    この本の中で

    0
    2025年01月14日

    Posted by ブクログ

    軍事オタクで潜水艦オタクでロシアオタクの小泉先生全開の本。

    オホーツク核要塞って、どこかの島か、半島にでも造られた核ミサイル基地かと思っていたんだが、要はロシアの聖域、オホーツク海自体にSSBNを忍ばせて、その中に敵国を入れないような仕組み。オホーツク海自体を要塞にしてしまうということだった。

    0
    2024年07月27日

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