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Posted by ブクログ
ロシアの軍事・安全保障研究者の小泉氏と7名の著名人との対談
対談した方は以下の通りです。(敬称略)
東浩紀(評論家・作家)
砂川文次(小説家)
高橋杉雄(防衛研究所防衛政策研究室長)
片渕須直(アニメ映画監督)
ヤマザキマリ(漫画家・文筆家)
マライ・メントライン(エッセイスト)
安田峰俊(ルポライター)
マニアックな軍事の作戦・戦術の話から国家間のパワーバランス・外交の話、国民生活と戦争という日常と非日常の交わり方まで、対談した方々の特性に応じた様々な切り口でウクライナ戦争の初戦を切り取って対談してました。
今、読んでももちろん面白いですが、10年後、20年後にウクライナ戦争を振り返った時、開戦当初はどんな熱を帯びていたのかを知ることができる非常に参考になる面白い書籍となりそうです。
Posted by ブクログ
文藝春秋社の関連雑誌で対談した5人とこの本のために語り下ろしたもの1件を収録。対談時期は4月から9月。
対談相手は
・東浩紀:1971生、批評家・作家 株式会社ゲンロン取締役
・砂川文次:1990生、小説家。元陸上自衛隊で対戦車ヘリコプターの操縦士。
・高橋杉生:1972生、防衛省防衛研究所防衛政策研究室長。
・片淵須直:1960生、アニメ監督。「この世界の片隅に」
・ヤマザキマリ:1967生、漫画家
・マライ・メントライン:ドイツ人 翻訳者、通訳、エッセイスト。2008より日本在住
・安田峰俊:1982生、ルポライター 天安門事件など中国を多くルポ
「ロシアは絶対悪なのか」(文藝春秋2022.7月号 4.11対談)×東浩紀氏と
東:ウクライナの仕掛けている戦略は必ずしも敵国ロシアには向かっていない。・・「ハイブリッド戦争」対「非ハイブリッド戦争」という状況になっているようにみえるのですが・・
小泉:その通りですね。ハイブリッド戦争の理論はあくまでも敵国が民主国家である場合を想定していす。・・ロシアは権威主義体制でメディアもネットもプーチンの支配下にある。プーチンが(ロシアで)支持されている限りはロシアは戦争を継続するはずです。
小泉:今回つくづく感じるのは人間とはそもそも非合理な存在だ、ということ。
小泉:今回の戦争によって、米国一国のもとに世界が安定しているのではなく、複数の大国がそれぞれ異なる世界観を掲げて「競争的に共存する」世界に変化したのだと思います。・・ロシアは孤立するようにはなるでしょうが、瓦解していくとも思えません。
ヤマザキマリ:プーチンは、思惑通りの自分を象ろうと誇張し過ぎた為に実態が消えてしまった人という印象があります。イソップ童話の身体を膨らませて大きく見せようとして破裂してしまうカエルを思い出します。
ヤマザキマリ:イタリアの私の家族は、イタリアは他民族や他宗教との争いの歴史の中で生きてきた歴史があるから、またやってる、でもいつかは終わる、というような客観的かつ長いスパンで考えている。
「シベリアの掟」ニコライ・リリン著 小泉氏が紹介
イタリアでベストセラーになった本。かつてシベリアに犯罪流刑地があったが、彼らはスターリン時代にモルドバに強制移住させられた(今の沿ドニエストル地域らしい)。著者の自伝的小説。モルドバでは犯罪共同体の掟を守りながら育つが嫌気がさしイタリアに移住した。
・・映画化もされたようだ「ゴッド・オブ・バイオレンス」2013イタリア ジョン・マルコヴィッチ出演
2022.9.20第1刷 購入
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