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世界各地での取材の前に「ネイティヴから学ぶ」「教材を自作する」など、独自の学習法で25以上の言語を学んできた著者。本書ではその学習法と実践の記録を、コンゴでの怪獣探し、ミャンマーのアヘン王国潜入など超ド級のエピソードとともに披露している。
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Posted by ブクログ
高野さんの本を複数読んでいるが、高野さんの旅を語学の面で切り取った本。 語学に関する蘊蓄の部分は少し自分には不要だと感じたが、中国語を学ぶ過程、フランス語を学ぶ過程は独特で非常に面白かった。
おもしろかった〜〜!!20代までの語学学習の軌跡を追うと同時に、それまでの旅の総集編という側面が高野さん節を色濃く出していて、飽きずに軽快に読み進められる。 新参者の高野さんファンなので、まだ読めていない作品の概要が多々書かれていて、読みたくて仕方なくなった。(読みたい本が多すぎて追いついていない...続きを読む...) また、語学好きとしては、多数の言語を学んだからこそわかる言語学的分析が非常に興味深かった。 いろいろな言語に触れられていたけど、私は"平安京言語"スペイン語を学ぼうと決めた!そして南米に行ってスペイン語で話したい。
非常におもしろかった 何かを学ぶときにつねに自分1人で・書籍で学ぼうとする癖があるのでそんな方法があるのか!と思った 現代のツールでコミュニケーションはできるが、ノリをAIから学ぶのは難しいだろうなと思った 現地に飛び込みたくなる本
語学は最強の武器になる。 現地の人と共に何か野望を叶えるためには、語学という魔法の剣が頼りになる。 これだけ翻訳機能が充実した現代において、語学力は必要なのか?情報を得るだけであれば、Google翻訳を使いこなせる能力さえあれば問題はない。ただ、現地人と親しくなるためには共感=語学が必要不可欠。IT...続きを読む化が進んだ現代だからこそ、語学は大切であり、語学を学ぶ過程の楽しさを教えてくれる一冊。
大好きな高野秀行氏の語学探究本? 辞書も本もないような珍しい言語を学習する氏がどうやって習得してきたかということがよく書かれている。 わたしも語学熱が再発しそうだ。
語学に興味あってもなくても、著者がすごくエネルギッシュで面白く読める。人生をとことん楽しんでいて羨ましい。いろんなエピソードがあって笑った。
言語を冒険で便利に使える"魔法のツール"と称して世界中を冒険しつつ言語を習得してきた著者の語学冒険譚。 私も趣味でインドネシア語や英語、中国語を少しながら学んでいるので著者の「魔法のツール」という感覚がとてもわかる(そして学ばなくなると穴の空いた器の如く知識が漏れ出ていく感覚も...続きを読む)。一方、ここまで色々な言語を文字通りテキストもない中での独学をする中で得られた語学のコツや落とし穴、語学と民族性の関係の話などとても為になった。使う言語を切り替える時なんとなく話者の人格を切り替えるという話は身に覚えがあるしその理由の解説がとても参考になった。
さすが高野さん、語学学習法という観点でも体験談という観点でも非常に面白かった。 最初の衝撃的なエピソードにはじまり、新しい言語への出会い方、学び方など、どれ一つとっても面白い。 言語のノリ、ムベンベの正体やえつとue の関係、中国の日本族など、現地語を少し話せるだけでこれほど見える世界が変わるのかと...続きを読む非常に言語学習への意欲が高まった。 民族を聞くのはタブーなのにどんな言語を話すかは喜んで教えてくれる フランス語の成績が悪すぎてフランス文学専修送り ザイコランガランガのニッポンバンザイ うっかりコカイン工場に出くわしてしまうコロンビア、あらゆる文明の発達段階と階級をつなげるスペイン語 中国の日本族 ロシアも同じ感じだったな アメリカもミャンマーも知らないワ人 前近代の言語にはあいさつがない 友達も文明語
辺境ノンフィクション作家高野秀行さんの語学体験記。 英語、フランス語、中国語などポピュラーな言語から探検・取材に合わせてリンガラ語、ボミタバ語、シャン語、ワ語など学んだ言語は25以上とのこと! 語学体験に伴う各地の辺境体験は最高におもしろくて、以前高野さんの『西南シルクロードは密林に消える』を読ん...続きを読むだ時のものすごい衝撃を思い出しました。 やっぱり高野さん、すごい!! たとえマスターしきれなくても、現地の人と現地の言語で交流するのは語学の一番の喜び。 聞いたこともないような言語、その高野さんらしい体当たり学習法はなかなか上達しない中国語学習中の私にはおおいに刺激になりました。 中国語学習のところは私も「あるある」「そうそう」と共感することばかり。 ・現地の人っぽく話す物真似学習法 ・ネイティヴの音声を繰り返し聴く 「さまざまな言語を学んでいくと、どの言語にもその言語特有のノリとか癖とか何らかの傾向などがあることがわかる。それが語学で決定的に重要だと気づかざるをえない。」 学習法だけでなく、他民族国家と日本の言語観の違い、国のあり方などについて改めて考えたり気づかされたりしました。
著者が好奇心旺盛。 普通の人が行かないところややらないことをどんどんやるところが面白い。 この本を読むと、語学を学習して現地で使ってみたくなる。
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高野秀行
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