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Posted by ブクログ 2024年04月13日
存在がまだ解明されていない西南シルクロードの陸路紀行。中国の成都に始まり、ミャンマーのカチン州、インドのナガランドを経てカルカッタに向かう道中での様々な人との会話や関係を構築していく様子が面白く、高野さんらしさを感じた。「戦後初めて中国からビルマ経由でインドまで運ばれたことを確認された交易品」、と自...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月11日
めちゃくちゃ面白い。
自身の高野さんの著書4冊目だが、一番苦難を乗り越えて探検している感じがした。
実際に生で交流しなければ書けない現地の人々の描写がいい。これが日本でくつろぎながら読むことができるなんてありがたいことだ。
それにしても、今作でも『アヘン』でも思ったが、上梓されてしばらくたってから書...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月06日
中国からタイ・ミャンマーの「ワ」州を抜け、インドへ。中国の出国手続きもなく、タイ・ミャンマーへの入国も税関を通ってないので、インドへは不法入国状態。「ワ」のあたりを徒歩で制覇していく様子も、インドから奇跡的に日本に帰国するのも、読んでいてワクワクする冒険譚です。アヘン王国と合わせて読むともっと楽しめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年05月07日
高野さんの紀行文は、信頼できる。
現地の人たちとの交わり方が、素朴で率直で暖かいからだ。自分が実際に現地に足を運んで、その土地の人と話をしてみたい気持ちにさせられる。
今回の旅で私の印象に残ったのはゾウ・リップとエピキュリ大尉の2人。
今、ミャンマーは本当に大変な事態を迎えている。この本に書かれた旅...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月22日
中国の成都から、ビルマのカチン州とナガ州を通過し、インドのカルカッタまで、約2ヶ月間の旅の記録書。
中国とインドは車や列車で移動するが、ビルマでは密林を徒歩で移動する。密林なので、山道で、スコールも降り、ヒルも出て、電気や水道はない。過酷の一言と思うが、そこを日常とし普通に暮らす人々がいる。意外にも...続きを読む
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