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【電子版特別カラーイラスト収録】探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。しかしそこには予想を超えた展開が! 奇想爆走ノンフィクション。
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Posted by ブクログ
格闘? 葛藤記なんじゃないか。ウモッカはUMAサイトで話題の怪しげな魚の名前。いつものように現地の言語習得を含めた準備に余念のなかった著者だが、『西南シルクロード』で鬼門とも言うべきインドのビザが取れたことから運命の針が探検から180度逆に振れてしまった。著者も本書で書いているが、カルカッタの空港で...続きを読む入国を拒まれロビーでの生活をする様はまさに映画『ターミナル』の世界だ。既に別の著作で読んだ「名前変更物語」がウモッカ探しに端を発していることを知り思わずニヤリ。インド行きの悲願はとうとう神頼みだ。
最高におもしろかったー! いやいやー、まさかこういう展開で終わるとは思わなかったけど、わたしにはマジな冒険記よりこういうほうがいいかもー!! 本当に文章が読ませるんだなあ、とつくづく。 だいたい、わたしは理科とか大嫌いで、生物のあれこれだとかまったく興味がないのに、ウモッカについていろいろ調べて研...続きを読む究者とかに話をきくあたりもすごく興味深く読めて。文章がおもしろいゆえ。 こういう、予想外の展開、まったくうまくいかないあれこれ、焦り、不安、期待、などなどが旅というものなのかもとか思ったり。深いものを感じたような。 ああ、おもしろかった。
中盤から趣旨が外れてきている気はするが、著者らしい。ノンフィクションとか旅行記という区分けでなく、エッセイ捉えれば面白い。
人生には探し物が必要である、と改めて思わずにはいられない。例えそれが、見つかる可能性がとてつもなく低いものでも。 なんでもいいから、私も探し物のひとつやふたつ欲しいと思ってしまった。この作者のように、それを探すために「なんでわざわざそんなことを…」と周囲が呆れてしまうような無茶で面倒くさい行動を起...続きを読むこす軸となりえるなら、最終的に探し物が見つからなくてもいいんじゃないだろうか。 この人の探し物ものは見つけるためのものじゃなくて、その探し物のために自分は何をするのかっていう人格形成のものなんだね。 それにしても、最後の方の「自転車の旅」まで書籍化してるのは笑ってしまった。 冒険家魂しぶとすぎるだろ。
めっちゃおもろいし、後半の展開はびっくりする。 私は高野秀行のファンなのでまったく好意的に読めるけども、高野秀行を読んだことのない人には勧めない。何冊か読んで、好きになったあとこれを読むべきだろう。
この作品も面白かった。ただし、タイトルが正確ではありません。インドへの道はまさにその通りだけど、今回インドには入国できずウモッカとは格闘できませんでした。まあ、ウモッカ捕獲に向け格闘したことには違いないかもしれないけど。これは、カルカッタのイミグレーションで足止めをくらいインドに入国できずジタバタす...続きを読むる高野さんを愛でる作品です。イミグレにて、まるで『ターミナル』のトム・ハンクスのようになったり、相棒の暇人キタ1号を遠隔操作しようとしたり、奥様との『インド入国……priceless』に笑っちゃいました。
インドにまぼろしの怪魚 ウモッカを捜しに旅立ったはずだった。しかもこのウモッカは日本人1人が市場で見かけたというシロモノで、日本のUMAマニアの中だけで盛り上がっているのでした。その情報を頼りに遥かインドまで行こうというのだからすごい。ネタバレになるので書かないけれど、中盤過ぎてもまだ日本にいます。...続きを読むほんと予想外の展開です。やはりこの方只者ではない、おもしろかったです。
ウモッカってなにかと思ったら架空の魚なのね。 しかもインドへ行く話かと思ったら本人空港で入国拒否くらってるしほんとうける笑
古本で購入。 高野作品3冊目。 自身のブログに寄せられた 「インドの『謎の怪魚 ウモッカ』を探してください!」 というコメントをきっかけに、怪魚ウモッカ調査計画が動き出す! それは確か。間違いない。 でもこの本のすごいところはそこじゃない。 それは… ウモッカ目撃地たる「ウモッカタウン」にたど...続きを読むり着けないところなんです。 なぜたどり着けないかは読んでほしいんだが、そんなの本にするか?普通。 結局、現地を歩いたのは高野の相棒のキタ。 高野はキタとのメールのやりとりでウモッカタウンの様子を知る。 そんなドキュメンタリーはなかなかないなぁ… しかし「看板に偽りあり」と言うべからず。 確かにウモッカの正体を探るべく「格闘」してるし、「インドへの道」が重要ポイントなのである。 ある意味掟破りの冒険ドキュメンタリーだけど、テンポが良くておもしろい。 バカやってるけどこの筆者はすごい、と思わされます。
やっぱりこれは空前絶後。だって、未知動物探しに「行ってない」のにこんなに面白く読ませるんだものね。普通なら失敗として葬り去られそうなものだが、転んでも(思いっきりすってーんと転んでる)タダでは起きない、というより、転び方こそが素晴らしい。 とにかくインドに行くまでの準備が周到ですごい。現地の言葉を...続きを読む習得してから行くことが辺境旅の秘訣だと、他の著書でもしばしば触れられているが、なかなか難しいことだと思う。高野さんはいったい何カ国語をしゃべれるのだろうか。 また、準備の過程で調査のために会いに行く人たちが、それぞれに個性的で楽しい。ネットでなんでも調べられちゃうご時世でも、顔を合わせてナマの声を聞くことからわかることを一番大事にしているところがいいなあ。 悲願のインド行きは近々何とかなりそうだと少し前に聞いたが、あれからどうなっているんだろう。「神様より気むずかしい」インド政府には是非オトナの対応をお願いしたいものだ。
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【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道
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