無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
朝日新聞デジタルの連載を、大幅に加筆修正されたもので、当時読んだことがあったが、大変興味深かった。
英才教育とすると、選民思想が生まれてしまう。
どうやってギフテッドを定義するのか?
横並びの日本の教育では、同調圧力が特異な才能を伸ばす障壁になっている。
「ギフテッド」と聞くと、「なんだ、高知能自慢か」と思われることが多いと思う。
そうではなくて、特異な能力ゆえに周囲と馴染めなかったり、変な子扱いされて除け者にされたり、いじめられたり、授業が退屈と感じて学校から脱走したり不登校になったり…。
本人や周囲の困難を取り除くために、どうアプローチしていくのかが、まだまだ課題となっている現状だそう。
この本では、さまざまなギフテッドの方のエピソード、現在行われている支援、戦時中に行われていたエリート教育などが書かれている。
ギフテッド=天才ではない。
実際、高IQでも人並外れた超人的な才能を持っているのはごく僅かだそうです。
だから、気づかれずに「なんだか生きづらい」となっている。
ギフテッドという枠組みに縛られず、個々の才能をどう伸ばしていくか?が、現在の日本の教育の目指すところなのかもしれない。
Posted by ブクログ
小学校中学校と平等で平均的な教育を受ける義務を、もう一度考え直す必要があるんじゃないか考えさせられた。
右利き左利きとあるように、脳は色んな特性を持って人は生まれてくる。
一人一人、オーダーメイドの教育は難しいにしても、生まれつき知能の高い子供は、小学校入学前と中学校入学前に検査をしてほしい。
そして学校では学ぶことへの自由を与えてやってほしい。好奇心や高度な学問の学びに、先生たちは寛大になってほしい。
そうすることで、子供たちは救われるのです。
自由にしてもらえた知能の高い子供たちは、どんどんと伸びていきます。自分の力で。
どれほど辛い思いをしているか先生たちは知らないのです。
Posted by ブクログ
子供が今風に言うとちょいギフテッド(もういい大人)と感じるので、第一章はひたすら共感しながら読んだ。我が子の話かと思った。
思春期の頃は対人関係で上手くいかないことも多く、わがままに見える性格的なものかと思っていて、親としてもしんどかった。
最近「どうやら子供はギフテッド」
と知ってから(検査の数値も含む)
今までの生きづらさに納得し、なぜそういう発想になるのか、そういう行動をとるのかが納得出来るようになり、子供に対する向き合い方がやっとわかってきた感じ。
(未だに親も振り回されて大変)
でも子供は常に脳がぐるぐる働いているから日々クタクタで、相変わらず生きづらそうで大変だろうな、一生そうなのかな、自己理解を深めて上手にコントロールして生きてくれればなと、強く思う。
能力が上手に社会とマッチすれば良いのだが、幸福度が非常に低くて自殺率も高いゾーンである事は間違いない。
(でも子供の周りの人は彼にそんな特性があるなんて誰も思っていないはず、ちょっと変わっているただの友達の一人。
話しの理解力が飛び抜けて高いので、話しの理解展開が早くてこちらは楽だが脳内見透かされていると感じる事もある)
日本人の「出る杭は打たれる」という同調圧力の強い国民性はギフテッドにとって生きづらさを倍増させる非常に厄介な環境(現在海外在住であるが、まだそこが適正であるかは模索中)
「放っておいて欲しい」と言う第一章の大人の女性の言葉にただただ共感。
Posted by ブクログ
ギフテッド(高IQ含む)の解像度が上がり、また自分の理解不足を痛感した。
ギフテッドというワードにはポジティブで恵まれた存在という印象が強かったけど、殊に日本ではその同調圧力の強い教育体制から疎外感や不適応を生じさせてる現状があると知った。同学年との話の噛み合わなさや物足りなさっていうのは、自分の中と周りからの孤立感を際立たせるのだな。
国のギフテッド支援政策が、その異能ゆえの困難を支援するという方向性であること。これには賛否色々あるだろうけど、才能を選抜して伸ばす方策では学力競争を加速させる懸念はその通りと思う。その先のある種の成功した人生が約束されている盲信に捉われそう。そういった意味では、まずは個人、社会の理解度を底上げすることが大切なんだなと感じる。
障害者支援に比べての遅れが指摘させているが、そこの線引きがどうなっているのか、2E(Twice-exceptional)はどう正しく把握され才能の部分にはどのような支援が行われているのか。障害者支援の現状も勉強してみたいと興味が拡大していくのだ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。