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ガリレオにしか作れなかった高倍率の望遠鏡に、宇宙はどんな姿を見せたのか?──1609年7月に初めて製作した望遠鏡の倍率は3倍。その4カ月後には、他の誰にも追随できない20倍の倍率を実現したガリレオは、翌年初頭から天体観測を開始した。人類が初めて目にしたレンズの先には、月の表面の起伏が、天の川をなす無数の星が、そして木星をめぐる四つの衛星が現れた。人類初の詳細な天体観測の貴重な記録、待望の新訳!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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Posted by ブクログ
ロマンしかない。
望遠鏡の仕組みを知ったガリレオが、当時としては驚異的な20倍の望遠鏡を作り、それをもって天体を観測したガリレオによる報告書。
望遠鏡は当然今の方が数段優れているため、観測したもの自体は小学生の自由研究でもできるレベル。しかし、ガリレオはその観測から月の表面に凹凸があることや、木星の近くにある4つの星が衛星であることを発見していく。当時の時代背景を考えると、ガリレオの想像力と理論の積み上げ方は驚異的と思える。
今の情報からすると目新しいものはないけど、天文学の黎明と、科学がどのような僅かな積み重ねで発展してきたのかを体感できる本だと思う。
また、自分は本来訳者のあとがきとか全く興味がないんだけど、p85からの訳者解説は本文の内容はもちろん、時代背景なども詳しく示してくれてとても面白かった。
Posted by ブクログ
努めて冷静に振る舞おうとしているが今まで見ることのできなかった物を見ることができた喜びと興奮が伝わってくる。ページ数は多くないが重要な記述が多い。後にガリレオ衛星と呼ばれることになる木星の衛星観察では、動きを詳細に記録することによって周期を割り出そうとし、同時に星の周りを回る星の存在を示すことで地動説を裏付けようとしている。また、月の表面が地球と同じような地形をもっていることを示したり、星雲が星の集まりにであることを示すなど、現在では当たり前であるが、当時としては革命的な記述がある。望遠鏡による月や木星の観察の単なる記録と考察にとどまらず宗教的な宇宙観から抜け出す記念碑的な著作といえる。
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