西洋哲学史
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西洋哲学史

1,375円 (税込)

6pt

3.8

哲学の勉強に、なぜ西洋哲学史全般の知識が必要なのでしょうか。哲学も学問である以上、勉強の仕方というものがあり、少なくとも哲学で使う概念がどのようなものかを、哲学者たちに教わる必要があります。本書は、一冊で完結する西洋哲学通史として、重要な哲学者の、それも必要不可欠と思われる考えに絞り、古代・中世・近世・近代・現代の区分に従って問題の展開が論理的に理解できるよう書かれています。(著書「まえがき」より)

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西洋哲学史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年12月29日

    西洋哲学の変遷がじつに丁寧に解説されている。出版は古いが、西洋哲学の歴史を全体的に知るのにとっても役立った本。細部は難解なはずだが、とにかくその要点をわかりやすく噛み砕き、かつ高レベルのままコンパクトに読めるということにある意味感動。著者はイタリア思想に造詣が深いようで、日本ではマイナーなイタリア哲...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月30日

    哲学初学者の私にとっては、平坦な口調で書かれていたので分かりやすかったと思う。繰り返し読みたいと思う。
    それなりにレベルの高い人からすると、物足りないのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2012年02月23日

    とても読みごたえがあった。高校時代に悩みを通して哲学に心惹かれ、カントの乱読から入り、プラトン、レヴィストロース、西田幾多郎と恥ずかしいほどの直感任せで、哲学が何たるかも10年ほど分かっていなかった時も無駄だとは思っていない。世界での異文化経験と宗教世界への没入と、教育分野への従事によって拡がった風...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月18日

     録音した講義を文字に起こした西洋哲学の通史。近世のヒュームまでで全349ページ中278ページを占め、古代と中世に比較的重きが置かれている。

     そのためもあって、近代以降の記述はかなり圧縮されており、難解。逆に、近世までは、分かりやすく面白い。ことに中世について、一般に暗黒時代と言われているが、実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    哲学史の講義を文字起こししたもので、口語調で書かれているため読みやすい。しかし、近代以降の哲学史は記述が簡略化されているので、難解な語句や概念がそのままサラッと流れるように述べられるだけで、各哲学者の思想の特徴が理解できなかった。

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    Posted by ブクログ 2020年05月23日

    西洋哲学史の入門書です。著者の講義をもとにしているため、口語調で書かれており読みやすいように感じられます。

    約350ページの分量をもつ本書では、約半分の180ページほどが古代・中世哲学の解説にあてているのが特徴といえるように思います。これにつづく内容は、近世哲学が約100ページ、近代哲学が約50ペ...続きを読む

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