教育委員会事務局、渦中にいながらにして、なんなのかまったく分かっていなかったことがよく分かった。
最近(?)の教育委員会制度の改変問題について、根本的なことが分かっていなかったことにも気づく。
わたしも単純に、首長が変わるたびにその自治体の教育方針が変わったりしたらまずいじゃん、と考えていたが、話
...続きを読むはそんなことではなかった。
そもそも日本の教育の仕組みが、すでに文科省、県や府の教育委員会、市町村の教育委員会というタテの行政の仕組みのなかに組み込まれていると。
なるほど。
家庭的、地域的、経済的な条件に関わりなく子どもが教育を受けられるように、そのための最低基準であるナショナルミニマムと、それを元に一定の望ましい標準であるナショナルスタンダードを区別して考えないといけませんよ、という指摘に深く感銘を受けた。