検索結果

  • 地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

    地球、この複雑なる惑星に暮らすこと

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,599円 (税込)
    日本の問題は、「経済」と「環境」にある。そんなのは、コロナにならなくったって、虫を見ていればわかること。虫が生きにくい世のなかは、人間も生き物も生きにくい――。 コロナ禍で一転、イタリアとの行き来が途絶え、日本生活を余儀なくされた根っからの昆虫好きのヤマザキマリが先輩として慕う養老孟司。コロナ以前から箱根の養老昆虫館に足を運んだ4年間、話は虫を通じて見えてくる世界の複雑さ、気候変動とともに変わりゆく生態系、来るべきAIの世界、すっかり脳化が進み「戦時中と似ている」という日本を覆う空気まで。そして養老さんに訪れたまるの死と病。はたして想像力と突破口はどこにある? 世の中との「ズレ」を感じ続けるふたりが、その違和を一つひとつ解きながら、いつしか微視的スコープで文明の深奥までを眺め見る対談。
  • ChatGPTは神か悪魔か
    値引きあり

    ChatGPTは神か悪魔か

    真のAI革命が到来―― 識者たちが予測する未来予想図 落合陽一「人類の知的産業が機械に取って代わられる日まで、あと2年くらいかもしれない」 山口周「AIの価格破壊で『優秀さ』の定義は変わる。高収入の仕事からAIに代替される」 まるで人と話しているかのような自然な対応をする対話型AI「ChatGPT」が話題だ。これまでの人工知能(AI)とは異なり、学習しながらコンテンツを作成する「生成AI」の衝撃。教育、ビジネスから医療、恋愛、芸術まで、私たちの生活を劇的に変え得る驚異のテクノロジーの「メリット」と「怖さ」を、論客たちが語り尽くす。生成AIは人類にとって神なのか、悪魔なのか――。
  • 超バカの壁

    超バカの壁

    小説・文芸
    3.7
    1巻836円 (税込)
    「今の日本社会には、明らかに問題がある。どんな問題があるか。私はものの考え方、見方だと思っている。そこがなんだか、変なのである」――フリーター、ニート、「自分探し」、テロとの戦い、少子化、靖国参拝、心の傷、男と女、生きがいの喪失等々、現代人の抱える様々な問題の根本が見えてくる。「バカの壁」を超える方法、考え方は自分の頭で生み出す。そのためのヒントが詰まった、『バカの壁』『死の壁』に続く、養老孟司の新潮新書第三弾。
  • 超老人の壁

    超老人の壁

    小説・文芸
    2.7
    1巻1,320円 (税込)
    人生の醍醐味は0と1の間にある。人気解剖学者・養老孟司、「本人伝説」の南伸坊のエッセンスが凝縮。 何事もデジタル化され便利になった反面、人間が生きづらくなった世の中で、楽しく生きるにはどうしたらいいか。 宗教、哲学、アート、自然科学など、多岐なテーマを織り交ぜながら、明るい老人二人が現代社会に警鐘を鳴らす。 思索が深まる爆笑対談第2弾。
  • 年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)

    年寄りは本気だ―はみ出し日本論―(新潮選書)

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,705円 (税込)
    「日本には人命尊重という概念がない」「有事になると希望的観測で動く」「損切りができない」……この国を動かす「空気」の正体を断じる。「SDGsはただのスローガン」「AIの予測はだいたいはずれる」「カーナビは人間の感性をダメにする」……流行りものにも物申す。84歳と75歳が、日本のほんとうの難題を語り尽くす。
  • 歳を取るのも悪くない

    歳を取るのも悪くない

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻858円 (税込)
    長生きは喜ばしいことのはずなのに、人生百年といわれてもまるで希望が持てないのはなぜ? これからの人生に不安がいっぱいの小島さんが、傘寿を迎えた人生の先達、養老先生に率直な疑問をぶつけます。私たちはいつまで働き続けなければいけないの? 今の仕事は自分に合っているの? なぜ自分の気持ちをわかってもらえないの? 夫婦関係ってこれでいいの? 今とは少し違う景色が見えてくる、幸せに生きるためのヒントが満載です。
  • どうせ死ぬから言わせてもらおう
    値引きあり

    どうせ死ぬから言わせてもらおう

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻484円 (税込)
    団結や同調を鼓舞する、いかなる装置もクソくらえ!  目標設定や効果検証より「みんながんばろう」ばかりを主張する政府、グローバル・キャピタリズムを推し進めるエスタブリッシュメントたち、PCR検査をケチってGo Toキャンペーンに1兆3500億円、マジョリティの尻馬に乗った弱者バッシングだけが生きがいの人々、「日本すごい」の大合唱を続けるマスコミやネトウヨたち――日本列島ならぬ「日本劣等」に暮らす我々に必要なのは、何物にも流されない、共感しない能力だ!人気生物学者が直言する、唯一無二の辛口批評。 1)日本の幻想 生きた証 組織に忠誠を誓うのはなぜか 日本の下級国民の多くはなぜここまで従順なのか 囲碁、将棋、スポーツ、オリンピック スポーツは危険・取扱注意ということについて 2)おコトバですが 感情に訴える言葉に共感しない能力を磨く 敬称の文脈依存性について 自然言語は定義できない(概念は実在しない) 首尾一貫性という呪縛 3)コロナ狂騒曲 一所懸命は危険だ コロナ禍で分かったムダの効用 チフスのメアリーとコロナのジョン 厚労省の利権がらみでPCR検査が進まない コロナは社会システムを変えるか? 4)思い込んだら百年目 人為的地球温暖化という似非科学を未だに信じる人々 人為的温暖化とは無縁な台風の被害 ビーガンという倒錯 多様性ってなんだろう 「役に立つ」とはどういうことか 5)閑居老人のよしなしごと 家庭菜園に来る害虫たち 老人閑居してよしなしごとを考える 私がいじめられなかったわけ 埋葬と墓に関するいくつかの話 物々交換の過去と未来
  • なぜ生物に寿命はあるのか?

    なぜ生物に寿命はあるのか?

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻699円 (税込)
    生物は不死から死すべきものへ「進化」していった!? テレビで人気の生物学者が寿命の不思議を解き明かす! 生物に寿命があるのは当然のように思われるが、実はバクテリアなどの単細胞生物は環境が整っていれば、原則的には不死なのだ。つまり、不死身である単細胞生物は、人間のような多細胞生物に進化する過程で寿命をもったといえる。永遠の命と引き換えに、多細胞生物は何のために進化したのか? 本書では、生命の起源から進化と寿命の関係、人間の寿命が最大限に伸びる可能性までを人気生物学者が考察する。
  • ナマケモノに意義がある

    ナマケモノに意義がある

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻858円 (税込)
    現代人は頭でっかちになりすぎて心身のバランスが崩れているから鬱病や自殺が起こる。自然界の生物たちに学べば、自由で楽しい生き方ができるはずである。生物学の知見を引用して池田流の生き方論・幸福論を展開する
  • ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか―最新生物学の「ウソ」と「ホント」―(新潮文庫)

    ナマケモノはなぜ「怠け者」なのか―最新生物学の「ウソ」と「ホント」―(新潮文庫)

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻605円 (税込)
    不老不死は可能なの? 外来生物はやっぱり悪者? 女心と秋の空は本当に変わりやすいの? 分子の世界から地球の生態系まで、いま生物学は日進月歩。定説を覆す新しい発見が次々発表されている。その最新成果と未だ解けぬ難問のありかを、池田センセイが愉快に説く。文庫本一冊に森羅万象100テーマを収めた、生物学エッセイ登場! 『生物学の「ウソ」と「ホント」最新生物学88の謎』改題。
  • なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた

    なるようになる。 僕はこんなふうに生きてきた

    小説・文芸
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。 目次 Ⅰ 幼年時代と戦争 Ⅱ 昆虫少年、医学部へ Ⅲ 解剖学者の奮闘 Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い 養老先生への五〇の質問 ――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など
  • 日本が心配

    日本が心配

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻850円 (税込)
    将来、南海トラフ巨大地震が日本を襲い、死者32万人など莫大な被害が出ることが予想されている。「地震後の日本社会が心配」と語る養老孟司が、地震と災害後の日本について識者と語る。発生時期の予測、日本人の被害や避難・疎開のシミュレーション、首都直下地震と連続して起きた場合の最悪ケース、津波や復興が変える自然環境……。日本人が行なうべき「備え」と復興後のビジョンを問う。 〈目次より〉第一章 2038年、南海トラフ地震が起こる 尾池和夫(京都大学名誉教授)×養老孟司 ●まず「地球を知る」ことが大切 ●活断層とは何か ●大地震が歴史を変える etc. 第二章 被災のシミュレーションと復興ビジョン 廣井 悠(東京大学教授)×養老孟司 ●電話ボックス一つ分に六人が詰め込まれる――帰宅困難問題 ●震災疎開により都市への一極集中が進む ●お祭りをやっている地域は防災に強い? etc. 第三章 巨大地震後の日本経済 デービッド・アトキンソン(小西美術工藝社社長)×養老孟司 ●日本には「事前対応」という発想がない? ●最悪のシナリオ――日本は中国の属国になる? ●文化財の耐震工事を行なえばリスクが高まる? etc. 第四章 復興後、自然環境はどう変化するのか 永幡嘉之(自然写真家)×養老孟司 ●津波から二年後に起こった予想外の変化 ●復旧事業に「待った!」 ●南海トラフの復旧事業に東北の教訓は生かせるか
  • 日本人が立ち返る場所

    日本人が立ち返る場所

    小説・文芸
    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    人と社会の在り方を問う 生き方、選挙と情動、子育て、言語と文体、病気と死、自然との対話、芸術と教養…… 二人の思想家が森羅万象を語り尽くす 日本人が今見失っているものとは何か? 令和ニッポンを生き抜くためのヒントが満載! 第一章 情念と政治 第二章 陰謀論の時代をどう生きるか? ~求められる「感情教育」 第三章 居心地の悪い社会 ~子どもの自殺を考える 第四章 言葉の身体性 第五章 自然に学び、日本人が立ち返る場所を考える 終  章 死に直面して考えたこと
  • 日本人ならこう考える 日本と世界の文明放談

    日本人ならこう考える

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    文系と理系の知の巨人が、日本と世界の文明についてざっくばらんに語り合った放談集。アメリカ論、毛沢東論から進化論までを縦横無尽に語りつくす。日本は世界を気にする必要なんてない!渡部「日本でも江戸時代に各藩で小判が足りなくなると藩札を刷ったものですが、いまでは世界的な藩札制度になってしまった(笑)」。養老「僕は、日本が持っているアメリカ国債なんか、どうせ紙切れなんだから焼いてしまえっていっているんです(笑)」養老「日本は温暖化対策のリーダーシップをとるなどといっていますが、何か騙されているんじゃないですかね」。渡部「日本がどんなに二酸化炭素排出をゼロにしても、アメリカが出しているのなら意味がありません」養老「中国と仲良くするのは簡単。いざというときは上納金を払えばいい」。渡部「あるいは向こうで永久革命を起こさせつづける。毛沢東が政権を握っているときは、わが国は平穏でした」
  • 日本人はどう死ぬべきか?

    日本人はどう死ぬべきか?

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻1,430円 (税込)
    身体を見つめてきた解剖学者と世界を駆けまわる建築家が、現代日本の大問題、「死に方」について考える。 中高年男性の自殺率が世界でもトップレベルになった日本。 「死」が徹底的に排除された都市に住み、「死」について考えなくなった私たちは、 どのように「死」と向き合い、「その日」を迎えればいいのだろうか? 解剖学者と建築家という異色のコンビが、鴨長明の『方丈記』や、東京の歌舞伎座、 そして同じ学校で受けたキリスト教式の教育などをヒントに、ときにユーモアを交えながら、縦横無尽に語り合う。
  • 日本人はどう住まうべきか?

    日本人はどう住まうべきか?

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    東日本大震災以降の大問題。日本人はどこに住めばいいのか、どう住むべきか? 現代人は「脳化社会」の中に生きていると喝破した養老孟司氏と、ヒトの毎日の環境である住宅、都市の設計を行う建築家隈研吾氏が語り合います。 都市集中、過疎、自然喪失、高齢化、そして、震災、津波。21世紀、どこに住み、どう生きるのが幸せだろう。 養老「建築界では、津波についてどう対策を考えていたんですか」 隈「驚くべきことに、津波に関してはノーマークだったんです」 養老「原発事故は絶対に起こらないというのと同じメンタリティですね」
  • 日本の進む道 成長とは何だったのか

    日本の進む道 成長とは何だったのか

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    考え方を変えなければ、停滞は続く──。 人気解剖学者と『里山資本主義』の地域エコノミストが、ウクライナ戦争、コロナ禍が私たちにもたらすもの、必定といわれる南海トラフ後の日本の在り方を語る。 時代を生き抜くための異色対談。
  • 日本のリアル 農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う

    日本のリアル

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻799円 (税込)
    日本人の「家族の絆」の実態を調査し続ける岩村暢子氏。耕さず農薬も肥料も使わない農業で強い米を作った岩澤信夫氏。植林活動で海を変え、震災も淡々と受け止める牡蠣(かき)養殖家畠山重篤氏。日本になかった合理的な間伐を普及する鋸谷(おがや)茂氏。ごくふつうの日常を研究する人、リアルな「モノ」に携わる人と解剖学者が、本当に大事な問題を論じ合う。「日常から消えた『現実』」「不耕起栽培で肥料危機に勝つ」「ダムは造ったふりでいい」「人工林を救う管理法」……地に足をつけて考える一冊。(目次より)◎震災後、家族の絆は回復したか ◎「ミーフェチ世代」の登場 ◎冬期湛水で無農薬・無肥料を実現 ◎現代の田んぼでは耕すことに意味はない ◎海は生きていた ◎気仙沼ユートピア計画 ◎日本の森林は外材輸入で守られている ◎林業は採算が合う
  • 人間は老いを克服できない
    値引きあり

    人間は老いを克服できない

    ビジネス・実用
    -
    1巻495円 (税込)
    人間に「生きる意味はない」――そう考えれば老いるのも怖くない。自分は「損したくない」――そう思い込むからデマに踊らされる。人気生物学者が虫の目、鳥の目、魚の目から、現代社会に蔓延る妄想を縦横無尽にバッサリ切る。 【目次(一部)】 1 人間に“生きる意味”はない 歳をとるということ ついに後期高齢者になる 歳をとって分かったこと――人生に生きる意味はない……他 2 “生物目線”で生きる コロナ禍の沖縄に行く 哺乳類の種の寿命に関わりなくがんの発症確率がほぼ同じなのはなぜか 「虫」を使った常套句について……他 3 “考える”を考える なぜカルト宗教にはまるのか? 埋没コスト、タラ・レバ妄想、正常化バイアス 美醜を決める基準はあるのか……他 4 この“世界”を動かすものは ウクライナ紛争と穀物価格の高騰 ウクライナ紛争後のEUのエネルギー戦略の行方 エネルギー戦略・日本どうする……他
  • ネコのヒゲは脳である

    ネコのヒゲは脳である

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,232円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間と動物の不思議にはじまり、言葉や社会を骨の髄まで解剖。 養老孟司のスタート点=解剖学に立ち返り、もの言わぬ死体を見すえるところから、人間を、世の中を見つめ直す知的興奮の書。
  • ねこバカ いぬバカ

    ねこバカ いぬバカ

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻968円 (税込)
    ペットとひとの長生き、医療、看取りを語る。 「動物はいい、気持ちが休まって」、 「ひとりで生きるより手のかかる相手がいた方がいい」(養老孟司) 「弱っていく姿を見かねて安楽死を考えたことも」、 「ペットのがん治療は、アバウトすぎて一種の無法地帯」(近藤 誠) 日本で買われているペットは15歳未満の子どもより多い、約2千万頭。 猫、犬、サル、ネズミ…小さい頃からいろいろ飼ってきた養老先生と、歴代4匹のワンコを飼い、哺乳瓶でミルクをあげて“子犬育て“までした近藤先生。ペット大好きドクターふたりが、愛するペットとの暮らし、医療、看取りを語りつくしました。 人もペットも寿命が延びて、さぁ大変。高齢ペットのがん治療、介護、安楽死など悩ましい問題がいっぱい。そんな時代に、おもしろくてためになる、実は深い対談です。 養老まる(スコティッシュ・フォールド、11才)と、近藤ボビー(ボストン・テリア、1才)のほほえましいスナップはカラーページに収めました。 【ご注意】※この作品はカラー画像が含まれております。
  • 猫も老人も、役立たずでけっこう NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    猫も老人も、役立たずでけっこう NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    食う寝る遊ぶ、ときどき邪魔。それでいいじゃないですか。――NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」から生まれた、養老センセイと愛猫まるの老老コンビが贈る痛快エッセイ!
  • 脳死臓器移植は正しいか
    値引きあり

    脳死臓器移植は正しいか

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻313円 (税込)
    臓器移植、人工臓器、遺伝子治療など医療技術の進歩は、私たちに死生観の再検討を迫っている。脳死は人の死か。そもそも人の死とは何か。歴史、医療技術、経済の見地から脳死臓器移植に鋭く切り込む刺激的エッセイ。
  • 脳の見方

    脳の見方

    ビジネス・実用
    3.5
    1巻715円 (税込)
    長い進化の時間の中で、ヒトは巨大な脳を手に入れた。取り出してしまえば、柔らかそうな、丸みを帯びた、灰色の物体に過ぎないこの器官が、ヒトを知る鍵であるらしい。私たちがものを考えるとき、そこでは何が起こっているのだろうか。真実とは一体どこに存在するのか。ゲーテからウオノメまで、自在な角度から論じ、脳とは何かに迫っていく。『唯脳論』へと続くエッセイ集。
  • 脳は耳で感動する

    脳は耳で感動する

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    養老孟司×久石譲 対談集! 脳科学と音楽が織りなす驚きの世界へ、あなたを誘います! 解剖学者・養老孟司と作曲家・久石譲が、脳と音楽の不思議な関係を紐解く画期的な一冊。 なぜ人は音楽に感動するのか? 映像と音楽のシンクロはどのように起こるのか? 脳科学の視点から音楽の魅力に迫ります。 - 脳と音楽の関係を、わかりやすく解説 - 久石譲の作曲秘話や、養老孟司の斬新な視点が満載 - 音楽の楽しみ方が変わる、新しい知見の数々 音楽ファンはもちろん、脳科学に興味がある方にもおすすめ。この一冊で、あなたの音楽体験が劇的に変わるかもしれません。 今すぐ手に取って、音楽と脳の深遠な世界を探検しませんか?
  • 半分生きて、半分死んでいる

    半分生きて、半分死んでいる

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻1,100円 (税込)
    ある大学で「養老さんじゃないですか、もう死んだと思ってました」と話しかけられた著者。「要するにすでに死亡済み。そう思えば気楽なもの」と嘯き、超越した視点で「意識」が支配する現代社会の諸相を見つめる。人工知能が台頭する時代に「コンピュータは吹けば飛ぶようなもの」と語り、平成においては「万物が煮詰まった」と述べ、人口や実体経済の限界が見えた時代の生き方を考える。現代の問題は「一般論としての人生と、個々の人生の乖離」と述べ、一般化からこぼれ落ちた個々の生へ眼差しを向ける。真理は0と1の間に落ちる。宙ぶらりんの立場で、現代人の盲点を淡々と衝く一冊。 【目次より】●人文学で何を教えるか ●禁煙主義者として ●永遠の杜 ●人工知能の時代に考える ●虫と核弾頭 ●人口が減る社会 ●状況依存 ●米軍の「誤爆」 ●意識をもつことの前提 ●老人が暮らしにくい世の中 ●地味な仕事への対価 ●「平成」を振り返る
  • バカにつける薬はない
    値引きあり

    バカにつける薬はない

    ビジネス・実用
    -
    1巻495円 (税込)
    科学的事実を歪曲した地球温暖化の人為的影響や健康診断、きれいごとばかりのSDGsや学校制度改革――世界は徐々に破滅にむかって進んでいるけれど、人々はよほど騙されるのが好きに違いない。騙され続ける日本(人)に、有効な処方箋はありやなしや!? 老い先短い気楽さで物申す、バカバカしくも深くてためになる、秀逸なエッセイ。 妄想はどこから来るのか/人生は計画通りにいかないから面白い/コロナ禍は老化を加速する/温暖化阻止は美味しい商売だ/平等原理主義という病/アホな科学政策が加速させる頭脳流出/ほんとうのSDGs/ブルシット・ジョブ(無駄仕事)に精を出すデジタル庁/右翼、左翼、保守、革新、リベラル/ペットの寿命と自分の余命/専門家は信用できるのか ほか
  • バカの災厄

    バカの災厄

    ビジネス・実用
    3.4
    1巻990円 (税込)
    迷惑なバカはなぜ増えたのか? ネット炎上やあおり運転、陰謀論の流布など、「バカ」が引き起こすトラブルは絶えない。 生物学者・池田清彦氏が本書で「バカ」とするのは「概念が孕む正しい同一性はひとつしかない」と思い込む人のこと。 視野狭窄で他人の意見に耳を貸さない彼らは、自らの信じる「正義」や「真実」を周囲にも押しつけようとし、それを受け入れない相手を「敵」認定し攻撃する。 しかし、こうした「バカ」化は、進化を遂げた人類にとって、一種の宿命でもあった――。 暴走を続ける「バカ」につけるクスリはあるのか?
  • バカのものさし

    バカのものさし

    「ゲームがやめられない」等、子どもの素朴で切実な相談に脳の仕組みを繙(ひもと)きつつ養老先生が的確にアドバイス! 子を持つ親も必読書! 子どもの質問ってずいぶんおもしろいですよね。笑って答えるのと、怒って答えるのと半々ぐらいでした。子どもの質問に怒っちゃいけませんが、子ども自体に怒るよりは、子どもをそうしちゃったおとなに怒ってるんですよね。まったく、なんという常識つけてんだって、てね。―本書「あとがき」より― ※本書は2011年、イーストプレスより復刻刊行された『バカなおとなにならない脳』を大幅に改訂し、文庫化したものです。
  • ヒトの壁(新潮新書)

    ヒトの壁(新潮新書)

    小説・文芸
    3.9
    1巻858円 (税込)
    病気はコロナだけじゃない。そして、死は誰にでも平等にやってくる。新型コロナウィルス禍と五輪、死の淵をのぞいた自身の心筋梗塞、愛猫まるの死――ヒトという生物であると実感し、2年間の体験からあらためて問い直す。人生そのものが、不要不急ではないか。それでも生きる価値はどこにあるのか。84歳の知性が考え抜いた、究極の人間論! 「壁」シリーズ4年ぶり待望の最新刊。
  • ヒトの幸福とはなにか

    ヒトの幸福とはなにか

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,716円 (税込)
    ものいわぬ虫や動物たちが「生きること」を教えてくれる。“エッセイの名手”養老先生の手による五百篇以上の作品から精選。人生を深める思考の冒険。
  • ヒトの見方

    ヒトの見方

    小説・文芸
    3.3
    1巻770円 (税込)
    解剖学者の仕事はモノを見ること。じっと見ては考える。ヒトの顔はどうしてみな違うのか? ヒトにはなぜヒゲがないのか? 対象だけでなくそれを見ているヒトをも視野に入れて考える。『ヒトの見方』は、見えているモノがなにかというより、それがどう語られたかに注目するところから生まれたヒトの博物誌なのです。還元主義に陥った現代自然科学に苦言を呈し、生物進化に新解釈を導入し、昆虫採集の楽しみを語る。簡潔にして明快、現代最高の知性ならではの科学エッセイ集。
  • 病院に行かない生き方

    病院に行かない生き方

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻950円 (税込)
    養老孟司氏推薦! 「医療に頼らず、自分に頼れ。池田流健康術の極意」医者のいうことを聞いていれば、健康になれると考える人は多いが、それは本当だろうか。人間ドックですべての項目が、「異常なし」である人はほとんどいないし、健康診断で“平均値の罠”にはまって病人に仕立てられる可能性もあるかもしれない。他人の判断には限界があり、自分にしか気づけないことが少なからずあるもの。重要なのは、「自分の体は自分で観察すること」。また、野生動物から学ぶことも多い。まず、人間以外の生物は、余計なことをしない。人間は無理に環境に適応しようとするから心身に問題をきたすのではないか。本書では、健康を通して、最後まで自分らしく生きるための過ごし方を考える。
  • 病気と折り合う芸がいる

    病気と折り合う芸がいる

    小説・文芸
    -
    1巻1,540円 (税込)
    「大事なのは自分の都合。自分にとって居心地のいい場所を探そう」。 88歳の知性が提言する、人生を楽しく生きるための「プレ遺言」! ●死は1か0ではない(養老孟司) ●大病をすると「生きることの前提」が変わる(養老孟司) ●自然の存在であるわれわれには必ず命の終わりが来る(中川恵一) ●養老先生が「死は怖い」と感じない理由とは(養老孟司) ●余命宣告をしないほうがいい理由(中川恵一) ●小細胞がんは手強い…中川先生が診る養老先生の病状とは(中川恵一) ●世の中のことは、実はわからないことがほとんどである(養老孟司) ●がんの再発で生活はどう変わったのか?(養老孟司、中川恵一) ●がん治療を受けてわかった。病気と折り合うには「芸」がいる(養老孟司) がん再発後の治療経過と、病気と折り合いをつけながら、淡々と日々を過ごす養老先生が、生と死について、また子どものこと、虫のこと、ネコのこと、自然のことなど多様なテーマについて語りつくす。

    試し読み

    フォロー
  • 平等バカ

    平等バカ

    ビジネス・実用
    4.3
    1巻880円 (税込)
    新型コロナワクチン接種の大混乱 緊急事態宣言下での東京オリンピック強行 拡大し続ける経済格差、公平じゃない消費税、 勘違いした多様性――偽りの「公平」から目を背けるな! 『ホンマでっか!? TV』でおなじみの生物学者・池田清彦が説く、 不平等な現実に向き合う知恵と教養 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり大混乱が起きた。 同じ高齢者でも具体的に誰から打つのかに頭を無駄に悩ませ、 接種態勢を整えるのに時間を要する自治体が続出したからだ。 また、かつて東日本大震災の被災地支援で毛布を用意したにもかかわらず、 避難所のすべての人に届かないからと配布を取りやめたことがあったそうだ。 いずれも平等にこだわるあまり、非合理極まりない事態に陥っていたのである。 こうした事例を挙げるまでもなく、社会を見回すと平等に拘泥するあまり 非効率なことが起きる事例が蔓延している。 拡大し続ける経済格差、公平ではない消費税、 「多様性」を謳いながら平等に縛られる学校教育の現場はどうか? 恣意的に「平等」を使って国民を騙す行政は大問題だが、 国民の側にも「平等が何より大事」という思い込みがあるのではないか? 日本を覆う「平等が正義」という空気の本質をあぶりだす一冊。 「時にはあえて平等を選択するのが必要なケースはもちろんある。 ただし、しつこく上っ面の『平等』だけを追い求める 『平等バカ』の先にあるのは、実は『不公平』であり、 時としてそれはより深刻な格差にもつながるのである」 (本書「はじめに」より) ●完全な公平を求めるのは非現実的である ●平等バカの根っこにある「嫉妬羨望システム」 ●消費税は「広く公平に」課税されてなどいない ●平等に働いても賃金は不平等になる理不尽 ●平等な授業が落ちこぼれをつくる ●表面的なジェンダー平等ではむしろ生きづらい ●新しい資本主義には頭脳の多様性が欠かせない ●「決める政治」がはらむ独裁のリスク ●脱「平等バカ」は、自分の頭で考えることから……etc.
  • 不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎

    不思議な生き物 生命38億年の歴史と謎

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻1,408円 (税込)
    体に棘をもつ虫、トゲトゲ。その仲間で棘のないトゲナシトゲトゲ。さらにその仲間で棘があるトゲアリトゲナシトゲトゲ……。生き物の意表を突く形や生態から、生命誕生と38億年の生命進化、形態形成の謎にせまる。
  • 復興の精神

    復興の精神

    東日本大震災以降、私たちはどのように考え、どのように行動し、どのように生きていくべきなのか。すべての日本人が向き合わねばならないこの問いに、九人の著者が正面から答えた。「精神の復興需要が起きる」「変化を怖れるな」「私欲を捨てよ」「無用な不安はお捨てなさい」「どん底は続かない」……その言葉は時に優しく、時に厳しい。3・11以降を生きていくための杖となる一冊。
  • 文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す

    文系の壁

    ビジネス・実用
    3.9
    1巻730円 (税込)
    「理系は言葉ではなく、論理で通じ合う」「他者の認識を実体験する技術で、人間の認知は進化する。」「細胞や脳のしくみから政治経済を考える」「STAP細胞研究は生物学ではない」……。解剖学者養老孟司が、言葉、現実、社会、科学研究において、多くの文系の意識外にあるような概念を、理系の知性と語り合う。『すべてがFになる』などの小説で知られる工学博士森博嗣、手軽にバーチャルリアリティが体験できるデバイス(段ボール製)を考案した脳科学者藤井直敬、話題作『なめらかな社会とその敵』の著者で、「スマートニュース」の運営者でもある鈴木健、『捏造の科学者 STAP細胞事件』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞記者・須田桃子。「前提」を揺さぶる思考を生む四つの議論。
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 養老孟司 特別授業『坊っちゃん』

    別冊NHK100分de名著 読書の学校 養老孟司 特別授業『坊っちゃん』

    ビジネス・実用
    4.4
    1巻880円 (税込)
    「本は読まなくてもいい」「効率は求めない」……。生徒との対話は、世間の常識を覆すことから始まった。人間が成熟するとはどういうことなのか? 他人の評価を気にせずに道を切り開く術とは? 漱石と「坊っちゃん」の姿を自身に重ねながら、養老流・人生の極意を伝授!
  • ほどほどのすすめ

    ほどほどのすすめ

    ビジネス・実用
    3.4
    1巻1,320円 (税込)
    楽しく長く生きる極意は「ほどほど」! 生物の世界は一見すると弱肉強食のようだが、実際はウィンウィンの関係で成り立っている。増えすぎて大きくなりすぎた集団は、イナゴの大群のようにクラッシュして滅びてしまうのだ。いま大きく・強くなりすぎたシステムの破綻があちこちで起こっている。イギリスのEU脱退、急増する世界人口、超富裕層の富の独占をもたらしたグローバル資本主義、事故になると無限大のコストがかかる原発、働きすぎがなかなかやめられない現代人……。生態学的にも歴史的にも、世の中も人も「ほどほど」がいいのである。 「ホンマでっか!?TV」の人気教授が語る、独り勝ちせずほどほどに生きる道。そもそも生きることは不安定で予測不可能なのだから、人生はあれこれ先を思いわずらうより、今を生きるほうが面白い。「ほどほどのその日暮らし」が楽しく幸せに生きるコツである。
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻799円 (税込)
    「(すべては情報という)社会でおそらくいちばん忘れられそうなこと、それはモノである。モノとカタカナで書くのは、私の場合には、ある対象があって、それが五感のすべてで捉えられる、という定義になる。……私は日本人で、人間を中心に考えるから、ヒトから見たモノ、それで社会を論じたい。以前からそう思っていた(養老孟司氏のまえがきより)」。 このような立脚点から養老氏が知見を論じ合うのは、ダム行政に手腕を発揮し、また地形やデータから日本文明の歴史を解き明かしてきた元国土交通省河川局長。石油高騰、温暖化、食料・水不足、少子化などの問題の本質に迫る。「日本人は既に一度エネルギー枯渇を経験している」「温暖化対策に金をかけるな」「小さいことが好きな日本は世界の見本になり得る」、さらに「自殺する人は傲慢」という卓見まで。戦う農業経済学者・神門善久との鼎談「日本の農業・本当の問題」も掲載。ものの見方、日本の見方を変える一冊。
  • ほんとうの環境白書 3・11後の地球で起きていること

    ほんとうの環境白書 3・11後の地球で起きていること

    放射能汚染や家畜の異常現象など身近で深刻な問題から、水や新エネルギー源など世界的な資源問題まで、本当に大切な環境問題の実態を解説。自然の力と最先端の技術を活用した環境問題の創造的な解決方法を提言する。
  • 本当のことを言ってはいけない
    値引きあり

    本当のことを言ってはいけない

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻495円 (税込)
    現在、日本の85歳以上のうち約5割は認知症である。学校はほぼ最悪のブラック職場になりつつある。近い将来、エリート層は国外へ逃亡する―― 「日本すごい」と馬鹿の一つ覚えみたいに騒ぐけど、本当に「すごい」のは日本の凋落速度だ! 人気の生物学者が、独自のマイノリティ視点で快刀乱麻を断つ。世間にはびこるウソと無駄を見抜くエッセイ。 1 生と死の意味について 「物事にすべて意味がある」は妄想だ 老化に進化論的な意味はない 老人になって生き続けるのも大変だ 記憶と死の恐怖 ヒトは酒だけの食事でも生きていける!? 2 AIと私たち AIの未来 AIは人間を超えるか AIは格差を固定する? AIがもたらす不労社会 遺伝子とAI 3 市場原理と成果主義 教育に市場原理を持ち込む愚行 何事もほどほどに 国民の知的レベルの二極化 効率第一主義は国を亡ぼす 無駄働きの強制が日本を滅ぼす 4 動植物散策 多摩動物公園に行ってみた(1) 多摩動物公園に行ってみた(2) ネキを採りに沖縄に行く 生物の進化パターンは予測可能か 外来種は悪者なのか 5 短絡的正義がもたらすもの 遅きに失した国際捕鯨委員会脱退 未来展望なき虚勢による日本の衰退 優しくていい人ばかりの国は亡びる 老人を無理やり働かせるのはやめよう 加藤典洋『戦後入門』を読む
  • ほんとうの復興

    ほんとうの復興

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻880円 (税込)
    目の前にある現実は、問題ではなく、答えである。ここから、何を、どう、考えていけばいいのか――? 大きな自然災害にしばしば見舞われることが宿命づけられているこの国に生きる、われわれの文化的・社会的な特質と、「政治化」や「官僚化」によって起こった人災としての原発事故の根本にある情理を、鋭く深く論究する。
  • ぼちぼち結論

    ぼちぼち結論

    小説・文芸
    4.0
    1巻770円 (税込)
    「理性」に振り回される現代世界を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく…。養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。ホリエモン・村上ファンド騒動、NHK受信料、データ捏造問題、中国の経済脅威、自民党総裁選、団塊世代の定年…。さらに、幸せについて、文明についても考える。
  • ぼちぼち結論

    ぼちぼち結論

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻586円 (税込)
    「理性」に振り回される現代世界を憂い、社会「常識」の怪しさを指摘し、虫捕りの時間がないことをぼやく。養老孟司の時評シリーズもついに完結篇。ホリエモン・村上ファンド騒動、子どもの自殺、団塊世代の定年……。さらに、幸せについて、文明についても考察。さあ、結論が見えてきた。
  • ポストコロナ期を生きるきみたちへ

    ポストコロナ期を生きるきみたちへ

    コロナ・パンデミックによって世界は変わった。グローバル資本主義の神話は崩れ、医療や教育などを「商品」として扱ってはならないことがはっきりし、一握りの超富裕層の一方で命を賭して人々の生活を支える多くのエッセンシャルワーカーが貧困にあえぐ構図が明らかとなった。私たちは今、この矛盾に満ちた世界をどうするかの分岐点にいる。この「歴史的転換点」以後を生きる中高生たちに向けて、5つの世代20名の識者が伝える「生き延びるための知恵」の数々。知的刺激と希望に満ちたメッセージ集。 こんなに誠実な大人たちから、地球を引き継げるワクワクをあなたへ。 ──山邊鈴(長崎県立諫早高校3年/「この割れ切った世界の片隅で」作者) 「ウイルス一つによって、わずか数ヵ月の間に、ほんの昨日までこの世界の「常識」だと思われていたことのいくつかが無効を宣告されました。それがどのような歴史的な意味を持つことになるのか、人々はまだそのことを主題的には考え始めてはいません。日々の生活に追われて、そんな根源的なことを考える暇がありませんから。でも、中高生たちはこの「歴史的転換点」以後の世界を、これから長く生きなければなりません。彼らに「生き延びるために」有益な知見や情報を伝えることは年長者の義務のひとつだと僕は思います」(まえがきより) 【目次】 まえがき 内田樹 ■1 Letters from around 30 ポストコロナにやってくるのは気候危機 斎藤幸平 楽しい生活──僕らのVita Activa 青木真兵 これからの反乱ライフ えらいてんちょう ■2 Letters from over 40 君がノートに書きつけた一編の詩が芸術であること 後藤正文 技術と社会──考えるきっかけとしての新型コロナ危機 白井聡 「タテ、ヨコ、算数」の世界の見方 岩田健太郎 支援の現場から考える、コロナ後の世界 雨宮処凛 「大学の学び」とは何か──「人生すべてがコンテンツ」を越えて 増田聡 ■3 Letters from over 50 コロナで明らかになった日本の最も弱い部分──対話・エンパシー・HOME 平田オリザ コロナ禍と人間──私たちはどう生きるのか 想田和弘 台風とコロナ・パンデミックは同じか? 俞炳匡 図太く、しぶとく、生きてゆけ──誰も正解を知らない問題にどう答えを出すか 山崎雅弘 ■4 Letters from over 60 医療が無料であること 三砂ちづる 人生100年時代、ポストコロナはダブルメジャーで 仲野徹 メメント・モリ──思いがけない出会いに開かれているために 中田考 ディレンマの知性 釈徹宗 ■5 Letters from over 70 ポストコロナ期における雇用について 内田樹 自分に固有の問題を考えること 池田清彦 コロナと価値のものさし 平川克美 マスクについて 鷲田清一
  • 真面目に生きると損をする
    値引きあり

    真面目に生きると損をする

    ビジネス・実用
    3.6
    1巻440円 (税込)
    正義と善意はウソばかり。 どうせ死ぬから、言わせてもらおう。 長生きは良いことか。地球温暖化は本当か。働き者はナマケモノよりも偉いのか――病気と医療、教育や環境、格差社会ほか避けられない身近な諸問題を、独自のマイノリティ視点で一刀両断。いい加減くらいが、ちょうどいい!? もっともらしい「正論」や「常識」のウラに隠された世の偽善を見抜き、ジタバタせず楽しく生きる心構えを教える。
  • 真っ赤なウソ

    真っ赤なウソ

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻500円 (税込)
    養老孟司が語る、世の中のこと、マスメディアのこと、人間のこと、死ぬこと、生きること、仏教と宗教のこと……。軽妙かつユーモアたっぷりに、世の中のウソのカラクリと効用を、鋭く暴く。「ウソ」を凝縮した先にある「リアリティー」とは何か。「変わらない私」とはどういうことなのか。あなたはウソの中から、本当の真実をつかんでいますか?Q&Aも交えた養老孟司のゼミナール、ついに開講。
  • マツ☆キヨ

    マツ☆キヨ

    自分自身を「わかりやすいキワモノ」と呼ぶ異形のコラムニスト、マツコ・デラックス。科学のみならず世事万般をめぐってあっけらかんと語る「ヘンな生物学者」、池田清彦。既存の世間的な価値観から大きくはみ出しているふたりが、震災であらわになった差別のしくみや、いまのネット社会の気持ち悪さを、舌鋒鋭くえぐり出す。
  • まともな人

    まともな人

    ビジネス・実用
    -
    1巻770円 (税込)
    今回は「あたりまえ」について考えてみよう。こういう話題ならできるだけ具体的なほうがいい――。養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮問題も、地球温暖化論や「新しい歴史教科書」問題も、何か通じるものがある。二一世紀最初の三年間の出来事とそれらをめぐる人々の姿から、世界と世間の変質をズバリ見通し、現代にはびこる「ああすれば、こうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。
  • まともな人

    まともな人

    小説・文芸
    3.7
    1巻649円 (税込)
    養老孟司が世の中の動きを定点観測。小泉内閣発足も、9・11同時多発テロや北朝鮮問題も、地球温暖化論や「新しい歴史教科書問題」も、何か通じるものがある。二一世紀最初の三年間の出来事とそれらをめぐる人々の姿から、世界と世間の変質をズバリ見通し、現代にはびこる「ああすればこうなる」式の考え方に警鐘を鳴らす。
  • まともバカ~そもそも始まりは頭の中

    まともバカ~そもそも始まりは頭の中

    小説・文芸
    4.3
    1巻990円 (税込)
    養老孟司が「脳」から人間をあぶりだす! 解剖学の第一人者が「脳」から考察した人間の生きざま。 生と死、言葉と文化、都市とメタバース……すべての「現実」は我々の「脳」が決めている!
  • 耳で考える ――脳は名曲を欲する

    耳で考える ――脳は名曲を欲する

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻770円 (税込)
    人間はなぜ音楽を生み出し、社会においてどのように役割づけてきたか? そして私たちはどのような曲を美しいと感じ、どうやってそれを受け入れていくのか? 謎の多い分野に脳科学と映画音楽の第一人者が挑む!
  • 無思想の発見

    無思想の発見

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻946円 (税込)
    日本人は無宗教・無思想・無哲学だという。さて無思想とは、どのような事態か。もしかするとそれは、「ゼロ」のようなものではないのか。つまりゼロとは、「なにもない」状態をあらわしつつ、同時に数字の起点でもある。ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方ではないか。日本の風土と伝統が生んだ「無思想という思想」を手がかりに、現代を取り巻く諸問題、さらには、意識/無意識とはなにかを、大胆に、されど精緻に考え尽くし、閉塞した現代に風穴を開ける。
  • 虫とゴリラ

    虫とゴリラ

    人気解剖学者・養老孟司と、ゴリラ研究の第一人者にして京大総長の山極寿一の初の対集。ゾウムシをはじめさまざまな虫を採集する「虫の養老」さん、アフリカのジャングルでゴリラを追い続ける「ゴリラの山極」さんが、人間社会を問い直す。海や山の豊かな自然と共生してきた日本人が、なぜ70年代以降、山を切り崩し、海岸線をコンクリートで固め、自然を破壊してしまったのか。日本を覆う沈滞ムードの正体は何か。虫とゴリラの目で、情報化する現代社会に警鐘をならし、新しい形での自然と共に生きる道を模索する画期的な対談集。
  • 虫とマンガと日本人 養老孟司のキャラクター論
    NEW

    虫とマンガと日本人 養老孟司のキャラクター論

    ビジネス・実用
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    超・巨大ビジネスに成長した日本のエンタテインメント産業。その躍進を支えているのは、世界と比べても突出して数多い「キャラクター」たちです。なぜ日本のキャラクターは、こんなにも多様性に溢れ、どんどん増殖するのでしょうか――。その疑問を、メディア論が専門の柳瀬博一さん(東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授)が、大の“虫好き”“マンガ・ゲーム好き”な解剖学者の養老孟司さんにぶつけました。「虫好き」な国民性、図鑑などの出版文化、日本語の構造、生物多様性、宗教観までもが影響している――!? 知の巨人が解く、日本人とキャラクター論をお届けします。 〈本書の主な内容〉●日本人はなんでも「図鑑」にしちゃう ●AIもキャラ化し、「チャッピー」呼ばわりです ●日本人は「ムシ偏差値が高い」 ●人間はゲームをするように生まれているんです ●キャラクターのルーツは、やはり「鳥獣(人物)戯画」でしょうね ●日本人は「違い」にこだわります。だから、あらゆる生き物を細かく分類し、どんどん新種を増やすんです ●江戸時代の絵師たちは、種がわかるくらい精密に、生き物を描きました ●日本の“マンガ語”が今や、意味のある「記号」として、世界に受容されています ●人種も国籍も、性別も、個々の「違い」を認めて、並列して一緒に暮らす。日本のコンテンツが世界から注目されるのは、一つの希望かもしれません
  • 虫は人の鏡 擬態の解剖学

    虫は人の鏡 擬態の解剖学

    ビジネス・実用
    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カモフラージュ、なりすまし、威嚇、死んだふり・・・虫の面白さは「擬態」にあり。なぜ虫はこんな色と形をしているのか。擬態を考察すると人間がわかる。解剖学者・養老孟司の思想の原点。初心者から本格的な虫好き(虫嫌い)まで、圧巻のビジュアルとともに<自然の見方>が学べる1冊。すべての現代人に贈る珠玉の虫エッセイ! オールカラー。 「私が虫なら、ヒトを笑う。こういう生き方があることを教えてやりたいよ」 擬態はゲノムのすることなのに、脳がすることにソックリである。もちろんそれは、神経系の機能の反映だからである。脳はそこに自分の秘密を見る。十九世紀およびそれ以前の科学者たちは、虫がする本能的行動を見て感嘆した。これこそ神の設計にほかならない、と。かれらは進化を知らなかった。だから、本能のほうが先で、神経系がそれに従って形成されたことに気づかなかったのである。かれらは虫を見て、本能を発見したつもりだったが、発見したのは、自分自身の出自だった。いまでもそうは思っていない人は、たくさんいるはずである。脳はなにか特別で、心というはたらきを示す。虫は馬鹿の一つ覚えをくりかえしているだけだ、と。(本文より)
  • 虫坊主と心坊主が説く 生きる仕組み

    虫坊主と心坊主が説く 生きる仕組み

    小説・文芸
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    仕事、成功、世の中、自分、死の圧倒的現実を、静かに説き明かす対談! 「やりたいことっていうのは仕事じゃねえよ」 「死んでんのかな、ほんとに」 ―養老孟司 「成功すればするほど苦しくなるんじゃないかな」 「みんな自分の願望の充足のために現実を利用しようと躍起」 ―名越康文 この本では、私たちが日常で感じる「わけのわからなさ」に対する洞察が交わされています。 「お経は答えそのものである」との名越さんの言葉から、対談では様々な生きることの出来事が話題に上がります。 名越さんによると、人間は現実を見ずに幻想を追いがちで、その結果、不必要に動揺したり悲しみや怒りを感じたりしているそうです。 養老先生の役割は、そんな人々に「現実はこうだ」と示してくれることです。その結果、心が安定するのだとか。 また、お経は私たちの抱える様々なもやもやをスッキリさせてくれるものであり、人々の幸せを願いながら、真の教えを伝えているとのこと。 名越さんと養老先生が何を語っているのか、それは社会を変えようとする意図ではなく、あくまで彼らの「らしさ」が反映された対談となっています。 そして、お二人は対談が人々に何かの教訓を与えるとは考えておらず、ただお経のように心に響く何かを提供したいと願っています。 この対談を通じて、読者は日常生活の混乱や不安から一時的にでも解放され、新たな視点で生の謎に思いを馳せる機会を得られることでしょう。 生きることの本質に迫る試みとして、名越さんと養老先生の言葉に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。 目次 第一章 「仕事」ってなんですか 第二章 「成功」ってなんですか 第三章 「世の中」ってなんですか 第四章 「自分」ってなんですか 第五章 「現実」ってなんですか 第六章 「死ぬ」てなんですか
  • もうすぐいなくなります―絶滅の生物学―(新潮文庫)

    もうすぐいなくなります―絶滅の生物学―(新潮文庫)

    ビジネス・実用
    3.3
    1巻605円 (税込)
    生命誕生からおよそ38億年。地球上ではおびただしい数の生物種が出現と絶滅を繰り返してきた。現在でも、例えばトキやニホンオオカミはとうに滅び、イリオモテヤマネコ、ゾウ、マナティー、シロナガスクジラなどが絶え果てる寸前である。そしてこの先、人類も地球上から消えていなくなるのだろうか――。絶滅と生存を分ける原因は何か。絶滅から生命の進化を読み解く新しい生物学の教科書。
  • もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた NHK ネコメンタリー 猫も、杓子も。

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 作家はなにゆえ猫を愛す?NHKの人気番組「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」が一冊になった!作家が語る愛猫との暮らしがオールカラーで楽しめる。番組のための書き下ろし作品も収録。
  • ものがわかるということ

    ものがわかるということ

    小説・文芸
    4.1
    1巻1,760円 (税込)
    自分を自由にしてくれる 養老流ものの見方、考え方。 「わかる」とはどういうことなのか、それが「わからない」。 じゃあ説明してみましょうか、ということでこの本が始まりました。 それなら私が「わかるとはどういうことか」わかっているのかと言えば、「わかっていない」。「わかって」いなくても、説明ならできます。 訊かれた以上は、何か答えるというのが、教師の抜きがたい癖なのです。(本文より) 学ぶことは「わかる」の基礎になる 考えることが自分を育てる ものがわかるとは、理解するとはどのような状態のことを指すのでしょうか。 養老先生は子供の頃から「考えること」について意識的で、一つのことについてずっと考える癖があったことで、次第に物事を考え理解する力を身につけてきたそうです。 養老先生が自然界や解剖の世界に触れ学んだこと、ものの見方や考え方について、脳と心の関係、意識の捉え方について解説した1冊。
  • やがて消えゆく我が身なら
    値引きあり

    やがて消えゆく我が身なら

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻335円 (税込)
    「ぐずぐず生きる」「80歳を過ぎたら手術は受けない」「がん検診は受けない」…。飾らない人生観と独自のマイノリティー視点で、現代社会の矛盾を鋭く突く! 生きにくい世の中を快活に過ごす、本音炸裂エッセイ!
  • やさしい『唯脳論』

    やさしい『唯脳論』

    小説・文芸
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    「知の巨人」養老孟司×「ホラー漫画の神様」楳図かずお 異色の二人が「脳」をモノサシに、人間の本質を解き明かす刺激的対談! 「すべては脳の産物である」―― 。解剖学者・養老孟司が提唱し、世間に衝撃を与えた『唯脳論』の世界。 その深遠な思想に、「自分という怖さ」に興味を抱く作家・楳図かずおが迫ります 。 なぜ人は「怖い」と感じるのか? 表現の根源にある脳の働きとは何か? 異色の対話から、驚きの真実が次々と浮かび上がります。 なぜ日本人はこれほどまでに漫画に熱狂するのか?その秘密は、漢字と仮名を脳の二箇所で読み分ける日本人の特殊な脳の働きにありました。 「漫画の吹き出しは漢字のルビと同じ構造である」という驚きの分析から、現代都市が「脳」そのものであるという文明論まで、話題は縦横無尽に広がります。 私たちが現代社会で感じる「窒息感」の正体とは。 すべてが予測可能でマニュアル化された「脳の中」のような世界で 、楳図氏が描き続けてきた「恐怖」こそが、失われつつある本来の人間性を呼び覚まします 。 一見難解な『唯脳論』が、二人のエキサイティングな対話を通じて驚くほど「やさしく」、そして刺激的に解き明かされていきます。 漫画・アートファンはもちろん、現代社会論に関心のある方まで、知的好奇心を刺激する話題が満載の一冊。
  • やぶにらみ科学論

    やぶにらみ科学論

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻748円 (税込)
    クローン人間作ってなぜ悪い?地球温暖化なんてホントにあるのか?科学とオカルトって、どう違う?…オソロシイ勢いで進歩し専門化してゆく科学に、多くの人びとはついてゆけない。そのくせ、いかがわしい科学(まがい)は無根拠に信じてしまう。かように厄介な科学的現実から虚飾を剥ぎ取り、本質を見極めるにはどうしたらいいのか。そこで、生物学の風雲児(?)池田センセが最新の科学トピックに縦横に斬り込み、徹頭徹尾「論理」で腑分けする。
  • ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    ヤマケイ文庫 「身体」を忘れた日本人 JAPANESE,AND THE LOSS OF PHYSICAL SENSES

    ビジネス・実用
    5.0
    1巻990円 (税込)
    解剖学者・養老孟司氏と作家・冒険家のC・W ニコル氏が、都市生活によって衰えた日本人の身体をテーマに、子どもたちのこと、食べるということ、極地での気づきなどさまざまな問題に切り込んだ対談集。 アレルギーになる子ども、災害時に火をおこすことが出来ない大人たち。 便利になりすぎた都市生活によって、あまりに身体を使わない世の中になっていないだろうか。 そして自然と触れる機会もなくなった現代人は、嗅覚、免疫といった身体機能も衰えている―。そんな問題意識から、話は広がっていきます。 文庫版には、著者のお二人と交流がある甲野善紀先生による解説を追加しています。 ■内容 【1章 森と川と海のこと】 荒れた森を再生する/日本の杉は苦しがっている/木の力、森の力/森と川、そして海のつながり…ほか 【2章 食べること、住まうこと】 田舎の力/都会の罠/虫は貴重なタンパク源だった/何でも食べられるのは「貴族」/木を生かす適材適所…ほか 【3章 子どもたちと教育のこと】 「ほったらかし」が一番/二人の子ども時代/母親の世界から飛び出せ/ゲームより実体験/体験を通すと生きた知識が身に付く…ほか 【4章 虫のこと、動物のこと】 生き物の分類は分ける人によって変わる/ゾウムシは中央構造線を知っている?/オスは時々いればいい/熊との付き合い方…ほか 【5章 五感と意識のこと】 ハエも用心するクサヤのにおい/顔色をうかがうための進化/意識はコントロールできない/「意識の時代」と「身体の時代」…ほか 【6章 聞くこと、話すこと】 英語を強制されたトラウマ/気持ちと結びつく日本語/訓読みは難しい/主語の有無は文化の違い/自我の目覚めが遅い日本人…ほか 【7章 これからの日本のこと】 子供も、大人も外で遊べ/若者に責任を持たせよ/日本人に覚悟はあるか/言い訳の多い日本人/日本人よ、自分を取り戻せ…ほか ■著者について 養老孟司(ようろう たけし) 1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。東京大学名誉教授。 1962年に東京大学医学部を卒業。1981年、東京大学医学部教授に就任。 1995年に東京大学を退官。脳科学や人間の身体に関するテーマをはじめ、幅広い執筆活動を行う。 昆虫研究でも知られ、2022年まで福島県須賀川市の科学館「ムシテックワールド」の館長を務めた。 著書に『養老先生と虫』(山と溪谷社)、『バカの壁』『「自分」の壁』(新潮社)など多数。 C・W ニコル(クライヴ ウィリアム ニコル) 1940年英国ウェールズ生まれ。作家、環境保護活動家、探検家。 カナダ水産調査局主任技官、エチオピア・シミエン山岳国立公園長などを歴任後、1980年長野県に居を定める。 1986年、荒れ果てた里山を購入し『アファンの森』と名付け、森の再生活動を始める。 2002年「一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長となる。著書に『勇魚』(文藝春秋)など多数。 2020年、79歳で逝去。
  • ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~

    ヤマケイ文庫 養老先生と虫 ~役立たずでいいじゃない~

    ビジネス・実用
    4.2
    1巻990円 (税込)
    形はどこにあるのか、色は何でできているか、虫を拡大すると世界はどうなるのか、生物多様性とはなにか。 ただ面白いから一日中、虫を見ているだけ。 そうしているうちに、なにかがわかってしまう。 物事にすべて理由があるとは限らないのである――。 長年、虫と自然に教わってきた世界の見方を明解に楽しく語る養老孟司流の生きるヒント。 虫に憑りつかれた面々が虫好きの楽園・ラオスに集った命がけの採集記も収録。 文庫版オリジナルエッセイ付き。 『虫の虫』(廣済堂出版)を改題・再編集のうえ文庫化。 ■目次 1 虫を見る 見ること/形はどこにあるか(一)/形はどこにあるか(二)/色を見る/虫の色/虫の大きさ/ 拡大する/区別して分類する/五感と虫/虫を見てなにがわかるか(一)/虫を見てなにがわかるか(ニ)/それでも虫なのだ 2 ラオスで虫採り タライいっぱいの虫/虫採りに抵抗のない国/懐かしい風景/似ているのに違う/二次林だという思い込み/ クチブトゾウムシはどこにいるか/行ってみなけりゃわからない/二〇〇八年春、シェンクワンへ/蛍光灯破損事件/ テングアゲハの聖地/チョウを呼ぶ色/ラオスヒノキ方式/原生林は虫が少ない/シダにつくクチブトゾウムシ/ 瞬間移動する蝶人/虫屋とラオスに適応/いてはいけないチョウがいた/ヤシの実から出てきたゾウムシ/爺さんの災難/ ネジレバナという変な虫/完全変態の謎/一つの原理では説明できない/またもや新種発見/広がるトウモロコシ畑/ ラオスには研究拠点が必要/アシナガバチの攻撃/第三の事件 文庫版エッセイ:人が生きる理由とは
  • 唯脳論

    唯脳論

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻1,012円 (税込)
    文化や伝統、社会制度はもちろん、言語、意識、そして心…あらゆるヒトの営みは脳に由来する。「情報」を縁とし、おびただしい「人工物」に囲まれた現代人は、いわば脳の中に住む。脳の法則性という観点からヒトの活動を捉え直し、現代社会を「脳化社会」と喝破。一連の脳ブームの端緒を拓いたスリリングな論考。
  • 養老先生、がんになる

    養老先生、がんになる

    小説・文芸
    3.8
    1巻1,540円 (税込)
    心筋梗塞から4年。 奇跡の生還を遂げた養老孟司先生が、 がんになった。 2024年5月から始まった抗がん剤治療、 6月の建長寺虫供養、 7月~8月の虫展開催に向けて準備をしながら、 再度の入院。そして放射線治療。 教え子で自らもがんの、東大病院放射線科医師の中川恵一先生が、 養老先生のがんについてくわしく解説。 もうすぐ87歳になる養老先生が、 がんと闘いながら自らの老いと向き合ったシリーズ最新刊。 担当医のコメントや、家族の声も初公開。

    試し読み

    フォロー
  • 養老先生、再び病院へ行く

    養老先生、再び病院へ行く

    小説・文芸
    3.3
    1巻1,540円 (税込)
    「まる」の死から2年。 心筋梗塞での入院から2年半。 あれから養老先生はどうなった? 『養老先生、病院へ行く』待望の続編、ついに発売。 大病から復活後、久しぶりに病院を訪れることを決意した養老先生。 決して好きではない病院や医療と絶妙な距離を取りつつ、 老いや加齢、猫、虫、そして死について 教え子の東大病院の医師・中川恵一と縦横無尽に語りあい、 みずからの健康法についても初告白。 医療システムから逃れようとする養老先生と、 その姿勢を個人的には容認しつつも、 システムの側にいる中川先生。 この2人の医療に対する考え方を、 『養老先生、病院へ行く』同様、 往復書簡スタイルで交互に語りあう。 巻末では、作家・阿川佐和子さんとの鼎談も収録。 *カラー口絵16ページ・本文モノクロ写真も多数掲載

    試し読み

    フォロー
  • 養老孟司の〈逆さメガネ〉

    養老孟司の〈逆さメガネ〉

    小説・文芸
    3.9
    1巻740円 (税込)
    「世の中おかしくなった」と誰もがいう。教育の荒廃、凶悪犯罪、環境破壊、金銭汚職。ことあるごとに「誰かのせい」がはじまる。政治家が、役人が、教師が、そして会社が悪い。そうじゃない! あなた自身の見方・考え方がまちがっているのだ。
  • 養老孟司の人生論

    養老孟司の人生論

    ビジネス・実用
    4.1
    1巻760円 (税込)
    「どうしたら『生きられるか』、そんなこと、私に訊かないでください。わかるでしょ。その疑問に『自分で』答えること自体が、『生きる』ってことなんだから」(本書の第10章「若いころ」より)運、寿命、家族、仕事、学問、科学、医療、宗教、世間、日本人……。死から語り始める養老流「逆向き」人生論。 〈目次より〉◆本当に死んでしまったら、怖いもクソもない ◆私にとっては「死」ではなく「死体」こそが現実 ◆だれだって死体になる ◆すべての患者はかならず死ぬ ◆寿命は運。私は専門家におまかせします ◆共同体を消すことが「進歩」だった ◆本質的に変わらない「私」なんて、ない ◆個性は心にはなく身体にある ◆「世間」が西欧近代的自我の怪しさを教えてくれた ◆「世間という大きな書物を読むために」研究室を出た ◆私の価値観が確立した瞬間 ◆テーマが勝手に増える ◆フリーターになりたかった ◆戦争か飯か。私はぎりぎり、飯をとった ◆利口な人はアメリカかヨーロッパへ行った ◆論理より「いろいろ」が好き。全体をつかみたい ◆解剖を選んだ理由 ◆すべての結果が自分に戻ってくる ◆世間が激動すると科学者と技術者が輩出する ◆本当に自分で学問をするということ ◆非日常より日常を、独創より平凡を、選ぶ ◆「脳という方法」を使う ◆フツーを重ねるとトクベツになる? ◆選ぶのは対象ではなく方法、と決めた ◆「あたりまえ」は意外にむずかしい ◆自己チューの社会的意味 ◆純粋行為はトイレでの小便と同じで、枠が必要 ◆宗教は新しいほど危険 ◆「俺の本って、お経じゃないか」と思った ◆科学はキリスト教の解毒剤 ◆考えるためにはこだわる必要がある ◆ファーブルはハチに徹底的にこだわった ◆単純な解答はたいていウソ ◆日本というヘソの緒が切れない ◆「人間」じゃなく「人」になろうと努力してきた ◆「生きる」ことがわからないはずがない ◆人一倍世間を気にする「変わり者」 ◆この国は「自分流より世間流」 ◆世間と格闘するうち、自分も世間も変わってきた ●本書は、『養老孟司の人生論』(『運のつき』の改題・復刊)を、装い新たに文庫化したものです。
  • 養老孟司の人生論

    養老孟司の人生論

    ビジネス・実用
    3.4
    1巻1,300円 (税込)
    私の人生では「新しい」こと、つまりまだ済んでないことがあります。それは死ぬことです。――養老孟司が「死」から話をはじめる、目からウロコの人生論! 「死」について、「自分」について、「世間」について、「学問」について、「現代」について、「日本人」について、「考えること」について――。著者が自身の人生を振り返りながら、生きるためのヒントを語りかけます。目次より:大賢は大愚に似たり。そっくりだけど大違い/自分の死なんてどうでもいい/本質的に変わらない「私」なんて、ない/中庸をとるために極端な理論を立てる/敗戦で私は「だまされた」と思った/「あたりまえ」は意外にむずかしい/自己チューの社会的意味/単純な解答はたいていウソ/「考えないほうがいい」ことなんかない/日本人は「生きて」いない/この国は「自分流より世間流」/日本も、私も、楽観主義でいきたい/※本書は二〇〇四年にマガジンハウスから刊行された『運のつき』(二〇〇七年、新潮文庫)を復刊し、改題したものです。
  • 養老孟司の旅する脳

    養老孟司の旅する脳

    小説・文芸
    3.6
    1巻605円 (税込)
    養老先生、大いに語る! 旅と脳の深い関係から虫捕りの効能まで、“養老哲学”が1分でわかる、ワンショット・エッセイ集。人はなぜ旅に出るのか、“嫌う人は嫌われる”の真実、“自分に合った仕事”など幻想である、勝ったほうが生き残るとは限らない、お金とは、所詮は脳がつくり出した約束事、“参勤交代”という業務命令復活の提案、君子“音楽”に近寄らず、“虫捕る体質の魂”百まで……など。こんな時代だから読みたい、軽妙かつ深イイ話64編。JALグループ機内誌『SKYWARD』掲載の人気連載を電子化!
  • 養老孟司の大言論I 希望とは自分が変わること(新潮文庫)
    完結

    養老孟司の大言論

    ビジネス・実用
    3.8
    全3巻572~605円 (税込)
    人は死んで、いなくなる。ボケたらこちらの勝ちである。人生に多少の危険はつきものだ。若者に独創性を説くのは害であろう。教育の本質は「人を変える」こと。自分がどういう面で変わり、どういう面で変わらないか、歳を取ってもわからない。そこに、希望がある。世界が変わるのではない、自分が変わるのである――。9年間40万字を費やした連載の集大成、「大言論」シリーズ第1巻。
  • 養老孟司の人間科学講義

    養老孟司の人間科学講義

    ビジネス・実用
    3.0
    1巻1,067円 (税込)
    ヒト遺伝子は既にその塩基配列がすべて解読された。それならわれわれは、ヒトについていったい何を「知っている」というのだろうか。ヒトに本来そなわる二つの情報系?「神経系=脳=意識」と「遺伝子系=細胞=無意識」という入射角からヒトという存在を捉えなおす、養老ヒト学のひとつの到達点。
  • 世につまらない本はない

    世につまらない本はない

    小説・文芸
    3.6
    1巻660円 (税込)
    博覧強記の三粋人が、自らの愛読書を縦横無尽に大激論。「もし、無人島に持っていくなら」「本読みの、あなただけの秘策は」などの質問に、バックグラウンドがまったく異なる3人は、なんと答えるか? いままでにない、画期的読書術!
  • 読まない力

    読まない力

    ビジネス・実用
    3.7
    1巻740円 (税込)
    「言葉は意識の産物である。現代は意識優先、つまり脳化社会で、だから情報化社会になる。人生は『意識のみ』になってしまった」……。著者はあまり言葉を信用していない。言葉を読み過ぎず、先を読まず、解剖学者の眼で世の中を見つめ、静かに考える。すると現代日本人が気づかない、人間社会を取り巻くシステムが立ち現れる。たとえば、著者は本書で以下の意味のことを述べている。「秩序は同量の無秩序と引き換えでないと手に入らない。文明とは秩序であり、秩序を構築する過程で同量の無秩序を生み出している。それが炭酸ガス問題、環境問題の本質である。代替エネルギーもどうせ同じことであり、どこかにエントロピーを増やしてしまう」。日本人がこれからどう行動するかを考える上で、無視できない指摘ではないだろうか。本書は月刊誌『Voice』で2002年からはじまった好評長期連載「解剖学者の眼」を完全収録した時評集。石油問題、自衛隊のイラク派兵、靖国参拝、振り込め詐欺、オリンピック…。日本のこの7年を振り返りつつ、普遍的な視座を提案する。
  • 読むこと考えること

    読むこと考えること

    小説・文芸
    3.0
    1巻858円 (税込)
    養老孟司が折々に書き綴った思索の数々を九つのテーマへと編み分け。「読むこと」と「考えること」を往還しながら、物語に遊び、世相を眺め、虫に逃げられ、言葉に驚く──。解剖学者のユーモアと明晰な論理のメスが、物語のむこうに見える社会を鮮やかに切り開く。読むほどに、世界が前より少しだけややこしく、そして面白くなる一冊。
  • 寄り道して考える

    寄り道して考える

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻599円 (税込)
    人に教えたくない店は、表通りより、路地を入ったところにある、などとよく言われる。それは会話についても言えるのではないだろうか。一つのテーマに沿って延々と続く議論を聞き続けるのは苦痛なことだ。路地裏のいい店の喩えではないが、ときに話が本題から反れる。その話のほうが面白いということはよくあることだ。本書で御両人が語り合っているテーマそのものは日本文化論に通じるものあり、精神史に通じるものありで、その意味では正攻法の対論である。しかし、自分の幼児期の体験、青春時代の思い出などを織り交ぜた会話は、知的な漫才のような面白ささえ感じる。まさに、裏路地の会話、である。その会話には、示唆にとんだ一言あり、正鵠をついた社会批判ありで、読む者を飽きさせることがない。こういう会話を知的な会話というのだろう。ご両人と寄り道しながら、日本人とは何か、信仰とは何かなど、重いテーマを軽く楽しんで見てはいかがだろう。
  • 40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する

    40歳からは自由に生きる 生物学的に人生を考察する

    人間の寿命は38歳です。現在は、医療の発達や栄養状態が良くなったために人間の寿命が延びるようになったのです。生物学的に考えると40歳以上になったなら、人間は自分なりの規範を掲げ、上手に楽しく生きるようにした方が良いのです。 本書ではなぜ人間に生と死があるのかという初発的な疑問から、人間の進化の歴史、ファーブルのダーウィン批判など進化論論争から読む「生命の本質」まで、「人間の生と死」を幅広く考察します。 そして中高年齢期になったなら、人間は自らを解放し、自由に恋愛をし、社会システムの変革を心掛けることを提案します。自分の生き方は自分で決める他はないのです。それが「かけがえのないあなた」を承認することになるのです。 個人の規範は大事であり、繰り返しと循環に基づく生活リズムを大切にします。そして試行錯誤を繰り返し自分に最も良く合った生活習慣を身に付けることが重要です。 人生に目的や目標をもつことを生物学的に考えることが本書の狙いです。金沢城のヒキガエルが最高の生き方(必要な餌を求める時間以外はほぼ大体寝ている)かもしれませんが、悲しいかな大部分の人間は目標を立てて頑張らないと善く生きられない生物なのです。 では他人との関係はどうするか。たとえ妻や夫であっても、基本的に他人です。他人との関係も自分が最も気持ちよくなれる規範を持つことが大切です。 長寿になってしまった人間としての日々を生きる読者の「生きる価値」とは何か。この問題を「人間の生と死」の生物学的視点から考察する本書は40歳以上の読者のみならず若い方にも読んで頂きたい必読書です。
  • 老後は上機嫌

    老後は上機嫌

    ビジネス・実用
    -
    1巻968円 (税込)
    人間が生きるというのは非常に面倒くさいが、どうせなら、笑って面白く、長い人生、楽しんだもん勝ち! 舌鋒鋭い生物学者と、自称「面白中毒」のイラストレーターが贈る、抱腹絶倒の人生賛歌。「つまらない」と「面白い」の違い/「発見」のよろこび/先のこと考えない/適当にAIやコンピューターに頼る/変化を歓迎する/世の中のヘンなこと、冗談を探す/マイノリティーをおそれない/首尾一貫はバカのやること/頑張るのはNG……朗らかに面白く生きるヒント満載の楽しい本。
  • 老人の壁

    老人の壁

    小説・文芸
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    「明るい老人の本」大好きな虫採りに明け暮れる解剖学者・養老孟司。古今東西さまざまな「本人」になっていくつもの人生を送るイラストレーター・南伸坊。ともに老人になった二人が、「老人とは何か」「老人はどう生きるべきか」を、科学とユーモアで徹底討論! 病気になったらどうしよう。死んでしまったらどうしよう。暗い気分になってしまうのは、暗い気分になるものしか見ていないからだ。どんなに年を取っても人生を変える発見がある。死んだ後のことは生きている人にまかせよう。人間のことより花鳥風月に目を向けよう。養老孟司のエッセンスと、南伸坊の笑いが炸裂する心が軽くなる対談集。
  • 老人の知恵

    老人の知恵

    ビジネス・実用
    3.8
    1巻1,430円 (税込)
    タブーなし、忖度なし。 知の巨人×日本を代表するジャーナリスト 初対談が実現! 戦争を知る最後の世代として、これだけは言っておきたい。 戦争体験。高度経済成長期。バブル崩壊後、1990年代からの経済停滞「失われた30年」。超少子高齢社会。この社会の居心地の悪さの原因は何なのか。そんな日本を活性化させるにはどうすればいいのか。人間にとって「生きる」とは、「老い」とは、「死」とは――。 解剖学者としての知見をベースに医学・生物学などの知識を交えて社会のあらゆる事象を読み解く「知の巨人」と、活字と放送の両メディアで精力的に取材活動を続ける「日本の生き字引」ともいえる稀代のジャーナリストが、縦横無尽に語り合う。 【本書の主な内容】 ●腰が痛い、肩が凝る、年寄りの文句が増えてきました  ●虫の世界は人間社会に何が起きても変わりません ●敗戦の日の夜、明るい街を見て戦争が終わったことを実感 ●タブーに切り込まなければ戦時中と同じじゃないか ●震災後の日本がどうなるか『方丈記』を読むとよくわかります ●国の大きな転換期には必ず大規模な自然災害が起きています ●自国ファーストは鎖国への第一歩ではないか ●チャレンジする人間を育てられない、それが日本の大問題 ●負けるとわかっている戦争になぜ反対できなかったのか ●日本には明治維新からのストレスが残っているんです ●薬不足、車の不整備、原因はつながっているのです ●男性に同化せざるを得ない社会って、どうなんだろう ●神って定義できないもの。一人一人が持っていればいい ●僕のお爺さんの現世はビールに落ちたハエかもしれない ●できると思えば必ずやる。それが日本人の悪いクセでもある ●虫の減少と少子化の問題は似ている。どっちも原因がわからない ●人間関係だけで世界が完結したら、たまったもんじゃない ●論破することにどんな意味があるのかなあ ●日本人はいつからものづくりの精神を忘れたんだろう ●定年前に辞めたから今の自分があると思います ●スマホもパソコンも社会とのお付き合いのためです ●80歳過ぎたら我慢しないで好きに生きたらいいんですよ ●老い方は人それぞれ、他人と比べても仕方がないんです ●健康診断より大事なのは、体の声に耳を傾けること ●高齢者だから猫を飼うなというのは余計なお世話 ●死んだあとのことは今考えても仕方ない ほか
  • わからないので面白い 僕はこんなふうに考えてきた

    わからないので面白い 僕はこんなふうに考えてきた

    小説・文芸
    3.7
    1巻1,650円 (税込)
    「ああすれば、こうなる」と、すぐに答えが出ることなんて、面白いはずないでしょう――。頭だけで考えたことの安易な正当化を〈たかだか千五百グラムの脳味噌が、そうだと思っているだけ〉と痛快に斬り、子どもと虫の将来を本気で心配する。今の読者に改めて伝えたい、「養老節」が炸裂する22篇を厳選した、ベストエッセイ集。巻末に語り下ろし「二十年後のQ&A」を収録した、好評『なるようになる。』の姉妹編。 【目次】 Ⅰ 身体を考える……脳はそんなにエライのか Ⅱ 学びを考える……知識だけでは身につかない Ⅲ 個性を考える……オリジナリティーよりも大切なこと Ⅳ 社会を考える……たった一人の戦争 二十年後のQ&A ※本書は『毒にも薬にもなる話』『まともな人』『こまった人』『ぼちぼち結論』の収録作品から精選したものです。

最近チェックした作品からのおすすめ