文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す

文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す

730円 (税込)

3pt

「理系は言葉ではなく、論理で通じ合う」「他者の認識を実体験する技術で、人間の認知は進化する。」「細胞や脳のしくみから政治経済を考える」「STAP細胞研究は生物学ではない」……。解剖学者養老孟司が、言葉、現実、社会、科学研究において、多くの文系の意識外にあるような概念を、理系の知性と語り合う。『すべてがFになる』などの小説で知られる工学博士森博嗣、手軽にバーチャルリアリティが体験できるデバイス(段ボール製)を考案した脳科学者藤井直敬、話題作『なめらかな社会とその敵』の著者で、「スマートニュース」の運営者でもある鈴木健、『捏造の科学者 STAP細胞事件』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞記者・須田桃子。「前提」を揺さぶる思考を生む四つの議論。

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文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す のユーザーレビュー

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    購入済み

    森博嗣さんとの対談が…

    あまりに首肯出来るので、二度読みしてしまった。
    特に、元は安全装置を含めた設備系機械の開発設計者だった小生としては、「絶対」や「完璧」を振りかざすのは「絶対」と「実現性」の意味を知らない愚か者だと考えるので、「55%賛成」「絶対安全は言葉だけ」には、唸った。
    「前提を問う」のくだりも含めて、「自分は

    0
    2020年05月28日

    Posted by ブクログ

     本当の「理系」とは、数学と哲学である。
     なるほどなぁ。「理系」は真理を追い求めるが、それ以外はとりあえずどうすればどうなるか、を取り扱う学問だから「文系」ということか。工学や医学も原理は置いといてどう改良するか、どう治療するかに重きを置くからね。自分は農学だけど文系脳だなと思っていたが、それは間

    0
    2019年11月22日

    Posted by ブクログ

    古本屋でたまたま手に取り衝動買いした本だったが、なかなか面白かった。文系と理系の考え方の違いから同じ理系でも物の見方や価値観が多様であることを論じ、今後の社会の可能性を対談している。 私自身は世間一般で言う'理系'だが、この本を読んでもっと多角的にものごとを捉え、文系理系などとい

    0
    2019年02月20日

    Posted by ブクログ

    すごく面白かったし、わかりやすかった。


    識字障害(ディスクレシア)
    文字を音声に変換する部分に問題がある。
    英語は綴りと発音の関係が複雑なので、それが識字障害が多い原因と言われている


    文系は物事を言葉で割り切るからデジタル、理系は論理で解明しようとするからアナログ


    哲学的な議論はどこまで

    0
    2019年01月31日

    Posted by ブクログ

    「理系は言葉ではなく、論理で通じ合う」「他者の認識を実体験する技術で、人間の認知は進化する。」「細胞や脳のしくみから政治経済を考える」「STAP細胞研究は生物学ではない」……。解剖学者養老孟司が、言葉、現実、社会、科学研究において、多くの文系の意識外にあるような概念を、理系の知性と語り合う。

    『す

    0
    2015年07月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルは『文系の壁と』とやや刺激的なものだが、決して文系が悪いとかどうとかという内容ではない。誤解を避けるためにサブタイトルがついているのがよく分かる。変わらないと変わる、同じと違う、わかる分からない等、紙一重だと改めて思った。もちろん文系と理系もそうなのだろう。

    0
    2021年01月28日

    Posted by ブクログ

    久々に養老先生の著作を読んだ、ここ最近よく読む森博嗣先生との対談を見つけて興味が湧いた。それをきっかけに藤井直敬、鈴木健、須田桃子という3人の新しい人を知ることが出来た。中でも鈴木健さんはスマートニュースの人なのに哲学や地域通貨のことなどの幅の広い研究対象に惹きつけられた。著作もいつか読んでみたい。

    0
    2019年05月19日

    Posted by ブクログ

    知識の畑が耕されている人たちの会話は眺めていても楽しい。
    そしてストレスを溜め過ぎて死ぬことがないようにしなくては!

    0
    2019年01月04日

    Posted by ブクログ

    養老孟司氏が、4人の理系知識人と行った対談内容が書かれている。
    文系理系を対立構造と見るのではなく、「言葉」や「社会」など、文系のフィールドで研究されている概念について、理系的に考え話し合っている。

    4人との対談で共通して感じられるのは、「前提」に対する疑義の持ち方だ。思考をスタートさせた時の「前

    0
    2016年02月20日

    Posted by ブクログ

    森博嗣さんの本で、この対談集を知って購入しました。
    普段殆ど考えずにルーチンワークをこなす身としては、非常に劣等感を刺激される内容でした。
    ただ、専門家がその道を頑張っていることがわかりました。
    理系側の風景がわかって、良かったです。

    0
    2015年12月11日

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