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100回目のお引っ越し
おじさんが営む引っ越し屋を手伝うことになったタツル。 記念すべき100件目は「引っ越したくない」という、頑固おばあさんだった! ボク、茶屋ヶ坂樹は名古屋生まれの小学6年生。引っ越し屋を営んでいるおじさんに頼まれて、徳重さんというおばあさんが住んでいる家に「引っ越し計画書」を持ってきた。 玄関を開けて、あがろうとしたとたん、「きたなこい足であがってかん」と、おばあさんのどなり声が。 なんで? おばあさんの家こそ、古くてせまくてきたないのに。 納得のいかないボクが、ふたたび「現場」に戻って部屋をのぞいてみると、そこはタンスや本棚、テレビ台などが足の踏み場もないほど、びっしりと詰めこまれていたのだった……。 ※小学校上級から -
ベランダに手をふって
父親が亡くなってから、毎朝登校するときに母親と手をふり合うのが日課になっている輝(ひかる)。そんな朝の「決まり」を同級生に見られからかわれる原因になる。輝は、そろそろ手をふり合うのを卒業したいという想いと母親を傷つけたくないという想いのはざまで葛藤する。時を同じくして、輝は、同じく父親を事故で亡くした同級生の田村香帆(たむらかほ)とよく話すようになる。香帆は母親と二人で再出発するために、運動会で行われる保護者との二人三脚競争に強い想いをかけていたが……。 第22回ちゅうでん児童文学賞」大賞受賞作品。(選考委員:斉藤洋、富安陽子、鷲田清一の各氏) 日常的な、そして、おとなになってからは、それをいつやめたか覚えていないような習慣、それを象徴的にとらえた、少年の半年間の成長記。こんなにじょうずに日常を描ける新人作家がいるだろうか。──斉藤 洋 この年頃の子ども達ならではの微妙な心の動きや振舞がとても自然で、この作者は子どもをよく知っている人なのだなと嬉しくなります。本物の子どもを描ける人なのです。──富安陽子 全篇に漂うのは、人がたがいにいたわりあうその思い。ふとした仕草や表情の向こうに思いをはせる、そういう心のたなびきが温い。が、いつもすっと相手に届くものでもない。シャボン玉のように宙でつぶれ、どこかに消え失せもする。そういう切なさが、温みとないまぜになって描かれているところが、この作品のいちばんの魅力だ。――鷲田清一 -
りんご畑の12か月
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、りんご農家の1年を、美しい安曇野の自然とともに見せていく絵本です。季節の移ろい、そして暁の静けさや広大な星空のもと、作り手によってりんごがどのように育てられていくかが見事に描かれています。 全編が伯父から甥への手紙の形をとり、子どもにやさしく語りかける文体となっています。農作業のなかで感じる哀歓、自然の美しさと怖しさを、みずみずしい感性で描き上げる本作は、年少の読者から大人まで広くとらえる魅力をもっています。嵐を乗りこえて実った真っ赤なりんごの愛おしさ、収穫の歓びを追体験できるはずです。 巻末には、それぞれの場面の農作業の解説もあり、日常の食卓にのるりんごが、いかに多くの愛情を注がれて作られているかを実感させてくれます。また本作は、困難を極めると言われる、りんごの低農薬栽培に取り組む中武氏によって描かれているだけに、どんなに手間がかかっても、食の安全を担うものとしての誇りがにじみ出ています。美しさとおもしろさに加え、食育、環境教育にも最適の内容となっていると考えます。 <あらすじ> 冬――始発電車の動き出すころ。やすおじさんは、まだまっくらな中、働き始めます。りんご畑の土は凍っていて、木の枝も固い。パチンパチンと剪定する手が痛みます。 緑が芽吹き、りんごの白い花が咲くと安曇野にも春がやってきたと実感します。けれど、こわいのは遅霜。籾殻を焚いて、りんごの木々を暖めてやります。 夏は、農薬をほとんどつかわないので、毎日が草との戦い。草の生命力はほんとうに凄い。仕事がおわり、ふと見上げると空いっぱいに広がる天の川。 そして、秋。りんごが丸々とふとってくるのを見るのは、楽しい。けれど、怖ろしいのは台風。明日、直撃の予報がでています。でも、何もできないのです。被害が出ないことを祈りながら……。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ふしぎ盆栽ホンノンボ
何だ? これは!? 岩の上にミニチュアが! ベトナムのヘンな「盆栽」の謎を探る紀行エッセイ――「仮にも一国の伝統文化が、こんなおもちゃのようなマヌケな感じでいいのか!」…ベトナムに旅した著者の琴線を揺さぶった、「ヘンな岩」ホンノンボ。それは、山か島のようで、家や人物のミニチュアがのっており、水を張った鉢のなかにある。もっともっと多くのホンノンボに出会いたい。幻の傑作紀行エッセイ。 ◎「私も宮田さんの真似をして、ホンノンボの中に入ってゆきます。まずは自分が、ミクロの決死圏のように小さく縮んだことを想像します。そうしてホンノンボの中にぴょんと着地してみます。すると水盤上の岩石は、あたかも中国の高僧が描いた水墨画の幽玄の世界に感じられます。なるほどなあ。」<浅生ハルミン「解説」より> ※本書は2007年2月、ポプラ社より刊行された単行本に加筆訂正したものです。 -
走れば人生見えてくる
夜遊びOLだった女性、片肺を無くした男性、大失恋をした30歳の女性、何をするにも自信のなかった女性、介護に疲れた女性、がんを発症した男性……走って人生が変わった男女14人のルポルタージュ。自らスパルタスロン246キロを完走するまでに至った著者が知った「走る魅力」とは? ブームの理由はここにある! -
オードリー・タン 自由への手紙
次代の世界的カリスマとして注目を集める台湾IT担当大臣のオードリー・タンが、日本の若者に向けて語る自由になるためのメッセージ! IQ180超の天才的頭脳、性別なしというジェンダーレス、世界のグローバル思想家100人に選ばれる先見性、新型コロナ対応でわずか3日で全国民にマスクを配るシステムを構築した実行力。どれをとっても、これまでにないタイプの若き指導者の言葉は、新しい時代を生きる指針となるだろう。 Chapter0 日本の未来を担う若者たちへ Chapter1 格差から自由になる Chapter2 デフォルトから自由になる Chapter3 ジェンダーから自由になる Chapter4 仕事から自由になる Chapter5 年齢から自由になる -
コンタミ 科学汚染
【注意】この本には、「信じたくない」真実が含まれています。東京大学大学院出身の著者が放つ、私たちの身近に蔓延る「汚染された科学」に迫るサイエンス・サスペンス! あなたは真実を知る覚悟はありますか? 「ニセ科学」――それは、根拠のないでたらめな科学用語をちりばめた、科学を装う「まがいもの」。大学院生の圭は、新進気鋭の生物学者・宇賀神と共に、ニセ科学批判の急先鋒である蓮見教授の元を訪ねる。そこで告げられたのは、宇賀神のライバルであり、想い人でもあった女性研究者の美冬に関する信じ難い事実だった。神秘の深海パワーで飲むだけでがんが治る、「万能深海酵母群」。「VEDY」と名付けられたニセ科学商品の開発に手を貸し、行方をくらませたのだ。 ニセ科学を扱うことは、研究者にとって「死」に等しい。なぜ彼女は悪魔の研究に手を染めたのか? 圭は宇賀神に命じられ、美冬の消息を追うが……。 すべての真相が明らかになったとき、「理性」と「感情」のジレンマが、哀しい現実を突きつける――。 新田次郎文学賞受賞作『月まで三キロ』の著者が放つ、われわれの身近に蔓延する「汚染された科学」に迫るサイエンス・サスペンスミステリー。 -
推しが大家で私のファンで!?[comic tint]分冊版
松島久留美25歳、職業・女性向け恋愛漫画家、現在スランプ中……不調の原因は、推し俳優の突然の休業宣言。それでも、無慈悲に家賃の支払いはやってくる。取り立てにきた大家さんには、エッチなシーンの原稿を見られたうえに、いきなりキスされたんだけど……私の漫画のファンってマジか?ひとつ屋根の下ではじまる、推しに推される急展開ラブ!【第1話 comic tint vol.6収録】 -
感染宣告 エイズウィルスに人生を変えられた人々の物語
感染を告げられたとき、妻は? 家族は? 恋人は? HIVという幻に翻弄される人々の絶望と希望。衝撃のノンフィクション! ――エイズが「死の病」ではなくなった現在も、日本人HIV感染者の大半は、人生を大きく狂わされ絶望のなかを生きている。恋愛、結婚、出産、家族関係……、決して語られることのない生と性の現実とは? 世界の奈落を追った気鋭の作家が、100名以上の感染者と家族に取材を敢行し世に問う、衝撃と感動のノンフィクション。 「エイズは男女にとって一番大切なところに忍び込み、彼らを極限の状態にまで追いつめます。弱さや醜さや高慢さといった負の内面をむき出しにし、人間性を試してくるのです。(中略)こんな底意地の悪い病気はありません。試された人間がボロボロになっていくのを眺めているのですから」(エイズ患者の妻)<本文より> -
ペルソナ 脳に潜む闇
人間関係が苦手だった私は、その原因を探ろうと、いつしか「脳」に興味を持つようになった。 親との葛藤、少女時代の孤独、男社会の壁…人間の本質をやさしく見つめ続ける脳科学者が、激しくつづった思考の遍歴。初の自伝! 「脳は一貫していることの方がおかしいのだ。自然ではないから、わざわざ一貫させようとして、外野が口を出したり、内省的に自分を批判したりもするのである。一貫させるのは、端的に言えば、コミュニティから受けとることのできる恩恵を最大化するためという目的からにすぎない。 私たちは、複数の側面を内包しながら、これらを使い分けて生きている。私たちの世代はこれを自覚的にできる人が旧世代よりも増えただろうが、人間というのは世代を問わず、そういうふうにできている。仕様だといってもよいだろう。 わたしのペルソナ(他社に対峙するときに現れる自己の外的側面)は、わたしがそう演じている役である、といったら言い過ぎだと感じられるだろうか? あなたが、わたしだと思っているものは、わたしではない。一時的に、そういう側面を見て取ってもらっているだけのことである。 わたしは存在しない。これは悲しいことではない。透明な存在であることを嘆く必要はない。だからこそ、来るべき変化に対応することができるからだ。もう変化のときは来ている」(中野信子) <主な内容> はじめに わたしは存在しない 無駄を肯定するということ/脳は一貫している方がおかしい 1章 サイコマジック――2020 脳は毎夜、夢を見ながら再構成されている/愛している、が伝わらない/「毒親」とはどういう存在なのか/アカデミズムは時代遅れの男性原理の象徴 2章 脳と人間について思うこと――2010~2019 『ホンマでっか!?TV』の洗礼/攻撃されたときの身のかわし方/ブレることは脳の高次な機能/メンサのこと/結婚するメリット 3章 さなぎの日々――2000~2009 世の中を良くしよう、にある胡散臭さ/専門家のアドバイスは脳の活動を停止させる/脳が作り出す微笑みのペルソナ/日本は「科学技術後進国」 4章 終末思想の誘惑 ――1990~1999 東大女子は第三の性別?/ネガティブな思考には独特の中毒性がある/バイオアートの可能性/脳研究を志した理由 5章 砂時計――1975~1989 他社の間違い探しをする人に発疹が出る/なぜ点数を悪く取れるのだろう/通知表に「利己的」と書かれて -
証券会社がなくなる日 IFAが「株式投資」を変える
社長表彰の常連社員、労組の委員長経験者 海外修練生に選抜された営業成績優秀者…。 将来を嘱望されていた大手証券会社の エリートたちがいま続々と転身している IFA(独立系ファイナンシャル・ アドバイザー)とはいったい何なのか? 2兆円規模ともされる日本のIFAビジネスを 補助線としながら、ネット専業証券の 明暗を分けた理由、 業界が固執する「儲けのカラクリ」に迫る ととともに、次の時代に存続する証券会社の 姿を考える。 日本の証券業界を代表する「野村」は はたして生き残ることができるのか? 【本書の内容】 序 章 証券ビジネスを変える「IFA」とは何か これまでとは異なる人材流出の動き 相次いで辞めていくエリートたち 米国ではIFA=巨大証券会社の社員に比肩する存在 IFA説明会の実態 ほか 第1章 証券業界が固執する「儲けのカラクリ」 販売手数料無料化の衝撃 「回転売買」と「はめ込み営業」 テーマ型ファンドを保有していない投信会社の元役員 放置されたままの「残骸ファンド」 仕組債「早期償還条項」の罠 ほか 第2章 米国の証券業界で「いま起きていること」 注目すべきはチャールズ・シュワブの「変貌ぶり」 米国で主流の「ゴールベース・アプローチ」とは 常勝軍団「エドワード・ジョーンズ」の独創性 米国では支店長が「どぶ板営業」 激化する買収合戦の中心的存在 あのGSが個人向け無担保ローン事業に進出 ほか 第3章 誰が信頼できる「IFA」なのか むやみに数は追わない…GAIA 中桐啓貴 相場の話をしない… ファイナンシャルスタンダード 福田 猛 投信はやらない… Japan Asset Management 堀江智生 売れる商品でも売らない…いちよし証券 武樋政司 第4章 進化を止めた絶対王者・野村の苦悩 金融業界が色めき立った「野村買収」情報 野村HD前CEOが吐露していた「潰れる恐怖」 ソフトバンクの株式上場時に演じた「厳しい結末」 時代遅れの「日本型総合証券モデル」 野村HD新CEOの考え ほか 終 章 いまの証券会社がなくなる日 IFA転職支援サイトの近況 在宅勤務が助長したIFAへの“民族大移動” SBIと楽天が勝ち、 マネックスと松井が引き離された理由 玉石混交のIFA法人とプラットフォーマー ほか -
インド倶楽部の謎
生まれてから死ぬまで、運命のすべてが記されているという「アガスティアの葉」。神戸で私的に行われたリーディングセッションに参加した〈インド倶楽部〉のメンバーが相次いで殺される。 前世の記憶を共有するという仲間の予告された死。 臨床犯罪学者・火村英生が論理の糸を手繰る〈国名シリーズ〉第9弾。 ★ミステリーランキングに続々登場した本作の待望の文庫化★ 2018年国内本格ミステリランキング第5位!(2019年本格ミステリベスト・ベスト10) 2018年ミステリ・ベストランキング第9位!(ミステリマガジン/2019年1月号) このミステリーがすごい! 第14位!(このミステリーがすごい!2019年版) BOOK OF THE YEAR 2018 第14位!(ダ・ヴィンチ 2019年1月号) 自分の死ぬ日が、わかるとしたら……。火村&有栖の絶妙コンビ「国名シリーズ」最新作! -
異世界堂のミア お持ち帰りは亜人メイドですか?
異世界“リスタリア”に住む亜人のメイド・ミアが、新しい奉公先で出会ったご主人様は噂通り、とびっきり偏屈で謎めいていた。勝手気ままで、ミアを振り回したりするけど、優しい所もあったりする彼は、世間の噂通り本当に魔法使いなんだろうか? ちょっぴり不安を感じつつ、新たな職場となるお屋敷での生活が始まった。 広いお屋敷はメイドが2、3人いてもおかしくない程だが、ご主人様は整理整頓が大のニガテ、家の中は色んな物が溢れてる。メイド魂に火がついたミアは書斎に、台所に、あちらこちらと家中を掃除してまわるが、見たこともない様な道具が其処此処に点在している。半透明のフワフワで軽いゴミ袋、ランプみたいだけど火を使わずにびっくりするほど明るい道具や、小さな竜の頭の様な道具が音を立てて空気を吸い込む、何に使うかわからないが近づくのはやめようと決心するミアだった。 雇ったばかりのメイドに家を任せて外出してしまうご主人様は、ミアの事を信頼(!?)してくれているのだろうか? ただ一箇所「この部屋には入ってはいけない」そう言われた場所がある、中には何があるんだろうか? 秘密の部屋は気にはなるけど、メイドは余計な詮索をしない方が良いと、以前の職場で習った事を忘れずにお掃除に没頭するのであった。 ピカピカになった家の中を見て、ご主人様はミアに特別ボーナスを支給してくださった。ただあまりにも高額だったので、辞退しようとしたら逆に説教されてやっぱり偏屈な変わり者ですねー。でも、待遇は抜群でお給料も良いし、メイドなのに個室を与えられてお湯で温めたタオルでカラダが拭けるなんて、なんと贅沢な! 幸せを感じていたミアの部屋にご主人様がなんの前触れもなくやって来た! 亜人といえども、うら若い女子の入浴シーンに乱入するなど許せない!!! 憤るミアにご主人様は「僕の家で、風呂に入れてやる」そう仰った。そして、ミアが連れて行かれたのがあの秘密の部屋。中に何があるのか? ミアはどうなってしまうのか? ご主人様の正体が明かされる時が来た!!! -
温暖化で日本の海に何が起こるのか 水面下で変わりゆく海の生態系
地球温暖化・海洋酸性化で日本近海はどう変わるのか? 「未来の海」が教える、魚介類に起こるおどろきの変化とは? 〈もくじ〉 プロローグ──「未来の海水」が教えてくれること 第1章「美ら海」からの警鐘──変貌する「海の熱帯雨林」 第2章 日本近海で生じつつある「異変」──北上する生き物たち 第3章 食卓から「四季」が消える──春のサワラから秋のサンマ、冬のカキ・フグまで 第4章 海洋生態系を脅かす「もう一つの難題」──「酸性化」が引き起こすこと 第5章 どうなる? 未来のお寿司屋さん──マグロやホタテ、アワビやノリも食べられなくなる! -
夫の後始末
夫・三浦朱門はある日、崩れるように倒れた。私は日々刻々と夫の精神活動が衰えるのを感じた。その時から、覚悟を決めたのである――。作家・曽野綾子が80代なかばにして直面した、90歳になる夫の在宅介護。「介護とは」「看取りとは」そして「老いとは何か」を自問自答する日々が始まった。すべての日本人に知ってほしい、夫婦の愛のかたち。 -
身分帳
映画監督西川美和が惚れ込んで映画化権を取得した、 『復讐するは我にあり』で知られる佐木隆三渾身の人間ドラマ! 映画『すばらしき世界』(2021年2月公開)原案。 復刊にあたって、西川美和監督が書き下ろした解説を収録。 人生の大半を獄中で過ごした前科10犯の男が、極寒の刑務所から満期で出所した。 身寄りのない無骨者が、人生を再スタートしようと東京に出て、職探しを始めるが、 世間のルールに従うことができず、衝突と挫折の連続に戸惑う。 刑務所から出て歩き始めた自由な世界は、地獄か、あるいは。 伊藤整賞を受賞した傑作ノンフィクション・ノベル。 -
笑いの哲学
笑いについての考察は古来さまざまに試みられてきた。西洋哲学においては笑いの底に人間の「突然の得意=優越感」あるいは「小心さ」を見た。また「笑いの空間」と「差別の空間」が重なり合うところで起きていることも意識されてきた。 では、笑いという現象を解く一個の原理があるのだろうか。 笑いとは平穏な日常の破裂である。独特の状況や人間関係のなかから生まれる。また、笑いとは生ものである、刹那的である等々、笑いという現象はいろんな側面からその特徴を見出すことができる。 本書では西洋哲学の知見から現代日本における「お笑い」さらに広く芸術まで、笑いの現場を視野に入れつつ秩序、掟への揺さぶりとしての笑いの可能性を縦横に考察する。 -
遠藤周作短篇名作選
『沈黙』から『深い河』にいたる代表的純文学長篇小説の源泉ともいえる短篇の数々――遠藤周作には、代表的長篇小説が多くあるが、それぞれの長篇には、源泉となる短篇作品がある。その遠藤文学の核となる13の名短篇を集めた。「シラノ・ド・ベルジュラック」「パロディ」「イヤな奴」「あまりに碧い空」「その前日」「四十歳の男」「影法師」「」「母なるもの」「巡礼」「犀鳥」……遠藤周作の文学・人生・宗教観がすべてわかる短篇集。 ※本書は、『遠藤周作文学全集 第6~8巻』(1999年10~12月 新潮社刊)を底本としました。また『天国のいねむり男』は全集・文庫など未収録作品です。 -
「ダイエットこじらせさん」が今度こそやせる本 食事制限ゼロ、運動ゼロ
あなたが間違っていたのはダイエットの「方法」ではなく「出発点」。 成功率98%のダイエットスクールコーチが教える 誰も知らなかった「ダイエットを始める方法」 「一年中ダイエットをしてるのにやせられない」 「やせてもいつの間にかリバウンドしている」 「いろいろなダイエットを頑張っているのにうまくいかない」 これは「ダイエットの方法」を間違っているからではありません。 間違っているのは「ダイエットの出発点」。 あなたの意志が弱くて頑張りが足りないからではなく、 そもそものスタート地点を間違っているので、 「やせる」というゴールに辿り着けずにいるのです。 私は、真面目に頑張っているのになかなかやせられない そんな彼女たちを親しみを込めて「ダイエットこじらせさん」と呼んでいます。 何を隠そう、かつて私自身が「ダイエットこじらせさん」だったから。 「ダイエットこじらせさん」のダイエットスタートに本当に必要なのは、 食事制限でも運動でもありません。 まずその「こじらせ」にアプローチして、解きほぐすことです。 こじらせたままダイエットをスタートしても、ダイエットは終わりません。 この本では、私のダイエットスクールで伝えている 「こじらせ」をリセットする7つのプログラムを公開します。 スクールで実際に生徒さんに取り組んでもらっているワークシート式で、 食事制限も運動も必要ありません。 このダイエットカウンセリングにより、 40年間やせられなかった女性が、3ヵ月でマイナス15キロを達成するなど、 多くの女性がダイエットを成功させています。 この本を手に取ってくださった一人でも多くの方が、 ダイエットの悩みから一生解放され、ハッピーに生きられるようになりますように。 -
くろりすくんとしまりすくん
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北の森でであった、くろりすくんとしまりすくん。 小さな2ひきがやさしくおりなす、すてきなメッセージをうけとってください。 木の上でくらすくろりすくんと、地面の穴でくらすしまりすくんは、同じりすですが、ちがうところがたくさんあります。 おたがいのすみかへ、あそびにいったり、いっしょに森を探検することで、 あたりまえだと思っていた毎日が、ふと変わっていきます。 冬眠はしないくろりすくんと、冬眠をするしまりすくん。それぞれのちがいをすっと受け入れていくようす、こころがつながっていくしゅんかんが、あたたかみのある絵と文章で、ゆたかにえがかれています。 (わかちがき、すべてのページに挿絵入り) くろりすくんは しまりすくんと えだをとぶときは かんたんなところを えらんで ゆっくりとぶようにしました。 それでは かぜになったきもちには なれません。 だけど しまりすくんに あわせてとんでいくと いままでとはちがったもりが みえてくるのでした。 2ひきの冬はどうなるのでしょうか……? それは しまりすくんが いつもみている もりなのかもしれません。 ふたりいっしょにいるだけで よくしっているはずの もりが もっとひろく もっとふかくなっていくのでした。 (本文より) 小学校初級から ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
理系の文章術 今日から役立つ科学ライティング入門
理系にとって「いい文章」とは何か? 読みやすさ、論理、わかりやすさ……名サイエンス作家としても知られる著者が、さまざまな視点から文章の創作について実例をまじえ考察し、具体的に指南する科学ライティングの決定版! 論文やレポート、理系に文章力が必要とされるさまざまな場面において、もっとも効率的、かつ効果的に自分の意図を伝える文章とは? 第1章では、文章創作にとってもっとも大事なこととは何かを考察。 第2、3章では、接続表現、能動と受動、簡潔な文章の創作、主語・述語など、細かなトピックスごとに実例を紹介し、それぞれの設問に答えるかたちで読者は文章創作を学んでいく。 第4章では、<パラグラフ・ライティング>という英作文のために考案された文章創作法を応用し、具体的手法を学びながら、パラグラフの構築、さらには長文を記述するための手段を学んでいく。 第5章では、実際に論文記述のために必要な論理構築を、帰納、演繹、アダクション、アドホックなどのキーワードを元に、例文と設問により身につけていく。 最終章では、これまで見てきた文章創作手法を、俯瞰的な視点から再度検証し、理系における良い文章とは何か? 本書の主題に戻り確認する。 これまで感覚的なものとして捉えられてきた「良い文章」という概念、そして「文章の創作」を、理系向けに精緻に検証し、その実践方法を伝授する! ――目次―― はじめに 第1章 読者 第2章 論理と接続 第3章 わかりやすい文章 第4章 パラグラフ・ライティング 第5章 科学ライティング 第6章 科学と社会の架け橋 おわりに -
人間に向いてない
「今年(2018年)読んだ本の中で、私のベスト3に入る1冊!」――宮部みゆき(単行本帯コメントより) 話題騒然のメフィスト賞受賞作。読者から届いた熱い、熱い声。続々重版出来。 子供を殺す前に。親に殺される前に。 すべての「向いてない人」に捧ぐ、禁断のオゾミス、または落涙の家族サスペンス! 一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる奇病「異形性変異症候群」。 この世にも奇妙な病が蔓延する日本で、家族は。 ある日、美晴の息子の部屋を、気味の悪いクリーチャーが徘徊していた。 ――冗談でしょう。まさか、うちのユウくんも・・・!!?? そこから平凡な家族の、壮絶な戦いが幕を開ける。 -
仕事の未来 「ジョブ・オートメーション」の罠と「ギグ・エコノミー」の現実
新型コロナウイルスのパンデミックに伴い、 グーグルやアップル、フェイスブックなど巨大IT企業が、 得意のクラウド業務システムを自社活用して、 従業員にテレワーク(在宅勤務)を呼びかけた。 にもかかわらず、その試みが 必ずしもうまくいっていないのはなぜか? グーグルとアマゾンという、世界をリードする2大企業は なぜAIを駆使した「仕事自動化」より、 精神的・人間的な要素を重要視しているのか? ・・・・・ いま世界各国で増えている新たな職業、 アメリカで自動運転車が憎まれている理由、 医療に応用される「ワトソン」の限界とは? はたして、AIが切り開く未来は、 本当に私たちを「幸せ」にするのだろうか? ・・・・・ AIやロボットが人間の労働者を置き換えるのではなく、 両者が共存共栄を図るにはどうしたらいいか。 人と高度技術の関係が今ほど問われる時代はかつてなかったでしょう。 それを考える一助になることを願って、この本は書かれました。 本書はまた、ここ数年で急激に盛り上がったAIブームの後日談、 ないしは冷静な評価・総括でもあります。 筆者は2015年に著した『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』(講談社現代新書)の中で、 高度な数理統計学や脳科学をベースに急激な進化を遂げたディープラーニング、 あるいは世界の自動車産業を根底から覆す自動運転技術、 さらにはグーグルが開発中の人型ロボットなどAI開発の最前線を紹介しました。 今、振り返れば当時はAIブームの走りとも言える時期でしたが、 その後、ブームが過熱する中で、AIが全人類の知能を凌駕するシンギュラリティ(技術的特異点)や AI万能論、あるいはAIやロボットに仕事を奪われる新種の雇用破壊、 はてはAIによる人類絶滅の危機など、 プラスとマイナス両極端のイメージが社会に形成されました。 それらの中には、現実離れしたものも少なくありません。 当時から5年余りが経過した今、実際のAIあるいは自動運転車や次世代ロボットは どんなフェーズにあるのでしょうか? 本書はそれらの現状や実力をつぶさに見ていきます。 ・・・・・ 【本書のおもな内容】 第1章 誰のための技術革新なのか? 第2章 自動運転車はなぜ人に憎まれるのか? 第3章 AIロボットの夢と現実 第4章 医療に応用されるAI 第5章 私たちの生産性や創造性はどう引き出されるのか -
会計が驚くほどわかる魔法の10フレーズ
超一流の公認会計士が伝授! この10個のフレーズを理解するだけで、会計のすべてがわかる。 全サラリーマン、特に新入社員必読の書! 「アラリが増加したのは、ウリアゲが増加して、ゲンカの増加も抑えられたためです」 「ケイツネが減少したのは、アラリが増加した一方で、ハンカンヒも大幅に増加してしまったためです」 「ゼイマエが減少したのは、ケイツネは増加したのに、多額のトクソンが発生したためです」 超一流の会計士が言うから、ウソじゃない! 実はこの3つのフレーズだけで、会計の半分は理解できます。 アラリ=粗利=売上総利益 ゲンカ=原価=売上原価 ケイツネ=経常=経常利益 ハンカンヒ=販管費=販売費および一般管理費 ゼイマエ=税前=税引前当期純利益 トクソン=特損=特別損失 会計は漢字だらけで難しい。 PL(ピーエル)とかBS(ビーエス)とか言われても頭が痛い。 そんなあなたこそ、この本を手に取ってください。 まずは「略語」を覚えて、「魔法のフレーズ」を使いこなそう! 東大→MBA→霞が関の会計士がイチから教える 驚くほどわかりやすい会計の本 【著者より】 本書の執筆に当たり、私は会計に携わってきた20年以上の経験の中で得た全ての知識やノウハウの中から、皆さんに本当に必要だと思われるものを入念に選別しました。そして、そのエッセンスを、たった10個のフレーズにまとめました。それが、本書の最大の特徴である、会計が驚くほどわかる「魔法の10フレーズ」です。 本書は「専門用語のややこしさ」と「仕訳(しわけ)のとっつきにくさ」という、会計を学ぶ上での二つの厄介な問題を、「魔法の10フレーズ」を用いることで根本的に解決しました。その結果、会計の入門書でありながら、一回読めば、皆さんがしっかりと深く会計が理解できるようになるという、画期的なものになっています。 -
ゆりの木荘の子どもたち
ゆりの木荘は、100年以上も前に立てられた立派な洋館。いまは有料老人ホームになり、ツバキさんやサクラさんたち、6人の老人が住んでいます。春風が吹くある日、サクラさんはだれかが歌う手まり歌──時々聞こえる歌──を耳にします。ツバキさんにいわれるまま、サクラさんがその歌を口ずさんでみると、ふたりは突然、子どもになってしまいました。そう、87歳のおばあさんではなく、10歳ばかりの女の子に……。 それは、77年前の約束のために、「あの子」がサクラさんたちを呼び寄せたからでした……。 -
ルイ・ボナパルトのブリュメール18日
本書は、ジャーナリストとしてのカール・マルクス(1818-83年)が執筆した代表作、待望の新訳です。書名にあるルイ・ボナパルト(1808-73年)は、よく知られているとおり、ナポレオン1世の甥にあたります。1836年に武装蜂起を起こしたものの失敗して国外追放処分を受けたルイは、4年後にもクーデタを試みて失敗、終身禁固の刑を宣告されました。6年後の1846年に脱獄してイギリスに亡命しましたが、そこに勃発したのがヨーロッパ全土を巻き込む1848年の革命でした。 急遽フランスに帰国したルイは、同年9月には憲法制定議会の議員に選出され、貧困層のあいだに根強く残るナポレオン崇拝を利用して、12月には大統領選挙で勝利します。そうして、3年後の1851年12月2日にはクーデタを起こし、反対派の議員を逮捕して議会を解散、国民投票で圧倒的な支持を得ると、ついに翌1852年12月には皇帝に即位し、ナポレオン3世(在位1852-70年)として第二帝政を開始することになるのです。 本書は、この過程をジャーナリストとしてつぶさに見ていたマルクスが、1848年の革命から1851年のクーデタに至る歴史を追いながら、何が起きたのか、なぜナポレオンは次々にみずからの野望を実現することができたのかを分析したもので、ルイが皇帝になった1852年に雑誌で発表されました。ここに見られるのは、巧みに民意を利用して選挙に大勝し、政治と憲法をほしいままにしていくプロセスにほかなりません。同じ光景は、それから150年以上を経た今日、さまざまな国で再現されているものだと言えるでしょう。 ――こうした背景を踏まえつつ、数多くの巧みな翻訳を送り出してきた訳者が「慣れない畑」にもかかわらず育て上げた豊かな果実が、この新しい翻訳です。底本は、1869年にハンブルクで単行本として出版された改訂第2版を用いました。 本書の日本語訳としては岩波文庫(1954年)と平凡社ライブラリー(2008年)のものが広く親しまれてきましたが、第2版の翻訳である前者はいかんせん古いと言わざるをえず、後者は新しいものの第1版の翻訳で、必ずしも一般的とは言えません。そのような状況が長らく続いてきた中、練達の訳者による第2版の新訳、たくさんの人たちのニーズに応える、まさに待望の1冊になることでしょう。 [本書の内容] 政治党派一覧 関連年表 はじめに ルイ・ボナパルトのブリュメール18日 訳者あとがき -
歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている運気アップの習慣
シリーズ7万部! 「スッキリ」(日本テレビ系)、CM出演、他各メディアで話題沸騰中のSHOCK EYE(ショックアイ)が贈る、いま最強の「運気アップ」本。 「スペシャル待ち受け画像5種」の豪華特典付き! ある日、人気占い師ゲッターズ飯田氏に「いままで占ってきた中で、1、2位を争う運の強さ」「歩くパワースポット」と言われた男、湘南乃風 SHOCK EYE。 “SHOCK EYE を待ち受けにすると、いいことがあるらしい” いつしか、そんな噂が芸能界、SNSで広まり、「CMの仕事が決まった」「彼氏ができた」など、様々な運気アップ報告が寄せられるように。 「占い師でも、超能力者でも、聖人でもない自分に、そんな力があるのか? 「歩くパワースポット」って、なんなんだろう? ……何が起こっているのかはわからないけれど、 僕にできることがあるのなら、期待に応えたい」 戸惑いながらも、彼は「歩くパワースポット」という名前に恥じない人間になろうと決意。 自分にできることを模索しながら、一つずつ行動した結果、わかったことがあった。 「運がいいって、こういうことなんじゃないかな」 本書では「歩くパワースポット」と呼ばれたSHOCK EYEが、 この1年間「歩くパワースポット」活動をしてみてわかったこと、 大切にしている考え方、習慣 を余すことなくご紹介。 5万部突破の『歩くパワースポットと呼ばれた僕の大切にしている小さな習慣』刊行から1年。さらに運気アップしたSHOCK EYEが、今をよりよく生きたいと願うすべての人に贈る、「運の引き寄せ方」決定版! 【目次】 ●第1章 運との付き合い方を考える ●第2章 心を整えたい時は、神社に行く ・SHOCK EYEお気に入り授与品 ・SHOCK EYEおすすめ神社 ●第3章 目の前のことに夢中になれば、大きな夢に繋がっていく ・SHOCK EYEのわくわく相談室 ●第4章 「自己肯定感」は、人との出会いで高められる ●第5章 今を受け入れて「感謝」する 【特別付録】 スペシャル待ち受け画像5種 -
1日5分! 大人のビジョン・トレーニング 勉強も仕事もどんどん楽しくなる!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 既刊『発達障害の子のビジョン・トレーニング』の続編。幼児から小学生までを対象とした既刊が好評のため、続いて、中高生から大人までを対象とするトレーニング法をまとめます。 今回は発達障害の人だけでなく、一般の中高生・大人も読者対象とします。教科書や仕事の書類、新聞が読みづらくて困っている人向けです。1日5分のトレーニングで見え方がよくなり、仕事、勉強の能率がどんどんアップ。生活がガラッと変わることを、事例をまじえて紹介します。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ADHDの人の「やる気」マネジメント 「先延ばしグセ」を「すぐやる」にかえる!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひと目でわかるイラスト図解 《講談社 健康ライブラリースペシャル》 【やる気があるのにできないADHDの人へ】 周囲の人から見ると理解しづらいのですが、ADHDの人は、やる気はあるのになかなかやるべきことをできません。 やろうと思っているのに、できない。やる気はあるのです。サボっているわけではないし、怠けたいわけでもありません。 やる気はあっても、行動に移すのが難しい、日々続けておこなうのが難しい。ADHDの人は好きなことはがんばれるのに、興味のもてないことや普通のこと、毎日の決まったことに、なかなか取り組めません。 日常生活のいろいろなやるべきことを、めんどうと思いがちです。なんとかやる気を引き出して、やるべきことを実行したいのだけど、なかなかうまくいかなくて困ってしまいます。「やらなくちゃ」と思っていても、つい忘れてしまって、できないこともあります。ADHDの人の毎日には、「めんどう」と感じることがとてもたくさんあります。世の中のことは、「好き」か「めんどう」に二分されるようです。 けれど、めんどうでもやらないといけないのはわかっているし、できない自分はダメな人間だと感じ、悩んでもいます。 あなたのなかにある「やる気」を引き出し、行動に結びつけて持続させていければ、多くのことが改善して、生きやすくなる……。 本書では、そのためのマネジメント術を考えてみました。やる気を行動に移すスイッチをじょうずに入れて、やる気をうまくマネジメントしましょう。そうすればあなたに合った人生の進め方が見つかるでしょう。(まえがきより) 【監修者】 司馬理英子(しば・りえこ) 司馬クリニック院長。医学博士。1978年、岡山大学医学部卒。1983年に同大学大学院博士課程修了後、渡米。アメリカで4人の子どもを育てながら、ADHDについての研鑽を積む。1997年、『のび太・ジャイアン症候群』(主婦の友)を上梓。日本で初めて本格的にADHDを紹介した同書は、なじみ深いキャラクターになぞらえたわかりやすい解説により、ベストセラーに。同年帰国し、司馬クリニックを開院。子どもと大人の女性を専門に、治療を行う。主な著書に『大人のADHD』(講談社)、『のび太・ジャイアン症候群』『アスペルガー症候群・ADHD 子育て実践対策集』(ともに主婦の友社)など。 【主な内容】 1 やる気が行動につながらない 2 「やるべきこと」を「やりたいこと」に 3 マイ締め切りで時間を管理する 4 すぐやれるように準備しておく 5 努力に注目して自分をほめる ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
〈英国紳士〉の生態学 ことばから暮らしまで
自転車を「bike」と呼ぶか「cycle」と呼ぶか、眼鏡は「spectacles」かはたまた「glass」か。イギリスの階級意識はこんなところにも現れる。言葉遣い、アクセントにはじまり、家や食べ物、ファッション、休暇を過ごす場所……あらゆるものに微妙な、あるいは明白な階級をあらわす名札がついている。「世界中でもっとも階級にとりつかれた国」、作家ジョージ・オーウェルはイギリスをそう評している。 そんなイギリスで「紳士」たらんと、ほかの階級から嘲笑を浴びつつ精一杯背伸びしてきたのが、本書の主人公「ロウアー・ミドル・クラス」の人々である。「英国紳士」と聞いて真っ先に思い浮かべるシャーロック・ホームズや、日本で人気のジーヴズは、実は彼らと同じ階級に属するヒーローなのだ。 ワーキング・クラスとは断固区別されたい、しかしアッパー・クラスには決して届かない。上の階級の趣味や持ち物をまねると、たちまち流行して彼らが所属する階級の証となり、揶揄の対象になってしまう。隣人と差をつけるべく、アップライト・ピアノを買い、レースのカーテンを飾り、ささやかなことに一喜一憂する姿は、滑稽でありながらもいじましく、愛おしい。 彼らが揶揄されはじめたヴィクトリア朝から、かつての階級を超越した「スーパー・クラス」が登場する現代に至るまで、およそ100年間の悪戦苦闘を豊かなエピソードで描きだす。ほろ苦くもおかしいイギリス階級文化論。(原本:『階級にとりつかれた人びと』中公新書、1999年) -
腰痛は歩いて治す からだを動かしたくなる整形外科
最近、NHKの健康番組などの多くのメディアで新たな腰痛治療法として脚光を浴びているのが整形外科医と精神科医、理学療法士らが連携して「認知行動療法」などの新しいアプローチで治療を行う手法。 精神的ストレス、うつ状態、不安感などの心理社会的原因もからみ、整形外科医単独ではスパッと治せなかった腰痛の改善に大きな効果があるようです。 本書の著者は整形外科医でありながら精神科、心療内科を学び、いち早く「心療整形外科」の重要性を提唱してきた第一人者。患者さんの心理面にも詳しい整形外科医だからこそ築ける「患者さんと医者の治療同盟」によって、ウォーキングを推奨し、慢性的な痛みに悩む多くの患者さんを救ってきました。現在はピンピンコロリ運動で有名な長野県の人気整形外科クリニックで、日々多くの患者さんと向き合っています。 コロンブスの卵的手法を具体的な治癒例を交えて明かした一冊です。 「腰痛、肩こり、関節痛は、認知行動療法ほかで患者さんのこころの持ちようを切り替えれば、自分で治せるケースがたくさんあります」「こころを切り替え痛みを軽くするには、自己治癒力を高めるために、まずは少しでもウォーキングを始めることです」「からだは動かさないと痛くなるようにできています。腰痛、肩こり、関節痛は動かさないと治らない。今日から始められることが必ずあります」「原因にこだわらない、未来を考え過ぎない、決めつけない、あせらない、諦めない」「腰痛でしてはいけないことは『してはいけないことを考えること』」「アンチ・エイジングからアジャスト・エイジングへ。ピンピンコロリ運動は前向きな人生を送れるから素晴らしい」 などなど、著者の医者歴30年の経験と理論に裏打ちされた、腰、肩、ヒザなど運動器の痛みを解決する、刺激的でいて優しい、具体的方策と心理的アドバイスが満載です。 現役の整形外科医として、「なぜ医者なのに、すぐ私の痛みの原因がわからないのか? すぐに治せないのか?」「痛み止めの薬を出され様子を見ましょうと言われたけれど、もっと根本的な治療をしてほしい」「ずっと電気治療をやらされているがいつまで続ければ治るのか」「MRIを撮って手術をしたけれどそれでも痛みが消えない」といった患者さんが整形外科に感じる疑問、不信感などについても、しっかり解説しています。 「腰痛は〇〇をやるだけですぐ治る!」といった、今まで話題になった多くの治療法を実践しても、痛みが解決しなかった方。あまり痛みがよくならないのにずっと整形外科に通い続けている方。そしてそんな悩みをかかえているご家族をお持ちの方。是非この本を読んで少し気持ちをラクにして動き出してみてください。 痛みがきっと軽くなっていくハズです。 -
心にとって時間とは何か
何が分からないかが分かる――、これは素晴らしい技能と言える。ある学問分野において何が分かっていないのかを正確に説明できるのは、その分野を相当に理解している人だけだ。 本書では、「心にとって時間とは何か」がどれだけ未知であるのかを探る。私の専門は哲学だが、哲学だけでなく科学についても、さまざまな知見を参照していこう。だれにも分かっていないことを謎としてうまく描き出すには、それがどのような知識によって囲まれているかを示さなくてはならない。私たちの知識の地図に、未踏の地の「輪郭」を描き込んでいくわけだ。 あとで改めて言い添えるが、私はこの目的のために、章ごとに違うサブテーマを定めた。〈知覚〉、〈自由〉、〈記憶〉、〈自殺〉、〈SF〉、〈責任〉、〈因果〉、〈不死〉という、各章の章題がそれにあたる。つまり、少なくとも八つの謎が本書には描き出されており、それらの不思議さや面白さ、そして、一つの謎から別の謎への道が見えてくる高揚感とが、私なりの言葉で綴られている。 第一章 〈知覚〉――時間の流れは錯覚か 第二章 〈自由〉――私はいつ決めたのか 第三章 〈記憶〉――過去のデッサンを描くには 第四章 〈自殺〉――死ぬ権利は、権利なのか 第五章 〈SF〉――タイムトラベルは不可能か 第六章 〈責任〉――それは、だれかのせいなのか 第七章 〈因果〉――過去をどこかに繋ぐには 第八章 〈不死〉――死はいつまで続くのか 8つのテーマと謎を手がかりに、「心と時間の不思議」に迫る! -
社長って何だ!
【あなたが変われば組織も変わる!】 【部・課長必読! これからのリーダーに必要な「資質と能力」とは?】 【一歩前に踏み出す勇気が湧くアドバイスが満載!】 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「決着をつける時の鉄則」 「お金は追いかけると逃げていく」 「二重人格者であれ」 「自分が未熟であることを知る」 「“グローバル・スタンダード”への違和感」 「社長と乞食は3日やったらやめられない」 「社長を辞めれば、ただのおじさん」 「世界の真のエリートは寸暇を惜しんで勉強している」 「利益至上主義と社内カンパニー制の落とし穴」 「過度な成果主義の弊害」 「女性の力をいかに引き出すか」 「後継は未熟者に任せよ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさんも疑問に思っているのではないでしょうか。 不正会計や検査データ改ざんなど、大手企業の不祥事が相次いでいます。 不正が発覚するたびに謝罪会見で深々と頭を下げているリーダーや社長とは どういう存在なのか。 あるいは、そうした不祥事をきっかけに大企業経営者の役員報酬が注目されますが、 飛び交っているのは一般庶民には縁のないケタ外れの金額です。 これだけ巨額の報酬を手にする社党とはいったい何者なのか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 本書では会社を率いるトップを「社長」あるいは「経営者」と表現しています。 しかし、これは時と場所によっては、部長や課長といった各部署のリーダーに 置き換えることも可能です。 会社組織に限りません。 いま、政治、経済、教育、スポーツ、世界中のあらゆる分野で、かつてのエリートや 知識層といわれるリーダーに対する不信感が渦巻いています。 日本人は本来、すぐれた資質を有しています。その能力をどう伸ばし、どう生かすかは リーダーの双肩にかかっています。 本書は、日本の未来を拓くリーダーの意義と役割について、 あらためて考えるための本です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 【本書のおもな内容】 はじめに――リーダー不振の時代に問う 第1章 孤独と覚悟 第2章 資質と能力 第3章 報酬と使命 第4章 自戒と犠牲 第5章 信頼と統治 第6章 後継と責任おわりに――社長の器以上に会社は大きくならない -
X-01 エックスゼロワン
N県稗南(ひなん)郡稗南町。由宇(ゆう)の15歳の誕生日の前日、大好きな父親が「X-01(エックスゼロワン)」と言い残して急死した。そして黒づくめの男たちが、「X-01」を求めて、町を破壊しにやってきた!? 一方、ラタの住む小国、永依(えい)の国は滅亡の危機を迎えていた。隻眼(せきがん)の将軍に拾われたラタは戦士としての血の道を歩み始める。運命に翻弄される由宇とラタ、2人の魂の物語。 -
自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学
「自分をコントロールする力」が人生の成功を左右する! 近年にわかに注目を集める「非認知スキル」。そのなかでもとりわけ「自分をコントロールする力(実行機能)」は、どうやら学校の成績や仕事の業績、そして将来の健康をも大きく規定するようです。 果たしてその能力は、どのようにして身につくのでしょうか。あるいはどんなときに働かなくなるのでしょうか。発達心理学の最新知見から、その育て方・鍛え方を大公開します。 ――― 「非認知スキルがIQより大事って本当?」 「がまんが苦手な子どもの将来はどうなるの?」 「親の貧困や虐待は子どもにどんな影響を与えるの?」 「YouTubeを子どもに見せるのはやっぱりダメ?」 「理想の子育てって?」 「大人でも鍛えられるの?」 ……いま大注目の「非認知スキル」にかかわる”そもそも”の疑問に、最新の科学が丁寧に答えます! * * * [目次] はじめに 第1章 実行機能とは? 第2章 自分をコントロールすることの重要性 第3章 実行機能の育ち方 第4章 自分をコントロールする仕組み 第5章 岐路となる青年期 第6章 実行機能の育て方 第7章 実行機能の鍛え方 第8章 非認知スキルを見つめて おわりに -
はりねずみくんの ねがいごと
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 楽しいピクニックにでかけたはりねずみくんとうさぎくんとりすくん。願いをかなえてくれる湖のことをきいて、それぞれのお願いごとをして、帰り道、何をお願いしたかを話しめるのですが、はりねずみくんはこたえません。それは……。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
ウニヒピリのおしゃべり ほんとうの自分を生きるってどんなこと?
ウニヒピリ(内なる子ども)との対話で、幸せになる方法。世界的小説家の吉本ばななさんと、ハワイに伝わる問題解決法ホ・オポノポノを通して自分らしさを模索する平良アイリーンさん(SITHホ・オポノポノ・アジア事務局広報担当)が、ウニヒピリとの対話で自分らしい豊かな人生を手に入れる秘訣を語り合いました。ウニヒピリとの対話でなぜ生きやすくなるのか?ウニヒピリとの対話の先にどんないいことが起こるのか?ウニヒピリの声を聞くタイミングとは?ウニヒピリをケアする方法とは?など、仕事・人間関係・子育て・家族・生き方ほか、人生に効くヒント満載です。吉本ばななさんの短編小説「ウニヒピリ 自分の中の小さな子ども」も再録!(「Grazia」2010年8月号掲載)もくじ吉本ばなな 短編小説 ウニヒピリ 自分の中の小さな子ども第一章 生きやすさのヒント第二章 自分らしい仕事・生き方第三章 生きづらさの理由第四章 矛盾のない生き方 第五章 ほんとうの自分を生きるために吉本ばなな1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。'87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)を受賞。著作は三十数ヵ国で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞(Under35)、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『切なくそして幸せな、タピオカの夢』『吹上奇譚 第二話 どんぶり』(幻冬舎)ほか。平良アイリーン1983年、東京生まれ。明治学院大学文学部卒業。2007年にホ・オポノポノと出会って以来、生活のあらゆる場面で実践中。現在はSITHホ・オポノポノ・アジア事務局広報担当として、日本をはじめアジア各国の講演会の際に講師に同伴し活動している。また、ヒューレン博士やKR女史のそばで学んだ自身の体験をシェアする講演活動を行っている。著書に『ホ・オポノポノジャーニー ほんとうの自分を生きる旅』、翻訳書に『ホ・オポノポノライフ ほんとうの自分を取り戻し、豊かに生きる』『ハワイの叡智ホ・オポノポノ 幸せになる31の言葉』(すべて講談社)ほか。 -
ビッグデータ探偵団
ビッグデータ、という単語を聞いたことのある人は多いかもしれない。しかし、これによっていったい何ができたり、どんなことがわかったりするのかを知らない人は、まだまだ多いのではないか?私たちが本書で示していくことは、ビッグデータが、これからのビジネスを考えるうえで、また、あなたの生活をより快適なものにするために、こんなにも役に立つのか、という驚きと発見である。今後は、すべての産業が「データ×AI化」していく。ネットとリアルは別個の世界であるどころか、切り離しえないものであり、今後ますますその連関が密接なものとなっていくことは間違いない。このような時代に生きる人々にとって、変革のカギとなるデータについての皮膚感覚的な理解が欠如していることは、致命的と言わざるを得ない。データを正しく理解する力(=データ・リテラシー)は、リアルな現実世界を生きていくうえで、もはや「常識」として身に着けておくべき必須のツールとなる。データを分析し、意思決定に役立てていく「データ・ドリブン」の思考力、分析力、情報科学の基本、データの力を解き放つ力――これらをしっかりと会得し、応用できる人だけが、これからの社会を生き抜いていけるのだ。さあ、私たちが分析した以下の新事実を読んで、データの魅力と無限の可能性を体感してみよう!第1部 ビッグデータは、「深層」を描き出す1―1 新社会人は4月に「モットーとは」、5月に「新入社員 辞めたい」、6月に「恋活」と検索する1―2 ママは、生後102日目にわが子をモデルへ応募したくなる1―3 「頭が痛い日本人」が最も多い時刻は、17時である1―4 矢沢永吉と郷ひろみは、双子レベルの「そっくりさん」1―5 日本は、「東京」と「それ以外」の2つの国からできている幕間劇1―6 音楽CDが売れる時、サバの漁獲量が増える――擬似相関とは何か?第2部 ビッグデータは、こんなに役立つ2―1 これからの「混雑ぶり」がわかり、移動のストレスが消える2―2 救援活動をスムーズに進める、「隠れ避難所」を探せ!2―3 リニアで日本はどれだけ狭くなるのかを、実際に見てみよう2―4 政治への関心が薄い日本人の注目を一挙に集めた、「令和」発表の瞬間2―5 検索量を分析すると、選挙の議席数予測は96%も的中する2―6 今の景気を予測することは、どこまで可能か?膨大なデータは見えてこそ、意味を持つ。明快にわかる、オールカラー図解版! -
華物語
始まる前に終わってしまった沙和の恋。消せない気持ちから逃げだしたくて、偶然目に留まったいけばな教室に入ることに。美しく生きるヒントがつまった花を生ける5つのストーリー。 始まる前に終わってしまった沙和の恋。消せない気持ちから逃げ出したくて、偶然目に留まったいけばな教室に入ることに。そこには移りゆく季節と向き合い、心を華に映しだす、心地よい時間が流れていて――。沙和の心は四季の移ろいとともに変化していく。そして、家族のカタチ、教え、学ぶということなど、生きる上で大切なことを花を通じて見つめ直し学んでいく。美しく生きるヒントがつまった、花を生ける5つのストーリー。
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