自壊するメディア

自壊するメディア

880円 (税込)

4pt

3.7

バッシングを受けることも多い私が、
よく自分に言い聞かせているマハトマ・ガンジーの言葉です。
「あなたのすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、
世界によって自分自身が変えられないようにするためである」
(望月衣塑子)


いま一番肝の据わった記者と
最注目の映像作家が
コロナ無策、五輪断行、民意無視で暴走する政治権力に対し、
監視機能を果たせない巨大メディアの腐食を撃ち、
再生への途を熱く語る。

(目次)
第一章 安倍・菅政権の罪とメディアの使命 望月衣塑子
第二章 私的ドキュメンタリー論 五百旗頭幸男
第三章 権力を監視するメディア再生のために
第四章 自壊メディアの現実を超えて、新たな地平へ
あとがきにかえて 「緊急事態」の国内メディア 五百旗頭幸男
あとがき 権力維持が目的、手法は恫喝の政治 望月衣塑子

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自壊するメディア のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年06月20日

    望月衣塑子と五百旗頭幸男による対談本。

    現状のメディアがいかに政権寄りかということがよく分かった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月09日

    世の中の出来事は
    きちんと とらえておきたい
    その時に 頼りになるものは
    自分の目
    自分の耳
    自分の頭
    自分の足

    それらが きちんと 
    とらえるモノを
    自分の糧にしていきたい

    望月衣塑子さん
    五百旗頭幸男さん
    頼りにしているお人です

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月06日

    この新書が発刊された当時の日本政権の暗部、そして機能を失ってしまった大手メディアの問題について分かりやすく書かれている。一人でも多くの人がこのような事実を理解し、政治に対して意識を持つことが大切と感じる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月13日

    《正しいと思うことを伝える》

     与党から煙たがれている東京新聞の記者である望月氏、映画「はりぼて」で恥ずかしい議員たちの愚行で笑わしてくれた五百旗頭氏。
     二人の共通点は、権力者たちに「にへらにへら」と媚びを売らず、正しいと思うことを発信し続けていることである。自分より権力や金を持っている者たちを...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月16日

    映画の原案ともなった『新聞記者』の著者で、記者会見においても歯に衣を着せぬ質問をする記者望月衣塑子の第1章。
    「現状に慣らされないこと。些細な違和感を受け流さないこと。多様な視点を提示すること」を基本として、体制に阿ないドキュメンタリーを制作している映画監督五百旗頭幸男の第2章。
    さらに、第3章第4...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月30日

    ロマン主義の活動家という印象を拭えない内容でした。前半はまだ文章の程をなしてましたが、悪口レベルの単語が多く、同じ会話構造をぐるぐる回る後半はちょっと疲れてしまいました。
    トピック自体は大事なところと思うのですが、民衆不在、議論不在の闘争という印象は否めないです。闘争が自己目的化している様子、左派右...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月04日

     毎朝新聞を読むから消えてもらうと困る。
     かといって、マスメディアの思想を世に伝えたり、一日の会話にも不要なクッソどうでもいい記事に目を通すほどヒマでもない。
     何もフィルターを通さない統計のごとき記事を垂れ流してくれれば、引っかかる記事はこちらから掬って読むとする。
     そんなスタンスで日経新聞だ...続きを読む

    0

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