吉田量彦の作品一覧
「吉田量彦」の「神学・政治論」「スピノザ 人間の自由の哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「吉田量彦」の「神学・政治論」「スピノザ 人間の自由の哲学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白い
スピノザを知るには、まずはこの本なのでは
翻訳が古い岩波の知性改善論とか、短論文で挫折するくらいなら(みすずの新訳はどうなのだろう?)、まずはこれを読むべきでは
大事なポイントの多くがここに出てくるし、スピノザ の問題意識もよくわかる
何を正そうとしていたのか
「デカルトの哲学原理」(読んでない。國分さんの「スピノザ の方法」でかなり詳しく検討されてたが、それだけ)と合わせて読むと、当時のキリスト教、ユダヤ教の聖書の読み方などの方法論への疑問と、デカルトの哲学への共感と疑問とが露わになるのでは。
そうすると、エチカは何だったのか
デカルトのコギトからの哲学や、聖
Posted by ブクログ
スピノザの生涯と思想をていねいに解説している入門書です。
すでに「講談社現代新書」では、スピノザの入門書として上野修『スピノザの世界―神あるいは自然』と國分功一郎『はじめてのスピノザ―自由へのエチカ』が刊行されています。著者もこのことに触れつつ、「スピノザの思想だけでなく、彼の生涯と生きた時代について、かなり立ち入って解説していること」と、「他の二冊が『エチカ』で展開された哲学・倫理思想を中心に取り上げているのに対し、本書はそれに負けないくらい、『神学・政治論』『政治論』で展開された宗教・政治思想にも目配りを試みていること」を特色としてあげています。
著者は、『エチカ』がスピノザの「表の主