日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか

日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか

869円 (税込)

4pt

どうして日本の国力は
30年以上も低下し続けているのか?

低所得・低物価・低金利・低成長の
「4低」=「日本病」に喘ぐニッポンを、
気鋭のエコノミストが分析!

<本書の主な内容>
・「4低」現象は「日本化(Japanification)」と呼ばれ、世界で研究対象に
・今や日本の賃金は、アメリカの半分強、韓国の約9割
・失業率が高い国ほど、賃金上昇率も高い不思議
・「物価上昇率がマイナス」は、OECD諸国で日本だけ
・異次元の金融緩和でも、物価が上がらない理由
・日本は家計も企業も過剰貯蓄、はびこるデフレマインド
・アメリカはリーマン・ショック後、すごい勢いで量的緩和と利下げを行い、「日本化」回避に成功
・日本の政府債務の増加ペースはG7の中で最低、財政赤字を気にしすぎ
・ここ30年で、アメリカのGDPは2倍、日本は1.2倍
・日本では、年収200万円未満の世帯が増加、年収1500万円以上の世帯は減少⇒1億総貧困化へ
・「日本の年金・社会保障制度は危機的状況」の間違い
・大きな可能性を秘めている日本の第一次産業

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日本病 なぜ給料と物価は安いままなのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    608

    アベノミクスを支持する著者がバブル崩壊以降の低所得・低物価・低金利・低成長する経済状況を日本病として解説される。女性と高齢者が働き手になり社会保障を支え、個人投資による資産形成で将来不安を解消させることが景気回復に繋がる。

    永濱 利廣
    一九七一年、群馬県生まれ。第一生命経済研究所首席エコ

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすい本です。
    すっかり高い日本から安い日本になってしまい、このまま大した対策もとらず、ただ手を拱いていたら日本の状況はもっともっと悪くなりえます。
    はじめに
    第1章 日本病ー低所得 低物価 低金利 低成長
    第2章「低所得」ニッポン
    第3章「低物価」ニッポン
    第4章「低金利」ニッポン
    第5章「低

    0
    2024年01月10日

    Posted by ブクログ

    以前、有名な学者の著書では、デフレの方がインフレより良いと書かれておりそんなもんかと思っていたが、デフレには悪いデフレしかないことを確認できた。政策当局があまりにもインフレを怖がりすぎたことから、財政政策を徹底できず、日本の失われた30年を招いたといえる。日本は格差が広がっているのてはなく、全ての所

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    現在日本は、低成長・低賃金・低物価・低金利の「4低」状態にあり、ながらくここから抜け出せていない。このままでは日本はどんどん衰退の道を辿り、世界から買われるだけの安い国になってしまうだろう。

    本書はこのような危機感を持ったエコノミストである著者が、それぞれの詳細の現状分析、その原因を明確にした上で

    0
    2023年02月23日

    Posted by ブクログ

    本書の結論 黒田バズーカは正しかったが、効果は道半ば。アベノミクスも同様。未完のまま、終えてしまい、亡くなられた。

    0
    2022年08月18日

    Posted by ブクログ

    わかりやすかった。
    ザイム真理教が指摘する財務省の考え方の間違いをより分かりやすく説明していた。
    経済の人はみんなアベノミクスを評価している。強引で経済格差を広げた印象があったけれど、経済学的には正解な打ち手だったのか。

    人材の流動性はぜひ高くなってほしい。
    トランポリン型社会

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    気になるポイントを明確に回答してくれた本。読めば読むほど、これだけ分かりやすく方向性を示せるなら、その道筋で舵取りができれば良いのだがと感じた。MMTの論点整理は、今までで一番分かりやすく感じた。以下は少し編集したが、メモ書きと抜粋。

    ー インフレには良し悪しがあるが、良いデフレは無い。物価が下落

    0
    2024年07月06日

    Posted by ブクログ

    一読で全てを理解することは出来ないが、何故給料と物価が安いままなのかがデータに基づいて解説されてたので、再読してでも理解したいと思った。

    経済に関するニュースや、日常の経済活動のロジックを読み解く力が付いたような気がする。

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    日本の慢性的な低賃金や低成長について「病」という表現が面白かった。
    ただ「病」という表現には「治せる可能性がある」ということを含んでいる。
    著者である永濱さんは厳しい現実を捉えながらも悲観はしていないように感じた。
    ダウンサイジングしていく日本の現状に合わせてひとりひとりご出来ることを考えさせられる

    0
    2023年01月20日

    Posted by ブクログ

    日本経済はバブル崩壊以降、30年間、成長を止めたままだ。それを、筆者は4低、「低所得・低物価・低金利・低成長」と呼び、本書の中でその実態と原因を探っている。
    バブル崩壊の後に大量の不良債権が取り残され、各経済主体が借金の返済等の対応に追われるうちに、すっかりとデフレマインドが定着し、そのままデフレか

    0
    2022年07月15日

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