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人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、連作ミステリー。
不朽の名シリーズ第1弾!
第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作
解説 瀧井朝世
春先のまだ寒い夜。ひとり息を引き取った、俳人・片岡草魚。
俳句仲間でフリーライターの飯島七緒は、孤独な老人の秘密を解き明かすべく、
彼の故郷を訪れ――(表題作)。
バー「香菜里屋」のマスター工藤が、客が持ち込む謎を解く連作短編ミステリー。
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Posted by ブクログ
日常の謎は好きだが、このシリーズは知らなかった。安楽椅子探偵もの、その系譜にありながらも人生の中にあるほろ苦さや温かさが宿っている。
短編集なのかと思いきや連作短編集の構成で、推理以外にも人間ドラマとしての面白さがあった。
欲を言うとこれだけ面白いのだからもう少しパンチの効いた、心底驚く話があっても良かったのではないか。せいぜいジャブ程度の当たりしかないないので、驚きがそこまで大きくない。だからこその日常の謎なのかもしれないが。
香菜里屋を舞台にした客たちのやりとりは楽しく、実際にこの店があれば行ってみたい。出てくる料理、その描写にも思わず腹が鳴る。
Posted by ブクログ
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人生に必要なのは、
とびっきりの料理とビール、
それから、
ひとつまみの謎。
三軒茶屋の路地裏にたたずむ、
ビアバー「香菜里屋」。
この店には今夜も、
大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。
優しく、ほろ苦い。
短編の名手が紡ぐ、
不朽の名作ミステリー!
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12~3年前に読んでいて、
実家にあるはずなのですが…
どうしても読みたくて新装版購入しました。
というか、新装版があることに驚きと喜び。
三軒茶屋や電車でよく通っていたし、
利用することもあったので、
とても馴染み深くて。
そんな街のどこかに、
香菜里屋があるのかもと思うと、
当時はドキドキした記憶です。
おいしそうな料理と度数の違うビールたち。
そこに持ち込まれる数々の謎。
6話の短編集です。
最近、アシモフの「黒後家蜘蛛の会」を読みましたが。
当時の私は安楽椅子探偵なんて言葉も知らず、
それでも香菜里屋の世界観に魅了されていました。
久しぶりに読む北森さんは変わらず私の好みで、
ヨークシャテリアに似ているマスターの工藤が
さりげなくお洒落で、
だけど謎がじわじわと浸み込んで迫ってくる感じです。
好みはあると思うのですが、
北森さんのひんやりした細い感じの文体とか表現、
扱うテーマが私は大好きです。
個人的には、「終の棲家」「魚の交わり」が好きでした。
最近、漣丈那智シリーズも新装が発売されたので、
香菜里屋シリーズとあわせて
そちらも読まねばです…!
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