19世紀作品一覧
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4.419世紀、自殺を決意した元軍人の准男爵・アランは街で拾った男娼と一夜を過ごす。生意気でよく喋るその男・ジェムと過ごすうち、アランは自分の変化を感じていた。ジェムを屋敷に住まわせるようになったある日、アランはかつての部下の娘が、ある危険な男の庇護の下で暮らしていることを知る。ジェムに励まされたアランは彼とともに少女を救出にむかうが――。 深い愛情と勇気溢れる、ヒストリカルM/Mロマンス!
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4.3※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人生で大切なものとは」の問いに対する答えは、「家族」「仕事」「お金」など人それぞれ。しかし、価値観は時代によって影響を受けます。19世紀の価値観に、「絶対的な正義はない」と一石を投じたニーチェの言葉は、揺らぎがちな価値観に左右されることなく、“人生の答え”について考える方法を示唆する杖であり、「前向きに、自分の人生を肯定せよ」と悩める現代人を導いてくれます。図解でわかりやすい「ニーチェ入門」です。 孤高の哲学者 ニーチェの人生 ニーチェの哲学を理解するコツ4選 ニーチェの代表作とキーワード ニーチェの哲学が理解しやすくなる本書の読み方 Chapter 01 ニーチェの哲学ってどんなもの? 01 人生を肯定するニーチェの哲学 02 今までの考え方を疑う 03 世間の当たり前を疑う 04 自分の頭を疑う 05 現代社会の欠点を指摘する 06 人間の特性を見直す 07 人類の目標を示す 08 思考実験で生き方をテストする 09 体系化せずにアイデアを伝える Column ニーチェの言葉① Column ニーチェの言葉② Chapter 02 自分の考えって本当に論理的? 01 論理的ってそんなに偉い? 02 矛盾があったっていいじゃない 03 究極的には「本当のこと」など存在しない? 04 人間は自分の欲望で動く 05 物の見方は立場によって変わる 06 自己中心的な人は遠くが見えていない? 07 愚痴っぽい人は他人をコントロールしたいだけ? 08 心配性の人は遠くばかり見ている? 09 「あのときこうしていれば」は的外れ? 10 非論理的だからこそ生きられる? Column ニーチェの言葉③ Column ニーチェの言葉④ Chapter 03 道徳って本当に正しいの? 01 モラルは偏った見方から生まれた? 02 都合よく考えると気持ちがラクになる? 03 弱者は強者をいつのまにか恨んでいる? 04 「死後報われる」は負け惜しみ? 05 ニーチェはキリスト教が嫌いだった? 06 我慢が人間を弱くする 07 強者は自分を肯定する 08 「架空の価値観」が人をゆがめる 09 「絶対的な価値観」はどんどん消えていく 10 弱くなる考え方から脱却しよう Column ニーチェの言葉⑤ Column ニーチェの言葉⑥ Chapter 04 無気力に打ち勝つには? 01 信じられるものがないとつらくなる 02 目標がないと生きることは無意味? 03 どんな生きる意味を見出せばいい? 04 自分に重きを置いて考えてみよう 05 人間はみんなパワーアップしたい? 06 目的もなく生きる人間が増える? 07 徹底したニヒリズムの先にあるのは? 08 あたらしい目標を持とう 09 人類は獣から超人になる 10 弱い考え方への立ち戻りに注意 Column ニーチェの言葉⑦ Column ニーチェの言葉⑧ Chapter 05 前向きに生きるにはどうしたらいい? 01 何度も繰り返す世界をイメージする 02 意味が存在しない世界を考えよう 03 受動的ニヒリズムを克服する 04 今の自分を全力で肯定しよう 05 真実がないのであれば好きなほうを選ぼう 06 子どものように無邪気に生きよう 07 自分らしさを見つめ直そう 08 未来に期待しすぎるのはやめよう 09 失敗も楽しめるようになろう 10 自分の現状を受け入れよう Column ニーチェの言葉⑨ Column ニーチェの言葉⑩ Chapter 06 人生に活かすニーチェの哲学 01 将来に希望が持てない 02 劣等感にさいなまれてしまう 03 不満はないが少し物足りない 04 活力が湧かない 05 周りに気を遣いすぎてしまう 06 困難ばかりで嫌になる 07 過去の選択を後悔している 08 目立ちたくない Column ニーチェの言葉⑪ Column ニーチェの言葉⑫ Chapter 07 ニーチェの生涯から学ぶ 01 牧師の息子として生まれ24 歳で教授となる 02 ショーペンハウアーから影響を受ける 03 ワーグナーと親密になる 04 『悲劇の誕生』で学界から酷評される 05 体調不良で大学を退職する 06 ワーグナーと疎遠になる 07 失恋ののち『ツァラトゥストラ』を執筆 08 錯乱してしまうが本が大ヒットする 09 1900年に永眠する
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-マザー・グースの成立には,フランス革命や中流階級の台頭など,18,19世紀の社会事情が色濃く反映している.著者は,従来の文学研究の域を超えて社会学の方法を導入し,迷信的な世界観と近代的道徳観との相克を背景とする民衆文芸の形成過程を,膨大な一次資料から解き明かした.イギリス文学の新しい読みを提示する画期的な書.
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3.0蠱惑し、戦い、変容する女=「魔女」の世紀。19世紀末美術を魅了した「ファム・ファタル」以降、魔女は可視化され、そのイメージが爆発的に拡散された。中世魔女狩りからゴスロリ、そしてアニメまでに継続される「魔女」の遺伝子とは? 20世紀の魔女復興運動、フェミニズム、カウンターカルチャーを通過し、新たなステージへ飛翔する「魔女」論。美術批評、20世紀史、女性とポップカルチャー論を縦横無尽に遊歩して明らかにする「魔女」の真実。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀末期から20世紀末頃までの間に作られた世界中の傑作拳銃を厳選し掲載。それぞれの拳銃が作られていた期間に生まれたバリエーションモデルを網羅し、来歴や使用されてきた状況についても詳しく解説します。【主な掲載銃】ルガーP08、ワルサーP38、モーゼルミリタリー、コルトガバメント、ブローニングハイパワー、S&Wダブルアクションリボルバー、コルトダブルアクションリボルバー、ベレッタ92F、ヘッケラー&コッホUSP、CZ75、SIG P226 など。
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-「上海のいろは」をサクッと紹介【20分でわかる上海】 黄浦江ほとりに開けた中国最大の街上海。19世紀に建てられた西欧風の美しい街並みが残る外灘。またその対岸の浦東地区には超高層ビル群が摩天楼を描いています。はじめて上海を訪れる人におすすめする「17のポイント」を地図、写真とともに紹介します。かんたんな図版、地図計10点収録(グルメ情報などは掲載されていません。上海002~005と一部内容と図版、地図が重複します)。 【おまけ】まちごとチャイナとスマホアプリ上で連動して使えるPDF(日本語)の「上海地下鉄路線図」「上海浦東国際空港案内」「上海虹橋国際空港案内」「上海地下鉄歩き」の無料ダウンロードリンクつき。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀末から20世紀前半にかけて、西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者マックス・ウェーバーへの、格好の入門書。ウェーバーは代表作として『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などを残し、現代においても重要な社会学者として参照される。 【目次】 編者まえがき 略記法および訳者補遺 序章 第一章 合理的資本主義、資本主義的精神およびその宗教的前提についての比較構造分析 第一節 禁欲的プロテスタンティズムと資本主義的精神 余論:マックス・ウェーバーのプロテスタンティズム=資本主義=命題の批判に関連して 第二節 アジアの諸宗教とアジアの伝統主義 第三節 西洋の合理化過程にたいするイスラエルの予言の意義 第四節 後期ユダヤ教とイスラエル教の経済倫理 第二章 ヨーロッパの都市とヨーロッパの市民層の歴史についての比較構造分析 第一節 西洋の都市とアジアの都市 第二節 古代の都市と中世の都市 第三章 合理的国家の比較構造理論 官僚制化の普遍的傾向 第一節 カリスマ的支配のその「日常化」 第二節 伝統的な型の支配――家産制と封建制―― 第三節 合法的官僚制的支配の類型の代表としての近代国家 第四節 政党の官僚制化 第四章 マックス・ウェーバーの世界史的研究に有する現代的な展望と倫理的な動機 第一節 合理的装置の「外殻」のうちにおける人格的自由の問題 第二節 「魔術から解放された」世界における意味ある生き方の問題 合理的科学と責任倫理的行為 文献目録 訳者あとがき アブラモフスキー、G 著書に、『マックス・ウェーバー入門』など。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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4.0ロシア土産として世界中で親しまれているマトリョーシカ.その誕生は19世紀末と意外に新しい.アイデア源の一つに日本の木製入れ子人形がある,との説が知られているが,果たしてそれは本当なのか? 木とともに生きてきたロシアと日本の人々の暮らし,木工芸の歴史をひもときながら,マトリョーシカ誕生を巡る謎を追う.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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4.019世紀を産業化の時代と呼ぶのなら、20世紀はまさにマネジメントの時代であったといえるだろう。 本書は、20世紀のマネジメントを構成するさまざまな要素を集め、その理論と実践がどのように発展してきたのかを、深い洞察を交えながら振り返る。 偉大な経営思想家、実業家の人生や時代背景、そして彼らが創造した組織の輪郭を改めて見つめ直すことで、明日につながる何かが見えてくることだろう。 テイラー、フォード、メイヨーからポーター、ウェルチ、デルまで。20世紀のマネジメントを構成するさまざまな要素を集め、その理論と実践がどのように発展してきたかを洞察を交えて振り返る。経営の100年史。
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-不朽の名作『魔法医師ニコラ』が明治の初翻訳で甦える。 実話怪談やら心霊やらが羞恥なく跋扈する偽りの無神世界に、この謎の医師の物語は、真の幽明と神秘に支えられた時代の愉しさを現代の読者に伝えてくれるだろう。 菊地秀行氏 列強が割拠する19世紀末中国に展開する大伝奇ロマンを、のちにシャーロック・ホームズを手がける南陽外史が主人公を日本人に変えて翻案した『魔法医者』が、読みやすい表記で復刊! 上海で孤独をかこつ日本人・三芳野文吾(みよしの・ぶんご)は、魔法医者としておそれられるドイツ人博士ニコラに招かれ、西蔵(チベット)を目指す旅に同行することになる。 狙いは、総本山に眠る大秘密。しかし、博士の妖術に、同行する中国人集団の暗躍が三芳野を惑わす。果たして、一行を待つものは……? 菊地秀行氏推薦の伝奇冒険小説の歴史的傑作! 原作を超える大冒険を語りつくす明治の名調子をそのままに、かな遣い等をあらため、現代でも読みやすい形で復刻。【電子オリジナル版】
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4.1ワーグナーに愛されたにもかかわらず、音楽史の表舞台から「消された」楽器、ヴィオラ・アルタ。この数奇な運命をたどってきた「謎」の楽器が数十年ものあいだ、渋谷の楽器店の奥でほこりをかぶっていた。ヴィオラ奏者であった著者は、この楽器と偶然に出会い、魅せられ、ヴィオラ・アルタ奏者に転向。欧州を駆けめぐり、なぜこの楽器が消されたのか、その謎を解いていく。19世紀後半の作曲家たちがヴィオラ・アルタを通して表現しようとしていた音色とはどんなものだったのか。クラシック音楽の魅力と謎解きの楽しさに満ちたノンフィクション!【目次】はじめに/第一章 「謎の楽器」との出会い/第二章 失われた歴史を求めて/第三章 ヴィオラ・アルタを弾きながら/第四章 ヴィオラ・アルタの謎を解く/おわりに
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4.5※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界のヒーロー&ヒロインたちは子どものころ何をしていたのか、何を考えていたのか、わかりやすいマンガや解説で読めるシリーズ、世界の伝記NEXT。この本で取り上げるのは、新しい元素ラジウムの発見と放射能の研究により二度のノーベル賞受賞に輝く女性科学者マリー。19世紀末~20世紀初頭、人類の幸せのために科学の分野を進み続けた元祖理系女子の生涯を描きます。
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3.0
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-48の掌編のつらなりによって現在のシンガポール社会を巧みに描き出したマレー系作家による短編集。 シンガポールがイギリス領の一部だった19世紀末に総督フランク・スウェッテナムが執筆した『Malay Sketches』。それから100年以上を経た現在、アルフィアン・サアットによって新たに同名の作品が書かれた。イギリス人統治者が支配下にあるマレー人の文化や気質を支配言語である英語を用いて読者に紹介するという『Malay Sketches』の構図を大胆に再利用するかたちで本書は誕生する。 【目次】 改宗 ふれあわない手 三人姉妹 パヤ・レバー 午前五時 村のラジオ 日没後の礼拝のあと 泊まり ゲイラン・セライ 午前六時 ハントゥ・テテクのお話 冷ややかな慰め 犠牲 タンピネス 午前七時 わかりやすいのにして 朝の迎え 浅いフォーカス テロック・ブランガー 午前八時 ポイ捨ての女の子 ハントゥ・クムクムのお話 証拠 タンジョン・パガー 正午 穴 清め 送り出し パシ・パンジャン 午後三時 吠え声 ポンティアナクのお話 床屋 ブキ・バトック 午後五時 誕生日プレゼント 外国語 同窓会 ベドック 午後七時 トヨールのお話 やり直し 引き出し パヤ・レバー 午後八時 重力 夜のシンガポール お客 カンポン・グラム 午後十時 借り物の男の子 プレイバック 兄と弟 カラン 深夜十二時 星の丘 バスの後ろにいる男の子 子ども カキ・ブキ 午前三時 解説 【著者】 アルフィアン・サアット 1977年シンガポール生まれ。ラッフルズ・ジュニアカレッジ在籍時から演劇の創作で注目される。1998年に詩人としてデビューを飾り、1999年には短編集『サヤン、シンガポール』を発表。マレー語と英語での創作活動を続け、シンガポールでは多数の受賞歴を誇る。ほかに詩集『記憶喪失の歴史』『透明な原稿』、戯曲『アジアン・ボーイズ』三部作、『ナディラ』(いずれも未訳)。 藤井光 1980年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。東京大学文学部教授。主要訳書にS・プラセンシア『紙の民』、H・ブラーシム『死体展覧会』、M・ペンコフ『西欧の東』(以上、白水社)、D・アラルコン『ロスト・シティ・レディオ』、T・オブレヒト『タイガーズ・ワイフ』、A・ドーア『すべての見えない光』(第3回日本翻訳大賞受賞)、R・マカーイ『戦時の音楽』(以上、新潮社)、N・ドルナソ『サブリナ』(早川書房)など。
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-「売女クレオパトラの娘だろ? よがってみせろ!」 世界三大美女のひとり、クレオパトラ。その娘セレネは、母が自殺してから敵国に囚われ、売春婦として育てられた!(処女オークション~クレオパトラの娘~) 古代、ローマではコロッセオで奴隷を剣闘士にして戦わせる見世物が愛されていた! ユリアは家族と引き離され、女剣闘士として血まみれの戦いに飲み込まれていく。(復讐の女剣士) 19世紀、美貌の踊り子ローラは淫らな踊りでバイエルン国王を虜にする。男の愛を信じられないローラだが、いつしか国王の愛情に惹かれていく……!(ローラ・モンテス 奇跡の踊り子) 池に投げ込み助かれば魔女で火あぶり、溺れば無罪! 残虐な「魔女狩り」を続ける男に従う母子。殺人行脚の中、女は男の恐るべき所行に気づく!(魔女狩り将軍 マシュー・ホプキンス) 血塗られた女たちの波瀾万丈人生、全4作品収録!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人間を創造したのは神か、それとも猿が人間の祖先なのか――。19世紀、西洋キリスト教世界の人々を仰天させた「進化論」の提唱者ダーウィン。22歳の青年ダーウィンを乗せた軍艦ビーグル号が世界一周の航海へ。ガラパゴス諸島での不思議な生物たちとの出会いは、若き生物学者に大いなる感動とインスピレーションを与えた。『種の起源』出版から約150年。今も欧米社会では、信仰か科学か百家争鳴は尽きない。大発見? 神の摂理への冒涜? 異端視された異才の苦悩と喜びの生涯をマンガで読み解く!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 資本主義は、本当に限界を迎えているのか? 今、話題の資本論をサクッと読む! ◆超難読書がマンガに! 「資本論を読めば、資本主義のメリット、デメリットがわかる」今、「資本論」に注目が集まっています。地球環境問題と資本主義の限界、歯止めの利かない格差社会など、現代社会の問題に関するヒントが書かれているためです。資本論とは、経済学者マルクスによって「資本とは何か? 当時(19世紀)の資本家と労働者の格差はどうして広がるのか?」を解説した本です。本書では、超難読書とも呼ばれる資本論を今、どのようにして読むのかをテーマに資本主義の光と闇(メリット、デメリット)を読み解きます。どうして、格差社会が生まれるのか? 資本主義が続くと社会はどうなるのか? 資本論を読み解くことで、現代社会と未来を考えていきましょう。 【働く社会の正体がわかる】・どうして不況が起こるのか? ・なぜ、失業者や貧富の差が生まれるのか? ・なぜお金が必要か? 豊かさとは何か? ・地球温暖化を生むとされる資本主義社会。本当に限界なの? ・労働なくして、人間社会が作れるのか? 【特徴】1.マンガで資本主義が読み解ける 2.わかりやすい図解 3.現代に合わせた解説(資本論は19世紀に書かれた本です)
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 講演の名手トウェインが体現するアメリカ世界。 自由、平等、民主主義、ユーモア、アイロニー、アメリカンドリーム……カーネギー、ロックフェラー、ヘレン・ケラー、ルーズベルト大統領、そして同志文豪ゴーリキー……本書はマーク・トウェインのアメリカを物語る40年に及ぶ講演の記録である。『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリ・フィンの冒険』の著者としての大作家の顔、『地中海遊覧記』『赤道に沿って』などの旅行作家としての顔、そして忘れてならないのは講演家としての顔を持っていたことである。本書に登場するアメリカを代表する多彩な顔ぶれ、19世紀から20世紀にかけての歴史的諸問題に真摯に向き合ったトウェインの素顔や人生観を垣間みることのできる貴重な書である。本邦初訳!
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4.0ラヴェルの『夜のガスパール』から第一曲「オンディーヌ」を弾き終わったとたんに、先生から「もっと濃艶に歌って弾くように」と注意された。でも、この曲を高踏的に、人に媚びず、自身の美しさで聴くひとを惹きつけずにはおかないように弾いてみたい。あたかもドビュッシーの『ペレアスとメリザンド』のヒロインのように。「この世にことさら男を誘う女と誘わない女の二種類がいるとすれば、明らかにオンディーヌは前者であり、メリザンドは後者である。(…)水の精とはどういうものなのか、オンディーヌはその中でどの部類に属するのか、音楽は彼女たちとどうかかわっているのか、ドラマ『ペレアスとメリザンド』は水の精の物語とどのようなつながりがあるのか。」(プロローグより)この主題をめぐる逍遥はギリシャから中世をへて19世紀末にいたる。水のイメージと「ファム・ファタル(宿命の女)」の観念が結びついたとき、絵画、文学、音楽で続々とあらわれるヒロインたち。それを語る著者の筆致は颯爽として才気あふれる。
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-没落寸前の公爵家を救うための政略結婚。すべてうまくおさまるはずだった、あの日、真実の愛に出会うまでは……。19世紀イギリスを舞台に贈るドラマティック・ロマンス。 早くに両親を亡くし、貧乏暮らしをしていたリリーは、6年前、裕福な親戚に引き取られた。ある日、いとこの縁談のため相手方の公爵邸へ向かっていた彼女は、道中で追いはぎに襲われてしまう。リリーを救ったのは、地上に降りた天使のような端麗さと優しさを兼ね備えた公爵家長男のロイヤルだった。お互いの立場を知りながらも強く惹かれあうふたりだったが、彼にはリリーを選べない理由があり……。
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-みなさんは、毎日、何も気にすることなく牛乳や乳製品を手にしていることでしょう。ミルクは飲む栄養素としてだけではなく、チーズ、バター、ヨーグルト、アイスクリームなどに加工され、広く親しまれています。 しかし、ミルクはもともと新生児に栄養を与えるためのもの。成長にともない、ミルクを消化吸収する機能は低下するにもかかわらず、人間だけが幼児期を過ぎてもミルクを摂取しています。そこまでわたしたちを魅了するミルクの歴史を本書で紐解いてみましょう。 ミルクの長所と危険性は少なくとも1万年以上にわたって議論されています。人類で最も長く続いている食品に関する審議です。牛乳は、米国で安全テストをされた最初の品目であり、今日では、世界の大半で安全性が定められている食品です。 18~19世紀には牛乳を飲むことが流行し、ヨーロッパとアメリカでは母乳の代用品として人工のミルクによる育児が主流となっていきました。ところが、人工のミルクへ移行した際にニューヨーク、ボストン、シカゴ、ロンドン、パリなどの大都市で乳幼児の死亡が相次ぎました。特にニューヨークのマンハッタン地区ではひどく――ビール醸造所のとなりで乳製品が製造されていたためにビール製造で残ったスロップが牛に与えられていた――1840年代にはマンハッタンで生まれた赤ちゃんの半数近くが幼児期に死亡するという深刻な事態陥りました。その後、研究が進んで細菌の存在が明らかになり、低温殺菌処理が施されることになりました。しかし、ここで生乳のほうが健康的で味が良いという議論が生まれて……。 安心かつ安全な食品ではないにもかかわらず、ミルクに対する人間の情熱が消えることはありません。古代からの議論に続き、現在でも新たな論争が生まれています。工業型農業における動物の権利擁護から狂牛病問題、遺伝子組み換え作物、低温殺菌しない生乳の是非など、常に健康と倫理、経済の板ばさみになっています。 ミルクと乳製品が完璧な食品だったとしたら、歴史はどのように変わっていたでしょうか? この人類の難題を一緒に考えてみましょう。
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4.2数学に無限は付きもののように思えるが、では無限は数なのか?数だと言うならどのくらい大きい?実は無限を実在の「モノ」として扱ったのは19世紀の数学者、ゲオルク・カントールが初めてだった。カントールはそのために異端のレッテルを張られて苦しみ、無限に関する超難問を考え詰めたあげく精神を病んでしまう……常識が通用しない無限のミステリアスな性質と、それに果敢に挑んだ数学者群像を描く傑作科学解説。
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-思想の「聖化」に反対し、生身の人間の側に立ち続け、人民の大衆への変貌をいち早く洞察した亡命ロシア人。19世紀革命の時代に稀な思索の人が、敗者の側からフランス1848年を考察する主著。
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5.0
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4.5女性が劣位に置かれている状況を変えてきた女性のなかには、品行方正ではない者がいた。危険な思想に傾く者も、暴力に訴える者さえもいた。たとえばキャロライン・ノートン。19世紀に困難な離婚裁判を戦い抜いて貴重な前例をつくった人物だが、「女性は生まれながらにして男性に劣る」と書き残した。たとえばサフラジェットたち。女性の参政権獲得に欠かせない存在だったが、放火や爆破などのテロ行為に及ぶこともあった。たとえばマリー・ストープス。避妊の普及に尽力し多産に悩む多くの女性を救った彼女は、優生思想への関心を隠さなかった。しかしだからといって、その功績をなかったことにしてはいけない。逆に功績があるからといって、問題をなかったことにしてはいけない。歴史は、長所も短所もある一人ひとりの人間が、身近な不合理を少しずつ変えることでつくられてきた。「むずかしい女性」たちがつくってきたこうした歴史の複雑さを、イギリス気鋭のジャーナリスト、ヘレン・ルイスが余すことなく本書のなかに描き出す。イギリス女性史と現代社会の出来事とを自在に往還してあぶり出される問題は、女性だけではなく社会全体の問題であることが見えてくる。社会の不合理や理不尽に立ち向かうための、あたらしいフェミニズム史。
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4.4
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4.3メアリー・アニングは、19世紀イギリスで、当時ほとんど知られていなかった魚竜や首長竜の化石を次つぎ発見した、元祖化石ハンター。貧しい海辺の町に育ち、生活のため化石を発掘・販売して暮らしていたメアリーが、ダーウィンの「進化論」にまで影響をあたえる大発見で学術界にその名を残すようになるまでの、数奇な物語です。
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-★お得な20%以上OFF価格★編集担当者イチ押しの人気作家ジュリア・ジャスティス。華やかな19世紀社交界を舞台にした、読み応えのあるヒストリカル関連作を2本セットで。伝説に残る名作! ●『意外な求婚者』父の借金で困窮する貴族の娘セアラは、卑劣な准男爵との結婚を覚悟する。そんなとき、社交界きっての人気者が彼女に救いの手を差し伸べた。エングルメア侯爵ニコラスが求婚してきたのだ。だが彼にとって結婚とは、親を安心させ、子をもうけ、安定した家庭を礎に自由に暮らすための方便でしかなく……。●『ふさわしき妻は』領地の存続も危ういほどの借金を残して父が亡くなり、裕福なレディとの便宜結婚を迫られた子爵シンジン。彼に花嫁候補を紹介できるという社交界の華クラリサ・ボーモントと知り合うが、高飛車で口の減らない彼女にたちまち反感を覚える。妻にはぜひ控えめな女性を、と望むのだが……。
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4.3なぜ近代日本は、天皇を必要としたか? 大帝と影法師の感動の物語。19世紀は「皇帝たちの時代」だった。19世紀初頭のナポレオン戦争以降、世界各国に次々と皇帝が生まれ、覇権争いに興じたが、第一次世界大戦が終わる1918年前後までの100年で、ほとんどの「皇帝」が消え去り。そして今や「Emperor」は日本にしか残っていない。なぜ、日本の天皇だけが残ったのか。その秘密を解くことで、近代日本の成功の「真実」が見えてくる。明治天皇、大英帝国のヴィクトリア女王、ハプスブルク帝国のフランツ・ヨーゼフ1世、ドイツ帝国のヴィルヘルム2世、ロシア帝国のニコライ2世、大清帝国の西太后の6人の同時代史比較から読み解く、壮大な世界史。「明治天皇の同時代、多くの皇帝がいた。しかし、今の世界で皇帝(Emperor)とされるのは、日本の天皇だけである。清、ロシア、オーストリア、ドイツなど多くの君主国が消え去り、かの大英帝国からも「Emperor」はいなくなった。しかし、日本だけは残った。その秘密を解き明かすことが、日本の近代とは、そして明治とは何であったのかを解き明かすことだろう」(「まえがき」より) 【目次】●まえがき:なぜ今、明治天皇なのか ●序章:皇帝たちの時代――興亡史としての「長い十九世紀」 ●第一章:明治天皇誕生――幕末維新の世界史的状況 ●第二章:めざすは立憲政体――文明国への道 ●第三章:絶妙なる日清・日露戦争――躍進する日本 ●第四章:大国になった日本――そして明治天皇崩御 ●終章:理想の立憲君主――明治大帝と他の皇帝を分けたもの ●あとがき:なぜ近代日本に天皇が必要なのか
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-本邦初、翻訳ではなくひとりだけで作った画期的な歴史書! 『メジャー・リーグ人名事典』で、スポーツジャーナリズムにおいて前人未踏の道を行く著者が、MLBの全歴史に挑む。19世紀に始まり2018年で150年目となるMLBの始原にまで遡り、現在の30球団がそれぞれ歩んできた歴史を丁寧に記述。主な選手の活躍はもちろん、地域との関わり、オーナー、監督、そのときどきの評判まで解説。名試合については、クライマックスの場面まで具体的に紹介。それぞれのチームの特徴、性格が手に取るようにわかる。
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3.519世紀、欧州の小国・エトルリア。雪に閉ざされた辺境の地にある駐屯地には、僻地に飛ばされるだけの理由を持つばかりの粗野な男たちに混じって、貴族の出である二人の男が軍人として働いていた。眉目秀麗で駐屯地の要でもあるジュリアス、そして彼が忠誠を誓う、古くからの名家の生まれであるロビン。この駐屯地の隊士長という立場でありながら、長としてのふるまいはついぞ身につかず、わがままで気が弱いロビンはまるで子供のようであった。それでも、世話係として長年ロビンに付き従い、良き友人として誰よりも彼のそばにいたジュリアス。しかし、ロビンがジュリアスを見つめる瞳には、それとは違う熱が揺らめいていた――。 執着男子×誠実薄幸男子! 唯一無二の重厚ダークファンタジーBL、開幕!
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5.019世紀半ばの英国。名門マースデン家の長女アリーンは、誰もが目を奪われるほどの美貌の令嬢だった。彼女は、馬丁として邸で働くひとつ年下のマッケナと、深く心を通じ合わせるようになっていた。ところがある日、2人の「不適切な関係」が、厳格な父親に知られ、マッケナは邸を追放された。もしもアリーンに会うため邸に戻ってきたら、大変なことになる…。彼女は愛するマッケナを守りたい一心で、「冷酷な令嬢」を演じる。しかし失意の日々を過ごすアリーンにさらなる「悲劇」が!12年後。米国からの招待客の中に、とても魅力的な青年実業家がいた。マッケナだった。「恋の復讐」のため、彼女のもとを訪れたのだった。今でもマッケナを愛するアリーン。しかし、「悲劇の真相」は彼に伝えられない。愛し合いながらも反目し合う2人の恋の行方は。
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4.0本書は、『もういちど読む山川世界史』を読み、さらにもう少し深く歴史を知りたいという読者の要望にお応えし、『詳説世界史研究』をベースに、アジア編とヨーロッパ・アメリカ編の2冊に分けて歴史を紹介するものを用意いたしました。 『詳説世界史研究』は、政治史や国際関係史を軸に古代から現代までの世界を、オーソドックスな内容で、かつ最先端の研究成果に十分目配りした概説書です。ただそれだけに、どうしても厚くなり、自宅や図書館で読むならともかく、簡単に手にしにくいのは確かです。そこで、その内容を精査して簡易化し、ビジネスパーソンはじめ世界史に興味を持った読者が手に取り、読みやすいように再編集しました。 歴史への関心は、古代から現代までのプロセス、つまり現代はどのようにして形成されたのかを知りたいというところに大きな目的があります。このことを考えると、2分冊する方法として時代で分けるのではなく、アジアを中心とした東洋と、ヨーロッパ・アメリカを中心とした西洋に分けるという方法を採ることにしました。この方法にも批判はあるでしょうが、すくなくとも19世紀末までは、東洋と西洋はそれぞれ相対的に的世界であったのも事実だからです。その意味でも東洋と西洋を合わせて読んでいただければ幸いです。 アジア編ではオリエントからイスラームにつながる西アジア、中国・朝鮮・日本を含めた東アジア、インドを中心とした南アジア、東南アジアの諸国、そしてアフリカを網羅し、それぞれ独自の価値観を持って紡がれたアジアの歴史をたどります。
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3.5本書は、『もういちど読む山川世界史』を読み、さらにもう少し深く歴史を知りたいという読者の要望にお応えし、『詳説世界史研究』をベースに、アジア編とヨーロッパ・アメリカ編の2冊に分けて歴史を紹介するものを用意いたしました。 『詳説世界史研究』は、政治史や国際関係史を軸に古代から現代までの世界を、オーソドックスな内容で、かつ最先端の研究成果に十分目配りした概説書です。ただそれだけに、どうしても厚くなり、自宅や図書館で読むならともかく、簡単に手にしにくいのは確かです。そこで、その内容を精査して簡易化し、ビジネスパーソンはじめ世界史に興味を持った読者が手に取り、読みやすいように再編集しました。 歴史への関心は、古代から現代までのプロセス、つまり現代はどのようにして形成されたのかを知りたいというところに大きな目的があります。このことを考えると、2分冊する方法として時代で分けるのではなく、アジアを中心とした東洋と、ヨーロッパ・アメリカを中心とした西洋に分けるという方法を採ることにしました。この方法にも批判はあるでしょうが、すくなくとも19世紀末までは、東洋と西洋はそれぞれ相対的に的世界であったのも事実だからです。その意味でも東洋と西洋を合わせて読んでいただければ幸いです。 ヨーロッパ・アメリカ編ではヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、近代以降のソ連圏中央アジア、オセアニアを扱い、古代地中海世界にはじまる「西洋世界」が、現代に至るまでどのような道を歩んできたかをみていきます。
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4.216世紀、スペイン王権との戦いから「低地諸州」(ネーデルランデン)北部のオランダは独立する。商機を求めてアジアや新大陸へ進出。いわゆる大航海時代に新教徒中心の共和国は、世界でも最有力の国家となった。 だが、四次にわたる英蘭戦争、フランス革命の余波により没落し、併合の憂き目に遭う。ナポレオン失脚後は王国として復活し、自由主義的な改革を実践していく。 20世紀以降は、寛容を貴ぶ先進国として異彩を放つ偉大な「小国」となった。 本書は、大航海時代から現代まで、人物を中心に政治、経済、絵画、日本との交流などを描く。 目 次 第1章 反スペインと低地諸州の結集―16世紀後半 第2章 共和国の黄金時代―17世紀 第3章 英仏との戦争、国制の変転―17世紀後半~19世紀初頭 第4章 オランダ人の海外進出と日本 第5章 ナポレオン失脚後の王国成立―19世紀前半 第6章 母と娘、二つの世界大戦―19世紀後半~1945年 第7章 オランダ再生へ―1945年~21世紀 以上
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3.8※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代バビロニアで粘土板に二次方程式の解法が刻まれてから四千年、多くの人々の情熱と天才、努力と葛藤によって、人類は壮大な数学の世界を見出した。通約不可能性、円周率、微積分、非ユークリッド幾何、集合論-それぞれの発見やパラダイムシフトは、数学史全体の中でどのような意味を持ち、どのような発展をもたらしたのか。歴史の大きなうねりを一望しつつ、和算の成果や19世紀以降の展開についても充実させた数学史決定版。
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-かつて人は自分だけが知っていることを自分の言葉で語った。だが19世紀半ばの「フランス革命より遥かに重要」な変容で、人は誰もが知っている事実を確認し合うように誰もが知る物語を語り始めた。フローベール『紋切型辞典』を足がかりにプルースト、サルトル、バルトらの仕事とともに、なお私たちを覆う変容の正体を追う。明晰にしてスリリング。知的感興が横溢する、いまこそ読まれるべき不朽の名著。
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4.2古来よりスウェーデン王国下にあったフィンランド。19世紀にロシア帝国下、「大公国」となり広範囲な自治を獲得。ロシア革命、大規模な内戦を経て独立する。第2次世界大戦では、ソ連に侵略され領土割譲。その後ナチ・ドイツに接近し、近親民族の「解放」を唱えソ連に侵攻するが敗退。戦後は巨大な隣国を意識した中立政策を採りつつ、教育、福祉、デザイン、IT産業などで、特異な先進国となった。本書は、「森と湖の国」の苦闘と成功を描く。 目次 序章 フィンランド人の起源―「アジア系」という神話 第1章 スウェーデン王国の辺境―13世紀~19世紀初頭 第2章 ロシア帝国下の「大公国」―19世紀~第一次世界大戦 第3章 揺れる独立国家フィンランド―内戦~1930年代 第4章 二度の対ソ連戦争―第二次世界大戦下、揺れる小国 第5章 苦境下の「中立国」という選択―休戦~東西冷戦期 第6章 西ヨーロッパへの「接近」―ソ連崩壊~21世紀 終章 21世紀、フィンランドという価値
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3.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女の脳は小さい?女が考えると生殖器がダメになる!?19世紀の女性たちがいかにバカバカしい迷信と固定観念に苦しめられたか、ユーモアと皮肉炸裂で描くイギリス発ジェンダー絵本! 笑うに笑えない、19世紀ヴィクトリア朝の「大問題」な女性観。何をするにも「問題」があると決めつけられ、「歴史のゴミ箱」に捨てられた女性たちをすくい上げる!
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4.0革命後、ジャーナリズムが勃興したフランスで一気にブレイクした「生理学」シリーズ。現代の「スーパー・エッセイ」のたぐいですが、バルザックの観察眼にはなかなか唸らせられます。冒頭の定義があります。「役人とは生きるために俸給を必要とし、自分の職場を離れる自由を持たず、書類作り以外なんの能力もない人間」現在と同じではありませんか! 付録に、一九世紀の役人文学3篇を追加。(講談社学術文庫)
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀のドイツの数学者C・G・J・ヤコビの名著『楕円関数論の新しい基礎』を、ラテン語原典から世界で初めて翻訳! ヤコビの論考は、後代の数学者たちに絶大な影響を及ぼし、現代の楕円関数論のための「新しい基礎」を築いた。われわれは本書を通じて、2重周期性やモジュラー方程式、テータ関数などの重要な諸概念の誕生するさまを目の当たりにし、それらの描き出す美しい有機的統一性を学ぶことになる。
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-時は19世紀後半、舞台は大英帝国のロンドン。まだ科学と魔術が境界線をさまよっていた頃の時代。 錬金術師見習いのローザ・ミカエル・ポオは、ロンドン王立錬金術女子校四年次の研修で、ロンドン郊外にあるチェスタトン錬金術事務所にて実地訓練を受けることになった。 ときにチェスタトン錬金術事務所とは、ローザがいる女子校でも悪名高かった錬金術師リリー・クリス・チェスタトンが経営している事務所であった。 ローザとリリーのコンビが珍事件解明に挑む百合ファンタジー、開幕!
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4.5《ハサウェイズ》シリーズ2。19世紀の英国。ロマの血を引く孤児ケヴは、少年闘士として過酷な日々を送っていた。ある日、瀕死の状態で部族から捨てられたケヴは、ハサウェイ家の当主に救われ、一家とともに暮らすようになる。最初は英国人に反発していた彼だったが、心優しい次女ウィンに崇拝にも似た気持ちを抱き、次第に心を開いていく。彼女も純粋なケヴに特別な絆を感じていた。ところが、ウィンを猩紅熱という不幸が襲う。一命は取り留めたものの、床に伏しがちになった彼女はフランスの療養所へと旅立った。療養先からウィンは愛をこめた手紙を送るが、ケヴからの返事はない。彼は自分のような男はウィンにふさわしくないという思いに囚われていたのだ。数年後、健康を取り戻して帰国したウィンが再会したケヴは…。『夜色の愛につつまれて』に続いて、ハサウェイ家に訪れた新たな愛の物語。
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4.4横溝正史は、一流の翻訳者でもあった。雑誌「新青年」編集長時代から積極的に海外作品を自ら翻訳し、紹介しつづけた正史。本書では、これまであまり触れられることのなかった翻訳者・横溝の業績に光を当てる。 「八つ墓村」ほか、一連の創作の発想源ともなったウィップルの「鐘乳洞殺人事件」、19世紀末の一大ベストセラーとして名高いヒュームの「二輪馬車の秘密」の二長篇を収録。後者では、単行本版と結末の異なる雑誌掲載版も併録した。時を経てなお古びない正史の闊達な訳文の妙を、ぜひご堪能あれ。
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-落語ブームと言われて久しい。 ここ数年、落語専門の劇場であり基本的に一年中興行を打っている「寄席」という場所も、演劇用の劇場や多目的ホールなどを会場とする独演会などの落語会(俗に「ホール落語」と呼ばれる)も、満員でないことのほうが少なくないのである。特定の噺家の独演会の中には、切符が取れないほどの人気を博するものもある。 で、寄席やあちこちのホール落語をちょくちょく覗き、お客の動向を細かく見ていると、寄席にはすでに仕事を離れたと思しきお年寄りが、特定の噺家の独演会などのホール落語には比較的若いお客が多いという印象がある(女性ファンは圧倒的にホール落語に多い)。 自分のお気に入りの噺家が落語という芸の追求を見せる独演会や落語会などのホール落語も落語の愉しみなら、いわゆる「毎度お馴染みの」芸をのんびり楽しめる寄席も、また落語の愉しみ。むしろ、江戸時代から綿々と続く、庶民の“生活と地続きの”娯楽としては、寄席のほうが落語の“本籍”であるともいえる。現在は、東京でも定席と呼ばれる寄席は厳密に言えば四席となってしまったが、文化年間(19世紀初頭)に興った寄席という遊び場は、明治・大正時代には東京だけで240軒もあったのである。 本書は、落語が好きだが、あるいは落語を聴き始めてみたいが、寄席ってのはなんだか敷居が高いな、入りにくいな、などなど躊躇っている向きに、寄席への第一歩を促し、より身近に落語や演芸を楽しんでほしいと思い、寄席で遊ぶ際のあれこれを綴ってみるものである。もし寄席に足を運んだことがないのなら、本書を参考に、落語の愉しさに接する機会をより多く増やしていただければ、筆者はみなさんと同じ一落語ファンとして、とても嬉しい。
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5.0《ハサウェイズ》シリーズ1。19世紀後半ロンドン。両親を亡くし、放蕩に身をやつす兄と、病弱な妹の世話を一身に引き受ける子爵家の長女アメリアは、自分の人生のすべてを家族のために捧げると決めていた。ある日、兄を探しに行った賭博クラブで、彼女はロマの血を引く支配人キャムに出会う。兄を喧嘩の輪の中から助け出してくれた彼は、アメリアにささやいた。「今夜のこの出会いも、運命と無関係だと思いますか?」その後、きょうだいたちと共にハンプシャー州の領地に移り住んだアメリアを待ち受けていたのは、隣家に滞在していたキャムとの再会。しかし、その偶然を喜ぶ間もなく、一家を次々と災難がおそう。アメリアに優しく手をさしのべるキャムだったが、彼女は素直に受け入れることができず…。「壁の花」シリーズ『冬空に舞う堕天使と』のキャムに訪れた運命の恋。
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-現代の日本は、家選び、生活スタイルの多様化と共に、インテリア選びの基準も高まっています。 そんな中、注目を集めるのがアンティーク家具。 名も無き武骨なプロダクツに見られるインダストリアルデザイン、いま見てもモダンなミッドセンチュリー、フランスの洗練された家具、チェスターフィールドソファや19世紀のヴィクトリアスタイルに見られる英国ファニチャー、その他北欧や和家具など、様々なスタイルが存在します。 現代では再現しえない家具は憧れの的として、またショップインテリアの定番として、いま最旬のアイテムです。 本書は、それらが一堂に会したアンティーク家具カタログ。 かつてないボリュームでお届けする完全保存版です。 ※デジタル版には、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、掲載情報は原則として奥付に表記している発行時のものです。
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-200年前も恋する乙女たちは何かと大変でした 19世紀イングランドの田園を舞台に、 対照的な姉妹の恋と結婚への道を描く、 オースティン作品で最初に刊行された傑作。 オースティンの作品は、すべて平凡な田舎の出来事を描いたものであり、 求めた題材の範囲は非常に狭く、いずれも登場人物は名家の娘と牧師や軍人などの紳士で、 この男女が紆余曲折を経てめでたく結婚して終わる。 オースティンは「田舎に3、4の家庭があれば小説にもってこいの材料だ」、 と述べているが、そこでの人間の姿を徹底的に描き尽くしており、 人間性の不変さを示し、心理写実主義の先駆ともされている。 一連の作品は、 英文学古典の一つとして高く評価されていて、 初級の講義から各国の学会での高度な研究に至るまで多くの大学で オースティンの作品が取り上げられている。 バースのゲイ・ストリートには現在、ジェーン・オースティン・センターがあり、 様々な資料を展示する他、研究・啓蒙活動が行われている。 「君の心の庭に忍耐を植えよ、その草は苦くともその実は甘い」は彼女の言葉である。 *2016年以降に流通している10ポンド紙幣の肖像画に、ジェイン・オースティンが採用されている。 ■著者 オースティン,ジェーン(Austen,Jane) 1775-1817。英国南部ハンプシャー州生まれ。 18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、 女性の私生活を結婚を中心に皮肉と愛情を込めて描き、 その作品は近代英国長編小説の頂点とみなされている。 また英語における自由間接話法(描出話法)の発達に大きく貢献したことでも知られる ■翻訳 パーカー敬子(パーカーケイコ) 1957年東京女子大学文学部英米文学科卒業、カナダに渡る。 1964年にトロント王立音楽院よりARCT (Associate of the Royal Conservatory of Toronto) の教師資格を得て、46年間音楽理論を主として教授。 2016年に同音楽院より第一回Teacher of Distinction賞を受賞。 1950年代後期よりジェーン・オースティン研究を始め、 1981年にJane Austen Society of North America(JASNA)に入会。 1998年よりバンクーバー近辺の日系シニアの為に「音楽の会」(コロナ禍で休会中)を、 また2011年からは「ジェーン・オースティンを英語で読む会」を主催、現在に至る (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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-明治の日本絵師、「龍」を求めて大西部を行く! 「従来の恐龍の復元画は稚拙だ。自分ならもっと真に迫ったものが描ける――」19世紀末、狩野派の天才絵師・三田村桂月は、野心を胸に単身アメリカ西部へと渡った。ある朝、ひどい胸焼けで目を覚ました彼は、自分の肌の色が、なぜか褐色に変わっているのを発見する……。やがて、先住民族統一の英雄、サンダー・ウルフに間違われた桂月は、賞金稼ぎ、シェリフ、シャイアン族らの熾烈な闘争に巻きこまれてゆく。舞い上がる砂塵、火を吹くコルト・フロンティア・シックスシューター。『このミステリーがすごい!2005年度版』でベスト5にランクインした推理作家協会賞作家が贈る、壮大なウエスタン・ハードボイルド。
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5.0『ルバイヤート』とは、11世紀のペルシアに生まれた天才オマル・ハイヤームが作った四行詩の総称であり、その詩集の名称である。ペルシア文化の精髄の一つと言われるこの詩集は19世紀、英国詩人フィッツジェラルド訳で注目を集め、今や世界中で翻訳されている。著者は、深い諦観と享楽主義が同居するこの詩の世界に触れることで、西域探検史、特に探検家ヘディン研究の第一人者として、中央アジア史と東南アジア史の調査研究を続ける道を拓いた。謎に満ち、今も人々を魅了する『ルバイヤート』。長年の研究調査で知り得たエピソードをまじえ解説し、その魅力と謎に迫る、誘いの一冊。【目次】はじめに/第一章 『ルバイヤート』とは何か/第二章 万能の厭世家、オマル・ハイヤーム/第三章 『ルバイヤート』と私の奇妙な旅/第四章 『ルバイヤート』をめぐるエピソード/おわりに
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-19世紀末、イスパニア文学世界に現れた文芸運動であるモデルニスム。その「父」といわれる、中米ニカラグアの生んだ最大の詩人、ルベン・ダリオの、「青…」「冒涜の散文」「ニカラグアへの旅」等に掲載された作品を中心に、日本での未発表作品を含めた86作品を収録。独特の言葉のリズム感、音楽性、きらめく色彩感覚から作り出されるエキゾチックで幻想的な世界をご堪能ください。
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-本書は、1971年に出版された「LE REPERTOIRE DE LA CUISINE フランス料理総覧」を改訂翻訳し、復刊したものです。 “レペルトワール”の名で日本でも長く親しまれてきた名著ですが、初版の刊行から50年が経ち、 書店では手に入れることができなくなりました。その復刊を望む声が多く、今回、「辻静雄料理教育研究所」による 大幅な翻訳の見直しが行われ、改訂版を刊行する運びになりました。 原著は、今から100年以上前の1914年にフランスで刊行された 「LE REPERTOIRE DE LA CUISINE」。19世紀から20世紀に活躍した料理長・オーギュスト・エスコフィエの 金字塔的著作『料理の手引きLe Guide Culinare』のエッセンスを抽出。7000もの料理の食材、作り方の概略を説明し、記されています。 調理法や食材、風味の精妙な組合せは、今もフランス料理の大きな魅力の一つ。 だからこそ、本書は今もフランスをはじめ各国で読み継がれています。 また、現代フランス料理の根幹に触れられる資料として大切にされています。
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-舞踏会でアラベラは、久しぶりに会う初恋のカーライン公爵ダリウスが気になっていた。金髪に碧い瞳が美しい彼は兄の友人。以前は親しく話ができたのに、今夜の彼はなぜか冷たくよそよそしい。なぜそんな寂しげな目をしているの? すると不意にダリウスは、手慣れた様子でアラベラのくちびるを奪ってきて――? 名門貴族セントクレア家の4人の兄妹の恋を描いた19世紀ロマンスもついに第4弾、最終話となりました! 原ちえこ先生が描く社交界の恋をお楽しみください。
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3.9日本近現代史の泰斗、東京大学教授の加藤陽子氏は「本読みの名手」でもある。「この人の書評は面白い」「読書の幅が広がる」など、高い評価を得ている。単なる本の内容紹介にとどまらず、世の中の動きや世界の情勢に読者の目を向けさせ、考えるきっかけを作ってくれる、非常に示唆に富む書評だ。 それぞれの本の書き手が、いかなる分析視角によって紡ぎ出したのか。研究書、小説、ノンフィクション、エッセイ、写真集など、加藤氏の感性ですくい上げた名著を紹介する。 【本書の内容】 ●『神聖喜劇』(全5巻、大西巨人=著、光文社文庫) ●『歴史と国家 19世紀日本のナショナル・アイデンティティと学問』(マーガレット・メール=著/千葉功、松沢裕作=訳者代表、東京大学出版会) ●『毒親介護』(石川結貴=著、文春新書) ●『歴史としての日教組(上)(下)』(広田照幸=編、名古屋大学出版会) ●『インビジブル』(坂上泉=著、文藝春秋) ●『歌集 形相』(南原繁=著、岩波文庫) ●『死者の書 身毒丸』(折口信夫=著、中公文庫) ●『「東京裁判」を読む』(半藤一利、保阪正康、井上亮=著、日経ビジネス人文庫) ●『戦線』(林芙美子=著、中公文庫) ●『国際メディア情報戦』(高木徹=著、講談社現代新書) ●『小林秀雄の流儀』(山本七平=著、文春学藝ライブラリー) ●『帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略』(アンドリュー・クレピネヴィッチ、バリー・ワッツ=著/北川知子=訳、日経BP) ●『わが青春無頼帖』(柴田錬三郎=著、中公文庫〈現在は増補版、単行本は新潮社〉) ●『民藝四十年』(柳宗悦=著、岩波文庫) ●『ミシンと日本の近代 消費者の創出』(アンドルー・ゴードン=著/大島かおり=訳、みすず書房) ●『たまきはる』(神藏美子=著、リトル・モア) ほか ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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-特集・ゾルゲ事件の真相 特集・ゾルゲ事件の真相[伊藤律はスパイだったのか?]◎渡部富哉〈聞き手:谷 俐欧・司会:礫川全次〉/日本銃社会の先駆者[小田東小伝]◎高宮 檀/一燈園からの使者[海野鏡円と医師大橋鼎三の部落改善事業]◎松浦国弘/戦争花嫁に関する一考察◎竹下修子/盗人の神様◎田村 勇/二十世紀における伊豆と韓国・朝鮮◎桜井祥行 /沖縄の古代結縄文字考(6)◎田中紀子/モノになる動物のからだ(4)中島久恵/犯罪民俗学の先駆者・尾佐竹猛[ニッポン民俗学外史(9)]礫川全次/中世における光明真言の流布(1)[破地獄の蔵骨器]◎一石五輪塔研究会/抵抗こそが人生だ(6)[木村亨自伝]〈聞き手:礫川全次〉[歴史民俗学の眼]バチェラーが接した19世紀のアイヌ◎礫川全次/[私の採訪遍歴5]「十和田湖」無銭の旅(秋田)◎田村 勇/[珍書発掘8]沢村幸夫『支那草木虫魚記』◎礫川全次/[雑学の冒険5]戦時下の世相(癒しを求めた人々)◎加藤良治/[雑学の冒険6]大正初期、部落の私立夜学校で使用された国語教本◎松浦国弘/[雑学の冒険7]名古屋市下奥尋常小学校連区進善施設及状況一覧◎松浦国弘/[回想の日本映画1]黒澤明作品に対する違和◎青木茂雄/[古本屋のひとりごと1]古本屋と陶豆屋◎保利當志屋主人
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3.8「ナチズムの出現」「不安定な時代を招く大衆の登場」「アメリカ流ビジネス文明の蔓延」など21世紀の問題を予見していた19世紀の歴史家・ブルクハルト。世紀の変わり目に来て、歴史を見直す傾向のなか、バーゼルの異端的歴史家に何を学ぶか? 本書では、進歩史観の生き詰まりにいたる「歴史観の歴史」の概要をつかみ、「歴史の危機とは何か。その克服法はあるか?」という問いを、ブルクハルトとその歴史観の紹介を通して明らかにしていく。近代進歩史観信奉を経て、マルクス流だけでなく自由主義的進歩史観も凋落していった。進歩史観の限界に直面した現代にこそ、「歴史は人間精神の連続体」「人生の教師である」と捉え、「歴史の営みはおぼろげな謎」「未来は知りえないから未来である」という深い懐疑の精神に貫かれた歴史観が、危機の時代を乗りきる指針として価値をもつ。決着に何十年を要する今回の危機に臨んで、21世紀を生きぬく智恵を示す。
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