19世紀作品一覧

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  • 19世紀末備忘録【タテヨミ】プロローグ
    無料あり
    5.0
    全76巻0~67円 (税込)
    幼くして両親を亡くし、クリアウォーター家に引き取られたリリアン。養父の死をきっかけに、兄と名乗る男ウィルがリリアンを迎えに来る。ハンサムで優しく、裕福な兄が住む侯爵邸で幸せな暮らしが始まるように思えたが、屋敷の様子はどこかおかしく…?19世紀のイギリスを舞台に繰り広げられるホラー・ミステリー!

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  • 向こう半分の人々の暮らし 19世紀末ニューヨークの移民下層社会
    5.0
    19世紀半ば以降欧州・ロシア・中国などからの移民が急増したニューヨーク。とりわけマンハッタン南部のロウアー・イーストサイドには、安アパート(テネメント)に貧しい移民が集住した。その暮らしを当時まだ目新しかった写真を取り入れ活写したフォトジャーナリズムの古典を完訳。ニューヨーク市当局を動かし、ローズヴェルト第26代大統領には「最も理想に近いアメリカ市民」と評された、リース代表作の本邦初訳。図版多数。
  • なぜ近代は繁栄したのか――草の根が生みだすイノベーション
    5.0
    「一九世紀に一部の国で市場経済が発達すると、人類史上初めて天井知らずの賃金上昇と雇用拡大が実現し、仕事から満足を得る人たちのすそ野が広がった。この現象を引き起こしたのは何だったのだろう。ところが、二〇世紀が進むうちに多くの国で、いや、今となってはすべての国で、そのすべてが失われてしまったとしか思えない。その背景には何があったのか。この稀に見る繁栄の盛衰を理解することが本書の目的である」(はじめに)近代の繁栄の源泉は、挑戦、自己表現、人間的成長といった個人主義に裏付けられた価値観の誕生と、そこから湧き出る大衆のイノベーション・プロセスへの参画にあるとする。新たな《近代経済》論。
  • 時の顔
    5.0
    僕は40世紀の「時間局員」だ。自由自在に何世紀にもわたって、過去未来へ行き来できる超能力時代に生きている。そんな僕の親友のカズミが、ある一定の周期で、激しい疼痛感と痙攣発作に襲われている。特殊病理学者もサジをなげてしまった奇病だった。苦しみもがく彼をどうしても救ってやりたい。僕は、あてずっぽうに19世紀の幕末に病因解明の手がかりを求めた。しかし、大飢饉の余波が残っていた江戸の街で、僕はカズミの陰惨な過去、双生児にまつわる呪われた影を目撃してしまった――! 40世紀の人間の、呪われた複雑な過去を見つめる表題作のほか、デビュー直後の作品を含め、初期に発表された短編全7編を収録。書き下ろし解説つき。
  • 仔鹿物語(上)
    5.0
    19世紀後半のフロリダ。人里での摩擦を避け、矮樹林が広がる土地で厳しい開墾生活を送るバクスター一家。ある日、父ペニーがとっさに撃ち殺した雌ジカの傍らに、母を失った仔ジカが立ち尽くしていた。息子ジョディは仔ジカに魅了され育てたいと両親に懇願する……。美しくも苛酷な自然と、逞しく生きる人々の営みを描いたアメリカ文学不朽の名作!(『鹿と少年』改題)
  • テンペスト 第一巻 春雷
    5.0
    19世紀の琉球王朝。嵐吹く晩に生まれた真鶴は、厳しい父の命に従い、男として生まれ変わることを決心する。名を孫寧温と改め、13歳の若さで難関の科試を突破。憧れの首里城に上がった寧温は、評定所筆者として次々と王府の財政改革に着手する。しかし、王室に仕える男と女たちの激しい嫉妬と非難が寧温の前に立ちはだかる……。伏魔殿と化した王宮を懸命に生き抜く波瀾万丈の人生が、春の雷のごとく、いま幕を開けた!
  • トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する! ―週刊東洋経済eビジネス新書No.76
    5.0
    重厚な経済書が欧米で飛ぶように売れている。フランス人経済学者、ピケティ教授による『Le Capital au XXIe siecle(21世紀の資本論)』だ。  格差の拡大は資本主義に内在するメカニズムだとし、急進的な課税による再分配を求める。日本の足元に広がる不透明な状況は、本書が示す資本主義の暗鬱な未来の一様相なのだろうか。  著者独占インタビューや、欧米でこの本が売れる背景、そして日本の中間層にはこれからどういった影響があるのかを徹底解説します。 また電子特典として、池田信夫氏(アゴラ研究所所長)による書き下ろしQ&Aも収録しました。    本誌は『週刊東洋経済』2014年7月26日号第1特集の20ページ分に、電子版特典を付加したものです。 ●●目次●● 『21世紀の資本論』著者 トマ・ピケティ 独占インタビュー 平等でない世界に鮮烈な一撃 成長理論で読み解く 富める者がますます富む構造/アゴラ研究所所長 池田信夫 グローバル資本主義の中で中間層は解体されてしまう/日本大学国際関係学部教授 水野和夫 米国はなぜピケティに熱狂するのか 足元に広がる貧困の芽 日本の中間層は大丈夫か 【電子書き下ろし】 Q&Aでわかるピケティと『21世紀の資本論』/池田信夫(アゴラ研究所所長) Q すごい厚さですが、要するに何が書いてあるんですか? Q なぜ700ページも必要なんですか? Q 19世紀のGDPをどうやって測定したんですか? Q その結果、どういうことがわかったんでしょうか? Q 格差が拡大する原因は何ですか? Q 資本主義で格差はずっと拡大してきたんですか? Q この本の何が画期的だったんですか? Q ピケティってどういう人ですか? Q アカデミックな評価はどうなんですか? Q こんな専門的な本が、どうしてベストセラー1位になったんですか? Q これはマルクスの『資本論』とどういう関係があるんですか? Q 大学で学ぶ普通の経済学とまったく違う感じですが、どう理解すればいいんですか? Q 日本とはどういう関係があるんでしょうか?
  • 図解 カメラの歴史 ダゲールからデジカメの登場まで
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 写真と図版で読むカメラの歴史。一瞬を切り取り、永遠に残す。カメラは、人類の夢を実現し、自動車と共に、人類に大きな影響を与えた、19世紀の素晴らしい大発明だ。ダゲールから始まり、万能カメラ一眼レフの誕生まで、フィルムカメラを中心に、カメラの歴史とその原理を写真と図版で紹介する。(ブルーバックス・2012年8月刊)
  • 少年キム
    5.0
    19世紀後半、大英帝国は黄金時代を享受していた。ところが英領インドを目指すロシアの南下に伴って「グレート・ゲーム」(闇戦争)が勃発。激しい謀報活動が繰り広げられる。インドの豊かな自然を舞台に、次第に戦いに巻き込まれていくインド生まれのイギリス少年キムの成長を描く冒険小説の傑作。
  • オリヴァー・トゥイスト(上)
    5.0
    18XX年初頭、イギリスのとある町の救貧院で1人の男の子が生まれ落ちた。母親は子供を産むとすぐに、ぼろ布団の中で息を引き取った。過酷な環境の中で育った孤児オリヴァーはその後、葬儀屋サワベリーなどのもとを転々とするも、残酷な仕打ちに見まわれ続ける。ついにロンドンに逃れたオリヴァーを待ち受けていたのは凶暴な盗賊団一味だった……。若きディケンズが19世紀イギリス社会の暗部を暴露し、痛烈に風刺した傑作長編小説。
  • ニーチェ ツァラトゥストラ
    5.0
    『ツァラトゥストラはかく語りき』ほど19世紀の思想に衝撃を与えた書はない。ヨーロッパ近代の精神的危機に対する、ニーチェ思想のすべてが盛り込まれた哲学的叙事詩を、難解な語句をさけ、物語風にまとめた労作。

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  • 辛亥革命とG・E・モリソン 日中対決への道
    5.0
    破天荒のジャーナリストが書き残した資料を読み解き、日本外交の原点に迫る! 19世紀末、動乱の北京に23年間を過ごしたモリソン。前半はロンドン・タイムズ特派員として反露親日の国際世論を喚起して日露戦争における日本の勝利に大きく貢献したが、後半は中華民国大統領袁世凱の政治顧問として反日の急先鋒に立ち、嵐の中をかろうじて進む新中国の舵取りに携わった破天荒のジャーナリストが書き残した資料を読み解き、日本外交の原点に迫る! 辛亥革命の知られざる実相と諸列強の暗闘を描いた労作。  【モリソンの紹介】 G・E・モリソン  George Ernest.Morrison(1862-1920)  動乱の北京で23年間、前半はロンドンタイムズ特派員として反露親日の国際世論を喚起して日本の勝利に大きく貢献し、後半は中華民国大総統の政治顧問として反日の急先鋒に立ち、嵐の中をかろうじて進む新中国の舵取りをしたオーストラリア人。 日本の東洋学研究の発展に貢献した「東洋文庫」の礎となった二万数千冊に及ぶ「モリソン文庫」でも知られている。

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  • パレット文庫 闇の愛人
    値引きあり
    5.0
    街並みは19世紀のものを模した懐古趣味のロンドンのごとき23世紀の都市。16歳で上京し、伯父の探偵事務所で3年間働いてきたフレイは、被虐(ひぎゃく)の徒で女装癖があり、カフェの女給に化けて情報収集したり…。そのフレイの唯一絶対の主人が、頼りない刑事ジャックだ。二人きりになると、酷薄(こくはく)な切り裂き魔となり言葉と行為でフレイをあおって愉悦を味わう。フレイは自尊心が強いゆえ、かえってマゾヒストの悦びに燃える。そんな折、切り裂き殺人が3件も続発! 警察の捜査も行き詰まり、最初の犠牲者・ジェームズの父ウェラー卿(きょう)は懸賞金を出すとまで言う。卿の行状を怪しむフレイは、メイドとして潜入!!

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  • ガス灯野良犬探偵団 1
    無料あり
    5.0
    19世紀末ロンドン。路地裏で浮浪児として暮らす少年・リューイは、とある殺人事件をきっかけにひとりの探偵と出会う。探偵の名は、シャーロック・ホームズ。リューイは下層階級を顧みないホームズを憎みながらも、犯罪と陰謀が渦巻く魔都ロンドンの浮浪児たちを救うため、彼のもとで“猟犬”として働くことを決意する。少年たちの地下街(アンダーグラウンド)ミステリー叙事詩、開幕!
  • シャーロック・ホームズの護身術バリツ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大槻ケンヂさん推薦! 伝説の護身術初邦訳。19世紀英国で創始された武術の全貌を当時の写真付きで詳細に解説。
  • 風に向かう花のように
    5.0
    どれほど絶望しても、決して人生を投げださない――すべて失った最果ての地で、あなたが教えてくれたこと。叙情ヒストリカル・ロマンスの名手カーラ・ケリー最新作! 19世紀、アメリカ西部。故郷から遠く離れた地で、スザンナは試練に見舞われていた。夫の暴力からどうにか逃れてこの地にたどりつき、教師として身を立てようと決心したのだが、よそ者を嫌う住民たちから邪険にされる日々――そんななか彼女を守ってくれたのは、優しい目をした軍医ジョーだった。自らも苛酷な人生を歩んできたジョーは、スザンナの傷ついた心にそっと寄り添い……。
  • ドイツに学ぶ科学技術政策
    5.0
    1巻2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インダストリー4.0はなぜ実現できたのか。EUのリーダーであるドイツは、近年インダストリー4.0により脚光を浴びている。本書は19世紀以降の歴史的背景をふまえ、ドイツにおける産業・研究がどのような仕組みの中で発展してきたかを解説する。特に産学公の連携について、各研究所の管轄行政、運営費・研究費用の拠出元、将来に向けての人材育成システムなどを日本と比較しながら詳述し、日本の施策に対しての提言も行っている。
  • 星屑のデビュタント 1
    完結
    5.0
    全5巻220円 (税込)
    王妃がΩであったことをきっかけにΩが地位を高めていた19世紀英国。 社交界シーズンには上流のαたちがΩの結婚相手を求めて番探しに奔走していた。 セオドア・ドゥブルドクベールはβ。伯爵という高い身分でありながら婚活には興味がなく、趣味の天文や読書を楽しんでいる。 セオドアは今期社交界にデビューする『デビュタント』甥のエイディの付き添いとして儀式に参加することに。 そこで褐色の青年と出会い、どういうわけかΩの発情期の症状を起こしてしまう。 星のように美しい金色の瞳を持つ褐色の青年。 名前も身分も知らない彼と一夜を共にしてしまったセオドアは――。 ※こちらは、WEB雑誌『Charles Mag』に収録されている作品の単話配信です。重複購入にご注意ください。 (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
  • インク色の欲を吐く 1
    5.0
    1~2巻748~968円 (税込)
    生誕150周年。25歳の若さで亡くなった異端の画家オーブリー・ビアズリー、その栄光と破滅の生涯を描く。 19世紀末のイギリス。21歳の青年ビアズリーは小説家オスカー・ワイルドのもとを訪ねてこう言った。 「是非ボクの絵を『サロメ』に使って欲しいのです」 ワイルドは突然の申し出に驚いたが、 彼の大胆不敵な態度、妖しい魅力、そしてたぐいまれなる才能に溺れていく。 同性愛疑惑、実姉との近親相姦などスキャンダラスな噂が飛び交う一方で、 肺病に苦しみながらも、ただひたすらに作品を描き、芸術にすべてを捧げた。 地位も名誉も手に入れたビアズリーが、死の直前に求めたものとは――。
  • 鏡の迷宮 パリ警視庁怪事件捜査室
    5.0
    19世紀、七月革命直後のパリで、下院議員の息子が夜会のさなか、突如身を投げて死んだ。父の遺志を継いで化学者から転身したパリ警視庁の若き警部ヴァランタンは、元徒刑囚で元治安局長のヴィドックの助けを借り、新政権を揺さぶるこの事件を捜査することに!
  • クリスティ・ハイテンション 1
    完結
    5.0
    舞台は19世紀のロンドン。10歳の少女クリスティ・クリスタル・マーガレット・ホープは、かの名探偵シャーロック・ホームズを伯父に持つ。ホームズ譲りの推理力と貪欲な好奇心を武器に、クリスティは様々な難事件に挑んでゆく。ある日ホワイトホールに何者かが忍び込み高価な宝石が盗み出された。事件の概要を偶然盗み聞きしたクリスティは、ホームズの相棒・ワトソンが3時間かけて突き止めた情報を僅か3分で推理し、更には犯人である不良貴族・シルヴァイス伯爵と直接対決をする事となる…!
  • 籠のなかの天使
    5.0
    何度踏みにじられても、花は咲く。19世紀英国の港町で、悲しき薄幸のレディが初めて知った愛――叙情ロマンスの名手 カーラ・ケリー 〈海峡の英国紳士〉シリーズ 待望の第2弾! 子爵の非嫡出子として生まれたローラ。18歳で売られるように老貴族に嫁いだが、短い結婚生活は夫の病死で終わりを告げた。そんなある日、腹違いの妹の存在を知ったローラは、妹がいる港町を訪ねた。そこで出会ったのは妹の隣人、軍医フィレモン。彼の逞しさと穏やかな眼差しに、ローラは生まれて初めて胸の高鳴りを覚える。しかも彼は会ったばかりのローラに思いがけない提案を持ちかけ……。
  • 皇妃エリザベート~さちみりほ作品集1~
    5.0
    19世紀ヨーロッパ。その美貌により、オーストリア皇太子に見初められながらも、王宮で孤立した皇妃・エリザベート。彼女は、心の隙間を埋めようと自分の美貌を維持することだけに没頭する……。独善的な暴君として伝えられる皇妃エリザベートの生涯を新たな視点で描く――『皇妃エリザベート』。美しさと娯楽を追求し誇り高き王妃、マリー・アントワネット。その愛とフランス革命により幕を閉じた短い生涯を描く――『マリー・アントワネット』。上流階級の麻世は、社交場で常に注目を浴びる美貌の持ち主。ある時、麻世の屋敷に雪国育ちで白い肌を持つ娘・雪が女中としてやってくる。田舎育ちで無邪気な雪の存在が、次第に麻世の世界を脅かしはじめる――『白雪姫異聞』。つらい現実から目を背け、心を閉ざしてきた美しき少女・虹子。彼女には、ある呪いがかけられていて…!?――『眠り姫奇譚』。女性の美しさとそこに隠された悲哀をドラマティックに描く――さちみりほ作品集、全4編。
  • 百五十年ロマンス
    完結
    5.0
    由緒正しい旧家の当主で若きベストセラー作家――そんな僕に祖先のルーツを辿る番組の出演依頼!? タレント扱いに苛立ちつつ資料を読んでいた楡崎(にれざき)。ところが転寝して目覚めた先は、なんとクラシカルな列車の中!! 19世紀イギリスにタイムスリップしてしまった!? 呆然とする楡崎の前に現れたのは、目を瞠るような美貌の英国紳士ケネス。しかもまるで待ち構えていたかのように歓待されて!? ※口絵・イラスト収録あり
  • 天晴爛漫!(1)
    完結
    5.0
    時は19世紀末、流れ着いたアメリカで日本男児が挑むは、掟破りの大陸横断レース! 二人は賞金を獲得し、無事帰国することが出来るのか!? 話題のTVアニメを、キャラクター原案を手掛けるアントンシクが描く!
  • ドストエフスキーの預言
    5.0
    1巻2,800円 (税込)
    ドストエフスキー生誕200年記念出版。 かつて外務省でモスクワ大使館に勤務した著者は、ソ連邦の崩壊に立ち会うことになった。宗教を否定する社会主義の理想が潰え、ふたたび神を求める時代が始まった。 そうした事態を19世紀にすでに預言していたと著者が考えたのが、文豪・ドストエフスキーである。 『カラマーゾフの兄弟』のかの有名な「大審問官」は、はたして何を示しているのか? 『罪と罰』でラスコーリニコフはなぜ回心したのか? 外交官としての仕事のかたわら、ドストエフスキーを解読する日々が始まった。 尊敬するチェコの神学者・フロマートカや、同じくチェコの哲学者・政治家のマサリクの著作が大いなる手助けとなる。 そして、モスクワとプラハを往還する著者の思索の旅は、ついに終わりの日を迎える?? 現代史の現場から生み出された、これまでにないドストエフスキー論。
  • 荒涼館 一
    5.0
    「おまえはおかあさんの恥でした」──両親の名も顔も知らず厳しい代母に育てられたエスターと,あまたの人を破滅させてなお継続する「ジャーンダイス訴訟」.この二つをつなぐ輪は何か? ミステリと社会小説を融合し,呪われた裁判に巻き込まれる人々を軸に,貴族から孤児まで,19世紀英国の全体を書ききったディケンズの代表作.(全四冊)

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  • トム・ソーヤーの冒険 (新装版)
    5.0
    19世紀のアメリカの田舎町、セント・ピーターズバークを舞台に、わんぱく少年トムは所せましと、いたずらをして、みんなを困らせます。その毎日は冒険でいっぱい。あるときは、家出をして、ジャクソン島でキャンプをして、あげくのはてに、自分たちの葬式に帰ってきたり、またあるときは、夜中の墓場にしのびこみ、殺人現場を目撃したり……。そして最後には、仲間のハックといっしょに洞窟で財宝を発見!?
  • 若草物語
    5.0
    堅実で平凡な家庭の人々が、心を寄せあって精いっぱい生きる姿を細やかに描いた、永遠の名作――マーチ家の4人姉妹……長女のメグは温順な美少女、次女のジョーは活発で作家志望、三女のベスは心優しく内気、末っ子はおしゃれで絵の好きなエイミー。時は19世紀、南北戦争に従軍中の父と、その留守を守る母の愛情につつまれて、貧しくても自分らしく精いっぱい生きる姉妹の1年間を描いた、アメリカ文学の不朽の名作。
  • 世界覇権の大きな真実 ロスチャイルド230年の歴史から読み解く近現代史
    5.0
    1巻1,500円 (税込)
    本書は、現代の知識人が知っておくべき2つの事実を示す。第一は、資本主義世界の覇権の構造はいかなるものであり、またそれは、どのように移り変わって来たかということ。第二は、「世界の金融を握る『ユダヤ財閥のロスチャイルド家』が、実は思いのままに世界を動かしている」と考える人が数多く存在するが、それは見当違いだということ、である。2つの解明の方途として、本書では、「ロスチャイルド家の創業以来の歴史」を、同時代の世界史に重ね合わせて分析する。ロスチャイルド家の繁栄の始まりは、1760年代のフランクフルトで、マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが金融に手を染めたことであった。それ以降、19世紀を通じて、彼らが栄華を極めたことは事実である。それが、どのようになされたか。また、彼らはいかに衰退していったか。そこに、世界史の事実を発掘する。尚、本書は、既刊『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』のアップデート版である。
  • 公爵と疎遠の妻
    完結
    5.0
    19世紀イギリス。プリンス・リージェントが狙撃され、臣下の公爵ガブリエルは秘密裏に捜査を開始する。同じ日、ガブリエルの妻オリヴィアは子供のお祝いに夫が来るかどうかで心が乱れていた。甘く美しい新婚生活は1年で終わり、出産した日に夫は不実を働いていたのだ。それ以来、夫婦の関係はない。それなのに公爵家のため、予備の跡継ぎをもうけるよう義母に求められている…。愛が再び燃えあがることなんてないのに、夫をベッドに誘わなくてはいけないなんて。
  • Fの密命(分冊版1)
    完結
    5.0
    19世紀中頃、英国では紅茶文化が花開き、大量の茶を必要としていた。しかし中国からの輸入に頼るしか方法はなく、貿易赤字は膨らむばかり。自ら茶を栽培したい英国だが、中国は茶樹の輸出はもちろん茶の製法すら明かさない。「茶の全て」を手に入れるため、園芸家の青年ロバート・フォーチュンある密命が下される――!(※当コンテンツは単行本版の『Fの密命(1)』に収録されています。重複購入にご注意ください)
  • 数の世界 自然数から実数、複素数、そして四元数へ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1,2,3,‥‥といった「自然数」、自然数に、0,-1,-2,-3‥‥を加えた「整数」、分数の形で表すことができる「有理数」、有理数と無理数を合わせた「実数」、そして虚数単位のiを用いた「複素数」と、数学の発展とともに数の世界は広がってきました。 本書では、19世紀のイギリスの数学者ハミルトンによって導入された「四元数」と、同時期にグレイヴスやケイリーによって発見された「八元数」をみることによって、次々と数の世界が広がっていく不思議を解説します。 ハミルトンが発見した四元数の世界は複素数を含む数の体系とも考えられますが、交換法則が成り立たない世界です。しかし、その導入の経緯から3次元の回転を記述するのに優れていて、現在のコンピュータ・グラフィックスへの応用があります。さらに数を広げようと考えられたのが八元数です。複素数が2つの実数の組、四元数が4つの実数の組だと考えられるのと同じく、八元数は8つの実数の組だと考えることができます。四元数では交換法則が成り立たなくなりましたが、八元数では、交換法則と結合法則が成り立たなくなりますが、物理学の究極の理論といわれている超弦理論やM理論と結びついていることがわかっています。 数を拡張していくという視点から、自然数から実数、複素数、そして四元数や八元数の世界やその性質を見ていきます。はてしなく広がる数の不思議を実感できる一冊です。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 詩集 草の葉
    5.0
    19世紀アメリカの民衆詩人ウォルト・ホイットマン――。かぎりなき愛の衝動を信じながら、自由と平等とを民衆にわかち与えるため、懸命に歌い続けた〝生命讃歌〟の青春譜。レグルス文庫版をハードカバーの新装版「第三文明選書」として復刊。 訳者・富田砕花の後記に加え、池田大作SGI会長による「『草の葉』に寄せる」も原著のまま収録。
  • ルパン・エチュード 1
    完結
    5.0
    19世紀末のフランスに現れた青年・ラウール。彼と出会ったエリクは、彼の中にもう一人の人格がいることに気づく。若きルパンの誕生、そして友情と恋を描く、新訳ルパン登場!!
  • ひとめぼれ伯爵と記憶をなくした人魚姫 [合本版]
    完結
    5.0
    全1巻550円 (税込)
    舞台は19世紀末・英国。 海に近い別荘へ、姪のイライザと共に旅行に来ていたゲイの貴族・クライドは、夜中、別荘を抜け出し向かった町のパブで、レイと名乗る男と知り合い、一夜を共にしてしまう。 一夜限りの行きずりの関係と判ってはいながらも、どうしてもレイのことが忘れられないクライドは、彼を探しにまたあのパブへ行こう、と決心する。 そんな最中、イライザが海岸で倒れている一人の男を発見する。 それは、クライドがもう一度逢いたいと願っていたレイ、その人だった。 しかしひどい怪我を負ったレイは、記憶まで失っていて―!?
  • クロスステッチ フォークロア:東欧刺繍のモチーフ&パターン
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★雄鶏社のあの名著が新図案を追加して復刻されました! 19世紀も終わろうとするころに、西に東にヨーロッパの各地をめぐり、刺繍の見本を集めていた女性がいました。 その名をテレーズ・ド・ディルモンさん。 今はなくなってしまったDMCミュルーズ美術館に、彼女のコレクションが保存されていました。 小さな台帳にまとめられ、その端には出所を明かす名が書き添えられています。 もしや、国宝級のお宝が・・ ? あるかもしれない。 その台帳の中からクロスステッチで刺せるフォークロア刺繍を選び出し、ひとつひとつの模様をサンプラーに刺しおこし、図案とともに紹介したのがこの本です。 ブルガリアのかわいい花の連続模様、ポーランドの素朴で力強い連続模様、コーカサス地方の刺繍には聖樹「生命の樹」が並びます。 花柄や幾何学柄の連続模様は多種多様です。 クジャク、太陽、ぶどう・・・、信仰や自然に由来する模様もたくさんあります。 国ごとに違う模様の多彩さがフォークロアの大きな魅力ですが、もうひとつ見逃せないのが伝承されてきた、そのテクニックです。 たとえば、モラビィアの古いシュミーズに用いられていた柄(p32)は、クロスのまわりを三つ編み風スラブステッチで埋めつくすものだそうで、あまり知られていないこうした工夫がまた、かの地の刺繍をさらに面白くしているのかもしれません。 ★本書は旧版『クロスステッチ フォークロア』(2005年 雄鶏社刊)に16ページを増やし、新模様20点とテクニック解説を新しく加えて上梓しています。 東欧をはじめトルコや西アジア地域ほかを含む13カ国150余点の模様を収録。 下田直子さんや6名のデザイナーによる作例も掲載。 模様にまつわる周辺情報も紹介しています。 フォークロア・テイストはモードの世界でも人気です。 お気に入りの模様をスカートの裾やマフラーのデザインにしてあしらうと、旬のおしゃれが楽しめます。 【作品制作】下田直子(手芸作家)、勝屋まゆみ(デザイナー)、若山夏子、平山良佳/nooy(ファッションデザイナー)、三園麻絵(ファッションデザイナー)、野木陽子(ファッションデザイナー) 【刺繍制作】大塚あや子(刺繍作家)、西須久子、伊東保子、奥村美紗子、吉川真理子(ともに刺繍家) 【文】小宮真喜子(もと文化学園服飾美術館学芸員)、吉村葉子(日仏生活文化研究家) 【英訳】杉本まゆみ 【テクニック監修】西須久子、伊東保子 【刺繍コレクション】Therese de Dillmont(テレーズ・ド・ディルモン)
  • セント=ブラウンの童話(1)
    完結
    5.0
    舞台は、19世紀のイングランド、コンフォール地方のとある村。おてんばのマディが、村にひとつしかない学校「セント=ブラウン」で巻き起こす、恋の大騒動。愛するジムにふりかかるアクシデントに、マディはどうする!?
  • 方程式のガロア群 深遠な解の仕組みを理解する
    5.0
    19世紀前半、フランスの天才数学者エヴァリスト・ガロアが方程式に関して行った考察は、その後の数学や物理学の発展に重要な役割を占めることになりました。方程式の解の関係性を表すガロア群。具体的な方程式のガロア群を計算することで、複雑に見えていた解の構造が浮かび上がります。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • アインシュタイン (新装版)
    5.0
    アルバート・アインシュタインは、19世紀後半、ドイツに生まれたユダヤ人の科学者です。 「時間や空間がのびちぢみする」「光が重力で曲がる」など 当時の常識をくつがえす「相対性理論」を打ち立て、科学の発展に大きく貢献しました。 そして、1922年『光量子の理論』でノーベル物理学賞を受賞します。 ところが、アインシュタインのその後の研究は軍事に転用され、アメリカが原子爆弾の開発につなっていくのです。
  • ミッドナイト・サン
    5.0
    市民楽団のヴァイオリニスト・宇田川匠は同じパートの涌井朱音と懇意になり、ある夜に19世紀メキシコで起きた「死者の日」の出来事を語り出した。それは人の血を吸い、能力を奪い、永遠に生きる<夜の種族(ナイト・ブリード)>が人間の女に恋をする物語だった。東京とメキシコ――千年の時を超えて交錯する二つの物語の結末は幸せか、破滅か……。魂を揺さぶる幻想ミステリー。
  • 黄昏をゆく者~不死人の伝説【改稿版】
    5.0
    19世紀半ばのロンドン。霧の中で人間が行方不明になる事件と、三本爪の謎の怪物が人々を襲う事件が相次ぎ、街は不穏な雰囲気に包まれていた。新聞社で使い走りの仕事をしている17歳のユーゴは、仕事の帰り道、怪物に襲われたと思しき不思議な青年と出会う。彼の名はアシエル。白皙の美貌を持つ彼は、悠久の時を生きる『不死人』だった――。17世紀ハンガリーから、第二次世界大戦中のフランスの片田舎、21世紀のアメリカまで。さまざまな地域と時代を舞台に、ゴシック&ホラーの香りも高く描かれた連作小説集。『不死人の伝説』『黄金の扉 不死人の伝説2』(小学館キャンバス文庫 白城るた名義)を大幅に改稿・修正し、新BLレーベル『エールブランシュ』で電子書籍化!
  • 日・米・独――10年後に生き残っている国はどこだ
    5.0
    日本は世界をリードできるか? 日・米・独の現状を分析し、未来を占う! アメリカ、ドイツ、そして日本……。10年後に世界をリードする地位にいるのはどの国か。また、2流国、3流国へと没落してしまうのはどの国か―。 「歴史」「政治」「経済」「マスコミ」「移民問題」など、3国が抱える問題と今後の展望を、日・米・独を知り尽くした二人の論客が語りつくす。日本人必読の一冊! ● 19世紀から、ドイツとアメリカは日本を敵視していた ● 善良なドイツ人の「贖罪意識」と「差別意識」 ● 終戦直後の日本は、明るくて、たくましかった― ● 「資源大国・アメリカ」の底力 ● ドイツはまだ「脱原発」していない! ● 民主党政権に甘い。アメリカのマスコミ ● 諸悪の根源は、やはり「朝日新聞」だ ● 深刻なドイツの移民問題 etc. 【目次より】 序章【白人対非白人」】中東情勢が米・独・日の未来を左右する 第1章【歴史編】世界大戦以前から、欧米に敵視されていた日本 第2章【政治編】バラク・オバマ、アンゲラ・メルケル、安倍晋三―歴史に名を残すのは誰か 第3章【経済編】“安い労働力”で成り立つ「奴隷経済」の終焉 第4章【マスメディア編】アメリカとドイツのジャーナリズムも“朝日新聞化”している!? 第5章【移民問題編】「グローバリズム」と「ナショナリズム」の時代へ
  • 刻命のゴーレム 1
    完結
    5.0
    全4巻575~627円 (税込)
    「俺は“人間”を創る──」 ゴーレム技術による『第三次産業革命』に沸く19世紀・大英帝国ロンドン。生活のあらゆるものが「ゴーレム」によって【自動化】され、日常は豊かに変化していた。しかし、次第に浸透してゆく【自動人形】の存在が、世界を【終わり】に近づけることになろうとは…。ゴーレム技師・律法師を目指す少女が、天才的な技術を持つ男・ギブスンと出会った時、運命の歯車が廻り始める──…!
  • もう一度 あなたを
    5.0
    19世紀半ばの英国。名門マースデン家の長女アリーンは、誰もが目を奪われるほどの美貌の令嬢だった。彼女は、馬丁として邸で働くひとつ年下のマッケナと、深く心を通じ合わせるようになっていた。ところがある日、2人の「不適切な関係」が、厳格な父親に知られ、マッケナは邸を追放された。もしもアリーンに会うため邸に戻ってきたら、大変なことになる…。彼女は愛するマッケナを守りたい一心で、「冷酷な令嬢」を演じる。しかし失意の日々を過ごすアリーンにさらなる「悲劇」が!12年後。米国からの招待客の中に、とても魅力的な青年実業家がいた。マッケナだった。「恋の復讐」のため、彼女のもとを訪れたのだった。今でもマッケナを愛するアリーン。しかし、「悲劇の真相」は彼に伝えられない。愛し合いながらも反目し合う2人の恋の行方は。
  • 夜色の愛につつまれて
    5.0
    《ハサウェイズ》シリーズ1。19世紀後半ロンドン。両親を亡くし、放蕩に身をやつす兄と、病弱な妹の世話を一身に引き受ける子爵家の長女アメリアは、自分の人生のすべてを家族のために捧げると決めていた。ある日、兄を探しに行った賭博クラブで、彼女はロマの血を引く支配人キャムに出会う。兄を喧嘩の輪の中から助け出してくれた彼は、アメリアにささやいた。「今夜のこの出会いも、運命と無関係だと思いますか?」その後、きょうだいたちと共にハンプシャー州の領地に移り住んだアメリアを待ち受けていたのは、隣家に滞在していたキャムとの再会。しかし、その偶然を喜ぶ間もなく、一家を次々と災難がおそう。アメリアに優しく手をさしのべるキャムだったが、彼女は素直に受け入れることができず…。「壁の花」シリーズ『冬空に舞う堕天使と』のキャムに訪れた運命の恋。
  • 愛のカーテンコールを
    5.0
    19世紀のロンドン。子爵令嬢マデリンは失望していた。親の決めた婚約者は富裕な貴族だが、父親より年上のうえに傲慢な俗物で、愛を育めるはずもない。この縁談から逃れたい一心で彼女は決意する。不品行な娘と噂され、婚約破棄されるように仕向けようと。マデリンがスキャンダルの相手に選んだ男性は、当代随一の名優にして劇場経営者のスコット。放蕩者としても名高い彼なら自分の誘いを受け入れてくれるのではと、素性を隠して劇場を訪れたマデリンだったが、スコットからは邪険にされるだけ。なんとか劇場の雑用係として雇ってもらえたものの、彼の前では失敗続きで…だがスコットはいつしか、マデリンのひたむきな姿から目が離せなくなっていた―クレイパスの記念碑的傑作。
  • THE NEW KOREA―朝鮮(コリア)が劇的に豊かになった時代(とき)
    5.0
    ≪帯の言葉より≫ 日韓併合前の朝鮮では日本と全く異なり女性は奴隷同然で何の権利も与えられていなかった。結婚すれば家屋内奴隷として扱われ、それは余りに過酷だった。 それ以下だったのは、奴婢(ノビ)・白丁(ペクチョン)と言われた本物の奴隷たちである。1871~2年の大飢饉では、人口の半分を占めた奴婢らの多くが、餓死したが朝鮮を支配していた両班(ヤンバン)たちは、清にも日本にも食糧支援を求めず、奴婢たちの死に行くのを全く歯牙にもかけなかった。この様な非人道的制度を一気に改善し、想像を絶した朝鮮の近代化を行なったのが、日韓合邦の歴史的事実である。 その真の姿は、巨額の予算を当時、首都京城(ソウル)を東京よりも近代化させてしまった日本人の器の大きさで証明されている。インフラ面だけでなく、衛生面での改善も著しく、感染病の多くが激減した事など枚挙に暇がない。他の一切の西欧列強が成し得なかった信じ難いこの偉業を日本人は誇るべきであり、当時朝鮮人と台湾人の大半が喜んでいたことであった。しかし、朝鮮では全権力を奪われた両班たちが第二次世界大戦後この事実を覆い隠し、虚偽の歴史を捏造し、再びと権力の座に就いて、言論弾圧と私刑(リンチ)とによって真実の声を封殺し、現在の韓国に到らしている。 蒙古襲来時に蒙古の手先となって日本人を虐殺したように、19世紀末当時は、ロシアの手先となって、日本を侵略することが目に見えていた当時の朝鮮に対して取った大日本帝国の日韓併合政策は、結果として韓国に決定的な文明の開化を齎したのである。この客観的事実を、当時最も著名な植民地研究家のアレン・アイルランドが克明に分析し日本の統治を西欧列強のいかなる政策よりも優れているとして高い評価を与えていることは刮目に価する。

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  • クロックスリーの王者 コナン・ドイル・ストーリーズ1【HOPPAライブラリー】
    5.0
    名探偵シャーロック・ホームズの生みの親、コナン・ドイルが晩年に自ら編んだ短編集。1は、ドイルが愛したボクシングとキツネ狩りを題材に、19世紀のイギリス紳士たちの姿をあざやかに描いた6編を収録する。

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  • 冬空に舞う堕天使と
    5.0
    19世紀の英国。 「壁の花」の一人、エヴィーは、とても内気で口数の少ない娘だった。そんなエヴィーが、放蕩者で知られる美貌の青年貴族、セバスチャンの邸をひそかに訪れ、意外な提案をした。 「いますぐスコットランドへ発って、わたしと駆け落ち結婚をしてください」 エヴィーは、親友たちにもすべてを打ち明けられないほどの危機に直面していた。 交換条件を示して、放蕩者のセバスチャンに頼むしか逃れる方法はなかった。 「誘拐事件」未遂を起こすほど貧窮していたセバスチャンは、この取引にのることにした。 いままでまったく違う世界に生きてきた2人が、冬のスコットランドに旅立つ。 思いがけず感じあうセバスチャンの優しさ、エヴィーの美しさ、魅力。 そしてロンドンに戻ったとき、2人には何が…!? 「壁の花」四部作、いよいよ佳境の第三弾。
  • 恋の香りは秋風にのって
    5.0
    19世紀の英国。アメリカ人新興実業家ボウマン家の長女、リリアンは、家族と一緒に、数週間におよぶウェストクリフ伯爵のハウスパーティに招待されていた。香りに強い感受性を持つリリアンは、出発前に、香水商で、理想の恋人と出会えるという「秘密の香水」を手渡される。パーティの主催者は広大な地所、舘の主、ウェストクリフ伯爵。美貌の青年貴族だが、高慢で堅苦しく、どうにもリリアンの気に障る。それはウェストクリフ伯爵も同様で、無作法なリリアンが不快だった。ところがある日、ウェストクリフは、ものかげでリリアンと2人きりになったとき、リリアンを抱きしめキスしてしまう。戸惑うふたり。これは、「魔法の香水」のせい?それとも・・・?
  • ルバイヤートの謎 ペルシア詩が誘う考古の世界
    5.0
    『ルバイヤート』とは、11世紀のペルシアに生まれた天才オマル・ハイヤームが作った四行詩の総称であり、その詩集の名称である。ペルシア文化の精髄の一つと言われるこの詩集は19世紀、英国詩人フィッツジェラルド訳で注目を集め、今や世界中で翻訳されている。著者は、深い諦観と享楽主義が同居するこの詩の世界に触れることで、西域探検史、特に探検家ヘディン研究の第一人者として、中央アジア史と東南アジア史の調査研究を続ける道を拓いた。謎に満ち、今も人々を魅了する『ルバイヤート』。長年の研究調査で知り得たエピソードをまじえ解説し、その魅力と謎に迫る、誘いの一冊。【目次】はじめに/第一章 『ルバイヤート』とは何か/第二章 万能の厭世家、オマル・ハイヤーム/第三章 『ルバイヤート』と私の奇妙な旅/第四章 『ルバイヤート』をめぐるエピソード/おわりに
  • あのキスの記憶【特典付き】
    完結
    5.0
    【特典付き】アナザー・ストーリー6Pを特別収録!19世紀ロンドン。貧乏暮らしのお針子ジュリエットは真夜中、暴漢に襲われている男性を見かける。思わずジャガイモを投げつけ、助けた彼はダグラス・ドゥルーリー――法廷弁護士の準男爵だった。「マ・シェリ」朦朧とした彼にされたのは甘くいとおしむようなキス。しかし、意識を取り戻した彼はそんなこと忘れて傲慢にも彼女を使用人扱いする。彼とともに命を狙われてしまうようになったジュリエットは婚約者のふりをして社交界デビューし、犯人を探すことに…!?※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
  • 福沢諭吉の朝鮮 日朝清関係のなかの「脱亜」
    5.0
    福沢諭吉は朝鮮侵略論者か、独立の支援者か――。「絶えざる転向」により多くの解釈を生むことになった福沢のアジア論。本書では、福沢と朝鮮で開化派と呼ばれた人々との関係と、『時事新報』の社説・論説を軸に、日朝清関係史のなかでそれを読み解いていく。そこに見えてきたのは、福沢のアジア論に貫徹する思想であり、「リベラルな帝国主義者」という19世紀的な立場が挫折してゆく過程であった。(講談社選書メチエ)
  • 九~neuntote~ 1
    完結
    5.0
    19世紀の欧州・ノルウェー。街が吸血鬼の噂で騒ぐなか現れた、雪のように白く透きとおる姿と銀朱の瞳を持つ少女・ノウェム。彼女の目的とは…!?
  • 紳士と乙女の密約【あとがき付き】
    完結
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】19世紀、フランス激動期。高貴な身分を隠し、機織り娘としてマルセイユの港に絹の売り込みに来ていたマルグリットは、そこで絵から抜き出たような美しいふたりづれの男女を見かける。その時銃声が響き、女性が撃たれてしまう。とっさの機転でマルグリットはふたりを馬車にかくまい救い出すが、ルイ・ジャックと名乗る男のほうは、彼女を熱いまなざしでみつめてくるくせに、ひどく警戒しているようだった。それは、誘惑に満ちた危険な旅の始まりで…。
  • 100年前のパリ(1)
    5.0
    1~2巻1,046円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀にフランスで出版された“Le PANORAMA Paris Instantane”をもとに編集、復刻したもの。歴史的な建築物などは変わらずそこにあり、逆にまったく別の印象を与える場所もある。何気ない写真の中に100年前の生活をかいま見ることができる。写真に付けられたフランス語の解説は当時書かれたものであり、そのまま翻訳を加えた。原書の資料が多いため二分冊した、その第1巻。
  • ヤコビ 楕円関数原論
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀のドイツの数学者C・G・J・ヤコビの名著『楕円関数論の新しい基礎』を、ラテン語原典から世界で初めて翻訳! ヤコビの論考は、後代の数学者たちに絶大な影響を及ぼし、現代の楕円関数論のための「新しい基礎」を築いた。われわれは本書を通じて、2重周期性やモジュラー方程式、テータ関数などの重要な諸概念の誕生するさまを目の当たりにし、それらの描き出す美しい有機的統一性を学ぶことになる。
  • ナポレオンが選んだ3人の女
    5.0
    美貌、家柄、才能、女の実力は愛だけではない! 宮廷と人生の真の勝利者は誰!? 愛とプライドと富!19世紀、帝政フランス宮廷に生きた3人の女。パリ社交界のスター、ジョゼフィーヌ、ポーランドの名花マリー・ヴァレフスカ、そしてオーストリア皇帝の娘であるマリー・ルイーズ。愛と名誉と幸福を求めて波乱の時代を生き抜いた三者三様の華やかな軌跡。その陰にナポレオンの正統な後継者である少年の悲劇の人生が隠されていた。
  • 北斎漫画 戦(いくさ)編
    5.0
    世界が注目し、世界が認め、世界が感嘆した世界的絵師による世界的ベストセラー。 世界十大芸術家の1人と目され、日本のみならず世界で高い評価を受けている葛飾北斎。 1999年にはアメリカの雑誌『ライフ』における企画 「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」 において日本人で唯一ランク入りした(86位)。 北斎がいかに世界的に評価されているかがわかっていただけるだろう。  1831年刊行の『冨嶽三十六景』は日本人なら誰もが知っている名作中の名作だ。 その『冨嶽三十六景』と並んで葛飾北斎の代表作と言われているのが この『北斎漫画』で、19世紀中ごろには日本のみならず欧州へと伝えられた。 『北斎漫画』はジャポニズム(日本趣味)を引き起こす原動力となり、 パリでは神として崇められるほどであった。 モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど欧州の画家たちは 北斎の描写力と構図に感動し、自分たちの絵の中にも取り入れた。 『北斎漫画』は“ホクサイ・スケッチ”と呼ばれ海外でも人気を博した。  全15編からなり、約4000の浮世絵が収録されている『北斎漫画』の中から 今回は「戦」を題材にした作品を中心にまとめた。 迫力ある合戦シーンを是非楽しんで鑑賞していただければと思う。  表題の「漫画」は「気の向くままに漫然と描いた画」であることに由来しており、 北斎自身が名付けたと言われている。 森羅万象を描いた葛飾北斎を体現した作品であり、 人物、風俗、動植物、伝説の生物、風景、建築物、歴史 などあらゆるものを題材にしている。 人物を描く際には人のふざけた顔を描くなど、非常に独創的で北斎らしい作品の数々だ。 現代の「漫画」という言葉はこの作品の表題が元となっているのではないかとされている。 【葛飾北斎 プロフィール】  葛飾北斎(1760~1849)は、江戸後期に活躍した浮世絵師。 風景画、奇想画、春画など幅広い浮世絵を手掛けた。 また読本や挿絵芸術、さらには『北斎漫画』などの絵本を数多く発表。 何よりも絵を描くことに情熱を燃やし、自ら「画狂人」と名乗るほどである。  代表作は、『北斎漫画』、『冨嶽三十六景』、『富嶽百景』など。 生涯で3万以上の作品を手掛け、森羅万象を絵の題材とした。 【目次】 まえがき ◆『北斎漫画』について ◆葛飾北斎について ◆作品 (1)武術・武器 (2)決戦 ◆葛飾北斎 略年譜
  • 北斎漫画 5巻セット
    5.0
    世界十大芸術家の1人と目され、日本のみならず世界で高い評価を受けている葛飾北斎。 1831年刊行の『冨嶽三十六景』は日本人なら誰もが知っている名作中の名作だ。その『冨嶽三十六景』と並んで葛飾北斎の代表作と言われているのが『北斎漫画』で、19世紀中ごろには日本のみならず欧州へと伝えられた。『北斎漫画』はジャポニズム(日本趣味)を引き起こす原動力となり、パリでは神として崇められるほどであった。モネ、ゴッホ、ゴーギャンなど欧州の画家たちは北斎の描写力と構図に感動し、自分たちの絵の中にも取り入れた。 本書は、北斎漫画、約4000図の中から 1人物・風俗編 2動植物・伝説の生物編 3風景・建築物・歴史編 4戦(いくさ)編 5江戸庶民編 と5カテゴリを抽出し、収録。 北斎の個性豊かな人物描写や今日では信じられないような風俗に是非注目し、鑑賞していただければと思う。 【目次】 1人物・風俗編 2動植物・伝説の生物編 3風景・建築物・歴史編 4戦(いくさ)編 5江戸庶民編
  • クリスマス・ローズを捜して
    完結
    5.0
    19世紀英国。ローズはとんでもないスキャンダルに巻き込まれ、ロンドン社交界で格好の噂の的になっていた。見かねたいとこのイザベルの誘いを受け、遠く離れたヨークシャーのモートン城でクリスマスを迎えることにした。田舎の社交界では知られてないはず、と思ってやって来たのだが、彼女のゴシップを信じているサー・マイルズが招待客のひとりとして現れ、「あなたを侮辱して追い出すより、競うほうが楽しい」と親しげに近づいてきたのだ。いったい何が狙いなの!?
  • 悩める伯爵 1巻
    完結
    5.0
    19世紀初頭のイングランド西部。良家のお転婆娘レベッカは幼なじみのドラムが次期伯爵として帰郷すると聞き、怒りで胸は一杯になる。寄宿学校に閉じ込められた4年間。忘れはしない!気持ちを静めるため泉へ向かうレベッカ。だが通りかかったドラムは、一糸纏わぬその姿が美しく成長した彼女とは知らず心惹かれ…。
  • スキャンダラスな関係 前編
    完結
    5.0
    19世紀、ロンドン。帽子屋を営む未亡人エミリーは、その美しさゆえに紳士たちの憧れの的。若き伯爵・エヴァンは、彼女をひと目見た瞬間から、運命的な恋に落ちてしまう…!一方、夫を亡くして以来喪服を脱ごうとしないエミリーも、戸惑いながらもエヴァンと心を通わせていく。しかし、彼との距離が近づくにつれ、亡き夫に対する罪悪感は募り…!?
  • 金の星に願いを
    完結
    5.0
    19世紀ロンドン。父親を亡くしたヴェリティは病気の妹の手術費を工面するため、偽名を使い、劇場の踊り子になった。しかし、踊り子は紳士にとって娼婦も同じ扱い。フォリングズビー子爵も遊び目的で近づいてきた一人だった。「クリスマス休暇を一緒に過ごせば五百ポンド払う」と言われ!?クリスマスの愛の奇跡の物語。
  • 不良公爵の賭
    完結
    5.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】19世紀英国――女学校を開校しようと奮闘しているスコラスティカはある日、悪魔的な魅力をもつプレイボーイの公爵ペイガンと出会う。女性の敵と反発する彼女に、なぜか関心をもって近づいてくる公爵。実はその裏には公爵が友人とかわした、彼女を落とせるかという賭けが隠されていた! いくら聡明でも恋のなんたるかも知らない小娘を誘惑するくらい簡単だと自信満々の公爵だったが、元気で理想を追い求める19歳の彼女にふりまわされ、計算違いの展開に…!?
  • 少佐の花嫁
    5.0
    19世紀英国。憧れの陸軍少佐チャールズと結婚したマリアン。だが戦争で、すぐ夫と離れ離れになった彼女に、直後、悲劇が襲いかかる。 3年後、無事に帰還したチャールズにマリアンは勇気をふりしぼり、告げた。「離婚していただきたいの」。 従順で愛らしかった妻の変わりように驚いたチャールズは、1年の猶予期間を申し出るが・・・。
  • プリンセス・プリンシパル(1)【電子限定特典ペーパー付き】
    4.9
    【電子限定特典ペーパー付き】舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。濃厚なドラマと緻密に張り巡らされた伏線、そして爽快なアクションで大人気のTVアニメが待望のコミカライズ!
  • 王子と乞食 I【新装版】
    4.8
    「いつか必ず俺があんたを迎えに行く。」 19世紀ロンドン。 仮面舞踏会で若き社長・カイは美しい青年・ユキと出会う。 儚く佇むユキは敵対会社オーナーのバスカヴィルの愛人で――…? この世の全てに恵まれた天才少年カイ×囲われて日々人格も肉体も貪られて生きていくしかないユキ。 そして冷酷で嫉妬深いユキの主人バスカヴィル。 嘘にまみれた浅ましい純愛が今幕を上げる。 【新装版】コミックス描き下ろし9P ※本書は2023年9月まで配信していた「王子と乞食」を再編集したものです。
  • ジョジョの奇妙な冒険 第1部 ファントムブラッド カラー版 1
    完結
    4.8
    【デジタル着色によるフル【カラー版】!】19世紀末英国。貴族・ジョースター卿は恩人の息子、ディオを養子にする。しかしディオはジョースター卿の実の息子、ジョナサン(ジョジョ)を退け、財産の横取りを計画!謎の石仮面でジョジョを殺そうと画策する。
  • 風と木の詩 (1)
    完結
    4.8
    全16巻440円 (税込)
    ――ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン第1巻!
  • 心外なるご主人様【電子限定おまけ付き】
    完結
    4.8
    全1巻770円 (税込)
    19世紀末、英国。伯爵家に仕える生真面目な執事・エド。彼がお世話する事になったのは日本の娼館から養子として迎えられた晴人だった。晴人の妙な色気と笑顔を絶やさない様子はどうにも胡散臭い。どうせ財産目当てだろうとエドは警戒心をあらわにしていた。そんな時、晴人から慣れない環境で眠れないと添い寝を頼まれてしまう。主人と同衾など滅相もないと一度は断るが、体調を崩した晴人を心配したエドはベッドを共にすることに。晴人が自分に心を許し素直に甘える姿に、エドは執事以上の感情が芽生えて──。堅物執事×異国の主人の身分差ラブロマンス。描き下ろしつき。
  • エルジェーベト(1)
    完結
    4.8
    19世紀、欧州を覆う動乱の影は、華麗なる宮廷にも及んでいた。ハンガリー独立派のイーダは、ハプスブルク家の皇妃エリザベートと接触する。だが、その美しさ、そしてその強さは想像を絶するものだった…!!歴史に残した「貴」、歴史に残らぬ「卑」が、華麗なる宮廷に狂い咲く!
  • Under the Rose (1) 冬の物語
    4.8
    1~10巻825~1,045円 (税込)
    19世紀英国。没落貴族である侯爵家の娘・グレースは愛人のロウランド伯爵宅で謎の死を遂げた。彼女の息子ライナスとロレンスは実父のロウランド伯爵に引き取られるが、ライナスは母の死にロウランド家の人々が関わっていると疑念を抱く。真相を究明しようとするライナスの孤独な闘いが始まった--。
  • 愛に救われて
    完結
    4.8
    19世紀末イギリス、コニーは貧しさにも負けず4人の弟妹たちを養っていた。しかし、無理がたたりコニーは病に倒れてしまう。若き大農場主ルークに助けられ彼の屋敷で働くことになったけれど、なぜか彼女に対し彼の態度は冷たくなっていく。そんなある日、ルークの母親が心臓病で倒れ、コニーが看病をする役目につくことに。母親を気遣う彼と話をするうちに、コニーは憧れの彼にいつしか特別な想いを寄せるようになっていた。けれど、幸せな日々は突然崩れ去り…!
  • 軍靴のバルツァー(1)
    無料あり
    4.7
    19世紀帝国主義時代。軍事大国から田舎の小国バーゼルラントの士官学校へ赴任する事となったバルツァー少佐。彼への指令は軍事後進国であるバーゼルラントの軍制改革を推し進めるというものであったが、平和に馴れきった教官や生徒たちを前に戸惑うばかりの日々……。しかし次第に本格的な戦役へと発展していき、戦争と平和の狭間にて教官と少年たちの運命が動き出す。軍事、政治、青春の群像活劇!!
  • 憂国のモリアーティ 1
    完結
    4.7
    時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。 この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!
  • ヴァニタスの手記 1巻
    無料あり
    4.7
    1~11巻0~770円 (税込)
    【そう遠くない未来に、吸血鬼(おまえたち)は滅ぶ。】 ――聞いたことはありませんか? 吸血鬼に呪いを振り撒くという、機械仕掛けの魔導書(グリモワール)のお話を。いま“ヴァニタスの書”に導かれて、物語の歯車は廻り始める…。「19世紀パリ×吸血鬼×スチームパンク」をテーマに、「PandoraHearts」の望月淳が紡ぐ、呪いと救いの吸血鬼譚、開幕。 (C)2016 Jun Mochizuki
  • 黒博物館 ゴーストアンドレディ(上)
    完結
    4.7
    ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された"かち合い弾"と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…! 藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!
  • 伯爵カイン 1巻
    値引きあり
    4.7
    全6巻55~749円 (税込)
    19世紀のロンドン、若き伯爵・カインと執事のリフが遭遇する数奇な事件の数々。シリーズ初期作品「忘れられたジュリエット」「烙印のビビ」「吊られた男」「少年の孵化する音」「誰がこまどり殺したの?」「切り刻まれ食べられたミス・プディングの悲劇」「カフカ -Kafka-」を収録。
  • バジル氏の優雅な生活 1巻
    完結
    4.7
    全5巻600~620円 (税込)
    19世紀、英国社交界一のプレーボーイ、バジル・ウォーレン卿。一度恋した女性の顔と名前は誰一人として忘れない彼のまわりには素敵な出来事が起こり…!?
  • 赤毛のアン
    4.7
    美しいプリンス・エドワード島で愛されて成長していく少女アン。幸福感あふれる名作の日本初の全文訳。 訳文は、お茶会のラズベリー水とカシス酒、アンの民族衣裳、スコットランドから来たマシューの母など、モンゴメリの原作に忠実に、全文を、みずみずしく夢のある文章で訳した真実の物語。 巻末の訳註では、作中に多数引用されるシェイクスピア劇など英文学と聖書の句、スコットランド系アンとアイルランド系ダイアナなど登場人物の民俗、19世紀カナダの衣食住、キリスト教、草花とハーブをくわしく解説。 口絵には、リンド夫人が棒針で編むキルト、アンとマシューが初めて出逢う駅のモデル、マシューが愛するスコットランドの薔薇など、物語に描かれる品々や場所の写真を11点掲載。 松本訳の旧訳『赤毛のアン』の訳文と訳註を、全面的に改稿した新訳! 児童書でも、少女小説でもない、大人の心豊かな文学『赤毛のアン』。
  • 没落令嬢のためのレディ入門
    4.7
    英米Amazonレビュー5400超え!話題のベストセラー小説がついに日本上陸〈こんな方にオススメ!〉○『高慢と偏見』や『ダウントン・アビー』が好き○19世紀英国レディの毎日が知りたい○最高にハッピーなラブストーリーが読みたい! その日、キティは婚約破棄を言い渡され失意の底にいた。両親亡き今、裕福な名士との結婚だけが、借金を返済し幼い妹達を守る唯一の手段だったのだ。かくなるうえはと覚悟を決めた彼女は、新たな相手を見つけるため町を出て、一路ロンドンへ─母の旧友に手ほどきを受け可憐なレディに変身し、見事、社交界の注目の的となる。だが名門伯爵家の若き当主ラドクリフだけは容赦ない目でキティの思惑を見抜き……。
  • 魔獣医とわたし 灰の世界に緑の言ノ葉
    4.7
    「僕と契約をするか」  19世紀フランスの片田舎で、親に捨てられた少女ニニは死にかけていた。  そんな時、彼女の前に美しい悪魔が現れる。  彼の名はダンタリオン。  甘い物が好きで思慮深い、魔獣専門の獣医だった。  ダンタリオンと契約し、魔界で悪魔の使い魔になる――過酷な生活を覚悟したニニだが、 思いがけず手厚く庇護されて、少しずつ心の凍った部分が溶けはじめ・・・・・・。  ニニに甘い悪魔ダンタリオンと怠惰な居候悪魔ベルフェゴール、人間ニニと魔獣たちが織りなす、いびつであたたかな主従物語。
  • 小説 抱かれたい男1位に脅されています。 紅血の殉教者<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】
    4.7
    1年、俺を守りぬくことができたら、抱かせてやるよ 社交界の華であり御曹司のティケトは、出生の秘密により命を狙われていた。 ティケトの前に現れた次の殺し屋は、美しいガラス玉のような瞳をした――少年ジュンターヌだった。 大人気「抱かれたい男1位に脅されています。」初めての小説化は19世紀ロンドンを舞台にした完全パラレル! 殺し屋神父×気高い御曹司のダーティラブが幕開け! 桜日梯子先生による「いちゃいちゃスヤスヤ漫画」を収録。 電子限定の書き下ろしショート小説を追加収録!
  • 位相のこころ
    4.7
    位相は“近い”という日常感覚を数学的に厳密にとらえ直したもの、といってよく、現代数学において最も基本的で重要な概念の1つである。歴史的には、18世紀から19世紀末にかけて解析学が進展していくなかで、極限・収束・連続性などをめぐる議論から位相空間論が生まれ、20世紀における関数解析学の展開によって、より抽象的に定式化されていった。本書は、数学の意味・こころを語る達人である著者が、1950年代、60年代、70年代に、位相をめぐって書き綴った「位相解析入門」「位相用語集」「位相構造」という3つの文章からなる。著者の名調子に乗せられて、位相のこころを体感してみよう。
  • 淑女と娼婦
    完結
    4.7
    19世紀のイギリス。教師をしているルシールのもとに、双子の姉の高級娼婦・スザンナが訪ねてきた。なんと旅行中、自分のふりをして亡き父の家で過ごせというのだ!家を相続するためだという。断りきれずお芝居を引き受けるルシールだが、彼女を娼婦だと信じきった領主・シールグレイブ伯爵に愛人になれと誘惑されて!?
  • 天使達は闇夜に囁く 1
    完結
    4.7
    19世紀中頃の霧深い街・ウィーン。若い娘の失踪事件が続く中、たくましく暮らすチェリシアは、不思議な青年・エルネストとアレクシスに出会う。謎深き彼らとの邂逅は、チェリシアの運命を大きく変えていく…。漆黒のミステリアス・ロマンス、開幕!!
  • 乙嫁語り 1巻
    4.6
    1~14巻682~792円 (税込)
    美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!
  • カイニスの金の鳥 1
    完結
    4.6
    全4巻836円 (税込)
    19世紀イギリス、女性の立場が弱い時代。 牧師の娘・リアは幼いころから物語の世界を愛し、小説を書くことを好んできたが、 周囲の男性に「女が小説なんて無理だ」と否定され続けてきた。 19の歳、男性名「アラン」を名乗って投稿した作品が認められ、小説家としての道が開ける。 そして、男装に身を包み、出版社のあるロンドンへ単身向かうことで運命が動き出すのだが――
  • 自由論
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日経BPクラシックス 第10弾 「すべてのことが官僚機構で行われている国では、官僚が内心反対していることは何もできない。このような国の政治制度は、経験と 実務能力をもつ国民をすべて規律ある組織に集めて、それ以外の国民を支配することを目的としている。」 この文章は、日本の官僚批判派、あるいは改革派官僚が書いたものではない。150年前に出版されたミル『自由論』の一節だ。 驚くほど、いまの社会の真実を突いている。官僚制の本質は、どの時代、どの社会でも変わらないということだろう。 ミルは19世紀のイギリスを代表する哲学者。父ジェームズ・ミルは著名な哲学者であり、息子に英才教育を施した。そのあたりは息子の『ミル自伝』に詳しい。 本書は、他者に危害を与えない限り、国家は個人に干渉すべきではないという「危害原則」を明らかにしたことで知られる。 リバタリアン(古典的自由主義者)の聖典ともいえるイギリス経験論の金字塔。 言論の自由、思想の自由がなぜ大切なのかを、民主主義のエッセンスをまるでビジネス書のように面白く説いている。たとえば、こうだ。 「ひとつの社会に変わった言動がどれほど多いのかは一般に、その社会に才能や知的な活力、道徳的な勇気がどれほどあるのかに比例する」
  • 深愛なるFへ オペラ座の怪人【マイクロ】 1
    4.6
    1~24巻99~121円 (税込)
    19世紀、パリ・オペラ座でコーラスをつとめるクリスティーヌは、父の死で歌への情熱を失っていた。しかし、オペラ座の怪人”F”との出会いによって運命の歯車が回り始め--!?誰もが知る不朽の名作を、天才・七尾美緒が新たなる解釈で漫画化!
  • 星屑のデビュタント【単行本版】【特典付き】
    完結
    4.6
    褐色の年下フットマン(α)×冴えないおじさん伯爵(β?) 英国社交界身分差オメガバース 【特典ペーパー付き】 <あらすじ> Ωが地位を高めていた19世紀英国。 社交シーズンになると、上流のαたちはΩの結婚相手を求めて奔走する。 セオドア・ドゥブルドクベールはβ。 伯爵という高い身分でありながら婚活には興味がなく、趣味の天文や読書をのんびり楽しんでいる。 セオドアは今期社交界にデビューする『デビュタント』・甥のエイディの付き添いとして儀式に参加することに。 そこでどういうわけかΩの発情期の症状を起こしてしまう。 名前も身分も知らない褐色の青年と、一夜を共にしてしまったセオドアは――。 CONTENTS 星屑のデビュタント 1-5話 運命の雄嫁さん 星屑のデビュタント 描き下ろし (※各巻のページ数は、表紙と奥付を含め片面で数えています)
  • カトリと霧の国の遺産
    4.6
    「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子先生も絶賛!! ――この本は19世紀の英国への招待状。霧と石の街に吸いこまれ、心を虜にされます! 第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第2作! ★主な内容 舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。 カトリが博物館で働くことになってから半年がたったある日、博物館に大量の寄贈品があった。 寄贈主は、ジョージ・バージェスという古物収集家で、彼は生前、自分のコレクションをけっして人には見せなかったという。 コレクションの整理をするカトリは、寄贈物のどれもが「ネブラ」という国にまつわるものだと気が付くが、博物館の研究者を含め、だれもそのような国を知らないという。 この寄贈物は、歴史的な新発見につながる本物なのか? 偽物なのか? 寄贈物の真偽が明らかにならないまま、博物館ではバージェスの寄贈物を集めた特別展が開催されることに。 しかし、この特別展に訪れた人は、次々に行方不明になっていくようで……。
  • お嬢様のお気に入り 1
    完結
    4.6
    お嬢様のお気に入りは執事の語る怪談?! 19世紀末イギリス。新興ブルジョワジーのお嬢様キャロラインは、眠れない夜に執事のロバートに物語をねだるがそれは・・・?英国ゴシックホラー華やかで怪しい魅力あふれる第1話~5話を収録。
  • プルーデンス女史、印度茶会事件を解決する
    4.6
    吸血鬼や人狼らと人類が共存する19世紀の英国。悪名高き〈魂なき者〉アレクシアを母に持つレディ・プルーデンスは、養父の吸血鬼アケルダマ卿からインドでの紅茶調査任務を依頼される。素敵な飛行船に乗り込んで向かった先で、彼女とお仲間たちは、当然のように未知の異界族がらみの国家を揺るがす大事件に巻きこまれてしまい……? 恋に冒険にキュートなレディが大活躍。痛快ヒストリカル・スチームパンク、新章開幕!
  • 経済学の哲学 19世紀経済思想とラスキン
    4.5
    経済と環境保護。分裂し、対立するかのような両者が折り合う思想は可能なのか。このきわめて現代的な問題は、すでに19世紀に提起されていた。産業革命が隆盛を誇るロンドンで、哲学者ラスキンが環境と弱者を犠牲にする経済学に怒りを感じ、新しい経済学の枠組みを構想したのだ。本書は、同時代の経済学者との格闘に光を当てながら、この先駆的な思想を辿る。ありうべき価値体系とは何か。よりよい社会への道を探る。
  • 香港 ――アジアのネットワーク都市
    4.5
    一九世紀半ば以降に形成される近代アジア市場を実際に機能させたのは中国大陸と太平洋を舞台に展開された多様な流通形態だった。香港はそこで、中継都市としての役割を歴史的に担ってきたのである。返還を目前にして、過去に支配的だった地域秩序に回帰しつつある香港の現実とその背景を、アジア史の中に探る。
  • #DRCL midnight children 1
    4.5
    産業革命で様々な技術開発と経濟発展に沸く、19世紀末。ロシア船デメテル號はヴァルナ港で不氣味な木箱を積み、イギリスを目指し、出港する。しかし、その船内で凄惨な事件が発生し、船はイギリス・ウィットビーの沿岸で座礁事故を起こしてしまう。ウィットビーのパブリックスクールに通うミナ、ルーク、アーサー、ジョー、キンシーの5人は、座礁現場を目撃し…!?
  • ロシア文学の教室
    NEW
    4.5
    「ロシア文学の教室」から小説の世界へワープ――異色の体験型・文学教室! 青春小説にして異色のロシア文学入門! 「この授業では、あなたという読者を主体とし、ロシア文学を素材として体験することによって、社会とは、愛とは何かを考えます」 山を思わせる初老の教授が、学生たちをいっぷう変わった「体験型」の授業へといざなう。 小説を読み出すと没頭して周りが見えなくなる湯浦葵(ゆうら・あおい)、 中性的でミステリアス、洞察力の光る新名翠(にいな・みどり)、発言に躊躇のない天才型の入谷陸(いりや・りく)。「ユーラ、ニーナ、イリヤ」と呼ばれる三人が参加する授業で取り上げられるのは、ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』、ドストエフスキー『白夜』、トルストイ『復活』など才能が花開いた19世紀のロシア文学だ。 社会とはなにか、愛とはなにか? この戦争の時代を考えるよすがをロシア文学者・翻訳者の著者が真摯に描く 「ロシア文学の教室」。 【取り上げる作品】 ニコライ・ゴーゴリ『ネフスキイ大通り』 アレクサンドル・プーシキン『盗賊の兄弟』と抒情詩 フョードル・ドストエフスキー『白夜』 アレクサンドル・ゲルツェン『向こう岸から』 ミハイル・レーモンルトフ『悪魔』 イワン・ゴンチャロフ『オブローモフ』 イワン・ツルゲーネフ『父と子』 ニコライ・ネクラ―ソフ『ロシヤは誰に住みよいか』 アントン・チェーホフ『初期短編集』 マクシム・ゴーリキー『どん底』 フセーヴォロド・ガルシン「アッタレーア・プリンケプス」 レフ・トルストイ『復活』

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