作品一覧

  • カトリと夜の底の主
    4.4
    1巻1,595円 (税込)
    第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第3作! ★主な内容 舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。 カトリとリズは半年ばかり疎遠になっていた。 たまたま博物館の資料室で見つけた天体図に興味を持ったカトリ。博物館の館長ハミルトンが、天体図について調べて記事を書けば、雑誌に載せてくれると言う。記事を書くため、天体図について調べ、現地調査のためマッセルバラに行くことに。 同時期、ひさしぶりに会ったリズから、過去に自分たちがまきこまれた事件と怪異についていっしょに調べてほしいと誘いを受ける。奇しくも、カギとなるのがマッセルバラの地であった。 ふたりはマッセルバラに向かい、人々を訪ね歩くが、とある人物について話を聞こうとすると住民の様子はおかしくなり……。 天体図は何のためのものなのか? 手記にあるふしぎな赤ん坊「イードリン」とは? リズがカトリを誘った本当の目的は? すべての怪異の謎が明らかになる第3巻!
  • カトリと霧の国の遺産
    4.4
    1巻1,320円 (税込)
    「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子先生も絶賛!! ――この本は19世紀の英国への招待状。霧と石の街に吸いこまれ、心を虜にされます! 第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第2作! ★主な内容 舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。 カトリが博物館で働くことになってから半年がたったある日、博物館に大量の寄贈品があった。 寄贈主は、ジョージ・バージェスという古物収集家で、彼は生前、自分のコレクションをけっして人には見せなかったという。 コレクションの整理をするカトリは、寄贈物のどれもが「ネブラ」という国にまつわるものだと気が付くが、博物館の研究者を含め、だれもそのような国を知らないという。 この寄贈物は、歴史的な新発見につながる本物なのか? 偽物なのか? 寄贈物の真偽が明らかにならないまま、博物館ではバージェスの寄贈物を集めた特別展が開催されることに。 しかし、この特別展に訪れた人は、次々に行方不明になっていくようで……。
  • カトリと眠れる石の街
    3.9
    1巻1,320円 (税込)
    第62回講談社児童文学新人賞佳作受賞作、待望の書籍化(佳作受賞作『カトリとまどろむ石の海』を改題)。 読みやすいのに読みごたえ十分! 冒険ファンタジー。 ★主な内容 舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。 街の中に蔓延する眠り病の原因が、自分が住んでいる旧市街の中にあるのではとリズに指摘されたカトリは、ふたりで眠り病の原因をつきとめに行く。 患者が発生するタイミングを調べ、街の歴史を紐解きながら、眠り病の原因を探しもとめるふたり。 そのうち、旧市街が隠している「大きな秘密」がわかってきて……。 対照的なふたりが謎を解きあかす、ミステリーファンタジー! ★第62回講談社児童文学新人賞佳作 ★講談社児童文学新人賞、選考委員の如月かずさ氏、大絶賛! 「選考委員の立場も忘れて夢中で読みました! 硬派なのに驚くほど読みやすく、物語の世界にいっきにひきこまれます!」 ★全国の書店員さんからのアツい推薦コメントもたくさん! 「対照的な女の子コンビが駆けぬけるゴシックファンタジー! 最高のおもしろさ、保証します!」――未来屋書店有松店 富田晴子 「冒頭からカトリの突きぬけた強さにしびれました!」――うさぎや矢板店 山田恵理子 「原因不明の“眠り病”を阻止するため、運命に流されまいとするふたりの姿は力強くもしなやか」――ジュンク堂書店藤沢店 鈴木沙織 「クライマックスには大人の私もドキドキハラハラ。ぜひシリーズ化していただきたいです!」――有隣堂町田モディ店 原田明美 「私たちの足元にも謎が埋まっているかもしれないと、この物語が教えてくれる」――あおい書店富士店 鈴木裕里 「挫折しながらもやり遂げていく姿が見えるようでした」――宮脇書店境港店 林雅子 「ドキドキをも連れてくるミステリーファンタジー。大人も夢中になる本でした」――夢屋書店ピアゴ幸田店 金澤成代 「すこしずつ謎が明らかになっていくその過程が本当におもしろかった!」――未来屋書店 ボンベルタ成田店 森川由香 「カトリとリズの、勇気と頭脳と行動力に乾杯!!」――文真堂書店ビバモール本庄店 山本智子

ユーザーレビュー

  • カトリと夜の底の主

    Posted by ブクログ

    これまで街を脅かしていたすべての怪異の謎が明らかになる巻。カトリには新しい道が開けて、リズは自分の生き方に関する十用な決断をする。2人の道が別れたことは寂しいけれど、2人が進んだ未来でまた道が交わることを信じたいと思う。次はロンドン編的な…?続きがまたあると信じて待ちたい

    0
    2025年08月26日
  • カトリと霧の国の遺産

    Posted by ブクログ

    「カトリ」シリーズの第二弾。博物館で働くようになって半年たつカトリ。博物館で起きた行方不明事件に巻き込まれる形で解決に挑む。

    本作では主人公のカトリがアカデミアの世界に飛び込む中で難しさや葛藤を描いている。19世紀だと現代よりも遥かに大変そう。

    これまでの事件の全貌が少しずつ明かされてくるなど世界観が広がってきた。今後の展開も楽しみ。

    0
    2025年08月26日
  • カトリと眠れる石の街

    Posted by ブクログ

    「カトリ」シリーズの第一弾。鍛冶屋の娘のカトリが眠り病の解決にリズと共に挑むファンタジー。19世紀のエディンバラを舞台にしており、なかなか手の込んだ作品。

    0
    2025年08月26日
  • カトリと夜の底の主

    Posted by ブクログ

    「カトリ」シリーズの第三弾。19世紀のエディンバラを舞台に不可思議な事件に主人公のカトリとリズが解決に挑む。

    ここまでの事件では、巻き込まれていたが、本作では積極的に関わっていく。事件への関わり方に違いがある。また前作のラストをキッカケにカトリ、リズの両者に関係性に転機がある。

    本作でいったん終りなのだろうか?ティーン向けファンタジーではあるが設定も凝っていたし、面白いシリーズなので次の舞台での続きもいつか読んでみたい。

    0
    2025年08月26日
  • カトリと夜の底の主

    Posted by ブクログ

    リズー!!!!
    エディンバラ編完結、とあって、これが第一部完、ということなんだろうと思って読んでいたけど、あまりにも続きがほしいラストだった…。

    三作目は、前作で不穏な動きをしていたリズが、最初からやはり不穏な動きをするところからはじまる。カトリも時を同じくして、博物館で不思議な書類を見つける。カトリとリズは、また2人でマッセルバラに向かい、謎を追う。

    カトリとリズの友情の物語でしたね。誰になんと言われようと、友情を描いた三作だった。
    分かれ道まで2人で歩いた事実と思い出は、ずっと2人を支えるのだろう。

    次回作、成長した2人に出会えるんですよね?!そうですよね?!ジェイクも登場しますよう

    0
    2025年08月24日

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