東曜太郎のレビュー一覧

  • カトリと夜の底の主

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    これまで街を脅かしていたすべての怪異の謎が明らかになる巻。カトリには新しい道が開けて、リズは自分の生き方に関する十用な決断をする。2人の道が別れたことは寂しいけれど、2人が進んだ未来でまた道が交わることを信じたいと思う。次はロンドン編的な…?続きがまたあると信じて待ちたい

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    2025年08月26日
  • カトリと霧の国の遺産

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    「カトリ」シリーズの第二弾。博物館で働くようになって半年たつカトリ。博物館で起きた行方不明事件に巻き込まれる形で解決に挑む。

    本作では主人公のカトリがアカデミアの世界に飛び込む中で難しさや葛藤を描いている。19世紀だと現代よりも遥かに大変そう。

    これまでの事件の全貌が少しずつ明かされてくるなど世界観が広がってきた。今後の展開も楽しみ。

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    2025年08月26日
  • カトリと眠れる石の街

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    「カトリ」シリーズの第一弾。鍛冶屋の娘のカトリが眠り病の解決にリズと共に挑むファンタジー。19世紀のエディンバラを舞台にしており、なかなか手の込んだ作品。

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    2025年08月26日
  • カトリと夜の底の主

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    「カトリ」シリーズの第三弾。19世紀のエディンバラを舞台に不可思議な事件に主人公のカトリとリズが解決に挑む。

    ここまでの事件では、巻き込まれていたが、本作では積極的に関わっていく。事件への関わり方に違いがある。また前作のラストをキッカケにカトリ、リズの両者に関係性に転機がある。

    本作でいったん終りなのだろうか?ティーン向けファンタジーではあるが設定も凝っていたし、面白いシリーズなので次の舞台での続きもいつか読んでみたい。

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    2025年08月26日
  • カトリと夜の底の主

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    リズー!!!!
    エディンバラ編完結、とあって、これが第一部完、ということなんだろうと思って読んでいたけど、あまりにも続きがほしいラストだった…。

    三作目は、前作で不穏な動きをしていたリズが、最初からやはり不穏な動きをするところからはじまる。カトリも時を同じくして、博物館で不思議な書類を見つける。カトリとリズは、また2人でマッセルバラに向かい、謎を追う。

    カトリとリズの友情の物語でしたね。誰になんと言われようと、友情を描いた三作だった。
    分かれ道まで2人で歩いた事実と思い出は、ずっと2人を支えるのだろう。

    次回作、成長した2人に出会えるんですよね?!そうですよね?!ジェイクも登場しますよう

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    2025年08月24日
  • カトリと夜の底の主

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    この時代の女子教育について結構本腰を入れて描写するんだなと思ってたら話のステージが一気に上がって驚きました。第一部完、第二部突入!乞うご期待! って感じのラストだった。今後の時代の変遷を背景にした生涯をかけての対決になるのでしょう。これはずいぶん楽しみだ。

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    2025年07月20日
  • カトリと眠れる石の街

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    ネタバレ

    表紙の装丁がちょっと古い感じだったので、じつはあまり期待せずに読んだのだが、予想に反してとてもおもしろいお話だった。
    舞台は19世紀のイギリス、エディンバラ。旧市街に住む金物屋の娘カトリと新市街のお嬢様リズの2人が、街で流行し始めた奇病について調べるという話。ファンタジー×ミステリー。登場人物も魅力的だし、話もおもしろかった。
    続きがあるみたいだけど、マナドッグ・ムンヴァイルについて深掘りしてくれるのかな?

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    2025年05月18日
  • カトリと霧の国の遺産

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    ネタバレ

    カトリシリーズ第二弾!リズもジェイクも引き続き登場。不思議な事件の裏にはまたもやマナドック・ムンヴァイルの影が。リズの謎の行動が気になりすぎて次巻が楽しみ。ゲール語も登場し、ケルト好きな人にささる世界観。

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    2024年10月24日
  • カトリと眠れる石の街

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    面白かった!
    お話としては理解しやすく王道の流れ、ミステリーのジャンルではありますが謎解き要素は薄め…ですが、主人公のカトリとその友人のリズが恐ろしくアクティブで、地道な調査にも、大人の無理解にも根気強く立ち向かう様が読んでいて痛快です。
    探偵はおらず、頭脳で解決するというより、子どもたちがバイタリティで謎をねじ伏せる感じでした。笑

    漢字について、読みやすさを重視した上で漢字を多用しているという印象。ふりがなは小学校で習うものにはついていない印象ですが、責任、否定、表情、などの熟語にはふってあったりもします。漢字が恐ろしく苦手でなければ中学生には大丈夫そう。

    文字の大きさは小さめですが読み

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    2024年08月14日
  • カトリと霧の国の遺産

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    偶然手に取った一冊、面白かった!
    19世紀後半のエディンバラにある、とある博物館が舞台。
    寄贈された品物を調べる内に、それの持つ不思議な力に巻き込まれ…
    主人公カトリが見つけたネブラ(霧)の中でも進む方法は、現実の私たちにも共通する。

    著者に所縁のある土地ということで、街や登場人物から翻訳物のような雰囲気を感じて、そこがまた好み。
    空想と現実が行き交うストーリーだけど、絶妙に現実の延長線上、かつて本当にあったかもしれない、と思わされる。これも時代や場所の設定が活きてる気がする。

    シリーズ一作目も続けて読みたい。そして、続編に期待!

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    2024年08月02日
  • カトリと霧の国の遺産

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    19世紀のエディンバラを舞台にしたミステリーファンタジー第2作目。謎と登場人物たちが抱える悩みがリンクしていて何かいいんだよな。このシリーズ好き!続きがとっても楽しみ。美味しい紅茶とスコーンが食べたくなった。

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    2024年07月16日
  • カトリと霧の国の遺産

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    個人的には、前作よりも面白かったと思う。
    カトリやリズに加えて、カトリの友達ジェイクも大活躍する。
    前作で、未来に希望を見つけて進んだカトリに、迷いが生じ始める。それがリアルで、共感をよぶ。リズとカトリの友情が深まっているのを感じられるのも良かった。前作とのつながりも組み込まれていて、ドキドキハラハラしっぱなし。
    続編も楽しみ。パワーアップした、カトリとリズに会えそう。

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    2024年04月22日
  • カトリと霧の国の遺産

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    かなりこわかった。今まで読んだ本の中で、こわさは上位に入る。
    将来のこととか生き方とかについて迷っていると、別の世界に連れ込まれちゃう。ぼくは、だいじょうぶだと思うけど、そういうふうになる可能性があるのがこわい。それから、解決していないのがこわい。早く次の巻が読みたい。
    リズがカトリを助けるためにがんばっていたのが、いいなと思った。でも、あの本を手に入れた。リズも親のこととかで悩んでいるから、自分が入ったり、親を送ったりしないか、心配。(小6)

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    2024年03月17日
  • カトリと霧の国の遺産

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    ネタバレ

    はー、面白かった!!
    エディンバラを舞台にした中世ファンタジー、第2弾。

    今回はとある年代記にまつわる
    霧の国の謎に巻き込まれるカトリとリズ。

    根底の謎に、古代の怪物の存在があり、最後のリズの怪しい動き。もっとボリュームをつけても面白そうなエピソードだったけど、さらっと終わった印象。リズの動き以外は。
    カトリが悩みながら、霧のなかをすすむ決断をするところもよかった。

    続編がまたたのしみ!!!!!

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    2023年12月09日
  • カトリと眠れる石の街

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    カトリの住んでいる街に眠り病みたいのが流行って、それを友だちと解決する話だった。ホラーではないけど、全体的にこわい感じ。
    最初は、病の原因は、ようかいみたいなものかと思った。でも、実際は宇宙人と人間で、びっくりしたし、おもしろかった。ただ、そんな宇宙人が本当にいたら、こわい。
    ぶたいは、エディンバラ。グラスゴーも近い。ぼくは、この辺りはこわいからあまり行きたくない。いろんな国に民話とか神話とかがあって、そういうのを元にした物語がたくさんあるけど、このお話は意外なことばかりで驚いてばかりだった。作者の人は、よくこういうことを思いつくなーと思った。
    一緒に事件を解決するリズの家の御者のビルが好きだ

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    2023年10月21日
  • カトリと眠れる石の街

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    ネタバレ

    発売前からすっごく楽しみにしていた一冊!!
    二人の少女が19世紀エディンバラの街を舞台に眠り病の謎を解くミステリーファンタジー。

    眠り病の謎解きが…まさかのホラーで、
    いやいやそうきたか、と。
    後半、街の雰囲気も相まってぞっとしながら読みました。


    カトリとリズの謎解きコンビ、
    頭の回転の良さが心地よくてとてもよい。
    民俗学や街の謎を織り込んでいく感じも好み!!
    これは続編を熱望。

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    2022年11月06日
  • カトリと夜の底の主

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     第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第3作。装丁、挿画が私の大好きなまくらくらまさんだったのが、読むきっかけだったんですけど、でも児童文学も結構たのしいっ!って思えたシリーズです。

     物語の舞台は19世紀後半、スコットランドの都市エディンバラ。カトリは勤務する博物館の資料室で、謎の天体図を見つける。同じころ疎遠だったリズから手紙が届いたことを契機に、調査のためマッセルバラにふたりで行くことに…カトリとリズの冒険が幕をあける…。

     ちょっと切ない展開でしたね(ノД`)・゜・。この作品で“エディンバラ編”は完結のようです。次作は“ロンドン編”ということになるのか

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    2025年11月03日
  • カトリと霧の国の遺産

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    博物館で働くことになったカトリ。古物収集家のコレクション整理をする中で、特別展に訪れた人が次々に行方不明になる事件に遭遇する。カトリが成長するに伴い抱えた不安がうまく物語と絡み合っていく展開で面白かった。不安でも、迷っても"霧の中を進むだけ”と前を向いた彼女の強さがとても好き。

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    2025年08月14日
  • カトリと霧の国の遺産

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    カトリが博物館で働くことになってから半年がたったある日、博物館に大量の寄贈品があった。
    寄贈主は、ジョージ・バージェスという古物収集家で、彼は生前、自分のコレクションをけっして人には見せなかったという。コレクションの整理をするカトリは、寄贈物のどれもが「ネブラ」という国にまつわるものだと気が付くが、博物館の研究者を含め、だれもそのような国を知らないという。
    この寄贈物は、歴史的な新発見につながる本物なのか? 偽物なのか?寄贈物の真偽が明らかにならないまま、博物館ではバージェスの寄贈物を集めた特別展が開催されることに。
    しかし、この特別展に訪れた人は、次々に行方不明になっていくようで……。
    シリ

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    2025年07月26日
  • カトリと眠れる石の街

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    舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。街の中に蔓延する眠り病の原因が、自分が住んでいる旧市街の中にあるのではとリズに指摘されたカトリは、ふたりで眠り病の原因をつきとめに行く。患者が発生するタイミングを調べ、街の歴史を紐解きながら、眠り病の原因を探しもとめるふたり。そのうち、旧市街が隠している「大きな秘密」がわかってきて……。
    児童書なのでサクサクと読めました。そして面白い!たまには児童書もよいものです。

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    2025年07月26日