ヨーロッパ 繁栄の19世紀史 ──消費社会・植民地・グローバリゼーション

ヨーロッパ 繁栄の19世紀史 ──消費社会・植民地・グローバリゼーション

825円 (税込)

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第一次世界大戦前、イギリスを中心にヨーロッパは空前の繁栄を誇っていた。蒸気船が大洋を駆け巡り人や物資を運び、電信が普及、グローバリゼーションが急速に進展し、富がヨーロッパに集中したのである。また、この時期に人々の生活水準が上昇、市民社会が形成され、余暇も誕生した。しかし、そのような繁栄の裏には、搾取され続けた植民地と、奴隷にされた人々の犠牲があった。本書は、そのようなヨーロッパの光と闇の両面を描き出す。

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ヨーロッパ 繁栄の19世紀史 ──消費社会・植民地・グローバリゼーション のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    著者の「近代世界システムは工業国と資源国という構図だけで語られるべきものではなく、物流(海運、鉄道)・金融(電信決済・保険)をどこが握っていたかという視点が不可欠」「イギリスがヘゲモニー国家たり得たのはまさにそれらを同国が握っていたから」という視点からの19世紀ヨーロッパの諸相の描写。
    同著者の著書

    0
    2021年06月14日

    Posted by ブクログ

    今年(2018)の読書の収穫の一つとして、ライバル多い欧州国のなかで、産業革命をイギリスがなぜ先んじて成功させられたのか、またイギリスが覇権を握れたのは、工業国として成功よりも、ライバルが成長しても自国にお金が落ちるシステムを作り上げたからだ、というこの本の著者の玉木氏の本を読んで、長年のもやもやが

    0
    2018年09月24日

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