作品一覧

  • 日本1 現地取材! 世界のくらし
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    1~20巻3,520~3,850円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 四季折々の美しい自然と地方ごとに多様な風習がみられる日本。ふだんは当たり前に思うようなことも、客観的な視点から見ると、稀有な食習慣や年中行事がたくさんあります。伝統的な産業についてのページでは、熊本県八代市の畳職人さんを紹介。畳が作られる工程も詳しく写真で解説しています。また、「子ども食堂」の取り組みや、群馬県の多文化共生地域など、SDGsにかかわる内容も充実。日本の魅力が再発見できる一冊です。
  • 物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで
    4.3
    1巻990円 (税込)
    16世紀、スペイン王権との戦いから「低地諸州」(ネーデルランデン)北部のオランダは独立する。商機を求めてアジアや新大陸へ進出。いわゆる大航海時代に新教徒中心の共和国は、世界でも最有力の国家となった。  だが、四次にわたる英蘭戦争、フランス革命の余波により没落し、併合の憂き目に遭う。ナポレオン失脚後は王国として復活し、自由主義的な改革を実践していく。  20世紀以降は、寛容を貴ぶ先進国として異彩を放つ偉大な「小国」となった。  本書は、大航海時代から現代まで、人物を中心に政治、経済、絵画、日本との交流などを描く。      目 次 第1章 反スペインと低地諸州の結集―16世紀後半 第2章 共和国の黄金時代―17世紀 第3章 英仏との戦争、国制の変転―17世紀後半~19世紀初頭 第4章 オランダ人の海外進出と日本 第5章 ナポレオン失脚後の王国成立―19世紀前半 第6章 母と娘、二つの世界大戦―19世紀後半~1945年 第7章 オランダ再生へ―1945年~21世紀 以上

ユーザーレビュー

  • 物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで

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    17〜18世紀前半までの勢いが予想以上にすごいものだった。今のオランダは小国というイメージだが、この時代においては軍事的にも経済的にも世界の覇権を握っていた。

    現代においてもオランダについても興味深い点がいくつか挙げられている。戦後オランダは寛容な国として移民受け入れに積極的だった。しかし近年では否定的な風潮に変わっている。

    (後で追記、、

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    2021年04月14日
  • 物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで

    Posted by ブクログ

    いやぁ~真面目な著者ですねぇ。
    新書というスタイルは専門家が学術書から離れ、一般人を対象にするのだから、少しズッコケて書くのは暗黙のルール。
    この著者もできるだけそうするよう努めているのだが、真面目な本質は変えられない。
    実に本格的なオランダの歴史書になっている。
    日本人がこれだけ他国の歴史に詳しいって、面白いですね。
    多分どのオランダ人より詳しいかも知れない。
    本人も日本史に関しては、これほど詳しくないんじゃないかと思わされる。
    オランダ史のほとんどが網羅されているといっていいでしょう。
    ですから、読みにくさは確かにあります。
    ぼく自身は、(江戸時代と現代の)オランダ人の国民性の秘密はどこに

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    2017年11月26日
  • 物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで

    Posted by ブクログ

    16世紀からのオランダの歴史をまとめた1冊。中公新書の歴史シリーズは3冊目だが、かなり面白く読めた。各国史を読んでいくと他国との違いや国民性までわかってとても興味深い。
    オランダ史から私が得た印象は「狡賢い」である。正義であるようで、一方植民地では残忍な統治を行なったり、かと思えばしなやかに問題を解決したりもする。とても好きな国だ。
    文章もかなり読みやすい。政治だけでなく文化や日蘭関係など読者の興味を持ちやすいトピックも漏らさず書いてくれている。おすすめの1冊だ。

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    2020年06月21日
  • 物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで

    Posted by ブクログ

    ハプスブルク家のスペイン王権は、その狂気をも感じる対応で異端を取り締まりました。スペイン軍に脅威を感じたオランダのウィレムは、フランスを主としたヨーロッパの新しい思想(宗派)もあり、このような強硬路線に対する中で独立という道へとたどり着きます。この独立からナポレオンやナチスドイツの占領を経て、独自の生き残りを模索していくオランダ。大国に翻弄された歴史は最終的に王国という選択にたどり着きます。その歴史を物語として読むことで、なぜ今の形に落ち着いたのかを知ることができると思います。オランダといえば、江戸時代中心に日本とも関係の深い国というイメージがあります。その関わりについても書かれていて面白く読

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    2017年10月04日
  • 物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで

    Posted by ブクログ

    中公新書の物語歴史シリーズの一冊。寛容の国と言われるオランダのスペインからの独立から現代までをまとめた一冊。ちょうど宗教改革期に独立戦争があり、各宗派が妥協しながら国を作り、かつ新教派が主導権をとったために宗教の自由を重んじるのが立脚点にあった。とはいえあくまで白人キリスト教の枠組みのなかでの自由であるために、奴隷貿易もするし、インドネシアの植民地支配も第二次大戦後まで執着する。それは国土が狭く海外への進出が不可欠であったことも理由だった。必要にせまられ、学びつつ進化して現在の寛容さ、大人の国に成熟していった姿がわかりやすい。

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    2017年07月14日

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