石野裕子の作品一覧

「石野裕子」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!

ユーザーレビュー

  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
    ムーミンやマリメッコ、福祉国家、進んだ教育、サウナというイメージで日本人にも馴染みが深いフィンランドという国が、ロシアやスウェーデン、デンマークにドイツといった大国に挟まれ、紆余曲折しながら1917年に独立を勝ち取り、ノキアの成功とともに成功を勝ち取ってきた歩みを入門的に概観できる良書。スウェーデン...続きを読む
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
    フィンランドの特徴

    スウェーデンとロシア、以後、ドイツとロシアのパワーバランスに翻弄された北欧の小国

    ・アジア起源の民族であるという風評があるも事実ではない
    ・北欧4国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド)の言語が、印欧語系であるに対し、フィンランド語は、フィン・ウゴル語系、なの...続きを読む
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
    フィンランドの歴史を通覧する一冊。政治体制から文化まで幅広く書かれている。近代の記述に重きをおいているので、19世紀までは駆け足だけど、全体的に読みやすい。

    個人的には第二次大戦後にソ連と結んだFCMA条約が印象的。条文に「大国間の利害紛争の外に留まりたい」という一文を入れさせることで内政干渉に対...続きを読む
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
    コンパクトに一刻の通史が学べる物語シリーズ。今まで読んだものはレベルが高く、安心して読めるシリーズである。今回は私が訪問した中でも最も好きな国、フィンランド。なんどか歴史の本も読んだが、本書がいちばんよくまとまっていてわかりやすいと思う。とくに著者の得意とする国際関係学からみた、対ソ戦の「冬戦争」か...続きを読む
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年
    フィンランドはロシアから独立した。ロシア支配下は過酷という印象があるが、最初から必ずしも当てはまるものではない。フィンランド大公国としてロシア帝国とは別の国として扱われた。皇帝が支配する帝国の方が後のソビエト連邦やロシア連邦よりも異民族の自治を認める面がある。連邦という体制は分権的に見えるが、実は中...続きを読む

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