作品一覧

  • 各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑

    各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑

    ビジネス・実用

    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    建築がわかれば、歴史がわかる! 世界史を建築目線で解剖する「各国史がわかるシリーズ」から北欧・フィンランドが登場! 「建物には、それに関わった人びとの時間が流れています。建物そのものが有名なこともあれば、そこに住んでいた人物が歴史に名を残していることもあります。また、名もなき人びとの営みが積み重なってできた町に、特別な意味が宿ることもあります。本書では、そうした多様な視点から建物と人びとの関係を見つめていきます。」(はじめにより) 世界幸福度ランキングでも長年トップにランクインするフィンランド。「日本から一番近いヨーロッパ」として人気の旅行先の一つです。ですが、その歴史をたどってみると、スウェーデンとロシアという大国に挟まれた土地柄ゆえの翻弄と激動の歴史がありました。 本書では、先史時代から現代にいたるまで、フィンランドの各時代を象徴する出来事や人物を、その舞台や背景となった建物と一緒に解説しています。 「ヘルシンキ大聖堂」や「国立博物館」など観光地の歴史を知るもよし、「アルヴァ・アールト」や「ザカリアス・トペリウス」など偉人の歴史とゆかりの建物を知るもよし、歴史的な事件の舞台を知るもよし。 どのページから読んでも、「意外と知らないフィンランドの歴史」を深堀りできること間違いなしの一冊です。 【目次】 フィンランドってどんな国? Chapter01 先史時代のフィンランド Chapter02 スウェーデン統治時代のフィンランド Chapter03 ロシア帝国統治時代のフィンランド Chapter04 独立~大戦期のフィンランド Chapter05 近現代のフィンランド

    試し読み

    フォロー
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

    物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    古来よりスウェーデン王国下にあったフィンランド。19世紀にロシア帝国下、「大公国」となり広範囲な自治を獲得。ロシア革命、大規模な内戦を経て独立する。第2次世界大戦では、ソ連に侵略され領土割譲。その後ナチ・ドイツに接近し、近親民族の「解放」を唱えソ連に侵攻するが敗退。戦後は巨大な隣国を意識した中立政策を採りつつ、教育、福祉、デザイン、IT産業などで、特異な先進国となった。本書は、「森と湖の国」の苦闘と成功を描く。 目次 序章 フィンランド人の起源―「アジア系」という神話 第1章 スウェーデン王国の辺境―13世紀~19世紀初頭 第2章 ロシア帝国下の「大公国」―19世紀~第一次世界大戦 第3章 揺れる独立国家フィンランド―内戦~1930年代 第4章 二度の対ソ連戦争―第二次世界大戦下、揺れる小国 第5章 苦境下の「中立国」という選択―休戦~東西冷戦期 第6章 西ヨーロッパへの「接近」―ソ連崩壊~21世紀 終章 21世紀、フィンランドという価値

ユーザーレビュー

  • 各国史がわかるシリーズ 歴史が見えるフィンランド図鑑

    Posted by ブクログ

    建築の人間だからそう思うのかもしれないけど、ただ有史からの歴史を文章でよむより、その時代を建物の絵で説明されると不思議と興味がわいて頭に入りやすい。好印象の本づくりだなと思いました。

    0
    2026年08月30日
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

    Posted by ブクログ

    ムーミンやマリメッコ、福祉国家、進んだ教育、サウナというイメージで日本人にも馴染みが深いフィンランドという国が、ロシアやスウェーデン、デンマークにドイツといった大国に挟まれ、紆余曲折しながら1917年に独立を勝ち取り、ノキアの成功とともに成功を勝ち取ってきた歩みを入門的に概観できる良書。スウェーデン語が公用語の長い時代を経て、フィンランド人としてのアイデンティティを勝ち取り、ラップランドの住民たちと移民の融和の歩みをSISUの精神のもと感じられる。世界一まずいお菓子サルミアッキを噛み締めながら、じっくり2回か3回は読んでおきたい本だ。

    0
    2023年12月10日
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

    Posted by ブクログ

    フィンランドの特徴

    スウェーデンとロシア、以後、ドイツとロシアのパワーバランスに翻弄された北欧の小国

    ・アジア起源の民族であるという風評があるも事実ではない
    ・北欧4国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド)の言語が、印欧語系であるに対し、フィンランド語は、フィン・ウゴル語系、なので、フィンランド人は、ヨーロッパとは異なる民族であるとの印象が強い。
    ・第二次世界大戦までは、フィンランド人も、自分自身をアジア系であって、ヨーロッパの外の存在と考えていた。
    ・日本人にとっては、シベリウス、ムーミン、ノキアの国
    ・第二次世界大戦では、ドイツの友好国として対ソ連戦に参加した枢軸国の一国であった

    本書は、13世紀のスウェーデン王国の統治下から物語が始まる。

    (スウェーデン統治時代 1155?~1809)
    ・北の十字軍の遠征を3度受ける 
    1155年 スウェーデン王 エーリク
    1249年 スウェーデン貴族 ビルイェル・ヤール
    1293年 スウェーデン 東カレリア地方まで拡大

    ・1323年 パハキナサーリ条約 スウェーデン・ノヴゴロド間でカレリア地峡の国境画定
    ・1362年 スウェーデン王選出の権利を得る⇒フィンランドはスウェーデンの一部と認められた
    14世紀に、ペストまん延するも、フィンランドには影響がなかったようだ

    スウェーデン統治下でのおきた戦争を 〇〇の怒りという
    1495~97年 古き怒り モスクワ大公との紛争
    1570~95年 長き怒り ロシアとの紛争、フィンランドが舞台に
    1713~21年 大いなる怒り ロシアに占領 (1700~21年 北方大戦争の一部)

    1808~09年 スウェーデン・ロシアによるフィンランド戦争勃発 ハミナ講和条約の結果、フィンランドはロシアへ割譲される

    (ロシア統治時代:フィンランド大公国)
    1809~1850年代  ロシア統治時代初期 経済はロシアと分離して扱われる
    1850年代~1870年代 
     自由化の時代 広範囲の自治の時代 ロシア皇帝アレクサンドル2世の銅像がいまもヘルシンキに残る善政の時代
     我々はもはや、スウェーデン人ではない、さりとて、ロシア人にはなれない、フィンランド人でいこう
     ロシアにとっても、フィンランドをスウェーデンから分離することで統治を容易にするというメリットがあった
     大叙事詩 カレワラの収集と編纂の時代

    1880年代~1914年 ロシア化政策の時代 自治の制限、ロシア帝国に組み込むための政策が実行 ニコライ2世の時代 対ドイツの時代
    1914年~1917年 独立期 第2次ロシア化政策、シベリウスのフィンランディア

    (独立、内戦)
    1917年~1930年代 独立宣言 その後、親ドイツ派(白衛隊)と、親ロシア派(赤衛隊)との内戦に突入
    1917年 レーニンのボリシェヴィキ政権が、ブレスト=リドフスク条約により、フィンランド国内のロシア兵2万5千人をロシアへ撤収
    白衛隊が勝利し、赤衛隊は、旧フィンランド領であるカレリア地方に退却、これが、大フィンランドにつながっていく。白衛隊はカレリアをも統合しようとしている(1918年)
    1922年 オーランド諸島の帰属をめぐって問題化、新渡戸稲造が国連事務局次長として解決に関与

    1939年 第一次ソ連・フィンランド戦争勃発 冬戦争
    1941年 第二次ソ連・フィンランド戦争勃発 継続戦争 大フィンランド カレリア奪取を計画、
    1944年 ソ連・イギリスと休戦条約 フィンランドの第二次世界大戦は終わる

    以後、ソ連崩壊まで、親ロシア路線の中立国として冷戦を生き抜く サウナ外交とフィンランド化

    1989年 ソ連崩壊にともない、ロシアと新友好条約を締結、EU加盟へ、さらに、2022年NATO加盟へ

    目次

    はじめに
    第1章 スウェーデン王国の辺境 13世紀~19世紀初頭
    第2章 ロシア帝国下の「大公国」 19世紀~第一次世界大戦
    第3章 揺れる独立国家フィンランド 内戦~1930年代
    第4章 二度の対ソ連戦争 第二次世界大戦下、揺れる小国
    第5章 苦境下の「中立国」という選択 休戦~東西冷戦期
    第6章 西ヨーロッパへの「接近」 ソ連崩壊~21世紀
    終章  フィンランドという価値
    あとがき
    主要参考文献
    付録

    0
    2022年09月06日
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

    Posted by ブクログ

    フィンランドの歴史を通覧する一冊。政治体制から文化まで幅広く書かれている。近代の記述に重きをおいているので、19世紀までは駆け足だけど、全体的に読みやすい。

    個人的には第二次大戦後にソ連と結んだFCMA条約が印象的。条文に「大国間の利害紛争の外に留まりたい」という一文を入れさせることで内政干渉に対抗したという下りは、ギリギリの選択の中で中立たらんとしたフィンランドの姿勢がよく出ている。

    スウェーデンやロシアといった強国に取り込まれたり、付かず離れずの位置に収まったり、複雑な歴史があったんだな。ムーミンやサンタ、北欧雑貨やハイテク産業以外のフィンランドを知られて良かった。

    0
    2018年09月02日
  • 物語 フィンランドの歴史 北欧先進国「バルト海の乙女」の800年

    Posted by ブクログ

    コンパクトに一刻の通史が学べる物語シリーズ。今まで読んだものはレベルが高く、安心して読めるシリーズである。今回は私が訪問した中でも最も好きな国、フィンランド。なんどか歴史の本も読んだが、本書がいちばんよくまとまっていてわかりやすいと思う。とくに著者の得意とする国際関係学からみた、対ソ戦の「冬戦争」から冷戦期の乗り切り方が、外交視点からわかりやすく解説されている。ソ連に配慮しながら、実質的な独立を維持した手法は、今後のアジア情勢の中で日本も参考にできそうだ。夏に行くと非常に明るい国で70年前からつい最近まで、こんな苦労してたんだと驚き、彼らの国民性”シス”を感じられる。

    0
    2017年11月19日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET