記者作品一覧

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  • 「須磨明石」殺人事件 <新装版>
    4.0
    「明石原人」を取材中の新聞記者・前田淳子が須磨駅で行方を絶った。新聞社の依頼を受けた浅見光彦は、彼女と最後に会った、女子大の後輩・崎上由香里とともに捜索を開始する。事件当日、須磨浦公園駅のロープウェイ乗り場にいた不審な二人連れの男の足取りを追うが…。悲劇は悲劇を呼び、事件は恐るべき連続殺人へ。そしてついにつきとめた意外な犯人! 長篇旅情ミステリー。
  • 西郷隆盛と西南戦争を歩く
    4.0
    なぜ挙兵したのか? 熊本城炎上の原因は? 西郷家と大久保家「不仲説」の真相は? NHK熊本「西南戦争140周年シリーズ」取材記者が古戦場を歩き、日本最後の内戦の謎に迫る! 明治10年(1877年)、西郷隆盛率いる薩摩軍と明治政府軍が九州各地で激突し、約7ヶ月間にわたって戦闘が続いた。両軍あわせて1万4000人余りが命を落とした西南戦争は、近代日本最後にして最大の内戦であった。 だが、140年以上の時を経ても、いまだに多くの謎が残されている。 「政府に尋問の筋これ有り」とする西郷の挙兵理由は本当なのか? 熊本城はなぜ炎上したのか? 最大の激戦「田原坂の戦い」で薩摩軍が不可解な挙動を繰り返したのはなぜか? 連隊旗を奪われるという大失態をおかした政府軍の乃木希典はなぜ「切腹」しなかったのか? また、藩主・島津家が博愛精神を是としてきたにもかかわらず、戦後も長らく鹿児島において分断が続き、わだかまりが残ってしまったのはなぜか?…… 著者は九州各地の史跡を訪ね歩き、関係者への聞き取りを重ねながら、西南戦争の謎に迫っていく。西郷・大久保の両家がとうの昔に「和解」し、婚姻関係まで結んでいたことや、日本赤十字の発祥が西南戦争にあったことなど、日本史好きの興味をくすぐるエピソードも満載。 前提知識なく読めて、ためになる歴史紀行文!
  • 松風の記憶
    4.0
    巡業先の広島の古刹で変死した、歌舞伎俳優・浅尾当次。その報を竹野記者から受けた雅楽は、親友である当次の死に疑問を持つ。一方、女子高校生の仲宮ふみ子は、修学旅行で当次の亡くなった古刹を訪れていた。数年後、ふみ子は、当次の長男・当太郎と運命的に出会う――著者の初長編『松風の記憶』。美しい演出家未亡人と若き劇団員が絡み合う、劇団ツバメ座で起こったふしぎな事件の真相を、竹野記者の手記のみから雅楽が推理する『第三の演出者』。戸板康二が遺した雅楽もの長編を完全収録。資料も充実の《中村雅楽探偵全集》シリーズ最終巻。【収録作】「松風の記憶」/「第三の演出者」/中村雅楽エッセイ=戸板康二/徳間ノベルズ版『松風の記憶』 あとがき=戸板康二/講談社文庫版『松風の記憶』 後記=戸板康二/創元推理文庫版編者解題=日下三蔵
  • 最後の乗客
    4.0
    新聞記者のケイトは最愛の夫の死から立ち直れずにいたが、そろそろ前を向こうとしていた。そんな矢先、同業だった夫が最後に調べていた案件を引き継ぐことになる。それは、実業家のフェルドマンが手がける奇妙なプロジェクトについてだ。一九三九年、航海中の貨物船が、漂流するナチスの船を発見した。漂流船の晩餐室に用意された料理は出来立てにもかかわらず、乗員、乗客は見つからなかった。―たったひとりのユダヤ人の赤ん坊を除いては。そんな謎に満ちたヴァルキリー号を、フェルドマンがふたたび航海に出そうとしているらしく―。
  • AIの世紀 カンブリア爆発
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    著者は、2010年から人工知能を追ってきた新聞記者。コンピューターとプロ棋士との対決を追ったルポが共著としてあるが、単著としては処女作になる。 「カンブリア」は、地球上の生物が爆発するかのうように一気に増えた「カンブリア紀」のこと。また「機械」は、人工知能を搭載したロボットをはじめとする「非人間」のすべてを指す。100年後、200年後、現代は「機械カンブリア」と呼ばれているかもしれないと人工知能の研究者が言ったという。そこから引いたタイトル。 人間の生活環境や労働環境、幸福観をがらりと変えるとされている人工知能。ロボットやインターネット、ビッグデータなど、関連分野の研究現場(企業・大学)を数多く取材し、その現在を一般にわかりやすくまとめた書き下ろし。人工知能がもたらすのはディストピアかユートピアか。技術・研究解説にとどまらず、研究者の迷いや、人間社会の未来像にまで言及した力作。
  • 慟哭の通州――昭和十二年夏の虐殺事件
    4.0
    1巻1,527円 (税込)
    新資料多数発掘! 写真・図版100点以上収録で明かされる、80年後の真実。中国兵に虐殺された邦人250余名の非命をたどる血涙ノンフィクション。 序章 虐殺の城門へ 第一章 通州城、その前夜 冀東防共自治政府と殷汝耕 閉められた城門 七月二十九日、黎明に響く銃声 第二章 血染めの遺書 奇跡の妊婦二人 血染めの日記帳 浜口茂子の遭難記 通州事件関連の写真・図版集成 第三章 日本人街の地獄、その検証 安藤記者の脱出記 ある留学生による救援現場報告書 荒牧憲兵中尉の調書・検証 第四章 私はすべてを見ていた――佐々木テンの独白 昭和天皇と因通寺 佐々木テンの独白 第五章 救援部隊到着――連隊長以下の東京裁判証言録 萱嶋連隊、通州に反転 「東京裁判」での証言 外務省の事件処理 第六章 現地取材はどう報道されたか 衝撃を伝える新聞各紙 吉屋信子の憤怒 アメリカ人ジャーナリストの目 第七章 日本人襲撃は国民党との密約・陰謀だった 実は、同時多発テロ計画だった 張慶余『冀東保安隊通県反正始末記』 終章 「あとがき」に代えて
  • 仏蘭西浪漫探偵譚 水晶と天鵞絨
    完結
    4.0
    全1巻666円 (税込)
    【ページ数が多いビッグボリューム版!】5人の元妻が行方不明になったと噂されているル・フォーブ氏。新聞記者・ベルは真相をつかもうと取材を申し込むが………!? プッツン貴族とノーテンキ娘が繰り広げる、ロマンチック大活劇シリーズ! 他に単行本未収録の『木原版西鶴・好色五人女』シリーズ2編を収録。 【収録作品】クラシックなサファリ/思いつめたあなた/水晶と天鵞絨/ハードボイルドでお祈り/木原版[西鶴・好色五人女]いと麗しき花の底<PART1>お七・<PART2>お夏
  • 虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
    4.0
    1~2巻671~715円 (税込)
    俺の夢は、メディアの制覇だ──。終戦直後の日本。若き新聞記者、渋沢はある船舶事故に遭遇。一人生き延びた彼は、事故をめぐる重大な秘密と引き換えに、出世の階段を登り始める。時は移り、現代。IT企業の社長、芦野は電子書籍ビジネスに目を付けた。そのコンテンツ獲得のために、今や極東グループの会長となった渋沢に接触を試みる。時代を予言する衝撃のエンタテインメント。
  • 心にジーンと響く108の名言
    4.0
    文豪や芸術家、映画監督や役者はもちろん、スポーツ選手や一般人、俗謡に川柳、映画やドラマの名セリフまで幅広く厳選! 「名文記者」として知られる著者が、古今東西から108の言葉を発掘し、渾身のコラムを執筆した贅沢な1冊は、迷い、傷つき、疲れた心をいやす、生きる道しるべとなる!
  • 中国人富裕層はなぜ「日本の老舗」が好きなのか――中国インバウンド54のヒント
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    【内容紹介】 「中国インバウンド」を呼び込みたい人、 「爆買いの現在〈いま〉」を知りたい人、 「中国人富裕層マーケット」を取り込みたい人へ…… 『「爆買い」後、彼らはどこへ向かうのか?』(2015年刊)で、モノ消費からコト消費への移行を予見した著者が、中国のトレンドを牽引する成熟した富裕層の等身大の姿を描く──。 見えてきたのは、《中国インバウンドを狙うためのヒント》だった! 「百度(バイドゥ)」「銀聯カード」「Ctrip(シートリップ)」「京東商城」「日本美食」など13社以上の中国系インバウンド企業への取材、中国のトレンドリーダーといえる複数の富裕層たちへの緻密なインタビューから紐解く、彼らが日本に惹かれる理由とは──? 【著者紹介】 中島 恵 (なかじま・けい) 1967年、山梨県生まれ。新聞記者を経て、フリージャーナリストに。 中国の経済や文化から、中国人の考え方や生き方にいたるまで、現地へ赴き、生の声を聞いて集める取材力に定評がある。近著に『なぜ中国人は財布を持たないのか』(日本経済新聞出版社)、中国のインバウンドに関する『「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?』(プレジデント社)、そのほか『なぜ中国人は日本のトイレの虜になるのか?』『中国人エリートは日本をめざす』(中央公論新社)などがある。 【目次より】 まえがき プロローグ 「爆買い後」の今だからこそ、日本に惹かれる中国人 第1章 洗練された富裕層が心を揺さぶられるもの 第2章 中国系インバウンド企業は“黒船”ではない 第3章 ニーズはある。あとは彼らとどう繋がるか 第4章 「スマホがすべて」。中国人の劇的な変化からわかること 第5章 観光こそ日本の未来を明るくする“生命線” エピローグ 洗練された富裕層を惹きつけるために必要なもの あとがき
  • THE 独裁者
    4.0
    空気を読まない二人が忖度なしの徹底討論! 鉄壁●菅官房長官に鋭く斬り込んだ話題の記者●望月衣塑子氏と、 日本の政治の裏の裏を知る元経産省官僚の古賀茂明氏。 偽りと忖度が横行する日本の政治、独裁●安倍政権の「不都合な真実」を暴く! 目次) はじめに PART 1 大胆予測! 安倍政権の未来図 ・二つの既定路線 ~アベノミクスと日米関係~ ・予測1 北朝鮮 戦争が始まるとき ・予測2 韓国 THAAD配備の撤去 ・予測3 アメリカ 異次元の脅威 ・予測4 憲法改正 二〇一九年初夏 国民投票 ・予測5 バラ撒き政治 格差対策 ・予測6 増税 消費税増税はいつか? ・予測7 ポスト安倍 第三次安倍政権の可能性 PART 2 森友問題とは 何だったのか? ・1分でわかる森友問題 漫画・ぼうごなつこ ・豊中市議会の木村真議員の疑問から発覚した森友学園問題 ・教育基本法改正と愛国精神 ・日本会議の思想を広める人々 ・役人の「忖度」と報酬 ・官僚と階級社会 ・古賀茂明が断言する! 昭恵夫人の関与 ・近畿財務局の忖度 ・大阪府1 国からの圧力 圧力を認めた松井・橋下、両氏の計算 ・大阪府2 松井知事が掛けたハシゴ ・大阪府3 知事と私学審議会 ・森友利権に群がる人々 ~維新の会と藤原工業~ ・独裁者の閣議決定 ・寄付金一〇〇万円授受の真偽 ・安倍首相の直接関与 PART 3 加計学園 疑惑の深層 ・1分でわかる加計問題 漫画・ぼうごなつこ ・内閣官房長官という鉄壁 ・国家戦略特区諮問会議 ・加計学園「認可決定」は規定路線だった ・腹心の友・加計孝太郎 ・加計人脈1 安倍夫妻と下村元文科相夫妻 ・加計人脈2 内閣官房副長官・萩生田光一 ・政商・加計孝太郎による学園ビジネスの錬金術 ・「総理のご意向メモ」はなぜ生まれたか PART 4 安倍政権の正体 ・独裁と暴走1 安倍一強とメディア操作 ・独裁と暴走2 北朝鮮とJアラート 北朝鮮の脅威は安倍政権の命綱 ・独裁と暴走3 共謀罪と特定秘密保護法 ・日米外交1 親米反中の功罪 ・日米外交2 日米安全保障条約 ・日米外交3 スノーデンが明かした対日工作 ・戦争の理論 安倍政権 恐怖の三点セット ・日本の軍事力 加速する日本の軍需産業 ・日本国憲法 憲法改正は必要か? ・日本の未来 安倍首相が目指す美しい国 PART5 私たちにできること ・日本が直面している現実1 侮れない世論の力 ・日本が直面している現実2 世界のなかでの日本の位置 ・望月流アドバイス 真実を探究する方法 ・古賀流アドバイス 個人が政治を動かす方法 さいごに
  • 英語の経済指標・情報の読み方
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    投資のプロがチェックしている海外の経済指標・経済情報の中で、相場に与える影響が特に大きいものをピックアップ。着目ポイント、読み解き方などをわかりやすく解説し、資産運用への役立て方を伝授します。 インターネットの世界的な普及で「一次情報」に直接アクセスできる機会は以前に比べると飛躍的に増加しました。ただ、その際にネックになるのが言語の壁です。本書では対象を英語の情報に限定。資産運用のパフォーマンス向上に有用とみられる統計などの英語情報について解説しています。高度な英語力がなくても、そうした情報にアクセスすることができるよう、どこをクリックしたらいいかといった手順に関しても説明を加えました。 【本書の特長】 1)「雇用統計」「ISM(R)製造業景況指数」「ボラティリティー・インデックス(VIX)」「IMMポジション」「石油在庫統計」など、米国を中心とする重要経済指標の読み解き方がわかります。 2)米労働統計局、米商品先物取引委員会、米エネルギー情報局、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)など、指標・統計発表機関のウェブサイトの活用法を解説。 3)「preliminary figures(速報値)」「final figures(確定値)」「nominal(名目の)」「non-commercial(投機筋)」「seasonally adjusted(季節調整済みの)」──この分野の頻出語句200のリスト付き。 【著者プロフィール】 北都 光: 経済ジャーナリスト。記者として30年あまりにわたり金融市場、国際情勢、産業を取材。米国に駐在し、ニューヨーク・ウォール街の動きをフォローしていた経験もある。来日した海外の金融機関の運用責任者にインタビューする機会も多い。
  • FT(フィナンシャル・タイムズ)元東京副支局長が教える世界で成功する5つの力
    4.0
    世界に通用する日本人とまったく相手にされない日本人の「違い」とは。約25年FT記者として日本のビジネスマンや政治家を取材して見えたもの。 ・孫正義氏とトランプ氏にある「共通点」 ・何を発言するかよりも「発言すること」に意味がある ・いい仕事をすれば、必ず認められるわけではない ・海外では「自分をさらけ出す」覚悟が必要 小さな1歩で、あなたの世界は大きく変わる。
  • 昭和の風俗街・花びら巡り1―上野・五反田・渋谷編―
    完結
    4.0
    全4巻165~330円 (税込)
    【この作品は同タイトルの分冊版です】古き良き当時の風俗街を追体験!!山手線沿線の街の風俗店をその特徴と共に徹底紹介!今も残るエロ文化に変わってしまった特殊なサービス。ピンサロ・エステにソープにデリヘル…風俗サービスはほかにもまだまだ多種多様なサービスがいっぱい!往年の覗き小屋から今も人気の王道プレイまで各種取りそろえ、フードルや美人風俗記者とともにあらゆるエッチを試しちゃう!!沿線の花びらを大回転で巡ったら、今の風俗がもっとよく楽しめちゃう!?
  • 八甲田山 消された真実
    4.0
    「天は我を見放したか」という映画の著名なフレーズとは大違い、新発見の事実を丹念に積み重ね、青森第5連隊の悲惨な雪行行軍実態の真相に初めて迫った渾身の書、336頁にもわたる圧巻の読み応え。 1902(明治35)年1月、雪中訓練のため、青森の屯営を出発した歩兵第5連隊は、八甲田山中で遭難、将兵199名を失うという、歴史上未曾有の山岳遭難事故を引き起こした。 当時の日本陸軍は、この遭難を、大臣報告、顛末書などで猛烈な寒波と猛吹雪による不慮の事故として葬り去ろうとした。1964年、最後の生き証人だった小原元伍長が62年間の沈黙を破り、当時の様子を語ったが、その内容は5連隊の事故報告書を疑わせるものだった。地元記者が「吹雪の惨劇」として発表、真実の一端が明らかにされたものの、この遭難を題材にした新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』(1971年、新潮社)と、映画『八甲田山』(1977年、東宝、シナノ企画)がともに大ヒット、フィクションでありながら、それが史実として定着した感さえある。 著者は、その小原元伍長の録音を入手、新田次郎の小説とのあまりの乖離に驚き、調査を始めた。 神成大尉の準備不足と指導力の欠如、山口少佐の独断専行と拳銃自殺の真相、福島大尉のたかりの構造、そして遭難事故を矮小化しようとした津川中佐の報告など疑問点はふくらむばかりだった。 そこで生存者の証言、当時の新聞、関連書籍や大量の資料をもとに、現場検証をも行なって事実の解明に努めた。 埋もれていた小原元伍長証言から事実の掘り起こし、さらに、実際の八甲田山の行軍演習、軍隊の編成方法、装備の問題点など、軍隊内部の慣例や習性にも通じているの元自衛官(青森県出身)としての体験を生かしながら執筆に厚みを加えた。 新発見の事実を一つ一つ積み上げながら、「八甲田山雪中行軍」とは何だったのかその真相に迫った渾身の書、336頁にもわたる圧巻の読み応え。
  • UPSTARTS UberとAirbnbはケタ違いの成功をこう手に入れた
    4.0
    Uber(ウーバー)とAirbnb(エアビーアンドビー)――とんでもない破壊者たちの闘争と熱狂の全軌跡! ベストセラー『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』著者、ブラッド・ストーンの最新作 2社ともまだ創業から10年未満。しかし、2社合わせた会社評価額は10兆円とシリコンバレーでもまれにみるような成長を遂げている。 UberとAirbnbはいかにして、成功をつかんだのか? 世界各国、各都市での規制との戦い、既得権益を握る企業との闘争、次から次へと現れるライバルたちとの競争、そしてユーザーやコミュニティの熱狂、さらにはUberのカラニックCEO解任。 アメリカのテクノロジー記者として圧倒的な取材力を誇る著者が、その全真相を描く。 ■UPSTARTとは? UPSTART(アップスタート)とは、成功を収めた人物で、経験豊富な年長者や確立された手法をあまり尊重しない者のこと。そう、シリコンバレーの破壊者たちのことだ。 彼らは製品をめちゃくちゃ磨きあげ、大勢のユーザーを味方につける。そしてどんどん成長する。 時として冷徹に。場合によっては倫理を若干犠牲にしながら。 規則を守って慎重になりすぎたら、ライバルに負けてしまうのだ。 ■創業者たちのことば ブライアン・チェスキー(Airbnb創業者兼CEO) 「とにかく早く成長すること。レーダーに引っかからないくらい小さいか、制度として認められなくてはいけないくらい大きいかのどちらかでいたい」 トラビス・カラニック(Uber創業者兼前CEO) 「実際に成功するまでは成功しているふりをするんだ」
  • 税金格差
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    本書は日本のサラリーマンに贈る、「税」から今日の格差や経済の問題点を知るための新しい教養の一冊だ。 ICIJ(国際調査報道ジャーナリスト連合)によって明らかにされた「パラダイス文書」は、各国に波紋を広げている。文書に名前があったのは、エリザベス英女王や米投資家ジョージ・ソロス氏、歌手のマドンナ氏など。日本人では鳩山由紀夫元首相などの名前も挙がっている。彼らが英領バミューダ諸島などタックスヘイブンで資産運用し、税金を逃れていたのではないかと疑惑を呼んでいるのだ。 国内に目を転じてみると、サラリーマンは精いっぱい働いても給料は増えず、源泉徴収できっちり税金を取られ、節税できる余地などほとんどない。そうした状況を横目に、一部の自営業者や経営者など富裕層は節税にいそしみ、ほとんど税金も納めず裕福に暮らしている。 これらの不公平・格差の原因は「税の歪み」にある。 ▼本文中で取り上げるトピック(一部) ・戦前から現在までの「税が歪められてきた歴史」 ・戦後すぐに骨抜きにされた「税の根幹」とは ・国民が「税に関心を持たない」ようにする仕組み ・富裕層の年収の大部分を占める株式譲渡益にかかる税率はわずか10%から20% ・OECD加盟33カ国で日本だけがやっていない「消費税の最大の欠陥」 ・年間5000億円もの「納められるべき税」が事業者の懐に入っている! 本書は戦前から現在までを概観しつつ、どこが問題なのか、いつから歪められたのか、今日の格差や不公平の根源を指摘。また、所得税や消費税など、日本における5つの主な税の問題点を掘り下げていく。 老舗の週刊経済誌で記者を務めた著者が、確かなデータと庶民目線で鋭く切り込む「税」の問題点、ぜひご一読を。
  • 永六輔
    4.0
    放送作家、作詞家、タレント、エッセイストなど、多彩な活躍で放送・芸能史に名を残す永六輔。最も身近にいた新聞記者が「旅する坊主」の実像を多面的に描く決定的評伝。
  • オンナの値段
    4.0
    かつて「文春砲」の餌食になった元日本経済新聞記者にして、元AV女優(東京大学大学院及び慶應義塾大学SFC卒)の気鋭の文筆家が聞き出した、夜のオンナたちの桁外れな、ときに地に足のついた「お金の稼ぎ方&使い方」。
  • サランヘヨ(愛する) 北の祖国よ
    4.0
    1巻660円 (税込)
    新人作家の永井順一は、やり手の雑誌記者だった妻・由理を殺され失意のどん底に。妻と生前に約束していた韓国への旅に出かけた順一は老斤里で、人生の岐路に立つ4人の仲間に出会う。彼らは思いもよらない角度から事件に光をあててくれた。妻の死は、彼女が追っていた医大教授の黒い噂に繋がるのか? さらに、朝鮮半島の歴史的事件にも――。人間の苦悩と再生を描く傑作!
  • 会社四季報から始める企業分析 最強の会計力
    値引きあり
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 会社四季報から始める企業分析 なぜ、これからの企業経営に会計的思考が必要なのか? 国内先進企業のケーススタディをもとに会計の活用法を解説する。 強い会社はどこが違うのか?-決算書を読みこなせば成長企業を発掘できる! ROE、ROA、ROIC、EBITDA、WACCなど難しい会計用語がラクラクわかる。 会社四季報だからできるデータ、ランキング満載。 決断を求められるビジネスパーソン必読の知的興奮に満ちた一冊。 ■会計最前線 成長戦略の扉を開く ・企業経営の最前線では今、会計的手法を経営戦略に生かす巧拙が勝敗をわけるカギになりつつあります。  カルビーの松本晃会長兼CEO、経営共創基盤(IGPI)の富山和彦CEOに、強い企業を築き上げるための会計活用法を語ってもらうと同時に、ソフトバンクや東芝など最前線の動きを、会計的な視点から解きほぐします。 ■先進企業はどう会計指標を使っているか? ・売上高をいくらにすれば赤字を脱するか?売上高が変わると利益はどう変わるか?成長企業が使う“管理会計”を解き明かします。 ・会計指標をKPI(重要業績評価指標)に生かせば、企業価値を向上させられる。その手法を、スタートトゥデイ、ジンズ、ピジョン、東京急行電鉄などの事例をもとに、わかりやすく解説します。 ・ニトリホールディングス、花王、サイバーエージェント、ハマキョウレックスなど、会計的手法を経営戦略に生かす先進企業を、東洋経済記者が徹底取材します。きっとあなたの会社の参考になるケーススタディがあります。 ・他社が何を重視して経営しているのか?『会社四季報』が調査した、有力企業のKPIを大公開します。 ■財務がわかれば企業が見える ・未来の成長企業を見つけるための手掛かりとなる決算書。それをチェックするためには、何に注目すればいいのか?決算書を読みこなすためのポイントを解説します。 ・上場企業の間で導入が進み、注目を集めるIFRS。その先行導入企業であるHOYAに、採用したメリットとデメリットを語ってもらいます。 ■四季報のデータを徹底活用-収益性・成長性・安全性で上場企業をランキング ・ROEはどう評価すれば良いのか?その見方から、ROA、売上高・営業利益・株式時価総額推移など、さまざまな視点から上場企業を分析します。 ■これで完璧!会計ブックガイド 本書執筆陣の推薦などをもとに、編集部が選んだスキルアップに役立つ14冊をご紹介します。
  • 奈良の平日 誰も知らない深いまち
    4.0
    「鬼を見失ったまち」の解説が書かれた路地の看板、山頭火が来た町屋、著名な画家たちが居を構えた高畑、明治時代の名建築の保存をめぐる話など、地元紙記者出身のフリージャーナリストである著者が、奈良のまちを歩き、人に出会い、資料を探して知った、寺社・仏像だけではない深い魅力を語るこだわりの紀行エッセイ。昭和の生活感を残す「きたまち」や古い町屋が並ぶ「ならまち」を今までにない視点で歩いてみよう。
  • 怪盗の伴走者
    4.0
    帝都を騒がす大怪盗ロータスが盗みに失敗した! 東京は浅草の高層建築「凌雲閣」。その一角に飾られた油絵を盗もうとした怪盗は、番人に見つかり絵を置いて逃げたというのだ。この椿事は記者の高広の耳にも届く。ロータスは高広とも天才絵師・礼とも因縁浅からぬ相手、ただ失敗したとは思えない。さらに凌雲閣を再訪すると予告状が出されたとの情報が入り、高広と礼が調査を始める。同じ頃、彼らが再会した安西はロータス一連の窃盗事件の主任検事となっていた。怪盗と検事、今は敵対関係にあるが、かつては友人であり並んで駆けた時代があった。決別した二人がついに相まみえる! 大好評〈帝都探偵絵図〉シリーズ第4弾。
  • 個人教授
    4.0
    桜の花が咲くころ、休職中の新聞記者であるぼくは一つ年上の女と酒場で再会し、一夜をともにする。そして数ヵ月後、酒場を再び訪れたぼくが聞いたのは、二十八歳の彼女は妊娠しているという噂だった。
  • ツボ押しの達人
    4.0
    放談社週刊ミライ編集部の望来は、かつて指一本で勇名を馳せた達人を取材しに山に入る。人の尊厳を一瞬で奪う筆舌に尽くしがたい凄技を操る達人から、望来は技の手ほどきを受けることに。そこへ編集長刺傷の報が。ヤクザの逆恨みか、それとも…!? 事件解決に乗り出す望来はもう、かつてのひ弱な記者ではなかった!
  • 誰がアパレルを殺すのか 特別編
    無料あり
    4.0
    書籍『誰がアパレルを殺すのか』(日経BP社)の著者が、アパレル業界にゆかりの深い専門家をインタビューした特別編です。 書籍『誰がアパレルを殺すのか』では、経済誌「日経ビジネス」の現役記者2人が、アパレル業界の不振の原因や未来を担う企業の取り組みを深く分析しています。 本書と書籍『誰がアパレルを殺すのか』を併せて読めば、業界不振の真因やその先に待ち受ける未来、そして新しい希望が見えてくるはずです。

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  • 「カジュアル系」英語のトリセツ
    4.0
    携帯メール、SNS、チャット…など、文字で交わす「今どきの英会話」に必携のフレーズ集! リアルな会話例と目からウロコの解説で、口語表現、スラング、略語がよくわかる! FAQ、略語リスト、およそ560のフレーズを検索できる便利なINDEX付き。 いまや「会話」は対面や電話にとどまりません。 メール、SNS、チャット…など、文字で交わすコミュニケーションも「会話」の重要な一部です。 本書は、そんな今どきの会話でネイティブスピーカーが日常的に使う、カジュアルな英語にスポットを当てたフレーズ集です。 定番表現の学び直し、語彙のアップデートに。 また、英語の知識・理解を深めることができる気軽な読み物としてもお楽しみください。 ■「英語 with Luke」のルーク・タニクリフによるセレクション 収録フレーズは、大人気ブログ「英語 with Luke」で英語表現の奥深さと楽しさを日々発信するルーク・タニクリフが厳選し、会話例、解説の執筆も手掛けました。 ■「のぞき見」感覚のリアルな会話例 日常のなにげないやりとりをリアルに再現した携帯メール、SNS、オンラインチャットなど100の会話例を収録。各フレーズの使われ方を、自然な会話の流れの中で確認することができます。 ■目からウロコのフレーズ解説 各フレーズの解説では、「いつ」「どこで」使うのかやニュアンスの説明はもちろん、関連表現の紹介や、時には語源、文化的背景にまで話が及びます。英・米の英語の違いに詳しく、日本語の表現にも強い関心を持つ著者ならではの視点が、読み物としても楽しい内容にしています。 【著者プロフィール】 Luke Tunnicliffe: 1982年、イギリス、コーンウォール州生まれ。父はイギリス人、母はアメリカ人。13歳のとき、一家でアメリカのノースカロライナ州へ。大学卒業後は雑誌編集者・記者の仕事を経験。2005年にJETプログラムで来日し、新潟県の中学校で英語教師を2年間務める。2008年に再来日し、英会話講師とビジネス翻訳の傍ら、東京大学大学院にて翻訳論を学ぶ。2010年に開設したウェブサイト「英語 with Luke」が、月間150万ページビューを記録する人気サイトとなる。著書に『イギリスのスラング、アメリカのスラング』(研究社)、『この英語、どう違う?』(KADOKAWA)、『「とりあえず」は英語でなんと言う?』(大和書房)がある。
  • 富士山噴火
    4.0
    元陸上自衛隊の新居見は3年前の南海トラフ大地震で妻と息子を失った。生き残った娘とは絶縁状態だ。ある日、この国が経験したこともないような巨大災害――富士山噴火が近いという情報を旧友の記者から得る。大地が震え、大量の噴石が降り注ぐ中、人々を待ち受ける運命とは。新居見は今度こそ、愛する人を救えるのか!? 日本壊滅の危機を、そして父と娘の絆の再生を描く感動のノンストップ防災エンターテインメント!※本作品は 2017年8月3日まで販売していた同名作品の文庫電子版です。
  • しくじる会社の法則
    4.0
    ☆社長の“愛車”をチェックする、あえて訪問先で迷ったふりをする、店舗やオフィスを3カ所以上は訪ねる、工場では設備よりも人の動きを見る、受付・エレベーターホールやバックヤードを観察する……。30有余年にわたり企業を取材してきたベテランジャーナリストが、豊富な経験から「しくじる会社」と「伸びる会社」を見分ける方法をシンプルに解き明かします。 ☆いま絶好調の会社といえども、10年後も元気なのかは、なかなか分かりません。では、どこに注目すれば、長く成長する会社、ほどなく消える会社と判断できるのでしょうか。「数字」はもちろん大切だけれど、それ以外の部分に着目、会社や社員の雰囲気、経営者のキャラクターなど、取材記者ならではの視点から説明します。 ☆「新米記者にも丁寧に接した某大物経営者」「ぞんざいな態度で名刺を投げた部長のその後」「会社より、自分を売り込むのに熱心だった社長」など、具体的な事例は、読み物としても楽しめます。取引先、就職先、投資先、自社の行く末……業種、規模にかかわらず、会社を見分ける目が養える1冊です。
  • カリスマ投資家の教え
    4.0
    本書は2014年10月に刊行された『リスク・テイカーズ』の改訂、文庫化です。 世界にその名を轟かせるカリスマ投資家たちの肖像と運用哲学を日経記者が描くドキュメントです。 ジョン・トレインによるロングセラー『ファンド・マネジャー』『マネーマスターズ列伝』を継ぐ書です。 単行本はリーマンショック後、市場が大混乱に陥る中、生き残ってきたカリスマ投資家を取り上げました。その後2年が経ち、マーケット環境はアクティブ投資家にとってより困難な時代になってきています。
  • 魔都
    4.0
    『日比谷公園の鶴の噴水が歌を唄うということですが一体それは真実でしょうか』──昭和九年の大晦日、銀座のバーで新聞記者・古市加十に話し掛けてきたのは、来遊中の安南国皇帝だった。奇妙な邂逅をきっかけに古市が皇帝の妾宅へ招かれた直後、彼の眼前で愛妾が墜死、皇帝は忽然と行方を晦ましてしまう。この大事件を記事にしようと古市が目論む一方、調査を担当する眞名古明警視は背後に潜む陰謀に気付き、単身事件に挑む──。絢爛と狂騒に彩られた帝都・東京の三十時間を活写した、小説の魔術師・久生十蘭の長篇探偵小説。初出誌〈新青年〉の連載を書籍化、新たに校訂を施して贈る。/解説=新保博久
  • 藤沢周平伝
    4.0
    1巻2,640円 (税込)
    元山形新聞記者が『ひさし伝』(新潮社)に続き、「東京に住んでいながら顔はいつも山形のほうを向いています」と藤沢周平自身が語る、その山形にスポットを当て、69年の人生を辿った独自の伝記。 市井に生きる人々に注がれるやさしいまなざし、忘れられかけている日本の原風景の再現、端正で清冽な詩情あふれる文章などの魅力で、今なお人気の高い作家の人生が、これまでと一風異なる視点から浮かび上がってくる。 山形新聞での井上ひさしとの対談、東京の冬と比較した寄稿など、単行本未収録の作品も紹介されており、丹念な調査から、藤沢周平の「自慢はしない」「普通が一番」という人生哲学が描かれていく。 旧制中学に通いながら文選工として働き、山形師範学校卒業後中学校へ赴任するも、肺結核に罹り東京で療養。退院後は業界新聞を転々としながら小説家への志を抱き続け、ようやく生活が安定するも妻が癌で他界、昭和46年、44歳でようやく「溟い海」でオール讀物新人賞、同48年「暗殺の年輪」で第69回直木賞を受賞し、人気作家になる様子や、『たそがれ清兵衛』『蝉しぐれ』といった名作の背景も詳細に明かされていく。藤沢ファンは必携の一冊だろう。
  • 気まぐれ王子はケダモノ~ドSアイドルと家庭教師の淫らな秘密~ 1
    完結
    4.0
    全9巻220円 (税込)
    私の職業は芸能中心のゴシップ記者。そんな私が人気アイドルの家庭教師をすることに! カレが私みたいな一般女子と一緒の部屋にいるなんて一大スクープだけど、実はずっとファンだったから記事にはしない…なんて思っていたのに――。ある日家に帰ったら、「特別に特ダネ提供してやるよ。人気アイドルに犯されるなんて」って乱暴に服をはだけられ、下着ごしにアソコをさわられて…!?
  • 「帝王学」がやさしく学べるノート―上に立つ者が身につけるべき人間学
    4.0
    累計20万部のロングセラー『現代の帝王学』がわかりやすく読める! 真のリーダーを目指すすべての人へ 本書は、安岡正篤の「帝王学の基本」にある章立てのような3本の柱からなっており、 さまざまな具体的な歴史の事実を積み重ね、それらを実証し、体系立てたものとなっています。 よきリーダー、指導者たらんとする人に読んでいただくことで、未来を切り開く 指標・指南書になれば、それにまさる喜びはありません。 【著者紹介】伊藤肇(いとう・はじめ) 1926年名古屋生まれ。旧満州国立建国大学七期生。中部経済新聞記者。雑誌『財界』副主幹を経て評論家となる。1980年逝去。主な著書に『一言よく人を生かす』(生産性本部)、『伊藤肇の人間対談』(経済往来社)、『男からみた男の魅力』(産業能率短大出版部)、『経営者をささえる一言』(地方銀行協会)、『喜怒哀楽の人間学』(PHP研究所)、『十八史略の人物学』(プレジデント社)ほかがある。 【目次より】 第1章◆原理原則を教えてもらう師をもつこと 第2章◆直言してくれる側近をもつこと 第3章◆よき幕賓をもつこと
  • 新装丁版 現代の帝王学
    4.0
    数多くの名経営者に「座右の書」「指南書」として読みつがれたロングセラーが「新装丁版」で登場! 「権力の効用」を信じないものは政治家にも経営者にもなれない。 人を組織し、党をつくり、会社を運営し、自ら、権力を握って、 これを自他のために役立てる、これが政治であり、経営である。 だが、権力くらい人を堕落させるものはない。 権力支配には名聞利達が伴い、道徳的腐敗を生じやすいのだ。 ここにとりあげた「帝王学」は、一言にしていえば、「権力の学問」であり、「エリートの人間学」である。 (はしがきより) 【著者紹介】 伊藤肇(いとう・はじめ) 1926年名古屋生まれ。旧満州国立建国大学七期生。 中部経済新聞記者、雑誌『財界』副主幹を経て評論家となる。1980年逝去。 主著:『一言よく人を生かす』(生産性本部)、『伊藤肇の人間対談』(経済往来社)、『男からみた男の魅力』(産業能率短大出版部)、 『経営者をささえる一言』(地方銀行協会)、『喜怒哀楽の人間学』(PHP研究所)、『十八史略の人物学』(プレジデント社)など。 【目次より】 ◆はしがき ◆第1章 原理原則を教えてもらう師をもつこと ◆第2章 直言してくれる側近をもつこと ◆第3章 よき幕賓をもつこと
  • 誉れ高き勇敢なブルーよ
    4.0
    惨敗したW杯から三年。苦戦する日本代表を立て直すため、新たな監督探しを託された望月は、かつてマスコミのリークで契約に失敗した過去を持つ。サッカー協会、記者、代理人、選手――複雑な思惑が渦巻くなか、タフな交渉を続ける望月だが、妨害の裏には驚くべき黒幕がいた。迫真のスポーツサスペンス! 「W杯の勝敗の裏に、これだけの熾烈な闘いがある。そのドラマにすっかり魅せられた」――セルジオ越後<サッカー解説者>
  • 糖尿列島 「10人に1人の病」の黙示録
    4.0
    糖尿病患者の末路は「腐るような死」である。日本では四十歳以上の十人に一人が病を持ち、確実に若年齢化が進む恐怖の病。自覚症状もないまま、そのうち恐るべき症状を呈し、苦しみのなか死に至る――。不規則な生活とストレスにある新聞記者の著者が、糖尿病発病から闘病生活、そして“生還”に至るまでの葛藤の日々を記録した貴重な「体験」報告書。糖尿病を通して、豊かな経済大国日本と物欲文明の“盲点”に問いかけるベストセラー。
  • 「国民主義」の時代 明治日本を支えた人々
    4.0
    明治時代、国民の困難を見ず専制的な政治にかたよる藩閥政府に対峙すると共に、民権派や政党の利己的な行動を非難する政治勢力があった。陸羯南が「国民主義」と称すこの政治勢力には、国民の利益を守ろうとする政治家や軍人、思想家、新聞記者、時には宗教家や探検家などさまざまな人々が連携、結集する。いま、忘れ去られようとしている国民主義が担ってきた役割を検証し、近代国家建設期の日本の多様な姿を描き出す。 目 次 序 天皇と群臣の誓い――「天皇親政」「公議輿論」 一、結集/民権、藩閥政府との対峙――「中正不偏」 二、模索/条約改正反対運動――「和而不同」 三、構築/帝国議会の開設――「至公至平」 四、対峙/条約励行問題と日清戦争――「正論とう議」 五、連携/千島・沖縄問題と足尾鉱毒事件――「日月無私燭」 六、拡散/それぞれの日露開戦――「至誠憂国」 結 明治の終焉――「不羈独立」
  • 嗤うエース
    値引きあり
    4.0
    球界のスター・浪岡龍一の八百長疑惑を追う刑事の半澤は、かつて甲子園の決勝で目にした投球への違和感を、今も燻らせていた。一方、執拗な取材を続ける記者・四之宮は、遂に浪岡を追い詰めるのだが。貧しい漁村からのし上がった不世出の投手は、黒か白か? 衝撃のラストに息をのむ、圧巻のミステリー!
  • 池上彰の新聞ウラ読み、ナナメ読み
    4.0
    朝日新聞の人気辛口コラム「池上彰の新聞ななめ読み」を特別編集! 新聞はどんなときに過ちを犯すのか。政府や政治家の権力を監視しているのか。難解な話題をどのようにやさしく伝えているのか。各紙の報道はなぜ異なるのか……。新聞の読み方を変えれば、世の中の見方も変わる――。新聞のウラのウラまで知り尽くした著者が、ネットの時代だからこそ身に付けておきたい「新聞の読み方」を事例を挙げて紹介。『池上彰の新聞活用術』から抜粋し、新規原稿を加えて文庫化。【目次より】●第一章 新聞が過ちを犯すとき ●第二章 新聞は権力を監視しているか? ●第三章 難しい話をやさしく伝えているか? ●第四章 新聞記者の仕事に注目! ●第五章 新聞にしかできない報道がある ●第六章 鋭い分析と検証で真相に迫る ●第七章 新聞の使命を問う ●第八章 新聞が伝えない理由 ●第九章 新聞はどれも同じじゃない……いまも私は新聞の読み比べを続けています。読み比べることで、一紙だけを読んでいてはわからないことへの理解も深まります。(中略)「新聞はこう読むと面白い」「報道の背景には、こんな事態が存在している」「読ませる文章とはどういうものか」等々の観点から文章を書いています。読者のあなたに多角的な新聞の読み方を知っていただき、世の中の理解に少しでもつなげていただけたら、こんな嬉しいことはありません。――「はじめに」より

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  • 台湾で見つけた、日本人が忘れた「日本」
    4.0
    退職後の新聞記者が、通って、見て、触れ合った親日台湾の実情。そこには、日本人が忘れてしまった「日本」がいまも息づいています。読むと行きたくなる台湾史探訪記!
  • 鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実
    4.0
    2016年4月2日午後9時。宴の主人公は約2時間遅れで大阪府堺市のホテルに到着した。直前に開かれた記者会見は2時間半に及び、その後のアナリスト説明会などにも約2時間を要したためだ。 主人公とは、台湾の電子機器受託製造大手、鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘会長(テリー・ゴウ)のこと。鴻海を一代で売上高15兆円の世界企業に育てた立志伝中の人として知られる。この日、シャープ買収の契約を正式調印したことに、郭会長は明らかに高揚していた。シャープと共同運営する堺市内の液晶工場で開いた記者会見では、赤字続きのシャープを「2年で黒字化させる」とぶち上げた。 記者会見場からほど近いホテルの宴会場のドアを開けると、鴻海幹部らから割れんばかりの拍手。郭会長は会場に居並ぶシャープ幹部の冷めた目線を気にすることもなく、杯を何度も空にした後、疲れた様子も見せずに壇上に上がり、一気にこうまくしたてた。 「シャープの皆さんは今日この日から家族です」――。(本文より) 日本の大手電機で初の外資傘下に入ったかつての名門企業シャープ。台湾のホンハイに買収され再建を目指している。世界中の従業員100万人を誇る「ホンハイ帝国」の総帥として世界のカリスマ経営者、郭会長はいかにシャープを再建するのか。 郭会長には、「二つの顔」があると言われる。公の場で目にする柔和な笑顔でシャープの技術力を持ち上げ、前向きな経営再建策を語る「温厚な顔」、もう一つの顔は、厳しい経営判断や経営戦略を立てる際に現れるリストラを厭わない「冷徹な顔」である。早速、シャープにさらなるリストラを要求するなど、再建に向けた厳しい要求を突きつけている。 本書は、ホンハイ傘下入り決定後のシャープの動きを中心としたドキュメントである。シャープ経営陣に「忠誠」を求め、スピード経営で再建を目指すテリー・ゴウ改革の内実とは何か。毎日新聞大阪経済部が台湾の現地ルポを含めて徹底取材する。
  • 四国遍路 八八ヶ所巡礼の歴史と文化
    4.0
    八八の寺院を巡る四国遍路の姿を決定づけた、ある僧の案内記。貧困、病気、差別に苦しめられた巡礼者たちの記録。評判を呼んだ新聞記者による遍路道中記。バスや鉄道の登場がもたらした遍路道の変革――。本書では、近世以降の史料を博捜し、伝説と史実がないまぜになった四国遍路の実態を再現する。千数百キロの遍路道を歩く巡礼者と、彼らと相対した地域住民。これまで語られてこなかった彼らの実像に光を当てる。
  • 出世の法則 財界・官界のトップから日銀総裁まで
    4.0
    著者は読売新聞経済部記者、フリージャーナリストとして、40年以上にわたって財界、 官界のトップに取材してきました。その膨大な取材メモから大物たちの秘められた エピソードを一挙公開。 たとえば―― その一挙手一投足に注目が集まっている黒田東彦日銀総裁に、著者は大蔵省入省4年目の頃から着目してきました。理由は仕事ぶりもさることながら、人並み外れた読書量。東京教育大(現・筑波大)付属駒場中・高時代、図書室の蔵書を すべて読破したという伝説の持ち主で、取材にいくといつも、デスクに倫理学、哲学、 数学、物理学など幅広いジャンルの本が積まれており、そのほとんどが原語であったことに驚嘆させられます。 かの本田宗一郎に最後にインタビューしたのも著者でした。軽のオープン・カー「ビート」の 発表会に杖をついて現れたカリスマ経営者は、新車の周りを何度も回って「いいなあ」を連発。 著者に遺した言葉からも、晩年までいかに車が好きであったかが伝わってきます。 財務省事務次官、日銀副総裁、大和総研理事長を歴任し、現在は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の事務総長を務める武藤敏郎氏は、 エリート中のエリートですが、夫人がいかに内助の功を発揮していたか、著者の 夜討朝駆け取材から明らかになります。 「おまえ、散歩はしてるか」 「人間、最後は明るさだから」 「出世の陰に女房あり」 「寿司は好物から食べるか」 「接客中、上司に呼ばれたら」 処世や人物鑑定にまつわる名言も多数、収録。現場一筋の著者の、集大成といえる作品。
  • 会社はいつ道を踏み外すのか―経済事件10の深層―
    4.0
    東芝、オリンパス、NHK、第一勧業銀行、山一證券……なぜ彼らは道を踏み外したのか。いかにして法の網の目をくぐろうとしたのか。長年、社会部の経済事件担当記者として企業の不正を追及してきた著者が、独自取材をふんだんに盛り込み、事件の裏の裏まですべて明かす。バイセル取引、のれん代、にぎり、飛ばし等々、複雑な経済用語も徹底解説。あなたの会社は大丈夫? 全ての組織人必読の経済事件講座、開講!
  • 中東崩壊
    4.0
    5年近く内戦が続き、ISを生み出し、難民問題も生じているシリア、秩序が形成できないイラク、強硬路線を選択しつつあるサウジ、米国との宥和を狙うイラン、安定への道を歩もうとするチュニジア--。 IS(イスラム国)、イスラム教内の争い、近隣諸国への難民とシリア問題は国際情勢の危機の震源地となっている。過激派掃討やアサド政権の退陣など何を優先するかをめぐって関係国の間に大きな隔たりがあり、ISなどの掃討には地上部隊の派遣が欠かせないが、米国やアラブ諸国は消極的だ。米国は各国にシリアの安定のために協力を呼びかけているがうまくいっていない。 もうひとつ中東を不安定化させているのが、サウジアラビアとイランを一触即発の状態にしている宗派対立だ。イスラム教徒全体はスンニ派が9割を占める。イスラム教が生まれた現在のサウジアラビアやカタール、アラブ首長国連邦(UAE)などに多い。シーア派はイランやイラクなどに広がる。基本的に多くの信者は他の宗派を敵視しているわけではない。宗派対立が問題になるのは、経済の利権や政治の権力争いに結びつくからだ。 トルコでもクーデター未遂が起きるなど、中東では問題がない国はありえないといっても過言では無い。 本書は、「なぜ中東は崩壊してしまっているのか」という視点から、このような事態を生み出している歴史・経済・政治・社会・民族・宗教など様々な要因を解きほぐし、現地記者の目線で、最新の情報も織り込んで解説する。
  • うつ病の現在
    4.0
    うつ病は患者100万人の国民病。誰がかかってもおかしくないこのこころの病とどうつきあうか、何を知っておくべきか。現代型うつ病や、従来型のうつ病。そして周辺の病気・双極性障害についても、信濃毎日新聞の医療記者が丹念に取材、うつ病に関して知っておきたいことを読みやすく解説。巻末には野村総一郎氏&鷲塚伸介氏の専門家対談。
  • 外国人レスラー最強列伝
    4.0
    取材歴50年以上! 伝説のプロレス記者による昭和プロレス回顧録3部作の完結編。 取り上げたのは以下の14人。 ●鉄人ルー・テーズ ・・・来日中、酔った男に額をピシャピシャと叩かれたとき、人格的にも世界最高のプロレスラーがとった行動とは。 ●神様カール・ゴッチ ・・・東京・渋谷のリキ・スポーツパレスで開かれた「ゴッチ教室」。 ●噛みつき魔フレッド・ブラッシー ・・・記者でさえ近づきたくなかったヒール(悪役)の結婚秘話。 ●黒い魔神ボボ・ブラジル ・・・「真面目で誠実」と馬場に評された男の素顔。 ●鉄の爪フリッツ・フォン・エリック ・・・著者が身をもって味わったアイアン・クローの威力。 ●生傷男ディック・ザ・ブルーザー・アフィルス ・・・「世界一の無法男」の意外なファッション・センス。 ●荒法師ジン・キニスキー ・・・和式トイレを自分で掃除した未来のNWA世界チャンピオン。 ●人間発電所ブルーノ・サンマルチノ ・・・「ニューヨークの帝王」の頭髪に隠された秘密。 ●狂犬ディック・マードック ・・・「ビールを飲むためにプロレスをやっている」愛すべき天然バカ。 ●オランダの赤鬼ウィレム・ルスカ ・・・世界最強は誰か? と問われたら、即座にその名前を挙げる。 ●人間風車ビル・ロビンソン ・・・東スポの1面をかざった「夜の帝王」との大阪・北新地の夜。 ●放浪の殺し屋ジプシー・ジョー ・・・国際プロレスの末期を支えたタフネス。 ●韓国の猛牛・大木金太郎 ・・・放った頭突きは5万発の元祖韓流スター。
  • 考える力がつく本―本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門
    4.0
    世界情勢から人間関係まで、ものの見方ががらりと変わる! 情報収集術、読書術から、知識の整理術まで全て公開! 池上彰が教える「自分で考える力」をつける本! 頭の回転のはやい人、頭がやわらかい人、物事の本質を見抜く人は、どのように情報を収集・整理して、結論を導いているのか。 突発的なニュースに際しても、すばやく事件の本質を見抜き、あらゆる質問に答え、 常に良質な解説をし続ける、池上彰の「深く考えるコツ」を全公開! ・似た言葉の定義をはっきりさせる ・それで得をするのは誰かを考える ・全体像を把握するにはマクロからミクロへ ・図解ですっきり! ベン図、座標軸、相関図など ・情報を聞き出すには、相手に仮説をぶつける ・本・新聞・雑誌・ネットからの情報収集・整理術 【著者紹介】 池上彰(いけがみ・あきら) ジャーナリスト。名城大学教授。1950(昭和25)年、長野県松本市生まれ。 慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者や番組キャスターを歴任し、1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。 2005年よりフリーに。“今さら聞けない”ニュースの本質を解説し、テレビなどでも活躍中。『伝える力』『知らないと恥をかく世界の大問題』『世界を変えた10人の女性』ほか著書多数。 2013年、伊丹十三賞受賞。 【目次】 第1章◆考える力を身につけるためには 第2章◆「図解」で理解を深める 第3章◆新聞の読み方 第4章◆雑誌・ネット・テレビの見方 第5章◆人から話を聞くためには 第6章◆本の読み方・選び方 第7章◆リーダー達は何を読んできたのか
  • 金沢あかり坂
    4.0
    古都・金沢を舞台に、恋と青春の残滓を描いた短編集。 「金沢あかり坂」 ――金沢の花街で生まれ育った凛は、別れた恋人の記憶を引きずったまま 芸妓になった。その心をいやしてくれたのは父の遺した笛だった・・・。 「浅の川暮色」 ――新聞社の事業部に務める森口は、十数年ぶりに記者時代の初任地、 金沢を訪れた。夜、浅野川を見つめる森口の意識に、それまで自分の内側に 押し込めていた女性の姿が浮かび上がる。 「聖者が街へやってきた」 ――北陸のK市にあるラジオ局に勤める魚谷と同僚、友人の新聞記者は、 古い城下町の秩序に挑もうとして、世界各国に打電された奇妙な事件を 作りだすが・・・。 「小立野刑務所裏」 ・・・いまから十数年前、私は金沢に住んでいた。金沢は誇り高く、そして 怖ろしい町だった。著者を思わせる男が回想する金沢で暮した日々。
  • スティーブ・ジョブズ 無謀な男が真のリーダーになるまで(上)
    4.0
    1985年、スティーブ・ジョブズは自身が創立したアップルから追放される。問題行動も多く、社内を混乱に陥れたとされている。その「変人」は、なぜ96年にアップルに復帰するや、「現代を代表する経営者」、「ビジョナリー」となったのか? 講談社から発売された公認伝記『スティーブ・ジョブズ』には、詳しく語られなかった部分がある。それは、ジョブズがアップルから追放され、ピクサーとNeXTを立ち上げていた時代である。その間にどのような人間的変化があったのか。 NeXTに移ると、ジョブズへの世間からの注目度は低くなり、人材を含めたリソースも、アップルほどではなくなる。そうなると、彼はこれまで正面から向き合ってこなかった「会社経営」を学ばないといけなくなった。 新会社に移って真剣に取り組んだのがマーケティングだ。アップル時代は会社が大きかったので、こういったことは他人に任せて、自分は商品開発に打ち込んでいた。また、人心掌握にもたけるようになる。時を同じくしてローリーンと結婚したことも大きい。「人」への関心が高まっていった時代だ。 ジョブズというと、その個人の発想力、企画力、ちょっとずれると、その「変人」ぶりばかり注目されるが、本書からは意外にもその「ビジョナリー・リーダー」の姿がはっきり見えてくる。その後、アップルに戻ると世間の予想をくつがえす能力を発揮し、iPhone、iPad、iTunesといった革新的アイデアを次々と実現させていく。その姿は、80年代の「マックの美しさに固執する変人」ではなかった。 本書は、フォーチュン誌記者としてジョブズと25年以上にわたる親交を持つ著者が、折々に取材したテープ(30本以上)を再構成し、さらに公認伝記には協力しなかった人物にもアクセスして書き下ろした話題作。すでに世界20カ国以上で翻訳されている。
  • 北京レポート 腐食する中国経済
    4.0
    「中国ショック」は歪な経済システムの行き詰まりを示す、表層的な現象にすぎない。統制過剰、隠蔽、縁故、拡張主義、国際規律無視……中国経済を行き詰まらせるのは何か。2015年の株式市場の暴落をはじめ、中国経済はその変調を隠しきれない。国内には未だ大きな開発余地があるものの、共産党による経済運営はさまざまなレベルで軋みが生じ、現状の体制システムのままでは早晩、低成長の常態化に追い込まれる。「国有企業は需要減でも人員調整できず、『目標』達成のためだけに無意味な生産が続く」「不祥事、事故はもとより、経済の変調情報すら隠蔽される」「党の『計画』が優先され、誰も住みたくない土地に高層住宅が建ちまくる」……。さらに無理な拡張主義、横暴な国際ルールの無視により、周辺国・先進国との経済協力にも障害が生じる。国際社会で孤立する中国は、成長を阻害する。中国総局で経済分野を追った日経記者が、中国経済を長期的に低迷させる社会的な矛盾、問題について現場レポートする衝撃のルポ。
  • さらばカリスマ セブン&アイ「鈴木」王国の終焉
    4.0
    圧倒的強さを誇るセブンイレブンの内側で、何が起こっていたのか。「コンビニ」という業態を作り上げた男は、どこでつまずいたのか。微妙なバランスを保っていた創業家との関係は、なぜ崩れたのか。カリスマ退場で、コンビニ業界の勢力図はどう変わるのか。日経の取材記者が、全力を挙げてその真相に迫る。
  • 「民意」の嘘 日本人は真実を知らされているか
    4.0
    安保法制・安全保障問題、憲法、自衛隊、中国の拡張主義……日本人は真実を知らされているか。 報道・言論への圧力? 戦争が近づいている? 立憲主義を破壊? 民意を軽視し、印象操作をしているのは誰か。 世論誘導システムが明々白々! 自作自演の「ジャーナリズム」を、日本人は知るべきだ。 言論テレビのキャスター、櫻井よしこ氏と花田編集長のタッグ、 ベストセラー『「正義」の嘘』に続く第2弾! 元朝日新聞記者・永栄潔氏をはじめ、論客を招いて戦後日本の歪みをひもとく。 この国の煽動者は、60年安保から変わっていない!
  • 元朝日新聞主筆 若宮啓文の霊言
    4.0
    朝日ジャーナリズムをけん引した男の 歴史観、国家観、人生観。 「従軍慰安婦」記事問題への本音とは? まるで亡命のように韓国渡航した理由とは? ▽尖閣・北方四島――領土問題に対する見解 ▽中国の人権弾圧を批判しない理由 ▽日本の自虐史観と原罪論についての持論 ▽死亡報道は誤報!? 私はまだ死んでない―― 死後の世界を認めない唯物論の限界とは 【突然の死から2日、あの世から語った生前の真意と死後の心境。】 ■■ 若宮啓文の人物紹介 ■■ 1948~2016年。東京都出身。東京大学法学部政治学科卒。1970年、朝日新聞社に入社、横浜支局や長野支局に勤務後、東京本社にて政治部記者となり、政治部次長、論説委員、政治部長、編集局次長、論説副主幹、論説主幹、主筆等を歴任する。2013年1月に朝日新聞社を退社した後は、公益財団法人日本国際交流センターのシニア・フェローに就任。日本や韓国の大学の客員教授も務めた。 ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 海洋大異変 日本の魚食文化に迫る危機
    4.0
    海の幸を食い尽くす外来種、北上するサンゴ、酸性化で死滅するアワビ、ウニ……。私たちの食卓には今どんな異変が起きているのか。ガラパゴスから南極まで綿密な取材を重ねた朝日新聞記者が、脅かされる日本の海洋資源の最前線を追う。
  • ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社 明日へ
    完結
    4.0
    全1巻759円 (税込)
    岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東さきるは生まれも育ちも岩手県。東日本大震災から5年がたった今、さきるは甚大な被害を受けた沿岸部の三陸へ取材に。陸前高田・思い出の品、大船渡・恋し浜ホタテデッキ、遠野・畑わさび栽培、釜石・FM岩手釜石支局。かつて取材で訪れたことのある地を目の当たりにし、一人の人間として深い悲しみを味わいながらも、人々の心の強さ、明るさに出会い、今また新聞で岩手を元気にしようと誓う!
  • 書かずの753 1
    完結
    4.0
    東京の大手全国紙・大和新聞。 その大和新聞に籍を置く戸塚文子は、 新聞協会賞も受賞し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの 若手敏腕記者である。 そんな彼女に人事異動の発令が!! 自他共に認める若手のホープとしてワシントン総局への 異動か?と胸を躍らせていた文子だったが、 蓋を開けてみると辞令は、 小さな地方新聞社・日刊北海道への出向だった…… 納得いかぬまま北海道の地に降り立った文子が その地方新聞社で目にし、感じたものとは!?
  • TPPがビジネス、暮らしをこう変える
    4.0
    歴史的合意で、暮らしは、ビジネスは、どう変わる? 日経記者にしか書けない影響の深層、今後の展開、交渉の真実、日本国内の対策などをわかりやすく解説。これからのTPP(環太平洋経済連携協定)批准の議論に向けて必読の1冊です。
  • ダムと鉄道 一大事業の裏側にいつも列車が走っていた
    4.0
    日本列島にはダムを建設するために造られた鉄道が多数ある。人気の観光路線として知られる黒部峡谷鉄道は黒部川水系の発電所工事のために敷設されたものであるし、JR只見線の会津川口~只見間は田子倉ダム建設のために、また、大井川鐵道井川線のアプト式区間は長島ダムとのかかわりの中で誕生した。話題の八ッ場ダムとJR吾妻線にも60年にわたる複雑な歴史がある。本書は、そんなダムと鉄道の密接な関係を、写真や建築資料とともに紹介する異色の現地レポートである。 武田元秀(たけだもとひで) 1960年、福島県郡山市で建設業者の長男に生まれる。県立安積高校、早稲田大学法学部卒業。五洋建設、朝日新聞社勤務を経てフリー。記者時代は大津支局で滋賀県警担当として信楽高原鐵道列車衝突事故、新潟支局でC57180号機の復活や、奥只見・大鳥発電所増設工事を取材。名古屋、東京本社で旅行・情報関連紙面の編集デスクなどを務めた。 ※電子書籍の仕様による紙版と異なる図版・表・写真の移動、本文中の参照指示の変更、ほか一部修正・訂正を行っている箇所があります。予めご了承ください。
  • 会計士は見た!
    4.0
    ソニーから東芝まで 事件な企業の決算書を、会計士が読み込む! 数字の羅列から、記者会見からは決して見えてこない企業の「裏の顔」が明らかに。 粉飾、内紛、リストラ、資金繰りの悪化――。 会計士には、隠し事はできない。 ・ソニー:赤字決算にもかかわらず、なぜ多額の法人税を納めているのか? ・大塚家具:トップの座を巡る父と娘の対立は、実は日本型経営と米国型経営の対立だった ・日産:コストダウンでは絶対に削ってはいけない数字がある ・キーエンス:企業内平均年収1600万円超。「工場がない製造業」はなぜ儲かるのか? ・スカイマーク:倒産する企業はまず決算書のここに赤信号がともる ・東芝:監査が見逃した「ソフトウェア開発の数字」に、異常事態がはっきりと現れていた
  • 認知症新時代 私らしく生きる
    4.0
    2015年1月、厚生労働省は認知症の人の数は700万人を超えるとの推計を発表した。あと10年で、65歳以上の5人に1人は認知症になるとの計算だ。いつまでも健康でありたいと誰もが願い、認知症予防に躍起になりがちだが、認知症を避けて通ることはできない状況まできている。これからは、認知症と共に生きることを前提に考える必要があるのではないか。 本書は、毎日新聞生活報道部の記者たちが2014年1月から1年間、続けてきた連載「認知症新時代」を中心に、その後の認知症を巡る当事者や国の動きに関する記事などをまとめたものである。認知症になっても安心して生きていける社会にするために何が必要か、私たちはどうしたらいいのか。それを考えるには、まず当事者である認知症のご本人の声を聞くのが一番ではないのか──そんな思いで記者たちは取材を始めた。 「認知症になると何も分からなくなる」。一般には、まだそうした偏見が根強く残っている。しかし、実際には、認知症になったからといって、いきなり何もかも分からなくなるのではない。むしろ、今までできていたことができなくなっていく自分自身に苦しみ、間違いを指摘したり、無視したりする周囲の反応に傷ついているのである。取材に応じてくださった当事者の方々は皆、先々への不安を抱えつつも、生きがいを持ち、周囲の人々や地域とのつながりを大切にしながら、自分らしく生きていこうと奮闘している。考えてみれば、それは人として当たり前の行動ではないだろうか。 認知症の人たちの生の声が手に取るように分かるだけでなく、本人の思いに基づく医療や介護、町づくりのあり方を考えるきっかけとなる良書。 第一章 私らしく生きる 第二章 医療・暮らし支える 第三章 変わる病院 第四章 できること、ある 第五章 地域で暮らす 巻末資料 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(平成27年1月27日実施)
  • 靖国戦後秘史―A級戦犯を合祀した男
    4.0
    終戦直後、GHQにより廃止の瀬戸際に立たされた靖国神社は、皇族出身の筑波藤麿宮司の指導のもと、様々な改革を実施していった。筑波宮司は昭和天皇の意を汲み、A級戦犯の合祀を求める圧力に終始、消極的な姿勢を崩さなかった。  1978年に筑波宮司が亡くなると状況は一変する。筑波氏の後任と目されていた権宮司に、靖国神社の職員寮内のいさかいから反感をもった反権宮司派は、靖国神社以外から新宮司を招聘すべく画策する。そして新宮司に選出された松平永芳氏は、自らの特異な信念に基づき、就任したその年にA級戦犯の合祀を決行した。 記者が「まるでその場にいたかのようだ」と、靖国神社関係者を驚かせた徹底取材で、 昭和天皇の意すら介さぬ松平氏の独特な政治・思想はどのように育まれたのか、靖国神社の最高意志決定機関・崇敬者総代会の内情、そしてA級戦犯合祀の真相をえぐりだす「靖国問題」の決定版的一冊。
  • 劫火 航空事故調査官
    4.0
    名古屋空港で、トランス・エイジアン航空機が着陸に失敗、炎上。現場に向かった新聞記者上沢広之は、事故原因の解明に執念を燃やす。航空事故調査官神野史郎との駆け引き。ボイスレコーダーで甦る機長と副操縦士の会話―真実はどこにあるのか。航空事故における国際的な暗面と、破滅に向かう人間の深層心理に迫る長編。
  • 手を伸ばして触れて
    4.0
    両親が殺害され、自宅に火をつけられた事件によって視力を失ってしまった雪彦。事件は両親の心中として処理されてしまい、雪彦は保険金で小さな家を建て、静かに暮らしていた。そんなある日、図書館へ行く途中、歩道橋から落ちかけたところを、桐山という男に助けられる。その後も、何かと親切にされるうちに雪彦は桐山に心を寄せ始める。しかし桐山は事件を調べていた記者として、雪彦に近づいてきていて…。 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。
  • 白洲家の日々―娘婿が見た次郎と正子―
    4.0
    白洲次郎のひとり娘を奪い、“七年の敵”と呼ばれた著者。「夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないこと」という奇想天外な二人のもと、後年様々な薫陶を受けることになる。著者が夫婦喧嘩をしたときに、居合わせた正子が見せた女性らしい素顔、夜中に訪れた新聞記者に次郎が応えて言った「僕は口が堅いからここまで生きてこられたんだ」という言葉の重み……。秘話満載の名エッセイ。※新潮文庫版に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
  • 大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか
    4.0
    大東亜戦争は敗戦ではなかった! 人類にとって二十世紀における最大の出来事は、人間の価値を肌の色で分けていたカラーラインが消滅したことである。 日本人は「自存自衛」、そして「人種平等の理想」のために戦い、その結果として、人種差別の歴史に終止符を打った。 肌の色が違うがために辱められ惨めな境遇を強いられていた民が、日本の働きによって重い鎖から解き放たれた。 大東亜戦争は世界史上の転換点である。 国家としては日本は敗れたのかもしれない。しかし、いまある世界を創ったのは、まぎれもなく日本人なのだ。 『ファイナンシャルタイムズ』『ロンドン・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』 元東京支局長 ヘンリー・S・ストークス氏 推薦! (『英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄』著者)
  • あばれブン屋 1
    完結
    4.0
    アカツキ新聞の「あばれブン屋」こと、早乙女文矢は資料室に回されて只今謹慎中。そんな折にホームレス殺人事件が発生する。後輩記者のひかるを手伝い、隠密裏に聞き込みを続ける文矢。他社は元ボクサーの犯行と報道する中、文矢は独自に容疑者を割り出した!
  • アジア 反日と親日の正体
    4.0
    緊迫する「日中韓台、東アジア情勢」の本質論考新書!元共同通信本社経済部記者にして台湾在住11年、現在金沢学院大学准教授の気鋭のアジア情勢ウオッチャーがその目と足で見たアジアの正体。アジアの多様性、政経社会論からアニメ・コスプレ文化論まで駆使して読み解く、「反日」と「親日」幻想の実態。
  • 猟犬
    4.0
    17年前の誘拐殺人事件で容疑者有罪の決め手となった証拠は偽造されていた。捜査を指揮した刑事ヴィスティングは責任を問われて停職処分を受ける。自分の知らないところで何が行なわれたのか? そして真犯人は誰なのか? 世間から白眼視されるなか、新聞記者の娘リーネに助けられながら、ヴィスティングはひとり真相を追う。しかしそのとき、新たな事件が起きていた……。北欧ミステリの最高峰「ガラスの鍵」賞をはじめ、マルティン・ベック賞、ゴールデン・リボルバー賞の三冠に輝いたノルウェーの傑作警察小説
  • 江戸前鮨職人 きららの仕事 1
    完結
    4.0
    銀座一の鮨店にひとり現れた少女が握りの技で職人を打ち負かした…。そんな「辻斬り」の噂を聞きつけグルメ記者の高野は真相解明に乗り出す。ようやくたどり着いた先は、下町の小さな鮨店。そこには天才職人・海棠きららがいた…。
  • 身分違いのフィアンセ【あとがき付き】〈億万長者に愛されて Ⅰ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アシュリーは、名門出の下院議員のマシューと一夜だけの恋をした。ところが、翌朝にホテルが火事になり、彼は炎の中からかろうじて彼女を助け出す。これを 目撃した記者は、ふたりの仲を疑う。選挙を控えた彼にとってスキャンダルは避けねばならない。そこで、ふたりは婚約者のフリをすることにした。マシューに対する恋心を封印するはずだったアシュリーにとって、つらい日々がはじまった。仲の良い婚約者を演じる度に心が痛む彼女。別れが決まっているのに心は…。
  • 帝都探偵絵図~人魚は空に還る~
    4.0
    優れた推理力をもつ雑誌記者の里見高広は、友人で天才絵師の有村 礼と帝都をにぎわす見世物小屋を訪れる。そこにいたのは、なんと少女の人魚。世間の注目が集まる中、突如人魚の身売りが決まり――!? 三木笙子の人気ミステリ小説のコミカライズ、ここに開幕。
  • 不敵のジャーナリスト 筑紫哲也の流儀と思想
    4.0
    08年に亡くなる直前、筑紫哲也は長い間キャスターを務めたTBS「NEWS23」に出演、自身の病に引き寄せ、「この国のガン」と題して未来にも過去にも投資しない日本の現状を辛辣に、しかしいつも通り穏やかな語り口で批判し、番組出演の幕をひいた。新聞、雑誌、テレビ、それぞれに新境地を拓いた希代のジャーナリスト。ぶれない軸を持って巨大な権力や組織と闘い抜いたその実像を、政治記者の原点を綴った未刊行の自筆メモや知人、家族の証言など多様な角度から描き出す。憲法や安全保障など国家の根幹をめぐる議論が沸騰し、拡大する格差など社会不安を背景に、社会が危険な熱を帯びる時代の、必読の書である。【目次】はじめに/第一章 生涯を貫いた三本の軸/第二章 根っからのカントリーボーイ/第三章 平熱のジャーナリスト/第四章 風圧のなかで/第五章 人間嫌いの人間好き/おわりに/筑紫哲也 略年表
  • 新訂版 全国 五つ星の手みやげ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 料理記者歴60年に迫る岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を、伝統、味、地元定着度、地元推奨度、全国的知名度などの観点から厳選して紹介する、まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 商品・価格などのデータを一新した新訂版。

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  • ギリシア大富豪の哀願
    完結
    4.0
    ギリシアの大富豪ドラコスのインタビューをとってくれば私の企画が通してもらえる。さっそく彼の住む島を訪れたものの、記者とバレて即座に追い返されそうに! どうやら彼は私をパパラッチと勘違いしているみたい。冷たい暴君と噂の彼だけど、島の住人にはとてもやさしい眼差しを向けている。彼の真実はきっとこの島にあるんだわ。私はそれを知りたい。だけど偶然、彼の母を助けて負傷した私にドラコスは疑いの言葉を投げつけてきた。どうすれば信じてもらえるの!?
  • 10年目の真実 9・11からアラブの春へ
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    春はどこへ向かうのか 米国同時多発テロ直後のパキスタン、そして“アラブの春”直下のエジプト、リビア、チュニジア、シリア――そこには常に、「弾圧のない自由」を求める名もなき人々の声があった。それらの声を伝え続け、2012年度「ボーン・上田記念国際記者賞」を受賞した記者による、イスラム社会激動の10年の取材記。

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  • ピッチの王子は姫に跪く
    値引きあり
    4.0
    1巻220円 (税込)
    篠崎真帆は、桜木新聞社政治部で「総理番」と言われる花形記者として活躍していた。しかし、ある日、子会社の桜木出版へ異動の辞令が! 異動先では、新創刊のサッカー雑誌の特集記事「イケメン五人衆」を担当させられるが、真帆はサッカーの取材にやりがいを見出せずにいた。そんな中、イケメン五人衆のひとり、「ピッチの王子」こと水澤隼斗の取材に行き驚愕。彼は真帆が高校時代に自宅の近所の公園でひとりサッカーの練習をしていた少年にそっくりだった。思わず親しげに声をかけた真帆に、隼斗は「会いたくなかった」と冷たい態度。その後も、隼斗は真帆を避け続ける。「私、何かしちゃったかな?」と、悩み続ける真帆だったが…。年下の人気サッカー選手のツンデレぶりに思わず胸キュンのラブストーリー!

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  • スカーレット・バード 天空に咲く薔薇【ミニ小説つき】
    4.0
    【おまけミニ小説つき!!】飛行士に憧れるアンジェリカは、村で幸せに暮らしていた。だがある日、宮殿から遣いが来る。なんと、アンジェリカは先帝の娘だというのだ。宮殿での生活になじめない彼女は、ある時、現皇帝の企みを知り、逃げ出すことを決意! アンジェリカを救ったのは、新聞記者を自称する謎の青年、エヴァンスで…!? 自由を求めた少女が、逃亡劇の末に知った真実とは――!? 2013年度ロマン大賞受賞作!!
  • SORA!-フライト・アテンダント物語- 1
    完結
    4.0
    スカイドリーム航空が業界の常識を破って運行する、羽田~那覇間の深夜便。夜10時に飛び立ち、到着するのは深夜という便にもかかわらず、機内は満席になることも多いほど人気である。そんなある日、SORAの客室乗務員席の前をわざわざ予約したという、大手新聞記者が搭乗してきた。乗客や客室乗務員の迷惑をかえりみず、機内で写真を撮りまくるこの男の狙いとは…!?(第1話)
  • ムッシュ・クラタ
    4.0
    戦前・戦後、新聞社のパリ特派員を勤め、フランス文化をこよなく愛して「ムッシュ・クラタ」と呼ばれた男。日本人の常識から逸脱した行動をとり、鼻持ちならないキザな奴と見られていた彼が、記者として赴いたフィリピンの戦場でしめしたダンディな強靱さを鮮やかに描いた表題作。ほかに夫婦の絆の裏表を鋭い人間観察で切り取った「晴着」「へんねし」「醜男」をおさめる中・短編集。
  • 週刊Gallop 臨時増刊号/丸ごとPOG2014~2015
    4.0
    牧場MENU グラビア トーセンゲイル in ノーザンファーム グラビア パルファンデュロワ in 社台ファーム グラビア パラダイスリッジ in ノーザンファーム空港 グラビア レジメンタル in 追分リリーバレー グラビア ティルナノーグ in 大山ヒルズ 牧場(社台ファーム)  調教(社台ファーム) 調教 ★インタビュー 吉田照哉社台ファーム代表/吉田哲哉 牧場(ノーザンファーム) 牧場(ノーザンファーム空港) ★インタビュー 吉田勝己ノーザンファーム代表 牧場(追分リリーバレー) ★インタビュー 吉田晴哉追分ファーム代表/吉田正志 牧場(大山ヒルズ) ★インタビュー 前田幸治ノースヒルズ代表 牧場(ビッグレッドファーム明和&真歌トレーニングパーク) 牧場(コスモヴューファーム) 牧場(下河辺牧場) 牧場(吉澤ステーブル) 牧場(ファンタストクラブ) 牧場(木村牧場) 牧場(岡田スタッド/ノルマンディーファーム) 牧場(グランデファーム) 牧場(シュウジデイファーム) 牧場(坂東牧場) 牧場(ケイアイファーム) 牧場(加藤ステーブル) 牧場(西山牧場) 牧場(小国スティーブル) 牧場(錦岡牧場) 牧場(宇治田原優駿ステーブル) 牧場(ディアレストクラブイースト) 牧場(武田ステーブル) 牧場(チェスナットファーム) 牧場(三嶋牧場) 牧場(ビクトリーホースランチ) 牧場(内田ステーブル) 牧場(愛知ステーブル) 牧場(№9ホーストレーニングメソド) 牧場(富田牧場) 産地馬体検査◆浦河 産地馬体検査◆静内 産地馬体検査◇早来1日目 産地馬体検査◇早来2日目 愛馬会法人○社台サラブレッドクラブ 愛馬会法人○サンデーサラブレッドクラブ 愛馬会法人○G1サラブレッドクラブ 愛馬会法人○キャロットクラブ 愛馬会法人○ラフィアンターフマンクラブ 愛馬会法人○シルクホースクラブ 愛馬会法人○ロードサラブレッドオーナーズ 愛馬会法人○東京サラブレッドクラブ 愛馬会法人○ユニオンオーナーズクラブ 愛馬会法人○ターファイトクラブ 愛馬会法人○グリーンファーム愛馬会 愛馬会法人○サラブレッドクラブセゾン 愛馬会法人○友駿ホースクラブ愛馬会 愛馬会法人○広尾サラブレッド倶楽部 愛馬会法人○ブルーインベスターズ 愛馬会法人○ノルマンディーオーナーズクラブ 厩舎レポート(池上昌弘)(大竹正博) 厩舎レポート(奥平雅士)(尾関知人) 厩舎レポート(木村哲也)(国枝栄) 厩舎レポート(小島茂之)(斎藤誠) 厩舎レポート(鹿戸雄一)(高柳瑞樹) 厩舎レポート(田中剛)(田村康仁) 厩舎レポート(手塚貴久)(戸田博文) 厩舎レポート(二ノ宮敬宇)(萩原清) 厩舎レポート(畠山吉宏)(藤沢和雄) 厩舎レポート(堀宣行)(牧光二) 厩舎レポート(池江泰寿)(梅田智之) 厩舎レポート(音無秀孝)(佐々木晶三) 厩舎レポート(清水久詞)(須貝尚介) 厩舎レポート(鈴木孝志)(高野友和) 厩舎レポート(角田晃一)(友道康夫) 厩舎レポート(西園正都)(平田修) 厩舎レポート(藤岡健一)(松田国英) 厩舎レポート(松田博資)(松永昌博) 厩舎レポート(宮本博)(村山明) 厩舎レポート(安田隆行)(矢作芳人) 厩舎別リスト ステーブルニュース 合田直弘の外国産馬トレンド情報 持ち込み&外国産馬リスト 新種牡馬 傾向と対策 2014年新種牡馬一覧 種牡馬別産駒リスト(ディープインパクト) 種牡馬別産駒リスト(ディープインパクト)(ステイゴールド) 種牡馬別産駒リスト(ステイゴールド) 種牡馬別産駒リスト(ステイゴールド)(ハーツクライ) 種牡馬別産駒リスト(ハーツクライ) 種牡馬別産駒リスト(ネオユニヴァース)(ゼンノロブロイ) 種牡馬別産駒リスト(ゼンノロブロイ)(ダイワメジャー) 種牡馬別産駒リスト(ダイワメジャー)(スペシャルウィーク) 種牡馬別産駒リスト(キングカメハメハ) 種牡馬別産駒リスト(キングカメハメハ)(ハービンジャー) 種牡馬別産駒リスト(ハービンジャー)(エンパイアメーカー) 種牡馬別産駒リスト(エンパイアメーカー)(ヴァーミリアン) 種牡馬別産駒リスト(ヴァーミリアン)(カネヒキリ)(キンシャサノキセキ) 種牡馬別産駒リスト(キンシャサノキセキ) セレクトセール2012結果 セレクトセール2013結果 HBA市場結果 【PR】予想王TV 記者予想(和田)(松永)(越智)(小林) 記者予想(斉藤)(小田)(千葉)(中台) 記者予想(増田)(渡辺)(板津)(片岡) 記者予想(芳賀)(森田)(川端)(佐藤将) 記者予想(鈴木康)(土井)(片桐)(鈴木亨) 記者予想(高尾)(高橋)(野田)(ヒロシ) 記者予想(星)(椋木)(坂本)(鈴木由) 記者予想(竹下)(津田)(藤岡)(増井) コラム(岡部玲子)(長谷川雄啓) コラム(津田麻莉奈)(岡山一成) 【PR】ドラフト会議告知 【PR】定期購読キャンペーン 母馬索引 目次

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  • 夜を暴く
    4.0
    1巻660円 (税込)
    整った容姿とは裏腹に、豪胆で強い究明心を持つ新聞記者の朝倉は、威圧的な刑事・蜂賀に情報収集のため夜討ちをかける。条件付きで情報を貰うことに成功した朝倉だが、ゲイだという蜂賀に『次は襲う』と脅されてしまう。ある日、朝倉の元へ「父親の死の真相を調べて欲しい」と少年・徹が尋ねて来る。ドSな蜂賀と猟奇的なヤクザ・名村に迫られながらも、その事件を追う朝倉だが…!? ※本文にイラストは含まれていません

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  • ラッキーをつかまえろ〈危険を愛する男たち〉
    完結
    4.0
    その男は危険すぎた。何者にも負けない強烈な意志と涼やかな美貌の持ち主ルーク。海軍特殊部隊に所属する彼は、フリーの記者であるシドを、軍が関与するある事件の調査から追い払うためだけに、まるで烙印のように熱いキスを仕掛けてきた! 堅物と呼ばれるシドは、自分がキスひとつでとろけてしまいそうになったことに衝撃を受けた。一方、ルークも愕然としていた。懲らしめを与えようと軽い気持ちでシドの唇を奪った途端、予期せぬ情熱が体を駆け抜けたのだ!
  • 斬魔大聖デモンベイン 機神胎動
    4.0
    大十字九郎とアル・アジフの出会いより数十年前――謎めいた大富豪・覇道鋼造を追う新聞記者エイダは、魔導書ネクロノミコンを携えて鬼械神アイオーンを駆る魔術師と遭遇。それは全世界規模の魔戦の始まりだった!
  • ハッピー・トーク 1巻
    完結
    4.0
    全3巻528円 (税込)
    しゃべるカラスのジャッキーをつれて、ロンドンにきたデイジー・ルイス。彼女は、売られていったマリイを探している。新聞記者のグレンの協力を得て、マリイ探しをはじめるが…!? 19世紀末のロンドンを舞台に、不思議な少女デイジーの、マジカル・ファンタジー、第1巻!!
  • かなちゃん先生と窓さんのスイート・メモリーズ
    完結
    4.0
    全1巻880円 (税込)
    ダミ声がチャームポイントの小学校教師のかなちゃん先生と地方紙記者、窓さんの恋愛模様を描いた、心がほっこりする感動ヒューマン・ドラマの完結編。ひょんなことから実家に帰省したかなちゃん先生の前に、昔の恋人が現れて……!?
  • 綺譚倶楽部【帰之章】 その壱
    4.0
    1~2巻689円 (税込)
    時は大正時代、舞台は帝都・東京。新聞「綺譚倶楽部」の記者・金大中小介が猟奇事件の真相を追う。子供の誘拐事件を追っていた金大中は、ある人形作家の取材をするのだが……。そして、行方不明の同社カメラマン久我雅夢はどこへ!?
  • 黄色い部屋の謎 乱歩が選ぶ黄金時代ミステリーBEST10(2)
    4.0
    厳重に戸締まりされた「黄色い部屋」に侵入し、スタンジェルソン嬢に血まみれの重傷を負わせたのは誰か――!? 昼なお暗い森の館で企まれた奇怪きわまる密室殺人。この恐るべき謎に挑むべく、弱冠18歳の青年記者ルールタビーユは、勇躍、世紀末のパリを出発する……。息づまるサスペンスと巧みなストーリー・テリング。『オペラ座の怪人』の作者ルルーがおくる、“密室ミステリー”の古典的名作!
  • 猟銃・闘牛
    4.0
    1巻528円 (税込)
    ひとりの男の十三年間にわたる不倫の恋を、妻・愛人・愛人の娘の三通の手紙によって浮彫りにした恋愛心理小説『猟銃』。社運を賭した闘牛大会の実現に奔走する中年の新聞記者の情熱と、その行動の裏側にひそむ孤独な心情を、敗戦直後の混乱した世相のなかに描く芥川賞受賞作の『闘牛』。無名だった著者の名を一躍高からしめた初期の代表作2編の他『比良のシャクナゲ』を収録。
  • ゴーガイ! 岩手チャグチャグ新聞社(1)
    完結
    4.0
    全3巻759円 (税込)
    生まれも育ちも岩手県盛岡市。岩手チャグチャグ新聞社の記者・坂東(ばんどう)さきるは、突然の異動で県南の照里(てるさと)市へ。赴任早々、「わんこ冷麺大会」の体験取材を命じられたり、百歳を迎えた遠野の民話の語り部の秘密に迫ったり、さらには平泉の街中を逃げ回る馬を追いかけたり……。盛岡の本社にいたころに比べ、取材内容はもうメチャクチャ。しかし、地元の人たちとの交流で、次第に県南に愛着が湧いてきたさきる。次こそスクープだ!
  • 貧困の現場
    4.0
    1巻385円 (税込)
    悲しみと怒りを込めて告発する。 なぜ貧困は拡大してゆくのか?なぜ労働の尊厳は奪われたのか?なぜ人間らしい生活が蹂躙されているのか? 10年にわたって貧困の現場を伝えてきた新聞記者が、丹念な取材と緻密な分析、そしてこみ上げる思いによって書き上げた入魂のルポルタージュ。
  • その時は、笑ってさよなら ―俳優・入川保則 余命半年の生き方
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 末期がんで2011年8月までの命と宣告された俳優・入川保則が語る 「死とは?」「生きるとは?」…。死を全く怖れない、その“達観した死生観”で多くの人の心を打った、がん告白記者会見から4カ月。『水戸黄門』や『部長刑事』などで名脇役として活躍し、「もう僕は来年を拝むことのない人間です。すこしはカドの立つことも言わせてもらいましょう。」と語る著者が、これからの時代の新しい死の形、老い方、生きる究極の意味を問う!
  • 魔法使いの弟子たち(上下合本)
    4.0
    山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。週刊誌記者の仲屋京介は取材中に感染してしまう。感染者は400名以上に膨れ上がり、死者も続出。結果、“竜脳炎”感染者で、意識が戻ったのは京介を含めた三名だけだった。三人は身に着けていた不思議な「後遺症」はマスコミの注目を集め、テレビ収録中に謎の死者が出る。容疑者となった彼らは、己の能力に「最強」の特殊な力が加わっていることを知る。驚愕の終末へ!
  • 闇の四神 シックスコイン
    4.0
    大学を卒業し新聞記者となった涼。しかし予想と違い、実際の記者の堕落ぶりに失望を覚える。そんな時、次々と不可解な出来事が。そして魔の手はついに“守護六家”にまで及んできた。恐るべき敵の正体とは?
  • 闇株新聞 the book
    4.0
    「Libor不正操作事件の裏にはリーマン処理への“復讐”がある」など金融問題から「外務省はなぜ中韓に異常に卑屈なのか?」など政治問題まで、金融担当の新聞記者のみならず一般の個人投資家までが更新を今か今かと待つ話題のブログがついに単行本になった。書き下ろしもたっぷりてんこ盛りです!
  • 検察崩壊 ─失われた正義─
    4.0
    緊急対談! 「小沢事件」の中、東京地検特捜部で起きた虚偽公文書作成事件。 小川敏夫前法務大臣、石川知裕衆院議員、大坪弘道元特捜部長、八木啓代氏ら 注目の論者と共に、検察の嘘をすべて暴く。 6月27日の記者会見時、報道関係者・一部国会議員のみに配布され、最高検察庁 がいまだ一般市民への公開を拒否している、本事件の内部調査についての「最高 検報告書」、本事件の発端となった「田代報告書」も全文掲載!
  • 恋するシャーロット
    完結
    4.0
    雑誌記者シャーロットは、覆面作家スターリングのインタビューを取ろうと奔走中。どうしてもスクープの報奨金5万ドルを手に入れなければ、想い出のつまった我が家を手放さなければならない。「このネタ、絶対取ってみせるわ!」取材に励むシャーロットだが、成果はナシ・・・。それどころか、突然彼女の家に居候することになった謎の青年ブレットの魅力に翻弄されっぱなし!振り回されている場合じゃないわ、シャーロット!今は仕事に集中しなくちゃ!でも、ブレットの笑顔が次第に心に焼きついて・・・・・・!
  • あなたを憎んだ過ち
    完結
    4.0
    「マルコが単独インタビューに応じるそうよ!」編集長の言葉に、記者のイザベルは興奮をおぼえた。企業を買収して巨万の富を築きあげたマルコは、その冷徹な手腕と華麗な外見で世間の注目の的だ。予想どおり彼は傲慢な人物で、会うなり言い放った。「今からニースの僕の家へ行く」私は彼に従うしかないというわけね!反発しつつも同行を決めたイザベルだが、取材を進めるうちに、マルコの意外な一面を知り、心乱されてしまう。彼に惹かれてはいけない理由があるのに。
  • 6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の記録
    4.0
    2011年3月11日、東日本大震災が起こり、東北地方を大津波が襲った。宮城県の地域紙・石巻日日新聞社では、輪転機が一部水没。創刊99年の新聞発行が危機に立たされる中、「電気がなくても、紙とペンはある」と手書きの壁新聞を決意する。家族・親族の安否もわからない中、記者たちは最前線で取材を繰り広げた。避難所などに貼り出された壁新聞は、被災者の貴重な情報源となり、人々を励まし続けた。「伝える使命」とは何か。震災後7日間の記者たちの葛藤を追った。

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