無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
ひとりの男の十三年間にわたる不倫の恋を、妻・愛人・愛人の娘の三通の手紙によって浮彫りにした恋愛心理小説『猟銃』。社運を賭した闘牛大会の実現に奔走する中年の新聞記者の情熱と、その行動の裏側にひそむ孤独な心情を、敗戦直後の混乱した世相のなかに描く芥川賞受賞作の『闘牛』。無名だった著者の名を一躍高からしめた初期の代表作2編の他『比良のシャクナゲ』を収録。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
・猟銃
ある男の13年に渡る不倫の恋を3人からの手紙という視点で描いている。自分と相思相愛だと思っていた不倫相手が実は元旦那の不貞を忘れたくて自分との不貞行為を行ってたというのは現代でもよく聞く気がする。愛される、愛するどちらを選ぶかという選択は愛される幸せを望む人がほとんどだがホントの幸福は愛する方にあるのでは、と死んでいく不倫相手が悲しかった。やっぱりちゃんと一人の人を愛する、というのが幸福なんだろうな。
・闘牛
社運をかけた闘牛大会に奔走する新聞記者の話。戦後すぐもう金持ちたちは動き始めて成功していたんだなあ、天候によって人生が左右される様子がハラハラした。
・比良のシャクナゲ
周りから老害と言われそうな孤独な老人を癒すのは比良の石楠花と無垢な少女だけなんだなあ。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。