虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)

虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)

671円 (税込)

3pt

4.0

俺の夢は、メディアの制覇だ──。終戦直後の日本。若き新聞記者、渋沢はある船舶事故に遭遇。一人生き延びた彼は、事故をめぐる重大な秘密と引き換えに、出世の階段を登り始める。時は移り、現代。IT企業の社長、芦野は電子書籍ビジネスに目を付けた。そのコンテンツ獲得のために、今や極東グループの会長となった渋沢に接触を試みる。時代を予言する衝撃のエンタテインメント。

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虚空の冠―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫) のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
    671円 (税込)
    俺の夢は、メディアの制覇だ──。終戦直後の日本。若き新聞記者、渋沢はある船舶事故に遭遇。一人生き延びた彼は、事故をめぐる重大な秘密と引き換えに、出世の階段を登り始める。時は移り、現代。IT企業の社長、芦野は電子書籍ビジネスに目を付けた。そのコンテンツ獲得のために、今や極東グループの会長となった渋沢に接触を試みる。時代を予言する衝撃のエンタテインメント。
  • 虚空の冠(下)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
    715円 (税込)
    メディアの独裁者vs.IT業界の風雲児。勝利を収めるのはどちらだ!? かつてテレビと出版のメディアミックスを成功させた渋沢は、電子出版に新たな事業の可能性を見いだし、密かに策を練る。一方、渋沢の協力を得られなかった芦野は、独自のルートでコンテンツを集め、ついに電子書籍端末を世に送り出す──。ビジネスの開拓者らが繰り広げる熾烈な攻防戦を描く、白熱の人間ドラマ。

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虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今の問題意識にぴったりの本である。

    新聞がはじめにあり、そして ラジオ、テレビ。
    新聞は 確かにクオリティペーパーである必要があるが
    しかし、読む人のニーズにあわせなければならない。

    ラジオ、テレビが 戦後やって来る。
    それを 財界が中心になって ラジオ局をつくる。
    さらに テレビ局も。
    その野

    0
    2016年07月04日

    Posted by ブクログ

    電子書籍戦争という言葉に惹きつけられ手にしました。
    予想を裏切り冒頭は終戦直後のGHQ支配下における日本が舞台。
    その後時代を経て現代へ。
    新規ビジネスモデルをアメリカより輸入し展開しようとする男たち。
    孫さんがモデルとも思える電子書籍端末を無料でばら撒いてでも採算が取れるという絵を描く。

    実際に

    0
    2015年01月21日

    Posted by ブクログ

    面白かった!!
    今度は電子書籍でのビジネスについての物語です。
    楡さんのビジネス系の小説にははずれがありませんね!!

    でも、いきなり、戦後のGHQ管理下の時代から話が始まります。このときの海難事故の秘密を引き換えに後のメディア王となる渋沢の出世の物語?
    っと思いきや、一気に現代の情報通信企業での電

    0
    2014年11月29日

    Posted by ブクログ

    副題に「電子書籍戦争」とあるが、いきなり戦後の話。
    電子書籍を思わせるのは第2章のみ。

    一体どういうストーリー展開になるのか。
    続きは下巻の感想で。

    一粒で二度おいしい!?小説なのだ。

    0
    2013年05月02日

    Posted by ブクログ

    上下合わせて、タイトルの帯にあるとおり、電子書籍マーケットの動向を上手にトレースしている。登場人物は架空といいながら、どこかで聞いたことがあるような‥。

    0
    2013年04月15日

    Posted by ブクログ

    電子書籍をめぐる巨大メディアグループと業界3位の通信事業会社の争い。前者の会長は、参考文献からみると、読売のナベツネさんと鹿内さんがモデルか。となると後者の社長は孫正義さんと三木谷さんの合わせ技だろうか。
    のちにメディアの帝王となる新聞記者・渋沢が政治の世界とつながっていくエピソードから始まる。そし

    0
    2013年03月14日

    Posted by ブクログ

    ★★★
    今月3冊目
    楡周平。新聞社から財界への成り上がりの人物の過去と、ベンチャーでこれから電子書籍を展開していく人間の話。
    やはりこれも孫さんとか実話ベース

    0
    2023年09月08日

    Posted by ブクログ

    最初が、昭和の初め頃の話だったからあまり興味がなく(笑)読み進められるかなー?と思っていたけど、時代が交差する組み立てになっていたので、大丈夫。下巻もいっきに読んでしまおう〜!

    0
    2016年04月01日

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