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Posted by ブクログ
楡周平氏の経済小説
世界有数の大手電機メーカー、東洋電機産業の高見龍平は、米国の半導体開発部門撤退という大任を
はたして帰国する。
帰国して高見が見た会社は、創業者一族支配と取り巻きによる恣意と保身の横行
同期の湯下は一族出身ということもあり、人事部のトップまで上り詰めている。
何かと高見を自分たちの世界にひきづり込もうとするが、高見は一線を置く。
そんな中、ライバルの鷹羽とのDRAM部門の本体から切り離しての新会社設立の話が進む。
4つある工場の1つをリストラと過剰設備として閉鎖することに。
岩手工場がそのターゲットとなり、恣意的に高見は、工場閉鎖業務要因で岩手に送り込まれる。
Posted by ブクログ
三洋電機をモチーフにしたビジネス小説
しかし、残念ながら、上下巻あわせてちょっといまいち。
正直、暗い気分に落ち込んでしまう物語。
上巻では、MBAホルダーの主人公が(同期の)人事本部長にいじめられるような人事を受け、それでも結果を出すべく奔走する姿が語られています。
具体的には工場閉鎖というリストラ業務を命じられ、単身赴任でそれを全うする姿が語られています。
リストラするほうもされるほうも大変なことです。
ビジネスマンのつらさがひしひしと伝わる物語です。
明日はわが身を考えてしまいます。
楡さんの小説はあまりに現実的、具体的で、ほんと身につまされる思いです。
そういった意味では、上巻は特にハラハラドキドキもなく、淡々と物語がすすんでいくかんじ。
ということで、下巻に続く。
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