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明治七年。十五歳の服部金太郎は、成長著しい東京の洋品問屋「辻屋」の丁稚として働いていた。主人の粂吉は、金太郎の商人としての資質を高く評価し、ゆくゆくは妹の浪子と結婚させ、金太郎を辻屋の一員として迎え入れようとする。だがそんな思いとは裏腹に、金太郎は、高価ゆえに持つ人の限られていた「時計」に目をつける。鉄道網の発達により、今後「正確な時間」を知ることの重要性が高まると見抜いていたのだ。いずれは時計商になりたいという熱い想いを粂吉に伝えるが…。経済小説の名手が史実をもとに描く、世界的時計メーカー「セイコー」創業者の一代記!
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年04月06日
時計メーカー「セイコー」創業者、服部金太郎の物語。
素晴らしい小説でした。
どうしてセイコーがこんなにも大きな会社になったのか。この本を読めば全てがわかります。
金太郎は、どんな時もどんな場面でも「人」をとても大切にしていた。目には見えない〝信頼″が、人との繋がりを広げ、夢であった時計のお店を若...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月18日
先ごろこの本原作のドラマを見た。
世界的時計メーカー「セイコー」の創業者の一代記だ。
明治初期、丁稚奉公を終えた服部金太郎は、奉公先の主人の引き留めにも応じず、自分の決めた道を歩み始める。
「正確な時間を知る」ことの重要性に目をつけ、時計商になる、ことを目標に掲げ歩き出す。
今いる目の前ではなく、1...続きを読む
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