虚空の冠(下)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
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虚空の冠(下)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)

715円 (税込)

3pt

メディアの独裁者vs.IT業界の風雲児。勝利を収めるのはどちらだ!? かつてテレビと出版のメディアミックスを成功させた渋沢は、電子出版に新たな事業の可能性を見いだし、密かに策を練る。一方、渋沢の協力を得られなかった芦野は、独自のルートでコンテンツを集め、ついに電子書籍端末を世に送り出す──。ビジネスの開拓者らが繰り広げる熾烈な攻防戦を描く、白熱の人間ドラマ。

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虚空の冠―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫) のシリーズ作品

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  • 虚空の冠(上)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
    671円 (税込)
    俺の夢は、メディアの制覇だ──。終戦直後の日本。若き新聞記者、渋沢はある船舶事故に遭遇。一人生き延びた彼は、事故をめぐる重大な秘密と引き換えに、出世の階段を登り始める。時は移り、現代。IT企業の社長、芦野は電子書籍ビジネスに目を付けた。そのコンテンツ獲得のために、今や極東グループの会長となった渋沢に接触を試みる。時代を予言する衝撃のエンタテインメント。
  • 虚空の冠(下)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫)
    715円 (税込)
    メディアの独裁者vs.IT業界の風雲児。勝利を収めるのはどちらだ!? かつてテレビと出版のメディアミックスを成功させた渋沢は、電子出版に新たな事業の可能性を見いだし、密かに策を練る。一方、渋沢の協力を得られなかった芦野は、独自のルートでコンテンツを集め、ついに電子書籍端末を世に送り出す──。ビジネスの開拓者らが繰り広げる熾烈な攻防戦を描く、白熱の人間ドラマ。

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虚空の冠(下)―覇者たちの電子書籍戦争―(新潮文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年06月03日

    個人的には最期まで渋沢を嫌いになることはなかった。
    しかし、紙媒体から離れられない人間にはいろいろと考えさせられる。

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月05日

    携帯電話で 急激に伸びた IT企業の 芦野 そして 亮輔。
    電子書籍リーダー ミネルバを無償で配布する。
    その狙いは 携帯電話のシェアーを高めるための
    方策であり、そして 活字を読む人のプラットフォームを
    支配する事にあった。

    様々な試練をくぐり抜けて 極東グループのトップの渋沢。
    87歳という高...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月13日

    電子書籍は見るもの、読書ではない。読んだなというじゅうそくかんを得たいなら紙媒体だ。実在とバーチャルの違いだ。

    0

    Posted by ブクログ 2016年04月03日

    昭和の前半のお話の時は、正直今の時代に読むには少し退屈というか、斜め読みしてしまう部分もあったけど、最後は軽く物事を考えていたベンチャー企業ではなくて、深くじっくり考えていた大企業が勝つというのが、なんとなく私には納得の結末だった。今の電子書籍もこんな風にできたのかなぁ・・・。

    0

    Posted by ブクログ 2015年01月25日

    日本におけるメディアの成長要因をビジネス視点で体感できる良作。
    テレビを普及させるにあたり、政治的な動きはもちろんあるのだが、将来を見据え出版をも巻き込み、コンテンツのマルチユースを考えていたとなると、当時の人たちって本当に頭がよかったのだなぁ。

    未だに日本においては新聞の電子化は十分に進んでいる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月29日

    面白かった!!
    今度は電子書籍でのビジネスについての物語です。
    いよいよ下巻です。

    下巻では、電子書籍ビジネスについてさらにブラッシュアップされ、課題が深堀されています。
    書籍が電子書籍に変わっていくであろう事が避けられない中、その電子書籍ビジネスでの課題が物語を通して、いろいろ検証されています。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月02日

    下巻に入っても依然として、昭和の話が続く。
    しかし、時代が流れるにつれて、ものの見事に平成の電子書籍への話にリンクしていく。

    終戦から3年の昭和25年からスタートし、「ん?」と思うのだが、気づけば現代の電子書籍の話に。

    取り上げる題材がホットである。
    やっぱり楡周平はいいなあ。

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月15日

    少し余談のような話ですが、マンガが電子書籍マーケットに本格的に流れ出している。思えば、週間漫画はモノクロで、現状の読者が掴めず廃刊に追い込まれて行った。カラーで、電子上でアップすれば、出版側もローリスクで、マーケットの期待値も素早く読める。
    すぐに潜在需要を取り込みそうな気がします。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月24日

    201303/他作品に比べ人物のかき分けがわかりにくいとこはあったけど、面白かった!ラストシーンも良。

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月14日

    日本での電子書籍導入でのプラットフォーム争い。先んじるのはグローバルテレコムだが、極東グループはすでに手をうっていた……。
    現在の電子書籍業界をデフォルメしているようで(実際はもっと複雑だろうけど)、参考になった。下巻は小説としての面白さよりも、「実用性」が上回った感じ。この小説で楡周平という作家を...続きを読む

    0

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