糖尿列島 「10人に１人の病」の黙示録

鴨志田恵一

糖尿病患者の末路は「腐るような死」である。日本では四十歳以上の十人に一人が病を持ち、確実に若年齢化が進む恐怖の病。自覚症状もないまま、そのうち恐るべき症状を呈し、苦しみのなか死に至る――。不規則な生活とストレスにある新聞記者の著者が、糖尿病発病から闘病生活、そして“生還”に至るまでの葛藤の日々を記録した貴重な「体験」報告書。糖尿病を通して、豊かな経済大国日本と物欲文明の“盲点”に問いかけるベストセラー。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / エッセイ
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 角川文庫
• 電子版発売日: 2017年03月25日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[kumado · ★★★★☆]

糖尿病のことだけではない1冊

作者の糖尿病罹患の体験から始まります。糖尿病に罹患したことで、新聞記者としての作者が新たな視点で現代の日本を見つめます。30年くらい前に書かれた本のようですが、読んでみてとても考えさせられました。

＃深い ＃タメになる

[ブクログ · ★★★★☆]

人間ドックで「糖尿に注意」と書かれてしまったので、慌ててこんな本買って読みました。この間「ためしてガッテン」でも見ましたが、糖尿病はたいへんですね。この本を読むと真剣に「食べる量減らそう」「マジで痩せなきゃ！」って気になれます。
books218