ヨルン・リーエル・ホルストの作品一覧
「ヨルン・リーエル・ホルスト」の「警部ヴィスティング」「猟犬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「ヨルン・リーエル・ホルスト」の「警部ヴィスティング」「猟犬」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ノルウェーの作家、ヨルン・リーエル・ホルストの警部ヴィスティング未解決事件シリーズ第三弾。
凶悪犯トム・ケルが逮捕前に隠した死体を探すため、厳戒態勢の元、隠したとされる森へとケルの護送が始まる。だがケルは一瞬の隙をつき逃亡、かねてより疑念のあった共犯者アザー・ワンの姿が浮かんでくる。。。
前2作とは異なり、現在進行形で凶悪犯が逃亡しているため、いつも以上にピリピリした雰囲気が漂う。手堅く、証拠を一つ一つ積み重ねていくスタイルはいつも通りだが、そこに凶悪犯の逃亡が重なるため、スリリングな内容。いつもの過去の事件を洗い直す静かな雰囲気も良いが、本作のように動きが多く緊張感のある展開も良かった。
Posted by ブクログ
ヨルン・リーエル・ホルストのヴィスティング警部、未解決事件シリーズ第二弾。
検事総長直々に、死んだ政治家の家から出てきた高額な紙幣の謎解きを依頼されるヴィスティング警部。秘密の指令のため、必要最小限のメンバーで事件に臨むことが求められる。娘のリーナ等と共に捜査を開始するが、前作で出会った正反対の捜査方法で事件に迫る国家犯罪捜査局のアドリアン・スティレルも絡んできて。。。
今作も読みやすく、ページターナーなところは相変わらず。単純な事件かと思いきや、複数の事件が絡んできて非常に登場人物が多くなる中、収まるところに手堅く収める。派手さはないが、警察小説のお手本のような作品。
コールドケースを扱
Posted by ブクログ
ヨルン・リーエル・ホルストの初読。
ヴィスティング警部の未解決事件シリーズ第一弾。
静かな物語だった。
派手な事件が起きるわけでもなく。外連味があるわけでもない。だけどとんでもなく面白い。
24年前にカタリーナという女性が数字の羅列を残して消えた。ヴィスティング警部はカタリーナの夫マッティン・ハウゼンと、被害者の親族と捜査官を超え、ある種親友のような付き合い方をしている。
一方、26年前の大学生行方不明事件に新たな証拠が出る。その証拠から、カタリーナの夫が容疑者として浮かび上がり。。。
北欧の小説によく見られる、重く暗く残酷な感じは一切せず。ヴィスティング警部らが地道に、コツコツと捜査を
Posted by ブクログ
ノルウェーの作家ヨルン・リーエル・ホルストの「猟犬」を読み終えました。
最近読んだ「未解決事件四部作」の、「カタリーナコード」「鍵穴」「悪意」「疑念」より前に書かれた小説で、物語の時系列も5年ぐらい前の話。
とはいえ、最近の四部作と同様に、ヴィスティングの冷静な捜査は健在。少し若いヴィスティングと、少し若いリーネ(ヴィスティングの娘)が、協力して事件の核心に迫っていく。
とても面白かったし、ヴィスティングも相変わらずかっこいいのだけれど、事件の流れのパターンが、未解決事件四部作と似てるな〜と思いました。
たまたま、日本語訳されている作品が同じようなパターンなのか、それともヴィスティング