警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~

小説・文芸
1,100円 (税込)

5pt

英訳北欧ミステリ最高賞受賞作、第2弾!

2019年、英訳された北欧ミステリに与えられる最高賞「ペトローナ賞」を受賞した前作『警部ヴィスティング カタリーナ・コード』は、国内でも、2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位を獲得した。
本作は、その待望の続編である。
本作もまた、英国「ペトローナ賞」最終候補作に選ばれている。

閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。
直後、ラルヴィク警察の主任警部ヴィリアム・ヴィスティングは検事総長に呼び出される。
クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱を発見したのだという。
クラウセンは外務大臣を四年務め、議会の防衛委員会の重鎮でもあった。見つかったのは巨額の外国紙幣であり、汚職につながる可能性があった。

鑑識員のエスペン・モルテンセンに声をかけ、ヴィスティングは別荘に向かった。問題の段ボール箱は全部で9箱。紙幣は米ドル、英ポンド、ユーロの三種類で、総額はノルウェーの通貨で8000万クローネを超えていた。

翌日、クラウセンの別荘が放火に遭う。
ヴィスティングは全焼した火災現場で、検事総長から一通の手紙を渡される。
その手紙は、過去に起きたある若者の失踪事件に、当時保健大臣だったクラウセンが関与したことをほのめかしていた。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ミステリー
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    警部ヴィスティング
  • タイトルID
    :
    710146
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年03月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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警部ヴィスティング の一覧

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 警部ヴィスティング カタリーナ・コード ~THE KATHARINA CODE~
    1,100円 (税込)
    2019年北欧ベスト・ミステリー受賞作! 「ガラスの鍵」賞、マルティン・ベック賞、ゴールデン・リボルバー賞の三冠に輝いた『猟犬』の警部ヴィスティングが帰って来た! 2015年の『猟犬』以来、久々の邦訳となった本作は、2019年英国ペトローナ賞(英訳北欧ミステリ・オブ・ザ・イヤー)受賞作である。 著者のヨルン・リーエル・ホルストは、自身が警察官出身。ノルウェーの警察小説の第一人者として、本国ノルウェーのみならず、北欧各国、英語圏で人気を博している。 ノルウェー南部の小都市、ラルヴィク警察犯罪捜査部の警部ヴィリアム・ヴィスティングが、謎の失踪を遂げたカタリーナ・ハウゲンの行方を追い始めて24年がたっていた。ヴィスティングは毎年、事件が起きた十月十日になると、夫のマッティン・ハウゲンを訪ねていた。24年目の十月十日も同じように訪ねたが、マッティンは不在だった。異例のことだった。 明くる日、オスロの国家犯罪捜査局(クリポス)未解決事件班の捜査官アドリアン・スティレルが来訪する。スティレルは、カタリーナ事件の2年前に起きたナディア・クローグ誘拐事件の再捜査を始めていた。事件は殺人事件と見なされ、その最重要被疑者として名前が挙がったのがマッティン・ハウゲンだった。 スティレルがヴィスティングに言う。「力を貸していただきたい。ハウゲンと親しいあなたに」 ヴィスティングは了承のしるしに短くうなずき、こう続けた。「一点だけ問題がある。マッティン・ハウゲンが消えた」
  • 警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~
    1,100円 (税込)
    英訳北欧ミステリ最高賞受賞作、第2弾! 2019年、英訳された北欧ミステリに与えられる最高賞「ペトローナ賞」を受賞した前作『警部ヴィスティング カタリーナ・コード』は、国内でも、2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位を獲得した。 本作は、その待望の続編である。 本作もまた、英国「ペトローナ賞」最終候補作に選ばれている。 閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。 直後、ラルヴィク警察の主任警部ヴィリアム・ヴィスティングは検事総長に呼び出される。 クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱を発見したのだという。 クラウセンは外務大臣を四年務め、議会の防衛委員会の重鎮でもあった。見つかったのは巨額の外国紙幣であり、汚職につながる可能性があった。 鑑識員のエスペン・モルテンセンに声をかけ、ヴィスティングは別荘に向かった。問題の段ボール箱は全部で9箱。紙幣は米ドル、英ポンド、ユーロの三種類で、総額はノルウェーの通貨で8000万クローネを超えていた。 翌日、クラウセンの別荘が放火に遭う。 ヴィスティングは全焼した火災現場で、検事総長から一通の手紙を渡される。 その手紙は、過去に起きたある若者の失踪事件に、当時保健大臣だったクラウセンが関与したことをほのめかしていた。
  • 警部ヴィスティング 悪意
    1,166円 (税込)
    英訳北欧ミステリ最高賞受賞作、第3弾! 2021年「このミステリーがすごい!」海外編第7位、2019年英訳北欧ミステリ最高賞「ペトローナ賞」受賞の、国内外で大人気のミステリ「警部ヴィスティング コールドケース・シリーズ」第3弾をお届けする。 二人の女性に対する暴行・殺人・死体遺棄の罪で服役中の男が、第三の殺人を告白した。殺害した二人の女性と同時期に失踪したもう一人も自分が殺したという。 21年の禁固刑を言い渡されていたその男トム・ケルは、死体を遺棄した場所を自供する見返りに、世界一人道的だと言われるハルデン刑務所への移送を要求した。 ケルが供述した遺棄現場はラルヴィク警察の所轄区域内だった。主任警部ヴィリアム・ヴィスティングらが厳重な警備態勢を敷くなか、国際犯罪捜査局のアドリアン・スティレルや弁護士とともに、ケルが現場に到着した。 ケルには手錠と足枷がつけられていたが、二度も転んだため足枷が外された。自由を得たケルが一瞬の隙をついて走り出すと、直後手榴弾が爆発した。多数の警察官が負傷し混乱する中、ケルは姿を消す。 爆風に吹き飛ばされる直前にヴィスティングが見たのは、森へと走り去るケルだった。 過去に残虐な犯罪を繰り返してきたケルには、アザー・ワン──共犯者がいるとされていた。今回の逃亡にもその人物が関与したと確信した警察は、二人の行方を追い始めた。
  • 警部ヴィスティング 疑念
    1,188円 (税込)
    大ヒット未解決四部作シリーズ、最高傑作! 1999年8月、ノルウェー南部の小都市ラルヴィクの郊外で、十二歳の少女が絞殺体で発見されるという事件が現実に発生した。 その捜査に当たったのが、当時刑事をしていた本書の作者だった。 二年後に二十代の男が逮捕されたが証拠不十分で無罪となり、以来この事件は「膿んで癒えることのない心の傷」となっていたという。 北欧ミステリの名だたる賞を総なめにしている〈ヴィスティング〉シリーズ。 作者がこの事件を下敷きにして、精魂を込めて執筆したコールドケース四部作の最終作にして最高傑作が、本作である。 ある朝、ヴィスティングの自宅の郵便箱に差出人不明の封書が届く。中にあったのは、12―1569/99と数字だけが書かれた一枚の紙。数字は事件番号で、隣接する警察署の管内で1999年に起きた1569号事件を意味していた。 この年の7月、十七歳のトーネ・ヴァーテランが行方不明となり、二日後に絞殺体で発見された。トーネの体内から検出された精液のDNA型が元恋人のもの一致し、男は逮捕され禁固十七年の刑を受けていた。 匿名の手紙は冤罪を示唆しているのか、何を訴えたいのか、そしてなぜ自分に届けられたのか‥‥。

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警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~ のユーザーレビュー

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    購入済み

    とまらない

    引き続きヴィスティング。続けて読む。読み返して内容を確認しながら時間をかけて。じっくり堪能する価値あり

    #アツい

    0
    2026年07月28日

    Posted by ブクログ

     『猟犬』『カタリーナ・コード』といい作品を連打しているのに、昨年のこの作品を見逃してしまっていた。今春、新作が出たのを機会に順番に読まねば、との反省読書。とりわけ前作から版元を変えて翻訳出版となった本シリーズは続けての未解決事件四部作である。『猟犬』からは、ヴィスティングの娘リーネの立ち位置、職業、家族環境等が変わっているので、四部作まとめて邦訳とは小学館さん、グッドジョブ! 

     また『刑事ヴィスティング』(ドラマタイトルは警部ではない)の旧作二作(『猟犬』含む)を取りまとめたドラマ・シリーズをWOWWOWオンラインで視聴することができたので、同時に楽しませてもらっている。原作とはイメージが異なるものの、日本の低予算TVドラマに比べると相当に秀逸の映像で、鑑賞に値する。本も動画も人気が出て、他の邦訳も進むと有難い。

     ちなみに『猟犬』では警察官としての職務停止中という境遇だったが、本作では何と、検事総長から直々の特命責任者を命じられ、好きなスタッフを集結させて極秘捜査の任務に当たるという、またまた例外的な境遇で物語をスタートする。このアレンジの幅は、本シリーズの特徴かもしれない。

     本作では、大物政治家が急死した後に遺された大金の謎を極秘裏に究明する任務をヴィスティングが与えられる。情報収集役としてフリーの記者である娘リーネの他、鑑識のモンテルセンを加えて捜査をスタートするが、徐々に事件の裏闇が広がる中、過去の事件の捜査責任者や、未解決事件を専門に扱う機関クリポスの捜査官スティレルも加わってゆく。

     過去を洗い出すと、空港での大金強奪事件、失踪事件、それに纏わりそうな未解決事件が繋がりを見せてゆく。一方で大金を回収した直後、政治家の別荘は放火される。という具合にヴィスティングが関わると、張り巡らされた導火線に一気に火が着くのは、本シリーズの特徴らしい。

     例によってページターナーぶりを発揮させながら、絡み合った複雑な糸のもつれを即席のチームワークで解いてゆくプロットの豊かさは並ではない。

     著者のホルストは、現職警察官として二十年のキャリアを持つという。その経験から生まれるストーリーには、現場リアリズムのような特性がおそらく顕著なのだろう。派手な事件と緻密な捜査、事件を探る個性的メンバーたちの勘どころなど、読むべき点、楽しむべき箇所が随所に見られ、飽きることなく身を任せられるストーリー運びである。

     人の個性をぶつけ合いながら、すべての謎と伏線をしっかりと回収してゆくエンターテインメントの完成度に拍手を送りたく思う。

    0
    2022年04月14日

    Posted by ブクログ

    ノルウェーの警察小説。ヴィスティング警部のもとに、大物政治家の死後、自宅で大金が発見されたとの連絡があり、極秘捜査を開始。
    現金強盗事件と関係があるのか、同日発生した失踪事件とはどうか。
    記者の娘も巻き込み、解決へ。
    どんでん返しと、人間の性を考えさせられる佳作。

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    カタリーナ・コードで知った刑事ヴィスティング。落ち着いた渋い正統派の刑事姿と、事件の舞台となるフィヨルド周辺の透明感が好きになった。本作はカタリーナ・コード以上に深く引き込まれた。最終場面の緊張感も素晴らしい。

    0
    2023年11月14日

    Posted by ブクログ

    コールドケース4部作の2作目。今回は一気に読みました。犯人に行き当たってしまうところや訪問者が多い割に見つからない証拠品、壮絶な暴力を振るう割に殺害はしない悪人など、ちょっと詰めがな……と感じる箇所もありますが、全体として興味深く読めました。

    0
    2023年08月06日

    Posted by ブクログ

    ノルウェーの警察小説。
    ヴィスティング警部物としては13作目だそう。
    「警部ヴィスティング カタリーナ・コード」に続く作品。
    未解決四部作(コールド・ケース・カルテット)の2作目とのこと。

    大物政治家のクラウセンが急逝。
    ラルヴィク警察の主任警部ヴィスティングは検事総長に呼び出される。
    クラウセンの別荘で多額の金が詰まった箱が発見されたという。ヴィスティングは現場に向かい、箱を自宅地下に移動するが、翌日別荘のほうは放火されてしまった。何者が動いているのか。

    フリーの記者であるである娘のリーネとも協力体制を敷き、鑑識のモンテルセンも加えたチームでの極秘捜査。
    過去のいくつかの事件との関係を探っていきます。
    極端な設定ではなく、地に足がついた感じが読みやすい。
    作者は20年も警察官だった経験があり、地道な描写は安定感があります。
    一方では、自宅地下に資料を置いたり、警戒態勢が半端なところが‥いかにもラストの危機のためという設定に見える。
    盛り上げるためにはしょうがないのか?(笑)

    父と娘の関わりは、ミステリの世界では最後の希望みたいなところもあるようで。
    奥さんは警官の仕事が(不規則で危険で忙し過ぎるから)不満で離婚してることが多く、でなければ、殺されたり犯人だったりするから?
    警察と記者とが協力し合う形、というのも、現実とは違う展望を描こうというものかもしれませんね。

    0
    2023年08月05日

    Posted by ブクログ

    ヴィスティング警部シリーズ第13作、邦訳3作目にして、コールド・ケース・カルテットの2作目である。

    「今回はいつもと次元の違う捜査になりそうだ」、冒頭でヴィスティングはそう独りごちる。それもそのはず、検事総長に直々に呼び出されたヴィスティングは、先般心臓発作で亡くなった大物政治家バーナール・クラウセンの極秘調査を命じられていた。彼の別邸から、段ボールに詰め込まれた530万ドル以上の、出所不明の大金が発見されたのだ。国内外に知られるこの政治家は不正を働いていたのか。ヴィスティングは部下のモンテルセン、娘のリーネとチームを組み、捜査を開始する。

    事件の鍵穴にしっかりはまる鍵は果たして見つかるのか。クラウセンの息子の死、現金強奪事件との関連など、様々なことが絡んできて、最後までまったく読者を飽きさせない。今回も未解決事件ということで、前作でヴィスティング親娘を振り回した国家犯罪捜査局のスティレル捜査官が再登場する。出番はさほど多くないが、味のある役柄を演じている。

    本シリーズは親娘の物語でもある。本作のリーネは報道の立場ではなく、非公式ながら捜査協力というかたちで捜査に加わる。父の指揮下に入ることで、普段とは違う父の一面に接し戸惑うものの、随所で父をも超えたひらめきを見せる。しかし…、毎度ながら捜査機密をマスコミの娘に簡単に開示して、あまつさえ捜査チームに加えてしまうヴィスティングはいかがなものかと思うが…。

    それはともかく、おもしろい。次の作品が早く読みたい!

    0
    2022年11月30日

    Posted by ブクログ

    「機会が泥棒を作る」
    「人間は全ての行動をコントロールできるわけではない。いかなる場合にも自由意志に基づいた行動が可能なわけではない」
    「沈みゆく船の上で、他人に救命ボートを譲るか、自分の安全を確保するかという選択」

    未解決事件四部作との事なので翻訳を楽しみに待ちたいと思います。

    0
    2022年08月06日

    Posted by ブクログ

    シリーズを通して警察が事件を追って行く様子が丁寧に描かれていて、いい意味で地味なのだが面白い。
    父親は刑事で娘はジャーナリストという、一見微妙な立場の2人が協力しながら事件を解決する点もいい。
    登場人物達のキャラクターもどこか淡々としていて派手さはないのだが、作者本人が警察出身ということもあり、解決していく様子や人間関係に現実味があるからこそ楽しめるのだろう。

    0
    2021年07月22日

    Posted by ブクログ

    ノルウェー、元大臣クラウセンが心臓発作で死んだ。別荘から多額のユーロやドルの現金が発見され、検事総長より極秘調査を依頼されたヴィスティング警部。現金を運び出したら翌日別荘は放火された。そして、検事総長の元には、昔湖の近くで若者が行方不明になった事件に関してクラウセンを調べろという手紙が来ていた。

    登場人物がどんどん増えていってわけわからなくなりつつも、それを上回って面白かった。真相へ迫るプロセスに無理がなく、頁をめくる手が止まらなかった。

    0
    2021年06月13日

警部ヴィスティング 鍵穴  ~THE INNERMOST ROOM~ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外ミステリー
  • 出版社
    :
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    :
    小学館文庫
  • タイトル
    :
    警部ヴィスティング
  • タイトルID
    :
    710146
  • ページ数
    :
    448ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年03月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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