作品一覧

  • 温暖化で日本の海に何が起こるのか 水面下で変わりゆく海の生態系
    3.8
    1巻1,210円 (税込)
    地球温暖化・海洋酸性化で日本近海はどう変わるのか? 「未来の海」が教える、魚介類に起こるおどろきの変化とは? 〈もくじ〉 プロローグ──「未来の海水」が教えてくれること 第1章「美ら海」からの警鐘──変貌する「海の熱帯雨林」 第2章 日本近海で生じつつある「異変」──北上する生き物たち 第3章 食卓から「四季」が消える──春のサワラから秋のサンマ、冬のカキ・フグまで 第4章 海洋生態系を脅かす「もう一つの難題」──「酸性化」が引き起こすこと 第5章 どうなる? 未来のお寿司屋さん──マグロやホタテ、アワビやノリも食べられなくなる!
  • 海洋大異変 日本の魚食文化に迫る危機
    4.0
    1巻1,699円 (税込)
    海の幸を食い尽くす外来種、北上するサンゴ、酸性化で死滅するアワビ、ウニ……。私たちの食卓には今どんな異変が起きているのか。ガラパゴスから南極まで綿密な取材を重ねた朝日新聞記者が、脅かされる日本の海洋資源の最前線を追う。
  • 「聖断」の終戦史
    3.0
    1巻770円 (税込)
    1943年3月、天皇の発言をきっかけに終戦工作が始まった―― 通説を塗りかえる1冊。 1945年8月の昭和天皇の「聖断」は、どう引き出されたのか。これまでの説では、本土決戦が迫る中、徹底抗戦派の陸軍と和平派の対立を天皇が土壇場で裁定したと言われてきた。だが、はたしてそれは本当か? 本書は、アジア太平洋戦争の開戦から終戦までに何度も出された「聖断」をテーマに、天皇と指導者層の対立と妥協の様子を描きながら終戦の真相を明らかにしていく。新たな終戦史の誕生! [内容] 序章 終戦の通説はどうつくられたか 第一章 終戦史研究と「聖断」 第二章 開戦の「聖断」下る──勝利を前提として 第三章 知られざる「聖断」──勝利から引き分け狙いへ 第四章 対等和平を断念する──終戦工作の本格化 第五章 敗戦容認の「聖断」ついに下る──暗黙の「合作」 終章 「聖断」と終戦の戦後史
  • 主戦か講和か―帝国陸軍の秘密終戦工作―
    値引きあり
    4.0
    1巻800円 (税込)
    アジア太平洋戦争で終戦の地固めをしたのは、強硬かつ頑迷で悪名高い陸軍内で、極秘の工作活動を行った一派だった! 第二次大戦開始から戦争後期までドイツ軍の戦局に応じて立案された作戦の推移を追いながら、服部卓四郎率いる参謀本部作戦課と松谷誠の戦争指導課との対立を示し、「“陸軍一枚岩”観」を覆す、異色の終戦史。
  • 温暖化で日本の海に何が起こるのか 水面下で変わりゆく海の生態系

    Posted by ブクログ

    温暖化が日本の海(海産物)にどのような影響を与えるのか、ということが詳しいデータと共に記されています。単純に「北極の氷が溶けるからいけない」というようなことではなく、この水域の海水温が1度あがるとこの海産物はどのような状態になる、といったことが分かりやすく書かれています。
    サンマやウニやカキが、今までの旬の時期に安く食べられなくなるのはツライなぁ。

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    2020年11月13日
  • 主戦か講和か―帝国陸軍の秘密終戦工作―

    Posted by ブクログ

    [割れていた「一枚岩」]先の大戦にあたり、常に強硬な意見を吐き、海軍との比較で「悪玉論」の主役として描かれることが多い帝国陸軍。そんな陸軍の中にあって、敗戦にいたる早い段階から終戦工作が進められていたという、これまであまり光が当てられてこなかった点に着目した作品。主戦派の服部卓四郎、早期講話派の松谷誠の両名を軸としながら時系列的に意思決定を描いていきます。著者は、本書を通して日本的組織の在り方に警鐘を発している山本智之。


    参謀本部の「奥の院」と言われた作戦課に対して、あまり注目されてこなかった戦争指導課の働きが本書で明らかになるのですが、陸軍内にとどまらない工作や根回しなど、従来の陸軍一枚

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    2015年12月09日
  • 温暖化で日本の海に何が起こるのか 水面下で変わりゆく海の生態系

    Posted by ブクログ

    地球温暖化が海、魚に対して及ぼす影響についてまとめた一冊。サンゴだけでなく、食卓に身近な魚たちも日本近海から消えす可能性があることを紹介。
    書評で気になり購入。従来の環境本に比べ、身近な魚を紹介することにより、温暖化の影響をよりリアルに感じられる。内容も簡潔で読みやすく、良書。

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    2021年06月08日
  • 温暖化で日本の海に何が起こるのか 水面下で変わりゆく海の生態系

    Posted by ブクログ

    地球温暖化、海洋酸性化で日本の近海はどう変わるのか?「未来の海」が教える、海と海の生き物たちに起こる驚きの変化とは?将来、私たちの大好きなあの海産物は、もう食べられなくなるかもしれない。

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    2021年03月16日
  • 海洋大異変 日本の魚食文化に迫る危機

    Posted by ブクログ

    日本近海で取れる魚介類や藻類が極端な減少傾向を示しており、すでに絶滅危惧種に指定されているものも出ている。また一方で、今までいるはずもなかったものが取れるようになった、といった生態系の変化が各所で起こっている。地球温暖化の影響による水温や水質の変化はもちろん大きな要因といえるが、その他にも我々の生活から出るごみ、それも長期にわたって海中に残留するプラスチック系のごみや、化学物質や放射能による汚染、などによる被害の実態を、十数年にわたって取材活動を続けてきた朝日新聞の記者がレポートする。
    マグロや鰻といった日本人の好む食材を確保するための乱獲や、各種の開発事業、河川、海岸の工事などによる生態系の

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    2016年11月24日

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