死生観作品一覧
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-―30代女子、婚活はもう時代遅れです。 30代独身女子が、“孤独死”をプロデュース?! 特に美人でもお金持ちでも才能がある訳でもない、平凡な33歳のOL、相原由衣。結婚願望もゼロで、「むしろこのまま誰にも心を揺さぶられず、淡々と生きてひっそりと死んでいきたい」と願う“低体温症ガール”は、長い低成長が続く現代日本で生きる女性の内面をリアルに活写します。夢をもって自分のやりたいことに挑戦する訳でもなく、心を開いて友だちや恋人と付き合うこともできなかった由衣の本心を見破るように現れた書店員の掛井祐司は、由衣の甘えを優しく諭しつつ、その背中を押してくれる等身大のヒーロー。そんな掛井は由衣に「いい死に方、ありますよ」とスイスの“安楽死ツアー”を紹介するが――? ネガティブゆえにポジティブでポップな死生観を軸に展開する、大人女子必読の新しい恋活=終活ドラマ。かたくなに乾いたあなたの心の扉を開くきっかけになるかもしれません。 Novel Jam 2017 出場作品
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3.3江田島の海軍兵学校で終戦を迎え、あてもなく焼け跡の東京へ。テキ屋の手先や闇屋をしながら、何があっても食べていける術は身につけた。しかし、いかに生きるべきかという悩みは深まるばかりの青年期。ドストエフスキー、キルケゴール、やがてハイデガーの『存在と時間』に難問解決の糸口を見出す。それから半世紀以上を経て、はたして答えは見つかったのだろうか──。八十歳を迎えた哲学者が、波瀾の運命をふり返りながら、幸福、学問、恋愛、死生観までを縦横に語る。著者は哲学の勉強をはじめるまで、農林専門学校に通うなど、さんざんまわり道をしてきた。そしてハイデガー思想を理解したいために、カントやヘーゲル、フッサール、メルロ=ポンティという具合に何十年もまわり道をした、と言う。しかし、まわり道をしたからこそ、新しい道が開けてきたのだと思う、と回想する。思いきり悩み、迷いながらも、力強く生きることの大切さを教えてくれる好著である。
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-荒木経惟はなぜ、センチメンタルなのか。天才アラーキーが物語る死生観。昭和の男の影を濃密に体現する北野武、赤塚不二夫、綾小路きみまろ、森山大道、末井昭とのコラボレーションが生んだ異端児の履歴書。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「死刑囚が「死刑」について語る…希有な書!/「『死刑囚物語』には、現代における拘置所の内部の限界状況における生活が、著者の軽やかな筆致で、ときとしてユーモラスに、ときとして悲惨に描き出されている。」(加賀 乙彦・序文より) 目 次 ★第1章 ただいま「再審請求中」 第2章 わが死生観と獄中座禅20年 第3章 東京拘置所の死刑囚の仲間たち(1) 第4章 東京拘置所の死刑囚の仲間たち(2) 死刑確定者一覧表
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-北海道・旭川の郷土図書館で見つかった新種の植物“冬至草”の押し葉。太平洋戦争期の在野研究者が遺した記録から、ウランを含んだ土壌に生息して人間の血液を養分とする異様な生態が明らかになっていく……。 科学という営為の光と影を追究した表題作、異端の天才科学者の半生が浮き彫りにする論理と倫理の相克「アブサルティに関する評伝」、終末医療の情景を宇宙的な死生観から綴った第132回芥川龍之介賞候補作「目をとじるまでの短かい間」ほか、全6篇を収録。 *希望ホヤ *冬至草 *月の‥‥ *デ・ムーア事件 *目をとじるまでの短かい間 *アブサルティに関する評伝 ●石黒達昌(いしぐろ・たつあき) 作家、医師。1961年北海道生まれ。東京大学医学部卒業。「最終上映」で第8回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。純文学誌を中心に数多くの中短篇を発表する。「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」「真夜中の方へ」「目を閉じるまでの短かい間」で三度の芥川龍之介賞候補になる。また、「人喰い病」「希望ホヤ」で星雲賞日本短篇部門参考候補になるなど、SFファンからの支持も厚い。
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-顔事典、第6弾! 特別版。著名人123名の似顔絵。名言(死生観)付き。ほぼモノクロ。 絵は既刊5冊からの抜粋。絵の下部の名言(死生観)を新たに掲載。(絵、名言とも既刊本と同じページもあります)。 ビートたけし/そのまんま東/松本人志/有吉弘行/加藤茶/志村けん/円楽/石橋貴明/太田光/片岡鶴太郎/明石家さんま/福山雅治/織田裕二/上戸彩/中川翔子/東山紀之/石田純一/竹野内豊/武田真治/ブルース・リー/ジャッキー・チェン/さだまさし/長渕剛/松山千春/小田和正/所ジョージ/槇原敬之/つんく/坂本龍一/イチロー/田中将大/アントニオ猪木/マイク・タイソン/菅原文太/坂東玉三郎/石原裕次郎/樹木希林/筒井康隆/浅田次郎/大江健三郎/北方謙三/塩野七生/孫正義/バラク・オバマ/ダイアナ妃/羽生善治/岡本太郎/糸井重里/みうらじゅん/池上彰/田原総一朗/ほか 巻末付録:先人の名言(死生観)152個。
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3.0「戦後七十年というのは、新しい民主主義日本がオギャーと誕生してから 七十年経ったということ。つまり、いまの日本は『七十歳』ということなんです」 (五木寛之) 日本という国が、これ以上、高成長をを続けるのは体力的に無理。 これから先は「低成長・高成熟」の時代。では日本が進む先は、 どういった道なのか。その行く先を確認する時期に入っている。 若き日に敗戦を経験し、死を見つめてきた作家と、宗教学者にして、 認知症高齢者のグループホームを運営する僧侶による、老いと死をめぐる対話。 【おもな目次】 <第1章 七十歳になった日本で> 昭和十二年頃と似た雰囲気/現代人の肌感覚時間/祭祀儀礼が時間を延ばす/ 老年の古典と青春の古典は違う/健康法も年代によって違う/高齢者のための文化 ほか <第2章 死生観を持てるか> 「死生観を持て」と迫られる時代/根本は語りの中にある/現代に「つながり」の 場はあるか/様式の力/見えない世界を語る ほか <第3章 日本人の宗教観はどこから来たか> 日本人にとっての「天国」/神道と仏教/夕焼け小焼けの生命観/死ねば仏/ 日本に根づく宗教とは/場の宗教性に優れた日本人 ほか <第4章 「他死社会」への心がまえ> 嫌老感の正体/維摩経にみる賢老像/若者の貧困と新しい希望/「使用済み」 という問題/「棄老」はタブーか/認知症は怖くない/お寺から始まる ほか
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-彼はなぜ天然食材ハンターになったのか? 天然食材ハンターはどんな生活をしているのか? 『たけしのニッポンのミカタ』(テレビ東京系列)の出演で大きく話題になった 天然食材ハンター・谷田圭太。 中学ではいじめ、スノーボードでプロを目指すも失明の危機……。 そんな彼がなぜ天然食材ハンターの道を選んだのか。 また「天然食材ハンター」とは何なのか。 どうやって生計を立てているのか。 どんな生活をしているのか。 その原点から、彼が考える命の循環、生き物を食べるということ、 自然から感じた死生観や仕事観。 そして食材ハンターとしてのこれから…。 職業「食材ハンター」に学ぶ、自然とともに生きるということ。
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-日本人が外国人と交流するとき、いちばんのネックになるのが「宗教」についての理解ではないか。たとえば、「ユダヤ教」と「キリスト教」で決定的に違う点はどこなのか? なぜ「イスラム教」は近現代になって、民族紛争・宗教紛争が止まらないのか? 儒教の影響は、中国・韓国・日本でどのように違うのか? 本書は、日本人が理解しづらい“世界の諸宗教”の特徴をわかりやすく解説した白熱の講義録だ。「キリスト教――『民族集団』ではなく『個人』に働きかける宗教」「イスラム教――西欧化以後のイスラム世界」「儒教――家族と国家を貫く倫理・道徳」「インドの宗教――輪廻転生の死生観・宇宙観」「神道と日本人の信仰――自然と人間を区別しない精神性」など、宗教を通じて見ることで、外国人の大切な価値観や信仰の在り方が理解できるようになる。また、日本人の「神の感じ方」も浮かび上がってくる。 『日本人として学んでおきたい世界の宗教』を改題。
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4.5現代の私たちは日本の伝統文化をあまりにも知らない。それは明治時代に西洋の知識や技術を取り入れるためにつくられた学校教育や近代の学問が、日本の文学や歴史を私たちの心から切り離して論じてきたからだ。伝統的な日本人の心のあり方や死生観はどのようなものだったのか。いま私たちが伝統的と思っているものの多くが、いかにして明治に入ってからつくりだされてきたのか。民俗学や宗教学、倫理学等の観点から近代以降に日本人が見誤り、見失ってきたものを掘り起こす。
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3.4仏教学に民俗学の方法を接続し、日本人の宗教を深く掘り下げた五来重。本書は、厖大な著作を遺した宗教民俗学の巨人の「庶民宗教論」のエッセンスを知るのに最適な1冊である。 日本人の死生観とは、すぐに連想される「ハラキリ」や殉死など、武士道的なものだけではない。貴族や武士の死生観、いわば「菊と刀」ばかりでなく、「鍬」を持つ庶民の死生観は、一体どんなものだったのか。本書では、教祖・教理・教団から成る西洋起源の宗教や、文献研究と哲学的思弁にこだわる仏教学ではなく、仏教伝来以前からの霊魂観や世界観が息づく根源的な「庶民の死生観」を明らかにしていく。 著者によれば、庶民にとってあらゆる死者は一度は怨霊となる。それは鎮魂によって「恩寵をもたらす祖霊」に変えなくてはならない。そのための信仰習俗や儀礼の有様を探索し、日本列島を歩きに歩いた著者の視線は、各地に残る風葬や水葬の風習、恐山のイタコと円空仏、熊野の補陀落渡海、京都の御霊会、沖縄のイザイホウ、遠州大念仏、靖国神社などに注がれる。 巻末解説を、『聖地巡礼』『宗教と日本人』の著者・岡本亮輔氏(北海道大学准教授)が執筆。〔原本:角川書店、1994年刊〕
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3.5お墓のあり方、生まれ変わり、天国、怨霊……。『古事記』から『君の名は。』までを読み解き、新たな「安心」を求める。私たちは死んだらどこへ行くのか――。これは誰もが必ず直面する問いであろう。この問いは、大いなる不安を伴うものであり、ときに絶望ですらあり、さらに深い孤独を感じさせるものでもある。ほとんどの宗教が「死後」の問題を中心に据えているのも、それゆえだ。たしかに、「死んだらどこへ行くのか」についての固い信念があれば、「安心」を手にすることができるかもしれない。だが、その信念を持つことは現代日本人の多くにとって、そう容易なことではない。現代に生きる日本人として、自分自身にとっての答えを見つけるために、古来、日本人が死についてどのように考えてきたかを知ることから始めよう――。宮沢賢治、遠藤周作、三島由紀夫、柳田國男、折口信夫、新海誠、本居宣長、平田篤胤らの議論から、日本神話、怨霊思想、和歌の生命力、アニミズム的発想、自分史的観点までをふまえつつ、「死」と「日本人」の関係を結び直し、現代の「安心」を求める意欲作。 【目次より】●序章:変容する「死」の風景――孤独、矛盾、そして安心 ●第一章:臨死体験、生まれ変わりへの興味――「死」を探究する ●第二章:「縁」をいかに結び直すか――『先祖の話』と個人の救済 ●第三章:『古事記』の死生観――本居宣長と平田篤胤の安心 ●第四章:怨霊と鎮魂――悪しき霊をいかに救うか ●第五章:星になる、風になる――「草木国土悉皆成仏」の思想 ●終章:「死」と「史」と「詩」――ディープエコロジーと自分史
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4.2迷走する日本人のこころと向き合う 二賢人から、渾身のメッセージ 東日本大震災後、あらためて問い直された日本人の死生観や宗教性。経済効率至上主義や個人主義が加速するなかで、置き去りにされた日本人の「こころ」の問題を、現代の二賢人が論じる。思想家として教育、医療、司法、宗教の倫理的立て直しを説く内田氏(第一部)、宗教者として日本的霊性のルーツに迫りつつ現代にふさわしい共生のありかたを探る釈氏(第二部)。どちらも自らの信ずる道を振り返りながら、社会を担う一員としての読者に、まっすぐ問いを投げかける。穏やかな笑顔からは想像もつかない、切実な問題意識に胸を打たれること間違いなしの力作。自分探しの「スピリチュアル」でもなく、特定の宗教・宗派にこだわるでもなく、人間が社会をつくり生き延びていくために根源的な支えとなる「霊性」をいま、問い直す。 ※電子版限定 内田樹×釈徹宗対談「日本的霊性と大拙、そして私たち」収載
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4.0この世はもうあの世。悩めるインスタグラマーのレミと、その守護霊でゲイのイルカ、ヌルランによる抱腹絶倒、唯一無比の物語。著者畢生の書き下ろし! 非常に真面目、どこまで本気か分からない、それが滅茶苦茶おもしろい! 辛酸ワールドは小説になってさらに濃厚です。 都会のお洒落な闇へ飲み込まれていきそうなレミを救う、守護霊イルカ、ヌルランのクレバーなこと!「首から上で考えてばかりだから顔にしわができるんだよ。意識がいつも顔にあるから」、名言です。新しい商品が次から次へと生まれて消費されていくこの世界で、このイルカはちょうど彼の泳ぎ方のようにスマートなサバイバル・スキルを教えてくれます。自然に語られる死生観、死後の世界の美しさもすっと心に入ってきます。とても面白かった!(綿矢りさ) ☆公式Twitterで「ヌルラン」とコミュニケーションができます! @NururanJp
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量13,000文字以上 14,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 余命告知を受けた方の幸せなエンディングをプロデュースする専門職「看取り士」の柴田久美子さんが生み出した「胎内体感」によって、自己肯定感や幸福度を高める本です。 胎内体感は自らを客観的に捉えるためのワーク「内観」をもとにしており、内観は医療や教育の現場、企業の研修など、幅広く取り入れられています。 またマインドフルネスや瞑想との共通点も多くあります。 ウイルスや戦争など、不安の多い社会において、ストレスの解消や安らぎを与えてくれる胎内体感は自宅でも気軽に体験できます。 【目次】 第一章 胎内体感「おやすみ胎内」とは? 第二章 胎内体感とヒーリングの違い 第三章 マインドフルネスと胎内体感の関係性 第四章 自己肯定感や幸福感が高まる胎内体感の体験 第五章 精神科医が紐解く胎内体感 第六章 自宅で気軽にできる胎内体感の体験ワーク 【著者紹介】 柴田久美子(シバタクミコ) 株式会社日本看取り士会 代表取締役 一般社団法人日本看取り士会 会長 島根県出雲市生まれ。 日本マクドナルド㈱勤務を経てスパゲティー店を自営。 平成五年より福岡の特別養護老人ホームの寮母を振り出しに、平成十四年に病院のない六百人の離島にて、看取りの家を設立。 本人の望む自然死で抱きしめて看取る実践を重ねる。 平成二十二年に活動の拠点を本土に移し“看取り士”を創設。 全国各地に看取り士が常住する「看取りステーション」を立ち上げ、岡山県岡山市を拠点に“看取り士”とボランティア“エンゼルチーム”による新たな終末期のモデルを作ろうとしている。 また、全国各地に「死の文化」を伝えるために死を語る講演活動も行っている。 平成三十一年三月 おとな・こども食堂「ももたろう食堂」開設。 令和元年九月には、死生観を伝える映画「みとりし」を制作。 全国ロードショー。令和二年四月、株式会社日本看取り士会設立 同代表取締役。 セコム株式会社と連携をした見守りサービスなど、新たな派遣サービスをスタートさせた。 著書に『私は、看取り士。』(映画「みとりし」原案・佼成出版社)『いのちの革命』(舩井勝仁氏との共著 きれい・ねっと)他多数。
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-遺すことば 作家たちのがん闘病記 ●第一章 がんと告げられたとき ▼胆のうがん 九十二歳の大病で死生観が変わった 瀬戸内寂聴 ▼結腸がん ずっといる 井上荒野 ●第二章 病を受け入れて ▼乳がん 子宮体がん 対談 ガンを受け入れて 杉本章子×村田喜代子 松葉杖と命の選択 村田喜代子 ▼乳がん 私の乳癌リポート 宇江佐真理 ●第三章 最期のことば ▼肺がん がん残日録──告知から死まで五百日の闘い 筑紫哲也 ▼卵巣がん 癌治療本を我が身を以て検証 米原万里 ▼食道がん がん発症始末 藤原伊織 がん再発始末 一年後の手術 藤原伊織 ▼胃がん ガン日常 北重人 登場人物さながらの生き方 池上冬樹 ●第四章 伴侶たちの闘い ▼肺がん 井上ひさし「絶筆ノートと遺したことば」 井上ユリ ▼乳がん 亡き妻・河野裕子と詠んだ相聞歌千百首 永田和宏 ▼肺がん 山本兼一「思い出の断片」 山本英子 ●第五章 それぞれのがん体験 ▼肝臓がん 対談 がん告知にオロオロ、死を身近にドギマギ 東海林さだお×阿川佐和子 ▼腎臓がん 「昭和史の証言」を伝えずに死ねない 保阪正康 ▼乳がん 私のがん体験記 柴門ふみ ▼悪性リンパ腫 ガンと闘って一戦一勝 徳岡孝夫 ※ムックに掲載されている青山文平「それどころじゃない」は電子版には収録されていません。
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4.5斬るか斬られるか―― 役者は、真剣勝負。 「龍馬伝」「るろうに剣心」シリーズ 快進撃を続ける人気俳優の 「演技観」「人生観」とは。 ストイックに“本物の演技”を 追い求める硬派な美学に迫る。 【衝撃の過去世! 幕末の過激浪士】 ■■ しゅ・ご・れい【守護霊】 ■■ 人間の潜在意識のことで、あの世から地上にいる人を守る過去世の魂。タテマエではない本音を語る性質がある。 目次 まえがき 1 二十八歳で国民的ヒーロー、佐藤健の守護霊に訊く 2 現れた“維新の志士” 3 役者は真剣勝負だ! 4 人を“斬り倒して”勝ち抜くための「死生観」 5 今の日本は、ぬるすぎる! 6 土佐勤王党、無念だった! 7 過去世は、「武士の心」と「芸術」に関係していた 8 この国の軟弱なるものを斬りたい! 9 甘い甘い!もっと強くなれ! 10 あまりにも直截的な結論だった佐藤健の“正体” あとがき
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-文学ヲ毛血余ン仮痴夜ンニスル。読ムト発狂シマス。脳ミソガ破裂シマス。目ン玉が飛ビ出マス。鼻ガモゲマス。口ガ裂ケマス。歯ガボロボロ落チマス。髪ノ毛ガ逆立チマス。耳ガダンボニナリマス。乳首ガ取レマス。ヘソガ笑イマス。尻ノ穴ガフサガリマス。……。テナ事ハ無イニシテモ、意識ガ朦朧トシマス。記憶ガスッ飛ビマス。果タシテ、耐エラレマスカ? 読破出来マスカ? 試シテミマスカ? 海ハ死ニマスカ? 山ハ死ニマスカ? 風ハドウデスカ? 空モソウデスカ? 教エテクダサイ。ジャナクテ。元ヘ。責任ハ負イマセン。 【概略】 自動翻訳ソフトにて、著名な日本文学作品の和文(原文)を英訳し、その英訳文を更に和訳したもの。 ○和文(原文)→△英訳文(破壊文)→●和訳文(再生文) 掲載の並びは、●和訳文(再生文)→◯和文(原文)、の順。 【例文】 ●辞67.誰もが大好きバトルフィールド忠代すべてのまれな人々 ◯辞67.皆共が忠義 戦場が恋しきぞ いづれも稀な者どもぞ 細川忠興(1563~1646) ●辞68.世界の花は、人が散らないことを知っているときに祝福されます ◯辞68.散りぬべき時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ 細川ガラシャ(1563~1600) 【目次】 ・小説の冒頭1(10編) ・辞世・死生観1(60句・首) ・小説の冒頭2(10編) ・辞世・死生観2(50句・首) ・その他(10編)
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4.0「家」も「墓」も代々続いていくという考え方は 幻想でしかなかった 墓守が消失する「無縁墓」社会にあって 私たちはいかに死者を葬ればいいのか 地方の過疎化と高齢化は、 「増えすぎた墓」を世話する墓守の不足を急速に招いている。 満足に世話のできない遠方の墓を持て余し、墓じまいを行う人も増えてきた。 なぜ私たちはこれほどまで、お墓の存在を「重い」と感じるのだろうか。 墓じまいの実際とともに、 日本人にとっての墓の歴史、先祖供養のあり方、死生観の変化などにふれながら、 私たちが墓に執着する理由を解き明かしていく。 また、墓じまいにまつわる「寂しさ」や「迷い」、「わずらわしさ」の淵源に迫り、 「墓」から自由になるヒントを提示。 今後、「無縁墓」が増えていく時代の、新たな墓のあり方を考察する。 (目次) 第1章 私の体験した墓じまい ・墓守が不足した社会で、墓じまいは誰もが直面する問題・・・など 第2章 墓じまいにまつわるわずらわしさと解放感 ・そもそも「家」というものは永くは続かない ・檀家制度がもたらす菩提寺とのトラブル・・・など 第3章 どうすれば墓じまいはできるのか ・日本社会で増え続ける無縁墓と改葬 ・墓じまいの手続き、進め方・・・など 第4章 現在のような「墓」に長い歴史はない ・都市周辺の山に葬った平安時代の埋葬地の光景 ・火葬の普及が庶民の墓造り、墓参りの習俗を生んだ・・・など 第5章 「故郷・実家・墓」の文化はほんの一時代のものだった ・誰もが墓をもつようになったのは最近のことである ・江戸時代から広まった寺と檀家という関係・・・など 第6章 私たちがもつ残された骨へのこだわり ・仏教、キリスト教も「遺骨」によって大いに発展した ・庶民にとっての供養の場は、もともと墓ではなく仏壇だった・・・など 第7章 墓じまいへの「ためらい」はどこからくるか ・墓はただの石か、魂が宿っているのか ・墓じまいは故人の思いに背くことになるのか・・・など 第8章 私たちにとって墓がもつ意味は変わった ・死後の魂の行方に関心を示さなくなった現代人 ・親族たちが唯一、一堂に集まれる場としての墓の価値・・・など 第9章 墓じまいで心の荷を下ろす ・墓造りより、墓じまいのほうが日本人の無常観にしっくりくる ・「家」というものの重さから自由になる・・・など
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4.0東北各地の霊場を探訪し、日本人の死生観をさぐる。盛夏から晩秋、そして初冬へ──。作家(柳美里)と学者(佐藤弘夫)は、魂のゆくえを訪ねて、東北を歩いた。それは、大震災を経験した人々が待ち望む春を探す旅でもあった。……第1部では、地域に残る生者と死者の交歓風景を、佐藤氏によるナビゲーションと柳美里氏によるエッセイを組み合わせて展開。2人は2016年夏から冬にかけて、青森県五所川原市の「賽の河原・川倉地蔵尊」や、「姥捨て伝説」の舞台となった岩手県遠野市のデンデラ野・ダンノハナを訪ね、中世には納骨儀礼の場であった宮城県の松島などを訪れた。さらに東日本大震災の被災地である福島県南相馬市や警戒区域である大熊町にも足を延ばすなど、東北各県で取材を重ねた模様を、佐藤氏による解説と、仙台在住の写真家・宍戸清孝氏による多数の写真で紹介。第2部には、佐藤氏と柳美里氏の対談を収録。生者と死者の織りなす独自の文化の形成と定着について読み解き、未来に向けた死生観・生死観を語り合うとともに、それぞれが体験した「東日本大震災」と、その後の日々についても考察を深める。
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-~63人の<反社会的名言>&<邪悪な人生哲学>に震えろ~ 背徳と官能のモラルなき名言集、ここに誕生! 反社会的な人生哲学にこそ真実があった 社会に背を向けた者たちの魂の叫びを聴け! モラルなき人生を見よ! 読む者の胸に突き刺さる闇の金言名句、 珠玉の反社会的名言集!! 本書には犯罪者、アナーキーな作家、悪女、歴史上の偉人……などなど 彼らが残した珠玉の名言を、洋の東西、古今を問わず幅広く収録しています。 さらにその人物の生い立ち、名言が生まれた背景も紹介。 どの言葉にも人間のどす黒くグロテスクな真実の姿が写し出されています。しかしそれこそが人間の美しさなのかもしれません。 あなたがこれから読もうとしているのは、闇に捧げられた言葉、背徳者たちの魂の叫びなのです。 甘美な悪の名言世界をご堪能あれ! 【目次】 第一章 ワルがままに生きた犯罪者の名言 一、生まれながらのワルたち 二、ワルが残した反社会的人生哲学 三、ワルと死生観 四、世間を騒がせた悪女達の戯言(たわごと) 五、狂った果実、少年達の青き初期衝動 第二章 作家が残したアナーキーな名言 第三章 イカれたカルト教祖たちの妄言 第四章 歴史に刻まれた悪の金言 おわりに 収録名言一覧
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-人は死ぬとどうなるのか--。文学や神話、諸宗教の死の教えなどを引きながら、人がどのように「死後の世界」を捉えてきたのかをていねいに読み解く。輪廻、冥界、天国、地獄、終末思想など、さまざまなバリエーションの「死」や「死後」についての概念をみていきながら、最終的に現代の「死生観」につながる、「一人称の死」(自分の死)と「二人称の死」(親しい者の死の悼みや供養)、「三人称の死」(人類は死にどう対処してきたか)の三つの次元での「死」にも迫る。 また、仏教的でも儒教的でもあり、そのどれでもないような日本人の死生観や葬儀、臨死体験言説、ニューエイジ、ファンタジーの中の死生観など、宗教の権威が薄くなった近現代の来世観をひもとく。 はじめに~いつも曖昧であった「死後の世界」 第1章 古代ギリシャ・ローマの冥界 第2章 古代オリエントの死後と終末の世界 第3章 キリスト教における地獄・煉獄・天国の完成 第4章 インドの輪転生と解脱のロジック 第5章 大乗仏教と東アジアの来世観――極楽往生から幽冥界まで 第6章 現代へ――来世観の解体と多様化 おわりに~死と死後について語るために
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3.0医療未来学が描く「老い」と「死の未来」 人間と死の関係は、今まさに歴史的転換点を迎えている 寿命が延びて、死ななくなるというのは、大問題だ。 納得のいく死に方を考えるよりも、定年退職後、 30年、40年を一体どのように生きればよいのか。 生き方の根本を大改革しなければならない。 ――田原総一朗さん推薦! AI診断、ゲノム編集、手術支援ロボット、人工臓器、予防ビジネス……医療が完成形に近づき、人間が本当に120歳まで生きられる時代がすぐそこまでやってきた。しかし問題は、誰もが健康な状態で長生きできるわけではないということ。超長寿時代は、一人ひとりの人生の時間が長くなる一方で、体に致死的でない小さな不調を抱えながら生きる人が大量に増える時代でもある。そのとき世の中は?個人の生き方は? 死のあり方は? 最先端の医学研究や医療予測に詳しい著者が、未来の医療のあり方とそこに生じる問題点を提示しながら、超長寿時代の死とは何かを考えてゆく一冊。 【目次】 第1章:あらゆる病気は克服されていく――人生120年が現実味を帯びる現代 ・病気の克服が「生のあり方」を変え、「死のあり方」を変える ・人類が感染症の脅威から解放される日 ・20世紀の半ばから、たたかう相手はがん・心疾患・脳疾患に ・がんや神経難病も未来には克服される ・人工臓器も実現しつつある ・現代人の体力向上、救急医療体制の充実も「死なない」要因に ・遺伝子解析技術とセンシングで、予防医学がますます進歩する ・AI診断によって「誤診」が激減する ・人生100年、120年が現実味を帯びてきた 未来のストーリー:100歳まで生きることなどめずらしくも何ともない 第2章:健康とお金の関係はこう変わる―─経済力が「長生きの質」を決める ・「多病息災」で、今以上に医療費がかかる ・老化を治療できても医療費はかかる ・医療費が「全額自己負担」になる可能性も ・経済力が「長生きの質」を決める? ・人間拡張技術によって老化がハンディでなくなる ・「死」は「幸せな区切り」になりうる 未来のストーリー:経済力の有無で長生きの質に格差が生まれる 第3章:ゆらぐ死生観─―自分なりの「死のあり方」を持つ ・シナリオどおりに生きられると「生のあり方」が変わる ・「典型的な死のプロセス」も変わっていく ・現代医療は患者さん個人の背景まで考慮できない ・安楽死について ・医師は医師として生きている ・同調圧力、自己決定、自己決定権 ・新しい「死のあり方」に制度が追いついていない ・死生観を持つのは誰なのか ・自分なりの「死のあり方」を持ち、納得する死を迎える 未来のストーリー:100歳を超えた私の「お迎え」はいつくる? 第4章:誰が死のオーナーか─―死を取り巻く問題を考える ・「生」に自己決定権はなかったが「死の自己決定権」はある ・「脳死」の定義はあるのに「死」の定義はない日本の法律 ・延命治療は「一度始めたらやめられない」は本当か ・「人間医師」はどこまで責任を負わされるのか ・医療に関する「意思表示」が不可欠な時代に ・未来には「積極的な死」が増えてくる? ・すでに安楽死が法制化されている国や地域も ・「死なない時代」に、安楽死は「一切れのパン」となる ・死体は誰のもの? 臓器提供をめぐる問題 ・高齢者に歴史あり 未来のストーリー:安楽死が法制化された未来 第5章:未来の死を考えるための20の視点 視点1 肉体がなければ、衰えることもない 視点2 永遠の生:悪魔との取引 視点3 医師を呼ばない息子の妻への怒り 視点4 生涯独身の私は、独りで死んでいくのか 視点5 人生をともにするパートナーと同じ気持ちを共有しているか? 視点6 死の定義をあなたが決める立場ならどうする? 視点7 臓器提供が「推定同意」になる前夜の夫婦の会話 視点8 有限な貯金の使い道:高度な治療を取るか家族の団らんを取るか? 視点9 死の間際までハイテクを使えるなら、何を使う? 視点10 どんな医療制度を望むか 視点11 子どもが脳死になったらどうするか 視点12 早期定年の企業に息子が就職しようとしてら、親として反対するか 視点13 自分の死について、医師にどんな役割を担ってほしいか。またその医師は具体的に決まっているか? 視点14 死期を明確に早める新種の薬が開発された。不治の病に冒されているあたなたはどうするか 視点15 治療や延命に関する意思表示の情報を更新していなかった。どうするか 視点16 そして誰もいなくなったら、自然に任せるか 視点17 サルコを買った彼 視点18 お迎えサービス 視点19 価値のある人生なんて決められる? 命の再配分は冒瀆? 視点20 何歳まで生きたいか おわりに――死のデザインという提案 「小霜君」について――むすびにかえて
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3.3世界中で宗教が衰えつつある現代だが、誰も逃れることのできない「死」については、私たちはまだ宗教の力を必要としている。仏教、神道、キリスト教、イスラム教など世界の宗教はその誕生から死をどのように説明し、そして現代の私たちにどのような救いを与えてくれるのか。原罪が重要な意味をもっているキリスト教。来世を現世に続くものとしてとらえているイスラム教。自らの生にすら執着しないことを解く仏教──。各宗教の死生観を知ることで、現代社会の根本原理とその病理が見えてくる。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「真相深入り! 虎ノ門ニュース」で紹介。話題沸騰! ぼくらの生きざまを31のアフォリズムに凝縮! まいにち出合える日めくりカレンダー ・脱私即的。 ・どこまでも一緒に考えよう、しかし自分の頭で考えよう。 ・発信するなら、みずからの足で現場を踏み、おのれの手で触ることがモラルだ。 ・思い切り自由に、深々と謙虚に、淡々と強靭に、命の真ん中は真実でいよう。 ・科学的思考とは可能性を際限なく想定することではなく可能性を減らしていくことだ。 ・Modesty to Dare. ・深淡生。深く淡く生きる。………全31の言葉を厳選~掲載! 本書の特徴 *「どんなに順風にみえる人でも、悩みのない人はいません。哀しみのない命はありません。それを和らげる手立ては、誰にとっても、ひとつでは足りません。逆にひとつでも多く積み重ねたい。この『日めくり』が、そのひとつになってくれることを胸の裡で熱く願っています」 *「今、あなたの唯ひとつだけの人生と一緒に、この『日めくり』があるのなら、たとえようもなく幸せです」 ………本文より。 著者のこれまでの作家活動で紡ぎ出した言葉のなかから日めくりに相応しい言葉を選び、さらに新しい言葉も紡ぎ出し、合計31に厳選し尽くしたアフォリズム。そのすべてについて、著者みずから解題を書き下ろし! ネクタイをしたオフィシャルな姿から、ネクタイを外したジャケット、近所で愛犬・繁子を散歩に連れて行ったりするときのリラックスした軽装、レーシングスーツ、筋力トレをしているときのウエアまで、さまざまな著者の姿をありのままに撮り下ろし! さらにカバンやパソコン、携帯電話、スーツの襟に付けているブルーリボン・バッジ、レーシング・ヘルメット、レーシング・グラヴ、レーシング・シューズ等、愛用品を掲載! 惜しくも31から漏れた言葉、そしてゲンバ感たっぷりの写真も一枚にまとめてコラージュ! 著者略歴 青山繁晴(あおやま・しげはる) ▼作家。純文学の『平成紀』やノンフィクションの金字塔となった『ぼくらの祖国』まで、いずれもロングセラー。▼参議院議員。政治献金・寄附を1円も受け取らず政治資金集めパーティも開かず、派閥に属さず、都道府県連に属さず、後援会も作らない独自の議員活動を展開中。▼東大、近畿大、防衛省幹部研修で教鞭を執る。▼外交・防衛、危機管理、エネルギー安全保障を網羅する第一級の専門家として国内外で知られ、多くの公職を無償で遂行した。テレビ・ラジオ番組への参加、講演も数多い。▼神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒。共同通信記者(経済部、政治部)、三菱総研研究員を経て、日本初の独立系シンクタンク、独立総合研究所を創立。社長を務め、2016年夏、参院選出馬と共に退任、株も無償で放棄。▼著書に『平成紀』(幻冬舎文庫)『ぼくらの祖国』(扶桑社新書)のほか『壊れた地球儀の直し方』『危機にこそぼくらは甦る』(以上、扶桑社新書)『ぼくらの死生観』(ワニブックス「PLUS」新書)など多数。▼趣味もモータースポーツ(A級ライセンス)、アルペンスキー、乗馬、スキューバダイビング(パディ・ライセンス)、水泳、映画と幅広い。
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3.7悪口・暴言も、言い方一つで武器になる。 政治家やタレント、ネットでつぶやく一般人に至るまで、世間は不用意な失言で顰蹙を買うヤツばかり。その点、この男はひと味違う。ヒヤヒヤものの毒舌をマシンガンのように繰り出しつつも、その言葉は常に人々を頷かせる説得力を持っている。悪口・暴言も言い方ひとつで武器になる――。天才・ビートたけしが、自らの死生観や芸人論を交えながら、「顰蹙の買い方」の極意を語る。 ●政治家は「顰蹙の買い方」を知らない ●「売れなくなったらエロ」の橋下市長は「落ち目のアイドル」と同じ ●新聞はニッポンの恥を世界にバラ撒いて喜んでる ●「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ ●あえていう、「人間愛」を疑え●オイラの終活論●大島渚監督との『戦メリ』爆笑裏話●立川談志さんとの全裸写真秘話●「恥」と「粋」の芸人論●芸の成熟はブームの終わり●馬鹿なガキには「いじめ」じゃなく「犯罪」と言え●高校球児は「方言以外使用禁止」にしろ ●30歳を過ぎた息子に親の責任はあるのか●「ネットで自己アピール」なんてウソに騙されるな
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-パ・リーグTVを生み出し、きつねダンスブームに火をつけた、謎のマーケティング会社の実像に迫る! パ・リーグ人気を牽引する、マーケティング会社〝PLM〟ことパシフィックリーグマーケティング。 少数精鋭で、次々とアイデアを生み出して実現していく〝知る人ぞ知る組織〟は、いったいどのような人間が、どのようなことを考え、どのような実務を果たしているのだろうか。 そこで働く人物にフォーカスし、そのメソッドを浮き彫りにしていく、異色のビジネス・ノンフィクション! 第1章 PLMの誕生とジャージ姿の風雲児 ジャージ姿の不審者 球界再編という激震と幸運な副産物 PLM誕生の背景とリーグビジネス パ・リーグTV誕生と風雲児の加入 異動を拒否してPLMに出向へ パ・リーグTVの成長と黒船の登場 スポーツの総合商社を目指して 歴史的視座と死生観 「社員が何をしているかわかりません」 第2章 きつねダンスブームの火付け役 パ・リーグTVとYouTube キャッチャーに憧れた少年 この会社、大丈夫か!? 野球視聴の景色を変える きつねダンスブームの舞台裏 コアサービスからインフルエンサーへ 第3章 夢を叶えた熱血タイガース少女 スポーツビジネスパーソンを人気稼業に 人生を変えた甲子園ライトスタンド 知らぬ間に名物トラ女子ファンに アスリートのキャリア問題 ついに辿り着いた天職 第4章 スポーツビジネスとキャリア 国家プロジェクトとしてのスポーツ産業 スポーツビジネスパーソンという職業 徐々にスポーツの仕事を増やす スポーツ×WEBマーケティングで新卒入社 事務職でスポーツ界の一員になる 若くしてスポーツ界に飛び込むには PLMの若手社員 好きなことを仕事にする キャリアとは人生の物語 第5章 異色のインターン生 弁護士、一時休業します 突然、難病を発症する スポーツ弁護士を目指して スポーツビジネスの現場で得た宝物 第6章 リアル〝パシフィック〟を目指して PLMの海外事業 高卒フリーターからの一念発起 アメリカでの武者修行 満を持して日本のスポーツ業界へ 最先端のスポーツビジネスに挑戦中 日本野球、ついにアメリカへの逆輸入 第7章 COOは少年野球コーチ 野球少年のトラウマ 「好き」を仕事に大活躍 二つの顔をもつ野球人 まったく〝昭和〟じゃなかった監督・園部 未来に寄り添う、野球への恩返し
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4.0北欧で消息を絶った日本人女性の精神的彷徨。 織物工芸に打ち込んでいた支倉冬子は、一枚のタピスリに吸い寄せられ、魅惑されてしまう。ついにはヨーロッパに留学する決意までした冬子。だが、冬子は、ある夏の日、その地方の名家ギュルンデンクローネ男爵の末娘エルスと孤島にヨットで出かけたまま消息を絶ってしまう。 冬子が残した手記をベースに、生と死、または愛の不安を深く掘り下げた小説となっている。絶対的な孤独の中、日本と西欧、過去と現在を彷徨しながら、冬子はどのように再生していくのか……。 辻邦生が自著『生きて愛するために』で語った「死というくらい虚無のなかに、<地上の生>は、明るく舞台のように、ぽっかり浮かんでいる」という彼の死生観とともに、西欧的骨法によって本格小説を日本に結実させんとした、辻文学初期傑作の一つである。巻末に「創作ノート抄」を併録。
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5.0人間の“暗黒意識”を主題にした三部作。 人間の奥深い内部で不気味に蠢き、内側からその人を突き動かそうとする“暗黒意識”を主題に書かれた『冥府』『深淵』『夜の時間』の三部作。 作家・福永武彦の死生観が滲み出た作品群だが、各ストーリーにつながりはない。 「僕は既に死んだ人間だ。これは比喩的にいうのでも、寓意的にいうのでもない。僕は既に死んだ」という書き出しで始まる『冥府』は、死後の世界を舞台にした幻想的な作品。 『深淵』は敬虔なクリスチャンの女性と、野獣のごとき本能むきだしの男との奇妙な愛を描いた物語。二人それぞれが一人称の告白体で、サスペンス的な要素も色濃い作品。 『夜の時間』は、男女の三角関係を、過去と現在の二重時間軸構造で描くロマンあふれる作品。
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4.0
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3.0“彼は「侍(さむらい)」である”という表現が今日でもしばしば使われる。では、侍とはいかなる精神構造・姿勢を指すのか――この問いから本書は書き起こされる。主従とは、死とは、名と恥とは……。『葉隠』『甲陽軍鑑』『武道初心集』『山鹿語類』など、武士道にかかわるテキストを広く渉猟し、読み解き、日本人の死生観を明らかにした、日本思想史研究の名作。(講談社学術文庫)
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3.0定年退職後の長きにわたる「第二の人生」をどう充実させるか。その答えは、意外にも戦国武将にあった。激動の乱世を生きた戦国武将たちは、隠居の時期を自ら判断し、それぞれの第二の人生を過ごした。歴史学者・小和田哲男が有名無名の武将を取り上げながら、彼らの生き方や死生観、美意識を通して、老後を生き抜く方法を伝える一冊。
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-石原慎太郎と日本の青春 デビューから67年間、時代をつくってきた鮮烈な言葉たち。決定版コレクション 巻頭グラビア 秘蔵写真で振り返る 慎太郎の季節 I 文学を「事件」にした男 昭和30年度下半期 芥川賞 受賞の言葉 文藝春秋と私の青春時代 2021年12月に発表された最後の回顧録 『太陽の季節』の頃 「もっとも印象に残った芥川賞作品」1位に選ばれて ドキュメント 太陽族・裕次郎・新人作家ブーム 鵜飼哲夫(読売新聞編集委員) II 日本よ! 非核の神話は消えた 1970年の先駆的核保有論 特攻と日本人 若き魂への鎮魂歌 私の天皇 昭和天皇をめぐる五つの挿話 日本への遺言 「諸君!」最終号へのメッセージ III 華麗なる交友 裕さんよ、さらば 弟の死を看取った慟哭の手記 鼎談 裕次郎は強くてシャイだった 石原まき子(裕次郎夫人)×金宇満司(元石原プロ常務) 天才五衰――回想・三島由紀夫 死後30年、人と文学を振り返る さらば、友よ、江藤淳よ! 旧制中学以来の「不思議な友達」を悼む 対談 勝新太郎 侠気について 二人のシンタロウが丁々発止 対談 野坂昭如 君は日本をどうするのか ライバルが繰り広げた「言葉の死闘」 あばよ、さよなら談志師匠 親友への弔辞 小林秀雄 無類の率直と、無類の自由 痛烈な記憶 角さんと飲んだビール 「天才」田中角栄との対峙 特別寄稿 石原慎太郎の父と海 福田和也(文芸評論家) IV 冒険の時代 ぼくの撮影所日記 芥川賞受賞直後、映画俳優に挑戦 怪獣はそこにいる! ネス湖探検隊総隊長として 1962年のワーストヨットレース どうしても書き残したかった仲間の死 V 生と死と 予期せぬ出来事 私の闘癌記 「膵臓の辺りに妙な影があるけど……」 対談 五木寛之 「自力」か「他力」か 同年同月同日生まれの二人が初めて語りあった 最後の未知「死」との対峙 老いとは死を育てることである――晩年の死生観 対談 曽野綾子 老いこそ冒険の時 死んだときに「ざまぁみろ」と言われたい 僕たちの時代 「文學界」に最後に記した半生の記 VI 文壇への思い 芥川賞を目指す諸君へ 1995年、選考委員就任に寄せて 芥川賞全選評 又吉栄喜『豚の報い』から田中慎弥『共喰い』まで全33回 石原慎太郎略年譜
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 あなたは、どんなときに神社参拝が楽しいと感じますか? 境内が癒しのエネルギーで満たされ、神様が喜んでいると気づいたとき、私は楽しいと感じます。 そして、神様が、いくつもの歓迎のサインを見せてくれると、とても嬉しくなります。 癒しのエネルギーを感じることや、神様が喜んでいると気づくことは、特別な能力ではありません。 簡単にいえば、「空気を読む」のと同じことです。 神社の境内が、いつもより明るい雰囲気だと感じたり、やさしい雰囲気に包まれていると感じたとき、それは神様が喜んでいるということです。 神様が喜んでくれるポイントはいくつかありますが、その一つが「神様を深く知る」ということです。 私は、歴史書「ホツマツタヱ」を学んでから、いくつかの神社の雰囲気が明らかに変わったと感じるようになりました。 真実を知った私を、神様が喜んでくれていると理解しています。 本書は、歴史書「ホツマツタヱ」を読み解いて、私が衝撃を受けたことや、謎が解けて納得したこと、また、その意味を深く理解できたことなどを分かりやすく解説しています。 本書を読んで神様のことを深く知り、あなたも神社参拝を、より一層楽しんでください。 【目次】 第一章 歴史書「ホツマツタヱ」を大まかに知るアヤ 歴史書「ホツマツタヱ」の著者 「カミ」について 古代の死生観について トヨケカミ(豊受大神)とアマテルカミ(天照大御神)の関係 第二章 「アマテルカミ(天照大御神)」と「セオリツヒメ(瀬織津姫)」のアヤ セオリツヒメ(瀬織津姫)について 古代の「イセ」と「イサワ」について アマテルカミのミコ(皇子)について 第三章 大物主と大国主のアヤ 「ソサノヲ」について 「オホナムチ」と「クシヒコ」について 第四章 大物主と三種の神器のアヤ 「オオモノヌシ」と「ミクサタカラ」について 「ミクサタカラ」の継承 第五章 名前も性格も誤解されている「日本武尊」のアヤ 神話の「日本武尊」 「ホツマツタヱ」の「ヤマトタケ」 ヤマトタケの東征 ヤマトタケの最期
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4.7「にっぽん丸 小笠原・硫黄島クルーズ」(2014年5月25日~30日)で3回にわたって行われた青山繁晴氏の講演「海から祖国が甦る」。 第二次世界大戦末期、アメリカ軍との激戦の末に占領され、返還後は立ち入り禁止となっている硫黄島。 この島には今も、1万1千人以上の兵士の方々のご遺骨が取り残されたままである。 2006年、正式な許可を得て、硫黄島を訪れた経験を持つ青山氏は、この事実と問題解決を様々な場で訴えてきた。 この3回にわたる魂の講演をすべて採録し、さらに航海の模様と硫黄島の姿を32ページのカラー口絵写真で紹介したベストセラー『死ぬ理由、生きる理由』を新書化。 新書化にあたっては、95ページに及ぶ新原稿「この書が新書として再生する朝は、こころの晴れ間です」を加筆。 また、新たな写真を掲載した「硫黄島再訪、再々訪、再々々訪」を収録。ぼくらに「生と死」の在り方を突き付けたあの名著が甦る。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス
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-900円 (税込)※本書は、2019年8月23日~2022年12月11日まで配信していた毎日新聞出版『毎日ムック 完璧な終活 後悔しない「死」の準備(サンデー毎日&エコノミストPremium)』と同じ内容です。重複購入にご注意ください。 人生100年時代のための終活まるわかり読本。 1 生前準備編――家族に迷惑をかけない! 2 大切な人の死を乗り越える相続編――“争続”にならない相続 3 後悔しない終活実践編――ほっといたら大変!このままじゃ死ねない! 4 人生の賢人たちの哲学編――人生100年時代の生き方、逝き方 《主な内容》 ●荻原博子直伝! 最強の相続&死の準備8カ条 ●丸わかり! 40年ぶりの改正相続法 ●“争続”にならない遺言の書き方 ●知っていれば避けられる! 遺言トラブル、悲惨な実例集 ●パソコン遺して死ねますか? ゼロからわかるデジタル終活 ●死後のトラブルを回避する秘策 ●エキスパートが指南! 死ぬまでに離婚 目次 ホンネ対談 吉行和子&冨士眞奈美 終活で身軽になる 【生前準備編】 生前整理 後悔しない、知っておきたい「死の準備」8カ条 エンディングノート 最低限コレだけは書いておく! 資産、保険、借金、連絡先リスト… 最強の遺言 “争続”を防ぐ遺言の書き方 遺言Q&A 知っていれば避けられる 遺言トラブル 傾向と対策 親子で終活 親が元気なうちにやっておく「情報収集」 おひとりさま 「独り暮らし」終活完全マニュアル 社告 【相続編】 親の急死 親が死んだら10カ月以内にすべきこと 相続法改正と盲点 荻原博子が説く最強の相続 改正のポイント1 大きく変わった相続のカタチ 不動産対策にはこんなリスクもある! 改正のポイント2 骨肉の争いを未然にシャットアウト 遺産トラブル対処法 改正のポイント3 知らないでは済まない! 新たな制度と権利 改正のポイント4 配偶者居住権・特別寄与料 得するケース、損するケース 家族信託の落とし穴 悪用される「遺産先取り」 だまされない自己防衛術 生前贈与 相続税よりお得? 生前贈与を賢く使う 税務調査 富裕層、無申告、海外資産…強まる国税の「網」 いらない不動産 “負”動産から逃れる方法 土地の評価 残された土地はどうする? 節税に使える3つのテクニック 事業承継税制 特例措置を使い倒す 「損しない」事業の相続 賃貸経営 迫る首都圏の「2025年問題」 アパート経営に仕込まれた時限爆弾 【終活実践編】 遺品整理・生前整理・特殊清掃 失敗しない!人生最後の大そうじ 葬儀と墓 かつての常識は通用しない! 生前に考えたい“死後”の世界 デジタル遺品 パソコン遺して死ねますか? ゼロからわかるデジタル終活 デジタル終活Q&A デジタル遺品との「別れ方」 終活の専門家 税理士、司法書士、社労士…相続で困ったら誰を頼ればいい? 遺贈 遺贈寄付という選択 熟年離婚 死ぬまでに離婚を成功させる方法 遺族年金 いくらもらえるか知ってますか? 残されたあなたの年金を試算する 【賢人たちの哲学編】 「死」と向き合う 人生を全うした日野原重明医師らに学ぶ「安らかに逝く」ための心得と準備 人生の手じまい 吉沢久子さんに学ぶ「旅立ち」の鮮やかな作法 理想の死後 女優・樹木希林さんの「死生観」に学ぶ 「逝き方」を選ぶ 最後のタブー 尊厳死という選択
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-松はいつの時代にも、日本人には特別な存在でした。奈良時代より松明(たいまつ)として照明に使われ、平安貴族は、贈り物や文を、〈雅(みやび)〉なしきたりとして、松の折り枝を結んでいました。神が宿るといわれた聖なる木は、いかに私たちの美意識や文化に影響を与えてきたのでしょうか。『古事記』『万葉集』『日本書紀』などの文学、『源氏物語絵巻』や仏画、和歌での描写を渉猟し、そこに隠された、日本人の死生観や宗教観を探ります。 本書の底本は、人文書院より一九九三年に刊行されました。 目次) 第一章『魏志倭人伝』の植生と松 第二章 やまとたけると松 尾津崎の一つ松 磐代の浜松 童子女(うない)の松原 聖徳太子と飛仙 第三章 正倉院絵画の松 東大寺領の山境絵図 藤をまといつかせた松樹「樹下囲碁図」 第四章 のびやかな松と平安時代 宇治平等院鳳凰堂扉絵の松 雅のしきたり・松の折り枝 「源氏物語絵巻屏風屏風の松 第五章 松明と明かり 第六章 人の死と松 第七章 日本人と松 あとがき 主な参考文献 学術文庫版あとがき
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-南洋の孤島で餓死した日本兵が死の前日まで綴っていた日記。〈想像力〉を駆使して戦地の死に迫る。 戦時中、南洋のマーシャル諸島では多くの日本兵が餓死した。 そのひとり、佐藤冨五郎が死ぬ直前まで綴った日記と遺書は、戦友の手を経て息子のもとへ渡り、73年の時を超えて解読されることになる。 そこには、住み慣れない島での生活、補給路が絶たれるなかでの懸命の自給自足、そして祖国で待つ家族への思いが描かれ、混乱と葛藤のなか、死へと向かう約2年間が精緻に記されていた。 〈70年以上前に・南洋で・餓死した〉日本人といまをつなぐ、〈想像力〉の歴史社会学。 【目次】 名もなき人びとへの想像力/大林宣彦 第1章 冨五郎をめぐる歴史 近代日本と南洋群島/波多野澄雄 第2章 南洋と日本をつなぐ—日記解読のはじまり 父の日記と父の島/佐藤勉 偶然の出逢いが日記をつなぐ/仁平義明 第3章 冨五郎日記に導かれて わたしの〈タリナイ〉/大川史織 第4章 ドキュメンタリー映画『タリナイ』誕生 あなたに関係のある島/藤岡みなみ ゴジラ少年の南洋へのまなざし/水本博之 第5章 兵士としての冨五郎の心理 従軍日記・遺書に見る日本兵の死生観/一ノ瀬俊也 第6章 冨五郎日記を体験する 日記全文翻刻 資料 第7章 古代史と現代史をつなぐ——日記解読のおわり 「佐藤冨五郎日記」を映し出す/三上喜孝 第8章 マーシャルをめぐる世界と私 誰が海を閉じたのか?/グレゴリー・ドボルザーク マーシャル諸島と核、環境/竹峰誠一郎 マーシャルへの片思い/末松洋介 マーシャルへの手紙/森山史子 マーシャル追想──米国大使との銀輪談議/安細和彦 第9章 歴史をつないでいく意志 日本と南洋/寺尾紗穂 映画的歴史実践/三上喜孝 【著者】 大川史織 1988年神奈川県生まれ。映画監督。慶應義塾大学法学部政治学科卒。マーシャル諸島共和国の日系企業で働きながら、人びとのオーラル・ヒストリーを映像で記録。マーシャル諸島で戦死(餓死)した父を持つ息子の慰霊の旅に同行したドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018年)で初監督。編著書に『マーシャル、父の戦場—ある日本兵の日記をめぐる歴史実践』(みずき書林、2018年)。両作品で山本美香記念国際ジャーナリスト賞・奨励賞受賞。国立公文書館アジア歴史資料センター調査員(非常勤職員)。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古代霊と目玉の親父の導きで、武良家のご先祖様を訪ねて隠岐から鎌倉時代へ。生まれ故郷の境港から戦国時代・古代出雲へと旅する中で明らかになる水木しげる・日本人のルーツ。ニューギニアの夢を通して戦地の記憶を呼び覚まし、そこもまた故郷だったと知る南方編。番外編として水木しげるの死生観が描かれたお葬式編、国譲りの真相を探して歩く古代出雲編を収録。時空を超え異界を旅する水木サンの源流とは?
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4.0治療こそ医師の使命だ。しかし、治らない患者はどうするのか。 肺がん専門医として確固たる地位を築き上げていた岡部健医師は、病院での治療に限界を感じ、宮城県に緩和ケア医院を設立。末期がん患者の訪問介護に注力し、2000人以上を看取った。 その岡部医師自身に胃がんが見つかったのは、東日本大震災の一年前だった。 自らのがん、震災は、岡部医師の死生観を大きく変えた。医療と宗教の壁を取り払い、「臨床宗教師」の誕生に、死の直前まで取り組んだ。 この本は、丹念な取材で知られるノンフィクション作家が170時間以上かけて、岡部医師の語る死生観、抗がん剤への疑問、在宅死、「お迎え」体験の意義などをまとめた「岡部医師の遺言」である。
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-「看とり」とは、命の最期を迎えた人のそばに居て、心身の苦痛を和らげるケアをしながら息を引き取るまで見守ることです。 私たち医療職は「人は必ず死ぬ。人生は一度きり。いつ死ぬかは本当にわからない」という現実を日々体験します。 だからこそ、生老病死にまつわるさまざまな喪失体験を意識して対処を重ね、自分の中に確かな死生観を育ていく必要があります。「看とり」のグリーフケアには、この死生観をもつことがとても重要です。 本書は、「看とり」のグリーフケアについて、自身の家族の看とりや医療現場での実践、公益財団法人日本尊厳死協会の理事として、ご遺族の声を聴く日々の中で思い至ったこれまでの経験や知識を全てお伝えしています。 私たち、医療職のひとりひとりが、看とりのそのときにこそ「あなたに看とられたい」と、選択される人になれるように、心の準備を日々整えていきましょう。 医療職である皆さんの働きの中で生かし、自分自身のストレスマネジメントに少しでも役立てていただけたら幸いです。
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3.5惑わず、迷わず老後を生きるための必携書。 スカッと笑えてじんわり沁み入る、 75歳からの「無敵の」人生論! 「ただ生きているということが、こんなにうれしいことだとは思わなかった。 モノが見えること、音が聞こえること、風を感じること、歩けること、 なにより楽に息をできることが、これほどありがたいことだとは思わなかった。 ただ生きているだけで楽しい。生きているだけでうれしい。 わたしはなにやら、新境地を開いた気になった」(本文より) 『定年バカ』『定年後のリアル』など、 切れ味鋭いエッセイを発表し続けてきた著者・勢古浩爾さんは、 数年前、脳梗塞を患った。 そして、新境地にたどりつく。 生きてるだけで愉しけりゃ、無敵だ――。 ■目次 第1章:八十歳まで生きりゃ、とりあえず無敵だ 第一の敵は生老病死/現代の老人は図々しい/老人とはだれのことか/ いい生活の根底はやはり健康だ/脳梗塞になってわかったこと/八十歳まで生きられれば、まあ人生は十分か?/ 吉田松陰の死生観/第二の敵は金欠と人間/生きているだけで、いい 第2章:生きてるだけで愉しけりゃ、無敵だ 自分の死を想像してみた/生きていることは、いいことである/余計な不安にかられない/ 生きがいはいらない/「ひとり」は自由だが、賛美しすぎない/一時の楽しさより、永続的な「愉しさ」を見つける/ 老後は今日一日をただ生きるだけ 第3章:世間なんか捨ててしまえば、無敵だ わたしは世間と相性が悪い/世間が楽しかろうが、わたしには興味がない/ いわれつづけると、ほんとうかなと思う/「人生100年」のバカ/日本人は革命を起こしたことがない/ みんなに従っていれば安心/神仏は信じない/自分の価値を優先するには力がいる/世間を捨てる 第4章:歳をとっても腹は立つ 七十歳になって「矩を踰えず」/迷惑をかけなければ、怒りは抑える必要はない/ イライラの小さな種がなくならない/なにをやってんだか/永平寺よ、お前もか/ まともな組織はひとつもないのか/「孤独のグルメ」はイライラが鮨詰め/ NHK「こころ旅」のほっこり感が鼻につく/芸能人に会えたなら死んでもいい? 第5章:老後で「やめた」老後で「見つけた」 不快なニュースを見るのをやめた/タバコをやめた/プロ野球を見るのをやめた/ 笑えない「お笑い」ってなんだ/義務感で本を読むのをやめた/七十歳以後に感じる体調の違和感/ 自転車は自由だ、歩きはもっと自由だ/早朝の町の清々しさ、雨の日のよさに気づく/ 花鳥風月を解せるようになった/滅びの姿に美を見出すことの悲しみ/韓国のテレビドラマの魅力を知った 第6章:敵を無くしてしまえば、無敵だ ウソでもいいから/この世界は地獄/世界が全体幸福にならないうちは……/ 自我を潰すことはできるのか/ほんとうは全部ウソじゃないのか/虚仮おどしに驚かない/ ぴかぴか光る飾り物や虚しい雑音/なるようになる/ならないものはならない/ 多少問題はあるが、このままでいきましょう
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4.2新型コロナウイルスの出現、大規模災害をもたらす気候の激変と温暖化、グローバル資本主義による格差と分断・・・ 人類は「拡大・成長」と「不老不死」の夢を未来永劫、追い続けるのか。 地球規模での「第三の定常化」時代に向かう現在、人類が「無」をどう捉えてきたかを遡りつつ、私たちの世界観、生命観、死生観の在り方を壮大なスケールで問いなおす。 人口減少・定常型社会の社会保障、コミュニティ、死生観、哲学等、ジャンル横断の研究・発言を続けてきた第一人者による人類史への気宇壮大なアプローチ。 [第一の定常化]ホモ・サピエンスの増大 →転換1「心のビックバン」 [第二の定常化]農耕と都市の拡大 →転換2「枢軸時代/精神革命」 [第三の定常化]近代の進歩 →転換3「地球倫理」へ 人類は新たな「生存」の道への転換を図れるのか? 「狩猟採集社会や農耕社会それぞれの拡大的発展において、それが資源・環境的な制約にぶつかった際、人間はそれぞれ『心のビッグバン』『精神革命』という大きな意識転換あるいは従来になかった思想ないし観念を生み出し、…新たな『生存』そして『創造』の道を見出していったのだ」(本文より)
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-「もし明日死ぬとしたら……」 自分が死ぬことを想像して、今をどう生きるかを考える。 今を生きる若者たちに、悔いのない生き方をしてほしい—— 介護福祉施設を経営し、多くの人々の死を見届けてきた著者が送る、自分らしい人生を実現するためのメッセージ。 ------------------------------------------------------ 新型コロナの感染拡大、頻発する天災、政治家の不正…… 景気も回復せず、周りを見渡せば大人たちはみな疲弊しています。 そんななか、将来への希望が抱けず、生きる意味を見いだせない若者たちが少なくありません。 インターネットやAIを使えばなんでも分かる時代になりました。しかしPCやスマホ画面のなかには「どのように生きるのか」という問いの答えは存在しません。 著者は「どのように死ぬか」を考えることでその答えを見いだすことができるといいます。若いうちから「死」に思いをめぐらせることは生き方を見つめ直すきっかけになるというのが著者の考えです。 介護福祉施設を経営している著者は、これまで多くの施設利用者の最期を看取ってきました。たくさんの人の死に触れることで、今日を生きることの大切さを知ると同時に周囲の人々への感謝を覚え、やがて今の自分が周囲や社会のために何ができるかも考えるようになりました。 大切なあの人に何をしてあげられるだろうか—— 社会の役に立つために働くには—— 「死」について考えることは、自分自身の「今」をより良いものに変え、成長していくためにとても大切なことであると気づいたのです。 もし、明日死ぬかもしれないとしたら……そう考えてみることで、自分の大切なもの、絶対に譲れないこと、かけがえのない宝物、捨ててもいい過剰な荷物などがクリアになり、自分にとっての価値ある生き方が見えてきます。 本書は、介護福祉の現場で利用者の死を通じて著者が学んだ33の人生訓をまとめたものです。「まごころを大切にする心から幸せが生まれる」「やってくれることを当たり前だと思わない」など、悔いのない人生を送るためのヒントとなる33の言葉を収録しています。 人生に目標を見いだせず無気力な日々を過ごしている若者に、「死」を思い、生き方を見つめ直し、明日死んでも悔いのない人生を送ってほしい——。 著者の温かく熱い思いのこもった一冊です。
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-2023年12月17日更新 サブタイトル、ブックカバーの更新 ………………………… 2023年12月17日更新 本の表紙の更新 ………………………… この書籍は、私たちの存在と宇宙とを繋ぐ不可視の力、「命脈」に関する包括的な探求です。著者は、古代の伝統から最先端の科学までを網羅し、命脈が私たちの健康、感情、精神、そしてスピリチュアルな成長にどのように影響を与えるかを明らかにします。 本書では、命脈の基本的な定義から出発し、その物理的、精神的、感情的側面を掘り下げます。読者は、命脈が私たちの身体と心にどのように作用し、人生のさまざまな段階でどのように役立つかを学びます。 中盤の章では、命脈を使った具体的なエネルギーワークの方法と、日常生活でのストレスマネジメント、人間関係の改善、さらには社会的、環境的問題への応用に焦点を当てます。また、著者は命脈を通じたスピリチュアルな成長、輪廻転生の理解、そして死生観に関する深い洞察を提供します。 最終章では、命脈の多様性とその宇宙的な次元を探り、読者に新たな視野を開かせます。ここでは、命脈が私たちの精神的成長や深い自己理解にどのように貢献するかについて説明します。 全体を通して、著者は、私たち一人一人が命脈の一部であり、それを理解し活用することで、より豊かで意味のある人生を送ることができると強調します。読者は、この書籍を通じて、自己の内面と外界との深いつながりを感じ取り、日常生活においてもスピリチュアルな側面を見出すことができるでしょう。
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-【コンテンツ】 [回想] 藤波辰爾 新間寿×初代タイガーマスク [再録インタビュー集] 猪木の声が聞きたい――。 1 「寛至少年」と「力道山」と「死生観」 2 ‟闘魂”が語る‟神様”との師弟関係 3 ‟若獅子”から見たBI砲時代の終焉 4 新日本プロレスを隆盛に導いた直感力とは? 5 新団体IGFを旗揚げした猪木の心の中 [検証] 世界一格闘技決定戦 今世紀最大のスーパーファイト アントニオ猪木vsモハメド・アリ 証言集1 プロレスvsプロボクシング そんな試合は成立するのか!? 世紀の一戦を見守った2人の女性 倍賞美津子夫人と母・猪木文子 証言集2 1976年6月26日 午前11時50分 全世界に向けて、ゴングが鳴った 講道館とブラジルを繋ぐ格闘ロマン 「アリキック」が生まれた経緯とは? 証言集3 数発のパンチvs数十発のキック―― そこに隠されたものを見抜けたのは? パキスタンで繰り広げられた惨劇 アントニオ猪木vsアクラム・ペールワン 技術解説=髙阪 剛 灼熱の中で行われた幻の格闘技戦 アントニオ猪木vsジュベール・ペールワン 技術解説=髙阪 剛 [特別企画] 原悦生の格闘写真美術館 追悼出張版
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界は ●まる ▲さんかく ■しかくで、できている!? ヨーロッパで大人気の絵本作家、ヒド・ファン・ヘネヒテンが描く、 想像力が無限にひろがる、ふしぎなふしぎなものがたり。 子どもの幸福度No.1の国・オランダ発のベストセラー絵本。 【日本版特別おまけ: 無限に遊べる!想像力を育てる!12個の●▲■厚紙パーツ付き】 はじまりは色だけだった世界に…… あらゆる自然、生き物、人と社会が 「4つの●・4つの▲・4つの■」で描かれていく。 活き活きと生きて、やがて死をむかえ、 またはじまりの世界へともどっていく、すべて。 鮮やかでシンプルな死生観がひろがる、とくべつで、見事な絵本。
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-一時は上映中止に追い込まれながら昨年公開された映画『靖国』の監督が、自身の死生観、日本人と靖国、神道、天皇制について語る。また、土木典昭、鈴木邦男などとの対談、日本人学生との対話も収録。
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-【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 編著者・山折哲雄氏はインド哲学でみずからの学問をスタートさせ、マハトマ・ガンディーの非暴力と断食に身体表現による宗教理解を見、日本人のモラルを支えてきた仏教的倫理観、日本人の死生観の考察等、多岐に亘る著作を発表してきました。この山折氏の生老病死の哲学の人生学こそ、いま必要なものです。本シリーズは、山折哲雄氏の著作の中から、質素ではあっても豊かに生きるための人生の指針を著者の自選によって提供するものです。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 【※ユ=まだれ+「諛」のつくり】分裂時代の社会的精神的危機を体験した作家達の表現行為を、彼らの倫理観・死生観との関係の中で考察すると共に、同時代の思想状況、特に流布し始めた仏教との関係を重視しつつ、六朝文学を独自の精神的課題をもった表現行為としてとらえ返す。修辞への偏重を精神史の中に位置づけ、修辞に過度に傾斜した人々、とりわけユ信が自己の文学に新生面をひらきえた理由と意味を解明。日本を含む東アジア全体の文化史を視野に収め、六朝後期文学の全体像を描く。 【目次より】 前言 序論 三国・六朝文学の課題 第一節 王粲の文学 宮廷詩人と流民の視座 第二節 阮籍「詠懐」詩の自我構造 第一部 東晉・宋代の詩人 第一章 陶淵明の文学 第一節 「形影神三首」詩と仏教 第二節 「雑詩十二首」における死生観 第二章 謝霊運の文学 第一節 謝霊運の資性と詩 第二節 謝霊運の「山居賦」の構造と仏教 第二部 ユ信の文学 第一章 ユ信の前半生の文学 第一節 前半生の銘と賦 第二節 南朝時代の詩の特質 第二章 「擬詠懐二十七首」の方法 第一節 「擬」と「詠懐」の方法 第二節 ユ信「擬詠懐二十七首」の方法 第三節 「擬詠懐」における自己像の形成 第四節 詠懐と叙事 第三章 後期の賦の特徴 第一節 「竹杖賦」における再生への希求 第二節 「哀江南賦」の表現構成 歴史と招魂 第四章 後期のユ信とその文学的立場 第一節 「擬連珠」四十四首の表現と論理 第二節 ユ信と北周勝王 第三部 ユ信以後の六朝文学 第一章 北周王族の文学と思索 第一節 北周趙王の文学 聖武天皇『雑集』を資料として 第二節 北周趙王へのユ信の影響 第二章 「羈旅の臣」の文学 第一節 江総の文学 第二節 顔之推の文学 「観我生賦」を中心に あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 安藤 信廣 1949年生まれ。中国文学者。東京教育大学文学部文学科漢文学専攻卒業、同大学院文学研究科中国古典学修士課程修了。東京女子大学名誉教授。博士(文学)。 著書に、『中国の文学論』(共著)『漢文を読む本』『漢詩入門はじめのはじめ』『漢文教育の諸相』(共著)『陶淵明』(共著)『ユ信と六朝文学』『聖武天皇宸翰『雑集』「周趙王集」研究』などがある。
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4.0「修験という日本独自の仏教のお坊さまが教えてくれる、我々が逝く前に知っておくべき仏教のことは?」終活を自分でなんとかするという思い込み、じつはそこに落とし穴があるのです。 葬儀や弔いの“意味”を知らないまま「終活」を行うと、遺された家族はもちろん、自分自身にも“重荷”を強いることになりかねない? 檀家制度が成り立たなくなりつつあるいま、「うちの葬儀のやり方」が機能しなくなり、家族葬、樹木葬、散骨……選択肢ばかり増え、たくさんの人を迷わせています。「家族のために」と行った終活がかえって家族に迷惑をかけてしまう……。そんな悲劇を招かないために必要な仏教にまつわる、そして弔いに関する知識を説いていきます。 本書は日本独自の「神仏和合」=修験道の僧侶が、日本ならではの死生観、弔いのこころ、そして仏教の基本的なことを説いた本です。思索で仏教を理解したうえに、修行で仏教を体得した著者の解説は私たち日本人の魂に響き、古来から綿々と続く死生観に関してストンと腑に落ちるものがあります。まさによく生き、良く死ぬための道標となる書です。 主な内容 ●日本独自の葬式仏教●弔いの本質から離れてしまった終活?●よく生きることを学ぶのが葬式●仏教が難しいのは当たり前、なぜなら……●「自分が仏になる」、それが仏教の大きな特徴●悟る前に人を助ける●日本で変容した仏教●父を仏教、母を神道とする修験道●江戸時代の檀家制度はいまの日本で継続できない!? ●野球選手が参加する護摩行ってなに?―――etc.
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4.2
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-死者の身代わりの世代 吉田満『戦艦大和ノ最期』が刊行されて半世紀以上が経過した。同書は、吉川英治の勧めで僅か「一日を以て」書き上げられ、小林秀雄に見出されて『創文』創刊号に掲載されるも、占領軍によって発禁処分となった衝撃の初出から今日まで、絶えることなく読み継がれてきた戦争文学の不朽の名作である。 狭義の文芸の世界にとどまらず、組織人にとりわけ愛読されたのは著者の来歴が大きい。 吉田満は1923年生まれ。府立四中、東京高校、東京帝大法学部とエリートコースを歩むが、太平洋戦争末期、学徒出陣に伴い海軍に入隊。少尉として戦艦大和に乗り込み、大和を旗艦とする第二艦隊の沖縄特攻作戦、「天一号作戦」に参加し、奇跡の生還を果たす。この記録が『戦艦大和ノ最期』である。 戦後は日本銀行に入行。ニューヨーク事務所や人事課長といった要職に就き、考査役、政策委員会庶務部長、局長を経て、監事にまで登り詰めるが、この監事在職中に56歳で急逝した。 戦後、鶴見俊輔、江藤淳、加藤典洋らによって論じられてきた吉田。本書は「キリスト者」吉田に力点を置きながら新事実によって新たな吉田像を模索する試みである。戦中派の死生観の内奥へ。
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-鹿児島県と沖縄県の間に連なる八島からなる奄美群島。 その最南端の小さな島・与論で生まれ育った山 悦子さん。 30歳のときに脳腫瘍が見つかり余命宣告を受け、 医師からは手術を勧められたものの、金銭的な理由などから辞退。 そこで山さんは、小さいころから母親に教わってきた島に伝わる薬草の伝承を信じ、 食事療法の一環としてそれを取り入れた結果、2年で完治しました。 薬草や島の自然に深く感謝する山さんは、 「人々の健康のために」「与論を知ってもらうために」という信念のもとに 以来45年にわたり、島にある100種類以上の薬草の研究を続けてきました。 その活動が口コミで島内外に伝わり、原因不明の病に苦しむ人、 心の不調や悩みを抱える人、研究者など、 多いときには年間300人もが山さんを訪れるようになります。 山さんは真心を込めて人々を癒し、薬草の知識を伝えてきました。 しかし、「わたしだけが特別ではない」と山さんは言います。 そもそも与論の多くの人は、「自分よりも島のため」という気持ちが強いということ。 それは、自分や島の今があるのは先祖のおかげで、 その先祖を敬い感謝する気持ちが島民の根底にあるからだと。 土葬や洗骨、自宅で最期を迎えることなど、 実際に与論に伝わる文化には先祖とのつながりが意識されるものが多く、 それは同時に、与論独特の死生観にも大きな影響を与えています。 どのように生きて、どのような最期を迎えるか。 山さんが伝えたい健康のこと、与論の美徳の先には、 皆さんの明日からの生活や生き方をちょっと立ち止まって考えてみる、 そんなキッカケがあるはずです。
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3.9
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 この本は、今、現在介護で大変な思いをしている方、これからの介護の入り口に立ち、不安を感じている方に、ぜひ読んでいただきたいと思っています。 私は介護の専門職ではありません。 一主婦として、普通の人が経験することを通じて、感じたことを記しています。 「介護しました」と言っても、自分の両親だけだし「その程度で偉そうに」となるかもしれませんが、 そもそも「苦労して家で介護することこそリッパなこと」と思い込んでいることに問題があるのです。 介護する人、そして介護される人が、少しでも穏やかな毎日を過ごせるように。 心安らかな介護は、きっと、親御様の「心安らかな最期」につながるはずですから。 【目次】 この本の使いかた 1部:来てしまったその時 1章:夢の暗示 2章:母の入院 3章:まずは手続きを 4章:在宅介護へ 2部:プライド 1章:ホームヘルパーさんの受け入れ 2章:父の介護認定後 3章:ヘルパーさんに感謝 4章:父の認知症 3部:看取りについて 1章:クオリティ・オブ・ライフ 2章:心の準備 3章:母の看取り 4部:ひとりになった父 1章:残された父のこと 2章:認知症の不思議 5部:在宅でお世話をする人へ 1章:介護者が幸せに過ごすために 2章:義両親の世話をする場合 3章:介護が終わったら、自分の家に帰りましょう 4章:認知症で何が悪い 5章:お年寄りはこころだけで生きている 6部:醜く老いて死ぬ理由 1章:老いの悲しみ 2章:死生観について 7部:命について 8部:最後に 【著者紹介】 河口みえこ(カワグチミエコ) 1963年福岡県生まれ。 地元の高校を卒業し、金融機関へ就職。 その後は数社の企業にて勤務し、結婚後1女をもうける。 現在は夫との自営業の手伝いをしながら、遠方に住む親を通いで介護している。
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4.0「あなたの死生観が決定的に変わる!!」 2012年は、「生命が物質という暗いさなぎから解き放たれる瞬間」だ。マヤの暦はこの年の12月22日で終わっている。人類は今、急激な進化のただ中にある。爬虫類から鳥が誕生した時と同じようなことが、今の人類に起こっているのだ。 著者は「ただの音にすぎないのに、ドラッグを超えている」というヘミシンクを体験する。その過程で死後の世界が存在することに確信を持ち、宇宙というものをリアルに感じることができるようになる。 ガイドである妖精セリ、スパイダーマン、賢者ミネルバ、鎌倉時代の僧侶との対話の中から、読者は新しい世界にみちびかれていくだろう。
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4.01巻2,640円 (税込)──私たちは、よりよく死ねるだろうか? 死を問うことは、近現代が築いた社会を問い直すことでもあります。これまでいくつもの未来予測が描かれてきましたが、災害やパンデミックといった不可避の混乱に陥ったとき、どれだけ技術が進化しても生物に降りかかるものが「死」であり、多様な視点で文明を根底から見直す必要性に私たちは気づいたはずです。 いまや故人のデータはネットワーク上に残り、データ上で私たちは“死ねなくなる”ともいわれています。AIが過去の偉人をコピーしたり、バーチャル空間で死者と再会したりすることも可能な時代となりました。少子高齢化に伴い、住む土地への帰属意識や共同体が変化し、墓や葬儀のシステムも見直されてきています。そんな現代で、私たちは「死」とどう対峙していくのでしょうか。自分がいつか死ぬとき、大切な人が亡くなるとき、これからの時代では何が変化し、何が遺されるのでしょうか。 本書では、気鋭のマンガ家による描き下ろしのショートマンガや絵を織り交ぜながら、民俗学や人類学、情報社会学や人工知能研究といった多様な論者と、「死」という切り口からこれからのテクノロジーと社会を読み解いていきます。個人では向き合いづらいテーマであるからこそ、皆の知見をヒントに人間観を捉え直し、死生観のアップデートを試みましょう。死と向き合うことは、いまの生をとらえ直すことにもつながります。死の定義が変わるAI時代、本書が生と死のウェルビーイングを捉え直す契機となるはずです。 特別描き下ろし 【表紙・巻頭マンガ】五十嵐大介/【絵】諸星大二郎/【マンガ】しりあがり寿/【マンガ】うめ(小沢高広・妹尾朝子)/【マンガ】ハミ山クリニカ+原作・宮本道人 寄稿 ドミニク・チェン/畑中章宏/石倉敏明/岡本亮輔/折田明子/水野祐/庄司昌彦/橋迫瑞穂/栗原聡 インタビュー 玉置妙憂/木村光希/Whatever(川村真司+富永勇亮)/小門穂/尾藤誠司 対談 しりあがり寿×畑中章宏/宇川直宏×山川道子
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5.0本書は、87歳にしてなお、学際学者の最先端にある著者が、「神の心とは何か?」という究極の命題に挑んだ、驚嘆の書下ろしである。デカルト以来、西洋の近代科学では、「見えない理解不能な心の世界」については研究しないことになっており、その面の考察は、もっぱら宗教の独壇場となってきた。しかし、西洋科学が「非科学的」としてきた心の世界が、あらたな科学ともいうべき「量子論的唯我論」の登場により、現代では、科学的研究が不可欠なものとなっている。若き日より、「心の世界の科学」「見えない世界の発見」「宇宙の意思のありか」を探求しつづけてきた著者は、今回、科学の成果と、宗教の成果の融合を目指して深耕し、「神の心の正体は、人間の死生観にある」という結論を導き出す。 広い領域にわたる学問知識を総合して、その結論に至りゆく過程は、読者を感動させてやまないであろう。「心の時代」である今、読み逃せない論考である。
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-「わがなすことはわれのみぞしる」「なんの浮世は三文五厘よ。ぶんと屁のなるほどやってみよ」――。坂本龍馬の生涯をユニークな名言とともに紹介。時代を先取りする先見力、決断力、行動力、組織力――新しい視点で人生を切り拓くために。[内容例]自分流――とがって生きよ/知行一致――人の心はころころ変わる/死生観――自分は運が強い/ヘボクレ役人――自分大事は男ではない/ハイハイエヘン――おもしろいことを考えています/土佐の芋掘り――天の思し召しで天下を動かす/天下に事をなす――時機を見極めよ/天下をめぐる――時が来れば一挙に旗揚げすべし/大馬鹿もの――ぐずぐずしてただ日を過ごすな/父母の国は思うが――情に流されて志を失いたくない/仕禄を求めず――苦労覚悟で天下をめぐる/おかんむりのお龍――猿廻しが狸一匹ふりすてて/もし命があるなら――露の命ははかれない/世の中というもの――人間は牡蠣殻に棲んでいる
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 70代になって大きな病気を体験。残りの人生への向き合い方も微妙に変化した、玲子さん流「老い支度」をイラストと共に綴る。 70代になり、大きな病気を体験したことで 人生への向き合い方にも変化があったという西村玲子さん。 毎日を無理せず丁寧に、心豊かに過ごすために、玲子さんが始めたこと、 あきらめたことをイラストとエッセイで綴る。 「あちらこちらの体の支障は仕方ない。 2016年の秋に2か月近く入院して、いろんなことの原点に立ち返る良い機会を得た。 どんなことが起きても恐れないという死生観も出来た。 それを境に小さな身近な幸せに感謝できるようになった。 今の時間を大切にして楽しみたい、などといいながら、本来の性格が出て、 まあ、いいかという楽天的な根の部分に引き戻されている」(あとがきより) 第1章大切なものに囲まれてすっきりシンプルに暮らす 第2章失うだけではないことを知った病気からの贈り物 第3章心はいつも贅沢に好きなことをあきらめない 第4章未来はこれから生まれる思い出で満ちている1日1日ていねいに前へ 西村 玲子:イラストレーター、エッセイスト。大阪府生まれ。 ファッション・インテリア・旅・映画など日々の暮らしの中で発見する心ときめくものや、 自然体で気持ちのいい暮らしを提案。 自由な発想のパッチワークやアクセサリーなどの制作でも活躍。 毎日新聞に『西村玲子の装い帳』を連載中。著書多数
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3.0右往左往するなかれ ------------------------- 危機には古典だ 国家、日本、死。 東北アジアを知り尽くす碩学が半可通を一刀両断。 -------------------------------------------------------------------- 『論語』述而に曰(いわ)く、 ……必ずや事(こと)に臨んで懼(おそ)れ[慎重に]、 謀(はかりごと)を好んで而(しか)して成(な)す者たれ、と。 -------------------------------------------------------------------- 日本人が知っておきたい根本 不確定の時代を生き抜くための知恵と古典の教えが満載 【目次】 始めに──古典の知恵とは 序章コロナ禍に 第一章日本文化の深層 第二章国民国家とは 第三章〈不平不満老人〉社会 第四章権威とは 第五章建前の浅はかさ 第六章まっすぐに見よ 第七章日本人が語り継ぐべきもの 第八章日本の教育は 附篇日本人の死生観 後
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3.0人生の黄金期を上機嫌に生きよう 6000人を診た老年医学の第一人者が断言―― 「我慢しない人ほど老けこまない。病気にならないのです」 第1章 65歳からいちばん大切なのは「心の健康」 ●幸せの決め手は貯金額よりも「日光に当たる時間」と心得る ●高年者は「肉」を食べれば体が元気になり、幸せも湧いてくる ●決めつけをしない「そうかもしれない思考」を取り入れる ●「とっても楽しかった」と最期に思えるよう、今日、何をするか決める ●老人性うつの早期治療が認知症を遠ざける、と知る ……ほか 第2章 65歳からの人生を左右する医療とのかかわり方 ●「頼りになるかかりつけ医(主治医)」を見つける ●自分の死生観をもとに自身の治療方針を決める ●「有名な医師が名医」という思い込みを捨てる ●「がんになったらどうしよう」と悩まず「がんになったらどうするか」を決めておく ●高年者にとってがんより怖いのは、がんの「検査」と「治療」と考える ……ほか 第3章 65歳からの人生を楽しむ生活術・思考法 ●自身を愛するために1週間に3回、自分にご褒美を与える ●YouTubeやNetflixを利用してお笑いの名人芸や名作映画を鑑賞する ●節制や我慢をやめて、「おいしい」と思うものを食べる ●塩辛いものを欲するのは自然の摂理。塩分不足は命取りになると心得る ●「10年後の健康」のためではなく「今日の自分」のために食事をする ……ほか
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3.0リーダーとは何か? 死といかに向き合うか? 第一人者が説く孔子の英知、理不尽の世の生き方。 論語の読み方と論語を通して見た世界を丁寧に解説。世界の見方が豊かになる本。 【もくじ】 1『論語』を深く読む 学校で学ぶことの中身 日本は知識偏重 知識そして道徳の実行 ほか 2『論語』の急所 学びて時に之を習う。 学而時習之。 朋 遠方自り来たる有り。 有朋自遠方来。 人 知らずして慍らず。 人不知而不慍。 過ちて改めず、是を過ちと謂う。 過而不改、 是謂過矣。 入りては則ち孝。 入則孝。 ほか 3『論語』で見ると違ってくる世界 上手に叱る才能 個人主義の欧米と家族主義のアジア 山中伸弥氏と対談 ほか 4ことばに見えてくる歴史 「はい」は幕末に生まれた新語 日本語は形式を重視 日本人の季節感 ほか 附篇 鬼誅か鬼滅か――東北アジアの死生観 あとがき
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3.5紀元二世紀頃、人類の三分の一はローマ帝国の領土に生きていた。帝国の領土は、北は氷海から南は砂漠まで広がり、多様な自然環境のもとで、さまざまな人種や民族が住んでいた。この人類史上例をみない巨大な帝国を築いたローマ人とは、どのような人びとであったのか。彼らの歴史から、現代人は何を学びうるのか――。千二百年以上の長きにわたって続いた空前絶後の帝国。そこで活躍した人びとに着目しつつ、古代ローマ史の第一人者が分かりやすく論じていく。【目次】はじめに~世界史のなかのローマ人/1 共和政という祖国/2 カウディウムの頸木/3 王者のつどい/4 「ローマの盾」と「ローマの剣」/5 父祖の遺風/6 カエサルという経験/7 ローマ人の死生観/8 「棲みわけ」のための哲人と粋人/9 諧謔と批判の精神/10 賢帝と愚帝/11 ローマ帝国の精神的傑作/12 歴史の宿命とローマ人/おわりに/「ローマ史」略年表/ローマ帝国の最大版図
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