落語の国からのぞいてみれば

落語の国からのぞいてみれば

770円 (税込)

3pt

時間の感覚、死生観、恋愛と結婚、酒……今の暮らしは、どこかヘン!? 江戸を向いて歩こう! 恋愛こそすべてという圧力、名前に対する過剰な思い入れ、死んだらおしまいと言えないムード……どこか息苦しくないか? 落語のなかに生きる人々の姿から、近代人のおかしさを撃つ! (講談社現代新書)

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落語の国からのぞいてみれば のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年07月17日

    江戸の世界観を現代に伝える落語。子どもの頃に両親に連れられて上野鈴本で観た正月公演。そこから落語好きになったのだが、今は江戸、明治という時代の雰囲気を楽しんでいる。著者は京都生まれで上方落語や江戸(関東)落語に深い造詣があることをひしひしと感じる。ライブで落語を聞けないとき、DVDではなくCDを推す...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月03日

    落語を少し聞き始めてきて面白くなってきたらこの本を読むべき。
    落語の世界の時代背景など堀井的解説をしていて、現代人にはとてもわかりやすく面白い。
    「落語ばんざい」的なことばかりでなく、現実や落語に対する聞き手としての率直な感想もおりこまれていて読んでいて納得する一冊。

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    Posted by ブクログ 2013年11月01日

    落語を題材にした、江戸時代の庶民の生き方。
    面白い。
    が、ちょっとこの、舐めた文体が、時に苛つく。

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    Posted by ブクログ 2012年12月14日

    落語を全く知らない私にもすんなり読める。
    落語を通してみる江戸時代(文化文政)の空気。

    左利きの武士はいない、とか
    日本酒は燗が常識とか、
    目から鱗のトピックもあり、面白かった。

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    Posted by ブクログ 2012年02月10日

    ある日突然「落語の国」に迷い込んでしまったビギナーにとって、この一冊はなかなか便利な「道しるべ」となっている。

    ここでは落語の歴史やあらすじ、おすすめの噺家などが紹介されるかわりに、落語に登場する人たちー 熊さんや八っつぁん、長屋のご隠居や与太郎といった魅力的な人物たち ーのことばや動きの背景をな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月07日

    落語の時代という200年前と現代の情勢を落語を交えながら比較しつつ語られた本。昔はいかに社会が優先され、今はいかに個人が優先されているか気付きを与えてくれました。随所随所で数々の有名落語ダイジェストもあり、面白かったです。

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    Posted by ブクログ 2017年08月29日

    最近、落語をよく聴く。
    話の背景を理解するのに便利。
    現代の常識はたった400年前の常識にあらず。

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    Posted by ブクログ 2010年11月21日

    [ 内容 ]
    時間の感覚、死生観、恋愛と結婚、酒……
    今の暮らしは、どこかヘン!?
    江戸を向いて歩こう!
    恋愛こそすべてという圧力、名前に対する過剰な思い入れ、死んだらおしまいと言えないムード……どこか息苦しくないか?
    落語のなかに生きる人々の姿から、近代人のおかしさを撃つ!第1章 数え年のほうがわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月10日

    ○テレビウォッチャーでコラムニストの堀井氏の作品。
    ○落語の登場人物や描写、時代背景などを、テーマごとに選りすぐり紹介したコラム集。
    ○典型的な古典落語から、新しめの創作落語まで、様々な話について、横串をさして紹介している点が斬新的。
    ○内容がやや小難しい部分もあるが、全体として面白かった。

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    Posted by ブクログ 2013年10月06日

    落語噺の住人も現代人も、のぞいてみればおんなじだ。
    人間ってもんをわかりやすく教えてくれる。落語にはそんなところもある。

    古典落語を聴く。なんも難しいことなんてねえ。ただ、聞けばいい。ちょっとのぞいてみようかなって感じでいいんだ。

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