江戸の気分

江戸の気分

770円 (税込)

3pt

4.0

病いとは戦わない、顔が信用のもと、神様はすぐそこにいる、米さえ食べられれば……大切なことはみんな落語が教えてくれた! 生き生きと語り継がれる江戸庶民の暮らしと知恵に学ぶ。(講談社現代新書)

...続きを読む

江戸の気分 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    堀井さん、流石です

    2021年08月16日

    膨大な寄席の経験とディズニーやスキーの調査能力を元に、また面白い本を出してくれました。感謝です。江戸の範囲を分かりやすく見せてくれたのも良いし、長屋の貧乏の説明も判りやすかったです。

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月03日

    落語を通して江戸の感覚を分析している。
    この本は落語を知っている人には、引用もありなっとくな本。

    この人はいずれ学校とかで講演するべきと思う。
    「落語から見る江戸」とかいう講演名で。
    よく見かける薄っぺらな江戸分析とは違う、しっかりとした分析がなされていると思う。
    この本の内容だけでも十分それに値...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月30日

    フロイトは「キツネタヌキに騙されるな」ような心理を未熟だというが、本書ではそれを豊さであるという、20世紀最大の科学者フロイトの知恵と江戸の知恵はどちらに共感できるかという形で読むと非常にスリリングでした。「蚊帳という結界」という着想や、無尽の話から始まる江戸のお金の話がいい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年11月25日

    落語が好きなので、「江戸の気分」というものを知っておきたいと購入した次第。堀井さんの本は「落語論」「いつだって大変な時代」(ともに講談社現代新書)を読みましたが、いずれもためになる作品でした。
    で、「江戸の気分」は、というと、これが現代人にもためになるのですね。
    たとえば、江戸の人は、「病い」を「引...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年06月20日

    落語から覗える江戸の「気分」を追体験してみよう!という本。

    一昔前に「週刊文春」を時々読んでいた(最近はほとんど買わないなぁ)が、この人の連載「ホリイのずんずん調査」は「はぁぁ」と体中脱力するほどクダラナイことを調べ、そのクダラナサのあまりについつい読んでしまう欄であった。「テーマパークのアトラク...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年09月07日

    落語の背景が理解できたという意味では収穫があった。しかし、しかし、全編を通じて「である調」と「ですます調」が混在する筆致はいただけない。この違和感はあとがきまで読み進めても同じだった。また、筆者は京都出身ということで、のっけから上方落語を引用しており、江戸≒昔の東京という先入観をもって読むと、文体と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月09日

    なかなか面白かった。
    語り手(著者)の口調が落語のようである。

    落語を題材に、江戸の生活や少し昔の日本と
    今の生活との違いなどが書かれている。
    病気に関しての江戸の人々の考え方、
    狐や狸に騙された話などは面白かった。

    0

江戸の気分 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社現代新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

堀井憲一郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す