作品一覧

  • 笑う花魁 結わえ師・紋重郎始末記
    4.0
    1~3巻550~639円 (税込)
    菊花結び、鶴結び、宝珠結びに五行結び――。あらゆる“結び”から超人的捕縛術までを操る、漢部紋重郎(あやべもんじゅうろう)は、江戸の花街・吉原で仕事をする結師(ゆわえし)である。ある日、金持の座興で花魁を縛るという依頼を受けた紋重郎は、特注の組紐を手に場に臨む。意外な事の成りゆきと、あらゆるものを結び、解く、神業が連続する痛快書下ろし長編時代小説!   (講談社文庫)
  • 渡世人
    5.0
    1巻680円 (税込)
    相次ぐ飢饉、進まぬ改革に、天下が揺らぐ兆しが見えた江戸幕末。練達の槍をひっさげ、幕府転覆を望む博徒・板割浅太郎は、上州の侠客・国定忠治と盃を交わす。関所を破り、役人を殺し、敵対する一家と血で血を洗う抗争を続ける無法の渡世! その果てに浅太郎を待つ数奇な運命とは? 動乱期を駆け抜けた渡世人の数奇な生涯を、独自の歴史観、死生観から活写する。書き下ろし長編時代小説。(講談社文庫)

ユーザーレビュー

  • 笑う花魁 結わえ師・紋重郎始末記

    Posted by ブクログ

    12/23-12/24
    いいねえ。
    時代小説に飽き始めてきた所だったので、
    いささか新鮮に感じました。
    これが気に入った「冗談と褌は又にしてくれ!」。

    0
    2009年10月07日
  • 渡世人

    Posted by ブクログ

    この作者の作品で最初に読んだ本です。それまで時代物は池波正太郎で終わっていた私ですが、このどっしりした主人公の一生を一度体験すると…これはスゴイ。読んでいるときの高揚感みたいなのと読んだ後の良い意味の落差が当分続いたことを覚えています。上手く言えないけど変わったノリと語感で一気に読ンぢゃった

    0
    2009年10月04日
  • 笑う花魁 結わえ師・紋重郎始末記

    Posted by ブクログ

    時代小説、江戸物人情噺?

    暑い休日には、江戸にトリップして
    粋なお話を読むのもいいもんだ。

    ホロリとか全然ない。
    派手な刃傷沙汰もない。
    吉原の話が主だから、ちょいエロだけど、
    かなり直接的な表現なのに
    あまりイヤな感じもない。

    特にラストは落語みたいで面白かったな。
    いやぁ、紋重郎さん、粋だわぁ。
    コレ、好きです私。

    0
    2016年07月31日

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