P+D BOOKS 夜の三部作

P+D BOOKS 夜の三部作

990円 (税込)

4pt

5.0

人間の“暗黒意識”を主題にした三部作。

人間の奥深い内部で不気味に蠢き、内側からその人を突き動かそうとする“暗黒意識”を主題に書かれた『冥府』『深淵』『夜の時間』の三部作。

作家・福永武彦の死生観が滲み出た作品群だが、各ストーリーにつながりはない。

「僕は既に死んだ人間だ。これは比喩的にいうのでも、寓意的にいうのでもない。僕は既に死んだ」という書き出しで始まる『冥府』は、死後の世界を舞台にした幻想的な作品。

『深淵』は敬虔なクリスチャンの女性と、野獣のごとき本能むきだしの男との奇妙な愛を描いた物語。二人それぞれが一人称の告白体で、サスペンス的な要素も色濃い作品。

『夜の時間』は、男女の三角関係を、過去と現在の二重時間軸構造で描くロマンあふれる作品。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    480ページ
  • 電子版発売日
    2016年08月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

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    Posted by ブクログ

    『人間を内面から動かしている目に見えない悪意のようなもの』著者が”暗黒意識”と言うものをテーマにした三つの中編小説。
    やっぱり福永さんはいいなあ。


    『冥府』
    死んだ青年の意識は気がついたら冥府にいた。
    そこは死んだ人々の意識が存在している。
    彼らは生前のことを思い出す。
    死者に対して、裁判官と、

    0
    2021年10月03日

P+D BOOKS 夜の三部作 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • 掲載誌・レーベル
    P+D BOOKS
  • ページ数
    480ページ
  • 電子版発売日
    2016年08月12日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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