古川薫の一覧
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2023/03/01更新
ユーザーレビュー
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吉田松陰が死の前日に書いた遺書であり、自らの魂を受け継がせる塾生に宛てた手紙である。
留魂録を読み、死ぬこととはどういうことか、その日まで自分の命をどう使うか、その死生観を考えさせられ、30歳の若者が死の前日にここまで落ち着いた文章で、自分の人生を総括できるものなのかと驚嘆する。
松陰の死生観と至誠...続きを読むPosted by ブクログ -
全訳されているため、意味は現代語で理解できる
自身の誠を持って話せばわかってくれると
最後まで信じていた吉田松陰が死を前に
門下生を焚きつけた文章。
→間部詮勝暗殺計画を自ら口走ってしまった
人には何歳で人生が終わるとしても四季がある
→その中でどんな実を結び、次の種をつくるのか
飛耳長目、外...続きを読むPosted by ブクログ -
吉田松陰の残した言葉そのものを知りたく読んでみました。
留魂録は松陰が処刑される前日に書きあげられたもので、松下村塾で共に学んだ弟子に対しての最後のメッセージがかかれています。人間は10歳には10歳の、30歳には30歳の、70歳には70歳のそれぞれの人生の四季があるという死生観は印象的でした。「身は...続きを読むPosted by ブクログ -
ドキュメンタリー風の小説。作者自身の体験がベースになっている。自分が最後に整備し、
メッセージを残した練習機が特攻に使われたことを知り、本作がなかばライフワークの
ような存在になったというが、たしかに行間に作者の気迫のようなものがが感じられた。
ちょっとした偶然や行き違いがもとで、運命的な出会...続きを読む★★きったん★★