桂 小五郎(上)

桂 小五郎(上)

660円 (税込)

3pt

4.5

長州藩主の侍医をつとめる漢方医の家に生まれ、幼くして大組士(高級藩士)桂家の養子となった桂小五郎は、嘉永五年、二十歳の秋に萩から江戸へ出た。江戸三大剣客のひとり斎藤弥九郎の練兵館に入門して修行に明け暮れた小五郎は、一年もたたずに神道無念流の免許皆伝を受ける。塾頭となって間もなく、ペリーの浦賀来航で日本中に未曾有の衝撃が走り、小五郎は砲術、造船術、西洋兵学と模索して、かつての軍学の師・吉田松陰の影響を受けながら、次第に志士としての成長を遂げていく。

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桂 小五郎 のシリーズ作品

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  • 桂 小五郎(上)
    660円 (税込)
    長州藩主の侍医をつとめる漢方医の家に生まれ、幼くして大組士(高級藩士)桂家の養子となった桂小五郎は、嘉永五年、二十歳の秋に萩から江戸へ出た。江戸三大剣客のひとり斎藤弥九郎の練兵館に入門して修行に明け暮れた小五郎は、一年もたたずに神道無念流の免許皆伝を受ける。塾頭となって間もなく、ペリーの浦賀来航で日本中に未曾有の衝撃が走り、小五郎は砲術、造船術、西洋兵学と模索して、かつての軍学の師・吉田松陰の影響を受けながら、次第に志士としての成長を遂げていく。
  • 桂 小五郎(下)
    660円 (税込)
    藩命によって桂小五郎が木戸姓に改名したのは慶応元年九月、前年の禁門ノ変で幕府のお尋ね者となったためである。八カ月の間、但馬・出石に潜伏して萩に戻った小五郎は、藩命を受けてふたたび京都へ出、坂本竜馬の斡旋で、薩摩の西郷隆盛と結び、維新回天の原動力となる薩長同盟を作り上げた。──疾風怒濤の時代を生き抜き、明治新政府の高官として登場する木戸孝允は、まるで別人格のような肌ざわりで生彩に欠けるとの世評に対して、善意の視線で彼の生きざまを描く感動の長篇小説。

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桂 小五郎(上) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2012年04月10日

    桂小五郎・・・はどんな人だったのかというと、 いわゆる伝奇小説に描かれているような“怜悧さ” “俊敏さ” “先見の明” は、・・まぁ あるにはあった。 が
    現実の桂さんってもっと失敗もしたし、周囲の人がドン引きするようなこともやったりしていたし後世の人々からみて批判されるようなことだってしてた。(維...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    山口薫氏の少々古い小説。当初は「炎と青雲 桂小五郎篇/木戸孝允編」として1977年から毎日新聞に連載された小説。いま手にしているのは、「桂小五郎」と改題された上下巻です。

    先般、司馬遼太郎の「花神」で大村益次郎を読んだとき、「一見変人のようにも見える大村益次郎を、どうして桂小五郎は登用したのだろう...続きを読む

    0

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