ドミニク・チェンの作品一覧
「ドミニク・チェン」の「ウェルビーイングの設計論」「ウェルビーイングのつくりかた 「わたし」と「わたしたち」をつなぐデザインガイド」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
ユクスキュルの環世界論。暇と退屈の倫理学も同時に読んでいたので、この本でも出てきたことに運命を感じた。また、Spotifyの超相対性理論でも紹介されていたこともあり、即購入した。
内容は娘の誕生という、生と死の同時に感じた出来事から分かり合えなさについて、言葉について、自己を拡張することについて、学びについて述べられている。ドミニクチェンの人生から自分の人生について考えさせられる一冊。
印象に残った部分
学習行為とは個の中だけで行われるのではなく、他者との関係性の中で発達すると実感した。
学習を行う必然性が娘に生じる状況を、一種の場のデザインとして作り出した。
ひとつの能力が線形に上昇するプロ
Posted by ブクログ
原題は「ポジティブ・コンピューティング」ということで、ITあるいはデジタル技術をいかに人間のウェルビーイングにつなげるか、を問いかけた本になります。そのため前半ではウェルビーイングの定義やそれを規定する要因について、医学、心理学、社会学、経済学など様々な分野のアプローチを紹介し、どのような要因がウェルビーイングを構成しているのか解説しています。大きくは3つの因子が紹介されています。
1. 自己因子(ポジティブ感情、動機付け&没頭、自己への気づき、マインドフルネス、心理的抵抗力・回復力)
2. 社会的因子(感謝、共感)
3. 超越的因子(思いやり、利他行動)
そしてそれぞれについて、どうすればテ
Posted by ブクログ
クロスボーダーという言葉が地域を指す言葉だけではないことを、文章という純粋なものだけで示した作品。本人がトリリンガルであること、リセに通っていた頃の語学がエキサイティングな自分の領域を拡張するものであったこと、さらに、ゲームはこうした意識、世界観をただスイッチを入れるだけで変えるツールであったこと、そして何より娘を授かったことによって自分の死を予報されたと感じたこと。生死を考えることと、意識を拡張していくこと、その二つが織りなす美しい体験ができる。
昔であれば筆跡から、その書いた人の息遣いを感じることができた。今は、タイピングであり、もはやデジタルである。しかし、そのタイピングそのものに息遣い