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隠れ町飛脚 三十日屋
「普通の飛脚屋では扱えない『曰くつき』の品であること」「お代はお客自身が決めること」そんな二つの条件に見合った品だけを届けてくれるというのだ。三十日屋を営むのは年増の女性・お静。とある過去を抱えているようで―― -
隠れ漫画家さんと飯スタントな魔人さん ~〆切前のニラ玉チャーハン~
表では普通の女子高生、裏では漫画家という生活を送っている紬。 ある日、自信の過去作やらボツ原稿などが眠る押し入れを開けるとそこには、紬が描いた漫画を真剣に読む魔人がいた。 そして、いつの間にか魔人は有能なアシスタントになって、掃除や料理もしてくれるように……!? 隠れ漫画家な女の子と世話焼き家政婦の魔人のほっこりまったり日常系コメディ! -
かくれんぼが好きな猫
〔トラ猫ミセス・マーフィ〕 黒人住居跡の発掘作業中に、白人の人骨が発見された。二百年前に起きた殺人事件の被害者だということが判明し、クロゼットの町の住人たちは大騒ぎ! ミセス・マーフィは、発掘された人骨に不審な跡があるのを見つけるが……キュートな猫の名探偵が歴史を掘りおこす、シリーズ第三弾。 -
かぐや様は告らせたい ―天才たちの恋愛頭脳戦― 映画ノベライズ みらい文庫版
あの大ヒット映画『かぐや様』がスクリーンに帰ってきた!! 待望の実写映画続編にして、完結編をノベライズ! 平野紫耀(King & Prince)&橋本環奈出演の大人気映画ノベライズ! エリートが集う私立・秀知院学園。白熱の『第68期生徒会長選挙』を経て、ふたたび会長、副会長となった白銀御行と四宮かぐやは、互いに好き合っているにもかかわらず、「告白したほうが負け!」という思いにとらわれ素直になれない。生徒会室でくりひろげられてきた「いかにして相手に告白させるか」という恋愛バトルはヒートアップ! 学園の2大イベント「体育祭」と「文化祭」を舞台に、互いの尊厳をかけた恋愛頭脳戦がはじまる――!! -
カグヤ姫と千年の約束
「この千年間、あなたに再び巡り合うために生きていました」 幼いころ両親を亡くした弥白は、引き取られた叔父の家で虐げられて育った。 ある日身体の中に眠っていた弥白の前世・カグヤと入れ替わり、2人は協力して苦難を乗り越えようとする。 その後名家の主・氷雨が求婚に訪れ、前世の記憶を思い出すよう迫った。 彼は前世の宿敵であり恋人で、カグヤと再び巡り合うために千年の時を生きているという――。 一章 カグヤ姫の結婚 二章 結婚生活 幕間 千年の孤独 三章 帝都での買い物 四章 鬼の呼びかけ 幕間 氷雨と帝 五章 月からの使者 幕間 氷雨の決意 六章 目覚め 七章 カグヤの死 幕間 弥白の初恋 八章 最期の願い 九章 月の都 2016年『お前を、祝ってやろうか!?』で第5回講談社ラノベ文庫新人賞の佳作を受賞し、作家デビュー。2018年第1回小説家になろう×スターツ出版文庫大賞で『あやかし食堂の思い出料理帖』がほっこり人情部門を受賞。 著書に『狼様の運命の花嫁』『蛇神様の不都合な運命』(マイナビ出版)、『白龍神と月下後宮の生贄姫』(スターツ出版)、『鬼束くんと神様のケーキ』(アルファポリス)などがある。 -
神楽坂
【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。「女心拾遺」若い頃から放蕩三昧だった70歳近い唐沢。そんな夫を諦めといたらなさと自分を責めてきた妻。しかし若い女中との関係を知ると複雑な嫉妬心がわき起こる。「神楽坂」第3回芥川賞候補。神楽坂に住む高利貸しの馬淵。本妻と妾、その周りの女達。人物たちの生き生きとした心情、思惑、哀しさを描いた作品。「く女抄録」寿女はせむしであった。刺繍の才能を見いだされ師匠のもとで修行するが、若くして死んでしまう。その遺作は傑作であった。不幸な女の人生を繊細に情感豊かに描いた作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
神楽坂愛里の実験ノート
神楽坂愛里(かぐらざかあいり)は東央(とうおう)大学大学院に通うリケジョ。何よりも努力を尊び、ノーベル賞を目指し道を切り拓いてきた。ある日、同じ研究室の福豊颯太(ふくとよそうた)が実験に使うラットが集団死した。感染症の疑いに周りが騒然とする中、真相を突き止めようと、立入禁止の現場に潜り込む……! 踏みにじられた努力と、奪われた命に報いるため、科学を愛する愛里が推理する! -
神楽坂・悉皆屋ものがたり
鎌倉にある呉服屋の長女・紬は、どうしても着物に興味をもてず、店の経営に腐心する日々を送っていた。そんな様子を見かねた両親の強引な指示によって、彼女は神楽坂の路地裏に建つ悉皆屋で修業することになる。 仕立て直しや洗い張りなど、着物のメンテナンスを一手に引き受ける悉皆屋。飄々とした店主や軟派な大学生らと共にこの店で働くうち、紬はこれまで気づかなかった着物の魅力にはまっていく――。 瀟洒な街・神楽坂には、日本伝統の美が、よく似合う。 -
禍系図
「──お前は、器だ。」 何度となく聞かされた言葉に、毎夜どくどくと流し込まれる”穢れ”。 そう、この村は穢れている。 この村では、仏師の一族である八塚家に逆らったものは呪い殺されるという。 そんな仏師・志堂の妾となってしまった主人公・祝織は、 「穢れた地で、穢れを落とし仏を彫る」という名目のもと繰り返される陵辱に、心身を蝕まれていた。 ”器”としてだけの自分の存在に、正気も生気も失いかけたある日、 友人の浩介が祟りの噂の通り、口からおびただしい数の虫を吐き出し謎の死を遂げる。 浩介の葬儀で出会った刑事の「祟りに見せかけた殺人かもしれない」という言葉に、 疑心暗鬼になりながらも協力する祝織。 揺らぎ始めた歪な日常の中で、見え隠れし始めた悍ましい歴史と、異形の存在。 生と死が弄ばれる狂気の村で、苦悶と恍惚の果てに少女は何を知る。 -
火刑法廷〔新訳版〕
広大な敷地を所有するデスパード家の当主が急死。その夜、当主の寝室で目撃されたのは古風な衣装をまとった婦人の姿だった。その婦人は壁を通り抜けて消えてしまう……伯父の死に毒殺の疑いを持ったマークは、友人の手を借りて埋葬された遺体の発掘を試みる。だが、密閉された地下の霊廟から遺体は跡形もなく消え失せていたのだ! 無気味な雰囲気を孕んで展開するミステリの一級品 -
かけがえのない心
お母さん、聞こえますか? 私はこうして生きています。 幼少期、海外養子縁組に出されたナナは、フランスで役者兼劇作家として暮らす。 そんな彼女に突然、人生を変える2つの知らせが届く。 別れた恋人との間に子どもを妊娠したことと、韓国から来た、自分の人生を追ったドキュメンタリー映画への出演依頼と。 生みの親を知らないナナは、生まれてくる子どものためにも自分が“誰なのか”を見つけようとソウルへ向かう。そして、思いもしなかった人たちとの出会いから、35年前、駅に捨てられた暗い記憶の糸が少しずつほぐれていき……。 海外へ養子に出された子どもたち、米軍の基地村で生きた女性たち……。 現代韓国の歴史の中でなきものとされてきた人たちに、ひと筋の光を差し込む秀作長編小説。 第27回大山文学賞受賞作 韓国系国際養子のルーツ探しというこの小説の「特殊な」主題が、日本の読者の方々に「普遍的な」ものとして届くようにと、そして誰かがこの作品を読んでいるとき、生命への尊重や人と人との絆への信頼という明かりが灯ってくれたらと願っています。(「日本の読者のみなさまへ」より) -
駈込み訴え(乙女の本棚)
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人気シリーズ「乙女の本棚」第33弾は、文豪・太宰治×イラストレーター・ホノジロトヲジのコラボレーション! 小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。 あの人は、私の女をとったのだ。いや、ちがった! あの女が、私からあの人を奪ったのだ。 「ずたずたに切りさいなんで、殺して下さい」。男はそう言って、自らの師の居場所を密告した。 太宰治の名作が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズではイェイツ『春の心臓』、江戸川乱歩『人間椅子』、夢野久作『死後の恋』、『瓶詰地獄』、泉鏡花『外科室』を担当する大人気イラストレーター・ホノジロトヲジによって描かれる。 名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。 自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。 -
賭の季節
映画スター・上杉悠子邸の玄関先に倒れていた死体――それは、悠子にそっくりの女であった。熱狂的なファンの「自殺」として片づけられたこの事件に、木島刑事は疑問をもつ。「捜査の邪道かもしれないが……」彼は心に殺人事件を描いてみた。悠子には幼くして別れた双生児の姉・竹村久子がいた。死体は、この久子なのだろうか、あるいは悠子その人なのかもしれぬ。刑事は、付人の西条悌子とマネージャー・藤岡謙にあたった。捜査が、華やかな女優生活の裏にひそむ「影の女」の存在を知った時、事件は意外な終末を迎える。巧妙なトリックを用い、「女の賭」を描く本格推理。 -
カケラ
美容外科医の橘久乃は幼なじみの志保から「やせたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。有羽は高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリー長編。 -
影
高潔なノーベル賞作家に隠された「心の闇」。 ノーベル賞作家である父アクセル・ラグナーフェルトは、脳疾患で全身麻痺(まひ)となり施設に入っている。息子ヤン=エリックはその威光で尊敬を集めて生活しているが、家庭は崩壊し浮気三昧(ざんまい)の日々だった。 物語は、高齢で死んだ老女の身元確認から始まる。彼女はかつてラグナーフェルト家で家政婦をしていた。葬儀のために探し物をすることになったヤン=エリックは、事故死と聞かされてきた妹の死因に不審を抱く。やがて彼は、高潔なはずの父が何かをひた隠しにしていることを知る……。 人は、ここまで堕ちることができるのか――生きることの絶望と希望に迫る問題作。 -
影歩む港
一人ずつ人間が消されていく……霧の深い夜に訪れる異様な影! 北の港町にある居酒屋「一膳」にフラリとやってきた光馬宗吉。地元の四人に加え、常連客の一人となった頃、霧の濃い夜に、街角で若い娼婦が相次いで斬殺された。百年ほど前、ロンドンで起きた「切り裂きジャック」事件を彷彿させる事件であった。光馬は、霧に紛れて消えた異様な影を目撃、その真相に迫るが…。 次々に起こる怪異な事件とともに、常連客が一人ずつ殺されていく…。ホラー・サスペンス。 ●菊地秀行(きくち・ひでゆき) 1949年、千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者の傍ら同人誌に作品を発表し、1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー。1985年、『魔界行』三部作が大ヒット、人気作家の座を不動のものとした。伝奇・幻想・バイオレンス小説の第一人者。著作は300冊を超える。 -
翳った旋舞
東京の女子大学を卒業してR新聞社資料調査部に働く順子は、ある日外国要人の写真を係に取り違えて渡し、その日の夕刊の写真誤用は社内に大きな波紋を呼んだ。部長末広と次長の左遷。――責任を感じた順子は編集局長川北に辞表を提出するが、川北は意外にも彼女を銀座のクラブに誘う。二人の接触は、川北に恨みを抱く末広により、スキャンダルとして暴露された。社内に激化する醜い派閥争い。職場への夢を失った順子は、一夜川北から財界の怪物海野を紹介されるが…。人生の確かな手ごたえを求めてさまよう、一女性の心と行動を鮮やかに捉えた巨匠の長編現代ロマン。 -
花月の神話
“ねぇ、真実は誰が私たちに教えてくれるの?生きていくうえで、何が一番大切なのか、誰が私たちに教えてくれるの?”無垢すぎる魂は、現実の世界で哀しいほど傷つきやすく、でもそれでも、生きる術はあるはず。何処かにきっと。 (※本書は2004/3/1に株式会社 新風舎より発売された書籍を電子化したものです) -
影と踊る日
「おまえは出来は悪いが、うちの娘だ」 思いつめたら突き進む“跳ねっ返り”女性警察官の真情。 認知症の高齢女性を助けた青年が水死体で発見された。 鈴山澪は事件の背後に悪名高い刑事の存在を探り当てる。 不審な動きを見せる刑事は何を追っているのか? 特殊詐欺の闇を抉り出す渾身の警察小説! 心優しき青年はなぜ殺されなければならなかったのか? 新潟県警に勤務する鈴山澪は地元のテレビ番組で、特殊詐欺対策啓蒙コーナーを担当している。 共演者の麻子は、恋人を詐欺被害で亡くしていた。ある日、麻子は生放送で、未だに捕まらない 犯人への憎しみを口走って炎上する。 一方、澪の友人で、大雪の日に認知症の高齢女性を保護して表彰された青年がいなくなる。 その件に絡んで謹慎となった澪は行方を探し、富山の海岸で変わり果てた姿を目にする。 辿りついた防犯映像には地元暴力団との交際が噂される刑事の姿が……。 警察組織に背を向けて事件を追う澪は、いつしか、封印した自らの過去に踏み込んでいくことに――。 新潟を舞台にした新たなる警察小説 -
影ふかき人
心ならずも神宮球場のスーパースターの妻となった冴子は、新婚旅行の途次、新郎・信三とともに事故に遭ってしまう。そして、新婚初夜にも関わらず、冴子は建築家の城田と結ばれ、子を孕んでしまうのだった。それでも、意識の定まらない状態になった信三を愛せるようになった冴子だが、奇跡的に元に戻った信三の暴君振りに、今度は家を出てしまう。そこには、独身となった城田に想いをかける3人の女たち。だが、ついに冴子は城田と……。 -
影踏亭の怪談
僕の姉は怪談作家だ。本名にちなんだ呻木叫子というふざけた筆名で、専攻していた民俗学でのフィールドワークの経験を生かしたルポルタージュ形式の作品を発表している。ある日姉の自宅を訪ねた僕は、密室の中で両瞼を己の髪で縫い合わされて昏睡する姉を発見する。この常識を超えた怪事件は、彼女が取材中だった旅館〈影踏亭〉に出没する霊と関連しているのか? 姉を救う手掛かりを求めて宿へ調査に出向くことにした僕は、宿泊当夜に密室で起きた殺人事件の容疑者となってしまい……第17回ミステリーズ!新人賞受賞作ほか、全4編を収録。/【目次】影踏亭の怪談/朧トンネルの怪談/ドロドロ坂の怪談/冷凍メロンの怪談/解説=朝宮運河 -
影踏亭の怪談
僕の姉、梅木杏子は本名をもじった呻木叫子というふざけた筆名で実話怪談を執筆している。年末、姉が単身で住む東京のマンションを訪れた僕は、粘着テープで拘束された上、意識不明となっている状態の姉を発見する。その両瞼は彼女自身の髪によって縫い合わされていた――この異様すぎる事件は、姉が取材していた「午前2時17分の不在着信が告げる予言」という怪談に端を発するのだろうか? 僕はその怪異が起きた「K亭」という宿を訪れるが、そこで待ち受けていたのは、この世の者が為したとは思えない、おぞましくも謎めいた密室殺人事件だった。第17回ミステリーズ!新人賞受賞作。/第17回ミステリーズ!新人賞選考経過、選評=大倉崇裕 大崎梢 米澤穂信/(本電子書籍は『ミステリーズ! vol.103』(2020年10月初版発行)に掲載の同作品を電子書籍化したものです。)
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