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Posted by ブクログ
1日で読み切った。それくらい続きが気になって読み続けてしまった。
松原の育ってきた環境と、性格と、友人関係と、仕事環境と。色々な角度からストーカー加害者の心情や背景が描かれていて、松原がどういう人間なのか。どういう考え方をするのか。というのが、すごく伝わってきて、気持ち悪かった。たぶん読みながらしかめっ面になってたと思う。
さくらちゃんが家族とか大事な人に迷惑がかかるから、悪い影響が出てしまうのではと、1人で抱え込んでしまう気持ちはとても分かる。じゃあどうすればよかったんだろうとモヤモヤする。
私だったら、と考えてはみるものの、そもそもさくらちゃんと考え方も性格も異なるので、なんの解決策にもならない。
ぐるぐる考えながらこの読後感を味わうことにします。
Posted by ブクログ
ストーカーという存在を、とても真っ直ぐに描いた作品だった。
読んでいて何度も「どうしてこんな結末になってしまったんだ」と考えさせられる。被害者だけでなく、加害者側の歪んだ思考も描かれることで、その異常さや恐ろしさがより伝わってきた。
特に印象に残ったのは、「ストーカーは風化しない。誰よりも何よりも努力して、運も味方につける」という言葉。その執着の恐ろしさに納得すると同時に、ぞっとした。
一方で、その執着の果てに、唯一の理解者ともいえる住吉との繋がりさえ失い、松原は本当の意味で独りになってしまう。その結末には何とも言えない虚しさが残る。
終盤の展開は衝撃的だっただけに、その後の松原の独白はあまり頭に入ってこなかった。そこだけが少し惜しかったが、ストーカーという存在の怖さを真正面から描いた作品として印象に残った。
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