犬怪寅日子の作品一覧
「犬怪寅日子」の「ガールズ・アット・ジ・エッジ」「ガールズ・アット・ジ・エッジ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「犬怪寅日子」の「ガールズ・アット・ジ・エッジ」「ガールズ・アット・ジ・エッジ」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
わたしはこの小説が刺さるほうの読者だった。
はるか昔から一族に仕えてきた少女型アンドロイドによる、静かな語りがよかった。血を分け与え生きてきた一族という独特の世界観だけれど、歴史書を見ていくと不思議と愛さずにはいられなくなる。
読者としては、無理なく自然に過去の記録を読ませてもらえるのがよかった。はじめは家系図がややこしいと思ったけれど、人と人との繋がりが頭の中にできてくると、本当に面白い。
一族の全員が束縛のなかで自由を思い描いて行ったり来たりと苦しんでいた。それでも仕来たりに従うことを選ぶ者、束の間でも自由を得ることを選ぶ者、反骨精神を隠し持つ者、さまざまな思いがあって胸が締め付けられた。
Posted by ブクログ
これはやさしい本当の物語。─これはやさしい偽りの記録。
──
アンドロイドは電気羊の夢を見るかを想起させる要素が散りばめられながらも、その実、対極な作品であった。どちらかというと、日本のSF(少し不思議)の要素を色濃く受け継いだ作品である。そもそも本作に登場するサイエンスフィクションとしての要素は希薄である。科学技術が発達したことによる虚構は「you」のみであり、それ以外はファンタジーとしての虚構となる。つまり、物語の構造としてもアンドロイドは電機羊の夢を見るかとは全くの対極という立ち位置となる。
また、感じさせるテーマも別物であろう。「アンドロイドは電機羊の夢をみるか」は機械生命体であ