あらすじ
ボーイを殺した女の子たちのピンサロ・クライム・ノワール
真夏のピンサロで黒服の男が殺害された。四人の風俗嬢と一人のボーイは共謀し、死体を埋めるため逃亡する。男を殺したのは誰か?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
この作家さん、天才!
なんという本なんだ
読み終わって、まず思ったことです
自分と登場人物の生き方と考え方はかけ離れているのに、すごく共感できます
今までの自分の考えや価値観をガンガン揺さぶられました
ずっーと衝撃を受けながら読み進めていました
もっと話題になり、賞をとるべく本だと思います
本当に読んで良かったです
Posted by ブクログ
4.2
p67
とりわけ特別な情の類いは、単なる破滅の前触れであることが多い。
p166
こういう時、平然を装うことが第一の自己防衛になる。自分は大丈夫なのだと他人に知らせることで、自分の心を守る。
p227
幸せとは、こういうことを言うのかもしれないと思った。最悪の一歩手前で、小さく遊ぶこと。
p337
好きなものを知られているというだけで、なぜこんなに苦しい気持ちになるのかわからない。
p342
偽物の名前と、その場限りの関係だったからこそ、本当だった。
p370
一瞬でも同じ世界にいられたということは、未来の救いになるはずです。だから私はこの先どうなっても、あの時のことも、今日のことも、忘れません。
Posted by ブクログ
女であることを考えさせられる作品すぎる。人生の正解ってないよなと思いつつ、やっぱり周りに感化されて自分の中の基準はできるよなみたいなことを思ったりしました。
最初の杏ちゃんのパートはちょっとまとまってないなと思ったが、次からどんどんいろんな人の目線に変わっていって事件の詳細が解明されていくのは見事すぎる
Posted by ブクログ
前作羊型式人間模擬機に比べてとても読み易く、理解しやすい作品になっていると思いました。人それぞれ感性が異なり、でも、自分にもこの感覚がある!と言う人物表現にドキドキしました。次作を楽しみしています。素敵な作家さんですね、ありがとう。
Posted by ブクログ
風俗店で黒服の男が殺された。
彼を直接的に死に至らしめたのは誰なのか。
感想を書くのが難しい。
傍から見たら救われないラストなのだけど、きっと彼女たちにとっては救いだったのだろうな。
2周目を読んだら、また見え方が変わるかな。
Posted by ブクログ
怒りだ。強い怒り。生きていると多くの人が支配される感情だ。彼女達はそれを殺人というかたちで発露させた。
残念ながら救世主は来なかったが、そもそも彼女達には最初からヒーローなんて要らなかったのだろう。殺された男、塩原もまたヴィランというにはあまりにも小物のただの屑だ。似たような屑は世の中にまだまだ溢れている。だけど、少なくとも一人は消えた。
「よかった。一人だけでも殺せて」